インドが人口で中国を抜き、世界首位に躍り出た事で注目されているインド関連株。
国連人口基金の発表によると国別の推計値ではインドが14億2860万人と、中国の14億2570万人を上回って最も多くなり、世界一の人口大国となりました。インドの人口は今後も増え続け、2050年にはおよそ16億7000万人に達するとされています。
今回はインド関連銘柄の本命株・出遅れ株・定番株の値動きなどについてまとめ、それに伴う急騰例もご紹介していこうと思います。
インドの経済成長率
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表しているインドのインドの2023年1~3月期(2022年度第4四半期)の経済成長率は、前年同期比6.1%と、2022年10~12月期(同4.5%)よりも加速。個人消費は底堅く推移しており、今期は、特に、都市住民の所得増加が高額商品の販売増加につながったことなどを主な要因としています。
HSBCアセットマネジメントのレポートによると、インド経済は、好調な個人消費と対人接触型サービスの持ち直しによりコロナ禍から力強く回復している一方で、経済活動再開に伴う勢いの弱まり、コロナ禍での家計貯蓄の枯渇、金融政策引き締めによる影響の顕現化、新型コロナ関連の財政的救済措置の撤回、西側諸国の景気後退に伴う外部環境の悪化などを勘案すると、今後数四半期にわたり成長率が鈍化する可能性は考えられるともしており、循環的な成長の鈍化を指摘してはいるものの、引き続き回復力は維持されるとしています。
インド人口増加の背景
インド政府は1950年代以降、人口を抑制するため夫婦の子どもを2人までとすることなどを目標にした政策を展開し、一時は避妊手術なども行われましたが、現在は国としての厳格な制限はなく、そんな中で人口が増え続けている要因は、「乳幼児の死亡率の低下」、「平均寿命」の2点が考えられています。
政府の統計によりますと、乳幼児が亡くなる割合は2000年には1000人当たり68人でしたが、2020年には28人へと大幅減。衛生環境の改善などが乳幼児の死亡率の低下につながっているようです。
また1970年代前半には49.7歳だったのが、2000年代後半には69.7歳へと、20年も長くなっており、高い経済成長が続いていることや食料の面でカレーのナンなどに欠かせない小麦やコメの自給率が高いことなども背景にあると見られています。
インド関連銘柄の本命株・出遅れ株
インド関連銘柄の本命株、そしてこれから注目されそうな出遅れ株をピックアップしてご紹介いたします。
インド関連銘柄 本命株 スズキ(7269)
スズキ(7269)は、インドでの自動車販売市場で38%という圧倒的なシェアを誇っています。シェア率は少しずつ減ってはいるものの、1981年に設立したスズキとインド国営会社との合弁会社「マルチスズキ」によって製造が始まって以来の安定感はいまだ健在。
インド関連銘柄 本命株 ホンダ(7267)
ホンダ(7267)は、自動車販売市場でも強いですが、インドでの主力はバイク。昨年、ホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーター・インディア(HMSI)は、将来の代替モビリティーのための事業展開方針を発表し、同時に、マネサール工場(ハリヤナ州)を「Making in India for the world」のグローバル拠点工場として、一層強化してゆくことを発表しています。
インド関連銘柄 本命株 関西ペイント(4613)
関西ペイント(4613)は、自動車用塗料に強みを持つ同社の売上に大きく影響を与えているのがインドと言ってもいいほど。業績はインド経済拡大の恩恵を受けやすいと言えます。インドにおける建築用塗料のシェアは2位、自動車用塗料はスズキ向けを中心に供給し、シェアトップの座を誇ります。
インド関連銘柄 本命株 ダイキン工業(6367)
ダイキン工業(6367)は、インド市場における空調機のシェアで首位。業務用エアコンのシェアは6割を超えており、家庭用エアコンも18%と第1位。その上で空調機需要が増えている傾向があり、2023年5月にはインドで3カ所目となる工場の建設を検討することなどを盛り込んだ新しい経営計画を発表しています。
インド関連銘柄 本命株 ユニ・チャーム(8113)
ユニ・チャーム(8113)は、紙おむつの普及率は10%に満たないと言われている中、おむつ市場全体の約30%のシェアを獲得。他にも生理用品普及に向けた動きも行っており、中国依存からの脱却を図っています。
インド関連銘柄 本命株 日精エー・エス・ビー機械(6284)
インド関連銘柄 本命株 極東開発工業(7226)
インド関連銘柄 本命株 クボタ(6326)
インド関連銘柄 本命株 井関農機(6310)
インド関連銘柄 本命株 JFEホールディングス(5411)
インド関連銘柄 本命株 LIXIL(5938)
インド関連銘柄 出遅れ株 Gunosy(6047)
インド関連銘柄 出遅れ株 ヨネックス(7906)
インド関連銘柄 出遅れ株 EIZO(6737)
インド関連銘柄利回り上位10銘柄
証券コード | 銘柄名 | PER(倍) | 利回り(%) |
---|---|---|---|
7239 | タチエス | — | 6.05 |
7278 | エクセディ | 16.27 | 4.95 |
6393 | 油研工業 | 12.88 | 4.81 |
9104 | 商船三井 | 6.46 | 4.80 |
8630 | SOMPOホールディングス | 9.10 | 4.78 |
5195 | バンドー化学 | 10.45 | 4.72 |
4725 | CAC Holdings | 13.18 | 4.69 |
8725 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス | 9.34 | 4.58 |
5411 | JFEホールディングス | 6.77 | 4.51 |
7593 | VTホールディングス | 8.24 | 4.50 |
※PER・利回りは2023/7/28時点の情報です。
インド関連銘柄を狙うには?
インドの経済成長は今後グローバル経済を牽引することが期待されており、注目に値すると見られます。関連銘柄の数も多く初心者の方であれば王道の銘柄を長期的に見る分にはわかりやすいテーマのひとつだと言えます。
今回のようなテーマは、インドの経済成長に関連した報道がきっかけとなって物色されることが大きく、短期的な投資を目的としてリアルタイムに最新のニュースや話題性に絡んだ銘柄情報などを配信している株情報サイトで取り上げられる可能性も十分にありますので、メルマガ登録するなどして、『自分で時間をかけて色々と情報をチェックする』のではなく『アナリストなどが簡潔にまとめてくれた情報をリアルタイムに受け取る』ようにしておくといいかと思います。
特に話題性の高いテーマは物色されやすいものの、具体的な銘柄選定が難しい場合もありますので、テーマの中から個別銘柄を直接取り上げてくれる株情報サイトは非常に参考になります。
この後の相場で流れに沿ったテーマ株を上手く物色していきたいと少しでも思われる方は、試しにでも一度、銘柄情報など株式投資に関連する情報を配信しているサイトを日々のトレードに活用してみることをおすすめします。
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株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが『高山緑星』こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。
テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。
ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして2023年生成AIが人気化したことをきっかけとしたAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
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