防災関連銘柄の本命株・出遅れ株を含む注目株全39銘柄を解説！地震・台風・豪雨などの自然災害時に改めて脚光を浴びる銘柄とは？

「防災」関連銘柄は、地震・台風・豪雨などの被害などが発生するたびに物色されやすい投資テーマです。

短期的な物色で終わる傾向が強くありますが、その後の復興に絡んだ事業や対策に関わる事業を行っている企業は業績にも直結するため短期トレード以外の目線で注目が集まる場合もあります。

今回は、防災関連銘柄の値動きや、それに伴う防災関連銘柄の急騰例についてまとめ、防災関連銘柄の本命株、出遅れ株をご紹介。銘柄選定のお役に立てればと思います。

随時更新していきます。

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防災関連株の探し方

防災関連株は主に災害時に役立つ防災用品をより扱う銘柄が中心となり、他にも大規模自然災害時に、人命を守り、経済社会への被害が致命的にならず、迅速に回復する 「強さとしなやかさ」 を備えた国土、経済社会システムを平時から構築していく「国土強靭化」に関わる銘柄なども含まれます。

ただしこれらは「国土強靭化関連株」と括られるので、こちらでは主に防災用品や防災に関連したサービスを取り扱う銘柄を中心にご紹介していきます。

防災関連の本命株・出遅れ株

防災関連の本命株 構造計画研究所(4748)

構造計画研究所(4748)は地震防災情報システム「Quiet」や津波シミュレーター「TSUNAMI-K」、リアルタイム河川水位・洪水予測技術「RiverCast」など、防災関連の支援ソリューションを幅広く展開。ユーザ調査による行動分析・評価やコンピュータ・シミュレーションを駆使し、人間ひとりひとりの行動や思考を考慮した防災・避難計画ソリューションを提供しています。

防災関連の本命株 櫻護謨(5189)

櫻護謨(5189)は「ロケット消防ホース」「消防用吸管」を中心に、消防向けの救助資機材、防災用品の販売を行っており、災害用資器材、水防用資器材、救急医療用資器材などを取り扱っています。

防災関連の本命株 文化シヤッター(5930)

文化シヤッター(5930)はシャッターをはじめ、ビル用建材、住宅用建材を製造・販売する総合建材メーカー。災害時に役立つ「防煙たれ壁」、増加する集中豪雨による都市型水害に備える「止水マスターシリーズ」なども取り扱っており、シャッターは東日本大震災以降、「耐震試験装置」を導入。変位吸収機構を備えた防火戸も開発しています。

防災関連の本命株 JVCケンウッド(6632)

JVCケンウッド(6632)はポータブル電源、ポータブルソーラーパネル、ソーラーパネルやトランシーバーを取り扱っており、特にポータブル電源は通信手段の確保として携帯電話の充電に役立ちます。個人はもちろんソーラーパネルやトランシーバーは企業向けの防災用品としても認知されています。

防災関連の本命株 能美防災(6744)

能美防災(6744)は日本で最大手の総合防災設備メーカー。火災報知設備、消火設備の製造開発、施工のほか、トンネル、船舶、プラント向け防災設備などを手掛けています。災害対策備蓄品として事前対策から復旧活動に関連した製品を取り扱っています。

防災関連の本命株 萩原工業(7856)

萩原工業(7856)合成樹脂製品を手掛ける企業で、景観保護シートから機能性シートなどの防災用ブルーシートや防災用土のうを扱っています。2023年1月時点で16の自治体と災害協定を締結しており、地震、風水害、その他の災害が発生し、又は発生するおそれがある場合に、要請に基づいてブルーシート・土のう袋等の必要な物資の供給を迅速かつ円滑に行うなどの動きも行っています。

防災関連の本命株 岩谷産業(8088)

岩谷産業(8088)と言えばカセットコンロにボンベ。停電時やライフライン復旧までの間の備蓄品として必須アイテムです。またガスストーブも手掛けているため、災害時に電気が使えない場合の暖房器具として役立ちます。これらは一般にも広く知れ渡っている知識であり、岩谷産業の強みの一つになっています。

防災関連の本命株 コメリ(8218)

コメリ(8218)はホームセンター「コメリ」を全国に展開。2005年からはNPO法人「コメリ災害対策センター」を設立し、災害時の物資の供給を行っています。2023年6月時点で1020の自治体と協定を締結しており、備蓄品の供給、防災訓練への参加などの活動を行っています。

防災関連の出遅れ株 アズワン(7476)

アズワン(7476)は研究用機器ならびに計測機器・科学機器の販売を行う企業で、看護・介護用品を中心に取り扱うオンラインショップ「AXEL」を運営。こちらでは長期保存水、長期保存食、救急セット、簡易トイレ、防寒対策、衛生用品など多くの防災用品を取り扱ってます。

防災関連にも位置づけされる建設株の本命株

防災関連株や災害関連株と連動するケースも多く、特に自然災害による影響から一部建設株が物色される傾向もありますので、そちらもまとめてみました。防災関連株が物色される際にはこれらの銘柄もチェックしておくべきかもしれません。

防災関連銘柄の値動きを上手く狙いたい人は？

防災関連銘柄を物色しようとする投資家の姿勢が強く出る場面は、防災に関連した政府の動きがあったときを除けばほとんどが災害時。改めて防災を意識するという側面でも重要になってきます。

また防災関連銘柄は災害関連銘柄や復興関連銘柄と連動するケースが多く、今回取り上げた銘柄以外にも物色される事も多いですが、そのほとんどは短期的なものばかりです。動向を注意しないと高値掴みになってしまい兼ねません。

こうしたテーマ株はニュースや新聞で取り上げられたり、著名なアナリストが紹介したりするなどして物色され、人気を強めてくるケースも多く見られます。

なので投資家からの注目を集め株価を上げてくる銘柄を上手く狙いたいと思われる方は、リアルタイムに最新のニュースや話題性に絡んだ銘柄情報などを配信している株情報サイトにメルマガ登録するなどして、『自分で時間をかけて色々と情報をチェックする』のではなく『アナリストなどが簡潔にまとめてくれた情報をリアルタイムに受け取る』ようにしておくといいかと思います。

この後の相場で流れに沿ったテーマ株を上手く物色していきたいと少しでも思われる方は、試しにでも一度、銘柄情報など株式投資に関連する情報を配信しているサイトを日々のトレードに活用してみることをおすすめします。

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「新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。

株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。

2023年以降の一部配信銘柄

証券コード	推奨銘柄	配信時株価	高値	推移
7578	ニチリョク	114	665	7ヵ月で約5.83倍
7214	GMB	887	3,350	2ヵ月で3.77倍
5132	pluszero	4,300	10,30	2ヵ月で2.39倍
7047	ポート	1,280	2,930	7ヵ月で2.28倍
4570	免疫生物研究所	432	961	4ヵ月で2.22倍
3992	ニーズウェル	423	924	4ヵ月で2.18倍
6430	ダイコク電機	2,710	5,850	7ヵ月で2.15倍
5253	カバー	1,470	3,170	3ヵ月で2.15倍
3984	ユーザーローカル	1,603	3,375	4ヵ月で2.1倍
7047	ポート	1,421	2,930	6ヵ月で2.06倍
4415	ブロードエンタープライズ	1,106	2,240	4ヵ月で2.02倍
3992	ニーズウェル	458	924	3ヵ月で2.01倍
4270	BeeX	2,095	4,220	6ヵ月で2.01倍

上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。

テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。

ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして生成AIが人気化した2023年のAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。

テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。

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防災関連銘柄にも関連報道が増えてきたら定期的に更新していこうと思います。