旅行(レジャー)・インバウンド関連銘柄

2022年(令和4年)6月に2年ぶりとなる外国人観光客の入国が再開されました。

現在の日本はコロナパンデミック第7波に見舞われていますが、その裏でコロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)は総人口の60%を超え、この8月を頂点に再度終息へ向かう可能性が大きいと報じられています。

またこれまでと違い、第7波の最中も街には人が集まりはじめ、飲食店など多くの店が賑わいを取り戻しつつあります。

長らく低迷が続いていた観光・インバウンド業界も外国人の受け入れ緩和により今後の復調が大いに期待されています。

再度の感染拡大は懸念されますが、Withコロナにおける社会経済活動の活性化を願いたい所です。

今回はリオープン(経済の再活動)の光が見えてきた中、株価上昇が期待される注目の「国内・海外(レジャー)関連銘柄」についてのご説明です。

※この記事は2021年3月11日に記載した旅行(レジャー)関連銘柄の更新版となります。

旅行(レジャー)関連銘柄にポストコロナ(アフターコロナ)を見据えてインバウンド関連にも注目

2022年7月に日本を訪れた訪日外国人観光客は速報値で約11万人と、4カ月連続で10万人を超えました。

政府は2020年4月に1日あたりの入国者上限を7000人から1万人に、
そして2022年6月1日には2万人に拡大、新型コロナウイルスの水際対策を大幅に緩和しました。

さらにこの6月10日、政府は新型コロナ感染症の流行で途絶えていた訪日外国人観光客の入国手続きを約2年ぶりに再開しました。

感染状況が落ち着いている98の国と地域が対象で、陰性確認等の各条件を前提としたうえで入国時検査や自宅待機の免除などの緩和策が実施されることが決まっています。

入国者上限の緩和により想定される、6月の入国増加による経済効果は年換算で8.1兆円と言われています。

これまで日本は世界の先進国の中で最も厳しい水際対策を行ってきていました。その結果、年間にして3000万人超の訪日客がいなくなった日本経済は大きな打撃を受けていました。

しかしながら今回の規制緩和で再び訪日観光客が訪れるようになり、拡大感染の懸念はあるもののインバウンドの期待は高まっています。

新規感染者数の推移と入国者制限

それに加えて現在は極端な円安となっています。

為替レートは1ドル140円台と20年ぶりの円安状態で、これは海外の観光客が日本に訪れる動機を大きく後押しする要因となるでしょう。

これらの要因により、海外旅行に関連した銘柄、テーマパーク・レジャーやホテルに関連した銘柄の復活が期待されると思います。関連銘柄に注目しておきたいところです。

さらに押さえておくポイントとして、国内を訪れる外国人が増加する事で懸念される感染拡大をおさえるためのPCR検査など水際対策に関連する銘柄もおさえておくのもよいでしょう。

旅行(レジャー)・インバウンド関連 銘柄一覧

観光業界では2,3か月後には訪日客数が本格化するとの声が聞こえてきています。

さらには当面見送っていたGoToトラベル再開によるレジャー関連の業績復活の期待も高まっています。

現時点でGoToトラベルの再開は早くて9月以降になる見通しですが、都道府県が実施する観光需要喚起策の「県民割」について7月14日まで延長するとし、更に支援策を拡大した全国が対象の「全国旅行支援」を8月末まで行うと発表しています。

※各自治体が発行している旅行クーポンまとめサイト

この機運にのって今後に期待できそうな関連銘柄をおさえておいてはいかがでしょうか。

真っ先に思いつくのは空運・陸運業や旅行業、ホテル業です。

またテーマパーク運営を行う事業も来場客の増加に期待ができ、注目を浴びそうです。

更に「インバウンド」は旅行関連だけではなく「外国人旅行者に人気の化粧品や電化製品」も含まれますのでその辺りも物色されるでしょう。

それでは、今触れたテーマに関連する具体的な銘柄を挙げてみましょう。

空運業

証券コード 企業名 概要
9201 日本航空
(JAL)
国内線、国際線ともに業界2位。今期は3期ぶりの営業黒字復帰。配当復活も期待される。
9202 ANAホールディングス 国内線、国際線ともに業界首位。傘下のLCC(格安航空会社)のピーチが好調。
5726 大阪チタニウムテクノロジーズ 航空機向けのスポンジチタンの製造を行う。空運業の復興につれ復調期待。

陸運業

証券コード 企業名 概要
9020 JR東日本 首都圏が地盤の鉄道最大手。不動産も収益化に貢献。
9022 JR東海 大都市を結ぶ東海道新幹線保有し鉄道最大手。不採算の在来線が少ないのも強み。
9142 JR九州 令和4年開業に向け、九州新幹線(西九州ルート)の工事を着手。

旅行業

証券コード 企業名 概要
6191 エアトリ 航空券予約サイト『エアトリ』運営。Goto再開に備え、人気パッケージ商品の拡販を狙う。
9603 HIS 海外旅行中心の大手旅行会社。ハウステンボスなどのテーマパークやホテル業も営む。
7048 ベルトラ 海外のアクティビィテイ(現地体験ツアー)予約サイト「ベルトラ」を運営。

テーマパーク関連

証券コード 企業名 概要
4661 オリエンタルランド 入園者数世界有数の東京ディズニーランド・シー運営。ホテル、商業施設含めたリゾートを展開。

ホテル業

証券コード 企業名 概要
9619 共立メンテナンス ビジネスホテル「ドーミーイン」、リゾートホテルを全国展開。
9713 ロイヤルホテル 西日本を中心に「リーガロイヤルホテル」を展開。

小売業

証券コード 企業名 概要
8202 ラオックス 国内最大規模の免税店。傘下のギフト大手のシャディがメタバースカタログを発行。
3048 ビックカメラ 家電量販大手。傘下にソフマップ・コジマなどインバウンドに強味のある企業。

注目の旅行(レジャー)・インバウンド関連銘柄

先ほど旅行関連の銘柄を上げましたが、全てに期待ができるという訳ではありません。

例えばホテル業を例にとると、建物による固定費が大きくかかり、業績も思わしくないため株価もコロナ後から低迷を続けています。

そういったリスク面について考察すると一番危険なのは、業績も悪いのにコロナ前の株価水準に戻っている銘柄でしょうか。

コロナ禍で培ったコスト削減などの経営効率化を今後も生かせる会社や、今後も唯一無二の存在でいられる会社、

業績低迷が限定的で今後に回復が見込まれる会社等をピックアップしておきたいところです。

そのような各条件を考慮した上で、注目したい旅行関連の銘柄をご紹介したいと思います。

旅行関連銘柄 エアトリ(6191)

エアトリ(6191)のチャート
時価総額:614億円 PER:33.75倍 PBR:7.14倍 (2022年8月18日現在)

エアトリ(6191)は航空券予約サイト『エアトリ』を運営しています。他にもITオフショア開発事業、wifiレンタル事業、投資事業などを行っています。

コロナ禍で約90憶の赤字を出しましたが、翌21年には過去最高益となる31憶円の営業利益を計上しています。

エアトリが他の旅行会社と一線を画すのは様々なユニークなサービスを行っている点です。

いち早くPCR検査などのサービスを取り入れたり、日本でまだワクチン接種が浸透していない時期にアメリカへ「ワクチン接種ツアー」を企画していました。

今後もコロナ禍環境などは目まぐるしく変化する事が予想されますが、そういった変化にも迅速に対応して業績を伸ばしていくと期待されます。

同業銘柄とファンダメンタルで比較しても営業利益率やPER,PBR等で優位性はあると感じられ、旅行業の中でおさえておきたい銘柄ではないでしょうか?

旅行業 企業別の利益率・PER・PBR・時価総額の比較

銘柄コード 企業名 営業利益率(%) PER PBR 時価総額(億)
6191 エアトリ 17.9 33.60 7.11 612
9603 HIS 6.9 1,549
6030 アドベンチャー 17.3 41.5 7.3 705
3926 オープンドア 12.2 627

JR九州(9142)

JR九州(9142)のチャート
時価総額:4588億円 PER:18.71倍 PBR:1.20倍 (2022年8月31日現在)

JR九州(9142)は2011年に全線開通した九州新幹線を路線に持つ鉄道会社です。

さらに2022年9月には西九州新幹線「かもめ」の開通を控えています。

旧国鉄が民営化した1987年頃、JR九州は約300億円の赤字を抱えていました。

しかし30年以上経った2022年現在では、外食・不動産・農業・ホテル・ドラッグストアなど、本業の鉄道事業以外に事業の多角化に成功し、

2016年の東証一部上場から2017年には500億円の黒字を達成した成長企業となっています。

コロナ禍の2020年決算こそ赤字転落となりましたが、翌年早くも黒字転換、今期も290億円の営業利益予想を立てており地力の強さを見せています。

韓国・中国から近いという地の利もあり、今後コロナ終息の暁には多くの訪日客を取り込める期待の高いインバウンド関連銘柄の筆頭の一つと考えられます。

また他JR各社と内在しているファンダメンタルで比較しても割安であると言えるのではないでしょうか。

JR九州と他JRの利益率・PER・PBR・時価総額の比較

銘柄コード 企業名 営業利益率(%) PER PBR 時価総額(億)
9142 JR九州 18.71 2.10 7.11 612
9603 HIS 6.9 1,549
6030 アドベンチャー 17.3 41.5 7.3 705
3926 オープンドア 12.2 627

旅行関連銘柄 ANA(9202)

ANA(9202)のチャート
時価総額:1兆2463億円 PER:57.64倍 PBR:1.47倍 (2022年8月18日現在)

ANAホールディングス(9202)は国内最大手の航空会社です。

今期はようやく黒字浮上の計画を打ち出しましたが、4期連続無配となっており、まずは財務の健全化に注力しているようです。

ANAを含めた12の観光関連団体は5月に観光目的の入国の早期再開を求める要望書を国土交通省に提出しました。

それが今では外食、不動産、検察、農業、ホテル、ドラッグストア等、鉄道以外の多くの収益基盤を持ち、

その後6月には、2年ぶりとなる訪日外国人観光客の入国手続きが再開されました。

ANAといえば、インバウンド関連の良いニュースがあれば必ず物色されるインバウンド需要の代表的な銘柄です。

普段から注目し続け、特に明確なラインであるコロナ後の底値2,300円を切るようであれば拾っておきたいところかもしれません。

旅行関連銘柄 オリエンタルランド(4661)

時価総額:7兆4520億円 PER:196.43倍 PBR:8.78倍 (2022年8月11日現在)

世界的な入場者数を誇るディズニーランド及びディズニー・シーを運営しているオリエンタルランド(4661)。

入場者数の上限を設けながらも単価の底上げを図り、業績回復に向けて事業を進めた結果、

2021年の赤字転落から翌2022年には77億円の黒字まで回復しました。

オリエンタルランドはテーマパーク事業の他にホテル事業も行っています。ホテルの収益も入場者数に比例する傾向があるので、

今後についてはテーマパーク収益とホテル収益の両面から業績回復に期待が持てると思われます。

今期の営業利益は計画によると薬500億円を見込んでおり、コロナ前の2020年に上げた960億円から約半分程度の業績回復を狙っています。

直近で加速した円安の状況を考えれば、訪日外人観光客のみならず日本国内の旅行需要を取り込める可能性もより大きくなりそうです。

オリエンタルランドのチャートを分析すると、月足の24ヶ月移動平均線が相当意識されている事がわかります。

オリエンタルランド(4661)のチャート

自己資本比率が69%と高く、財務状況は非常に安定しています。24ヶ月移動平均線の近辺まで株価が下がった場合は短期目線・長期目線含めて注目のポイントと言えるのではないでしょうか。

また、人気の株主優待であるワンデーパスポートも投資家に大変有名ですね。

旅行(レジャー)関連銘柄の本命株・出遅れ株を上手く狙いたい人へ

国内・海外旅行に関連した銘柄を一覧にまとめ、「旅行」「テーマパーク」などに関連する銘柄をいくつか取り上げてみましたが、“問題はどの株をどのタイミングで買うか”です。

  • コロナ禍の下落後に株価を上げてきてる本命株は、まだ上値余地を期待できるだろうか?
  • 数ある銘柄の中で出遅れ感から買われそうな銘柄はどの銘柄?

と、一通りの分析をしてみても具体的な銘柄選びに悩まれる方が多いのではないでしょうか。

テーマ株は物色人気が強まるタイミングで上手く流れに乗れれば短期で大きな利益を得ることが可能ですが、タイミングを誤ると高値掴みとなってしまうリスクもあります。

また、いくらテーマ性があったとしても、業績が悪すぎて業績回復が見込めなかったり、テーマ性がそこまでと追い風となっていない銘柄には注意が必要です。

なので、投資家の人気が集まりそうなテーマ株が分かったとしても、個別銘柄については決算内容・業績見通しや直近の株価推移、さらには今の株価水準はどれぐらい期待感を織り込んでいるかなど多角的に考える必要性があります。

専業で株式投資を行われている方ならば銘柄分析を行う時間も取れるとは思いますが、主婦をしながら株もやっている方や、サラリーマンをしながら取引されている方などは、なかなかそこまで詳細な数値を調べることは、大切なのは分かっていてもそんな時間は取れない方がほとんどではないでしょうか。

しかしながら、今時はネットで簡単に個別銘柄に関する情報を色々とチェックできるようになり、銘柄選びも昔に比べだいぶ楽になったかと思います。

旬な銘柄情報や市況などをより効率良くチェックしたいと思われる方は、こうした日々のトレードや売買判断に役立ちそうな株情報サイトを上手く活用し、「自分で調べたり分析する」のみではなく、「専門アナリストが分析した買いどきの銘柄情報などを配信してもらう」方が無駄な時間を省け何倍も楽かと思います。

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