鬼滅の刃関連銘柄

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2020年5月18日発売の週刊少年ジャンプ24号で最終回を迎えた人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月16日より全国の映画館で公開開始となりましたが、配給のアニプレックスが公開から3日間で興行収入46億2311万7450円、動員342万493人を記録したことを発表し話題となりました。

公開初日となる2020年10月16日(金)に記録した興収(12億6872万4700円)と動員人数(91万507人)は、平日における日本国内で公開された映画の興行収入と動員人数の歴代1位となったようで、17日(土)、18日(日)に記録した興行収入、動員人数も土日における歴代1位の記録となったようです。

鬼滅の刃は2019年にアニメ化され大ブームとなりましたが、新海誠監督の「君の名は。」や「天気の子」を上回る記録というのは凄いですね。

レビューや口コミを調べてみると高い評価を得てきている印象なので、もしかしたら日本の歴代興行収入ランキングで1位の千と千尋の神隠しの興行収入308億円を超えてくるかもしれませんね。⇒【※追記】公開73日間で歴代興行収入ランキング1位となり、2021年5月6日発表時点での興行収入は398.8億円となっているようです。

関連銘柄が人気化し株価を上げているので、今回は簡潔にテーマ株「鬼滅の刃関連銘柄」についてまとめてみたいと思います。

【※追記】『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』はアメリカで2021年4月23日より公開となり、全米にて興行収入ランキング1位(※2週目の週末2021年4月30日~5月2日において)を獲得し再び話題となりました。

日本映画としては「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」以来(21年半ぶり)の快挙となるようですが、2020年公開作において「世界興行収入1位」となることがほぼ確実となってきているようです。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主役とも言えるキャラクター「煉獄杏寿郎」の誕生日である2021年5月10日(月)にも「世界興行収入1位(2020年公開作において)」となっている可能性が高いようなので、またテーマ性を強めてきた際はいち早く注目できるよう、物色人気が向かいそうな関連銘柄をしっかりと把握しておきたいところではないでしょうか。

鬼滅の刃関連銘柄一覧

鬼滅の刃関連銘柄としてはグッズを販売した経緯のある企業や、鬼滅の刃とのコラボ商品を展開してきている会社などが挙げられている感じでしょうか。

  • 1491 中外鉱業
  • 2212 山崎製パン
  • 2388 ウェッジホールディングス
  • 2590 ダイドーグループホールディングス
  • 2695 くら寿司
  • 2769 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
  • 2897 日清食品ホールディングス
  • 3935 エディア
  • 5103 昭和ホールディングス
  • 6758 ソニー
  • 7448 ジーンズメイト(7697 REXT)
  • 7608 SKジャパン
  • 7809 壽屋
  • 7832 バンダイナムコホールディングス
  • 9602 東宝
  • 9142 JR九州
  • 9983 ファーストリテイリング

その他、セブン&アイホールディングス(3382)、ファミリーマート(8028)、ローソン(2651)などコンビニを展開している銘柄や、文教堂グループホールディングス(9978)、三洋堂ホールディングス(3058)など書店を運営している銘柄も挙げられてきている印象ですが、大きく株価を上げた銘柄の詳細について、どういう関連性・材料があり鬼滅の刃関連銘柄とされているかをまとめてみたいと思います。

鬼滅の刃関連銘柄 REXT(7697)【ジーンズメイト(7448)共同株式移転】

ジーンズメイト「鬼滅の刃ITEM」

ジーンズメイト(7448)は2020年10月14日あたりから株価を上げ、2020年10月19日、ストップ高まで買われ取引終了となってますが、同社はTVアニメ「鬼滅の刃」アイテとしてパーカーやTシャツやトートバックを販売しています。

鬼滅の刃の関連グッズを販売していることから鬼滅の刃関連銘柄として物色され急騰した格好でしょうか。

アパレル会社とのコラボで言えば、ユニクロのUTも「鬼滅の刃」とのコラボTシャツを販売しているので、ファーストリテイリング(9983)も関連銘柄として挙げられそうな感じでしょうか。

また、靴下屋のタビオ(2668)は鬼滅の刃のキャラクターの刺繍が入った靴下を販売していることから鬼滅の刃関連銘柄として挙げられているようです。

【※追記】ジーンズメイト(7448)、ワンダーコーポレーション(3344)、HAPiNS(7577)の3社は、共同株式移転の方式により、2021年4月1日付で完全親会社となる「REXT株式会社」を設立し、その完全子会社となり3社の株式は2021年3月30日(火)付で上場廃止となっています。

なのでジーンズメイト(7448)の代わりに鬼滅の刃関連銘柄として注目されるとすれば2021年4月1日に新規上場となった3社の親会社であるREXT(7697)でしょうか。

チャートを見ると2021年5月7日(金)に物色され株価を上げてますが、2020年公開作において「世界興行収入1位」となることが期待されてきているので、週明け5月10日(月)からの値動きにも注目してみたいところではないでしょうか。

鬼滅の刃関連銘柄 ソニー(6758)

ソニーグループのアニプレックス

鬼滅の刃をアニメ化した映像作品の企画・製作などを行う「株式会社アニプレックス」は、ソニーの100%完全子会社である「ソニー・ミュージックエンタテインメント」の子会社です。

アニプレックスはアニメ「鬼滅の刃」 公式サイトにて鬼滅の刃の関連グッズを販売しています。

ソニーはアニメ事業に注力してきている印象ですが、鬼滅の刃の映画が大ヒットとなったことでアニメの「Blu-ray」や「DVD」がまた売れてくるかもしれませんね。

【※追記】同社株は2021年4月28日に発表となった「2021年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結)」の内容がネガティブ視され2021年4月30日から売られる展開となっていますが、テーマ性・材料が豊富な銘柄なので良さそうな押し目を狙われている方も多いのではないでしょうか。

鬼滅の刃関連銘柄 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)

鬼滅の刃のヴィレッジヴァンガード限定グッズ

ヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)は書籍や雑貨を販売する「ヴィレッジヴァンガード」を展開している企業です。

同社は鬼滅の刃のヴィレッジヴァンガード限定グッズを販売していることから鬼滅の刃関連銘柄として挙げられています。

【※追記】同社株は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け業績が悪化し赤字拡大となってきています。

自己資本比率が26%(2021年4月1日時点)となってきており株主優待が廃止されるのではないかという懸念がありそうなので、鬼滅の刃関連銘柄として物色人気が強まった2020年10月頃とは状況が違ってきているかもしれません。

鬼滅の刃関連銘柄 ウェッジホールディングス(2388)

2020年10月19日、ウェッジホールディングス(2388)がストップ高まで買われ取引終了となりましたが、同社はエンドロールの「宣伝協力」に社名が出ていたことから鬼滅の刃関連銘柄とされ急騰したようです。

同社の親会社である昭和ホールディングス(5103)も前日比+19円(+30.65%)と株価を上げ取引を終えていますが、IRに電話した方によると、鬼滅の刃の製作委員会に入っておらず映画の収益分配はないようで、本の編集の関係でエンドロールにのっただけのようです。

エンドロールの社名までよく見ているなーって感じですが、短期的なテーマ株となるかもしれないので、高値で飛びつき急落に巻き込まれないように注意しましょう。

【※追記】同社株は2020年10月20日高値275円まで急騰しましたが、その後やはり急落する展開となりましたね。

テーマ株は思惑だけで急騰したりしますが、しっかりと関連性があるかどうかを調べることも大切です。

鬼滅の刃関連銘柄 JR九州(9142)

JR九州のラッピングトレイン

JR九州(9142)は劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開を記念して、TVアニメ「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーンとして「デジタルスタンプラリー」や「記念きっぷの販売」や「ラッピングトレインの運行」などを行っています。

臨時列車「SL鬼滅の刃」を2020年11月1日(日)、3日(火・祝)、15日(日)、21日(土)、23日(月・祝)に運行することが話題となりました。

鬼滅の刃のファンが足を運ぶのではないかと思われ、JR九州は利用者が増えるかも?と期待されましたが、鉄道会社は新型コロナウイルス感染症の影響を長く受けてしまっている印象ですね。

赤字転落となり先行き不透明感が強そうなので、同社株は感染症収束の見通しがたってくるかどうかというところが大きそうな感じでしょうか。

鬼滅の刃関連銘柄の本命株・出遅れ株を上手く狙いたい人は?

ダイドーグループホールディングス(2590)、くら寿司(2695)、エディア(3935)、日清食品ホールディングス(2897)、バンダイナムコホールディングス(7832)など、鬼滅の刃とコラボしている会社は色々ありますが、映画が大ヒットとなり、またコラボ商品を企画・販売してくる銘柄も出てくるかもしれませんね。

邦画配給最大手の東宝(9602)、オンラインクレーンゲーム「トレバ」を展開しているサイバーステップ(3810)、アニメキャラクターの商品を販売する中外鉱業(1491)、壽屋(7809)、SKジャパン(7608)など、鬼滅の刃から連想される銘柄も鬼滅の刃関連銘柄として挙げられてきている印象ですが、こうしたテーマ株は人気の株情報サイトで取り上げられることで物色人気を強めたりするので、利用者が多そうなサイトが配信する今後の個別銘柄情報にも要注目と言えるかもしれません。

テーマ株は時事ネタが刺激材料となり物色資金が次々と移り変わっていく傾向があるかと思いますが、今後のテーマ株の本命株・出遅れ株を上手く狙っていきたいと思われる方は、リアルタイムに旬なテーマ株情報を配信してきている株情報サイトにアンテナを張っておくといいかと思います。

配信情報をチェックしている人としていない人で今後のパフォーマンスも大きく違ってくるのではないかと思われるので、テーマ株の流れに上手く乗れないことが多い方は、下記リンク先にてメルマガ登録して、今後配信される銘柄情報などを是非確認してみて下さい。

株エヴァンジェリスト

ABOUTこの記事をかいた人

リョウジ

運営チーム統括。株式投資歴15年以上の30代後半。日々のマーケットの動きを注意深く観察し、リスク管理と長期的な視点を重視した投資戦略で収益は比較的安定。愛犬と過ごす時間を大切にしており、散歩の時間は長め。投資家仲間や友人と情報交換を行いながら、常に最新の市場トレンド、株式テーマをキャッチアップし、短期トレードの儲けのコツ「テーマ株・材料銘柄投資」に関する役立つ情報をご紹介しています。