【日本株】2023年メタバース関連銘柄の今後は?テンバガーもあり得る本命株・出遅れ株・大穴株総まとめ

株式相場で2023年(令和5年)最も有力とされている投資テーマ「メタバース」を徹底深堀り。

徐々に注目を集めていたメタバースですが、米国「Facebook(フェイスブック)」が会社名を「Meta(メタ)」へ変更してから一気に世界的認知も広まりました。

今回はメタバース(仮想世界・バーチャル・デジタル空間)の今後を見据えながら関連銘柄(日本の関連株・企業)をご紹介し、テンバガーもあり得る本命株・出遅れ株・大穴株を考察。

次々と大手企業が参入し続けるメタバースに関連する情報と銘柄を調べてみました。

メタバース(仮想世界・バーチャル・デジタル空間)とは?

私達の日常生活にとって、パソコンやスマートフォン、そしてインターネットはすでに必要不可欠な存在となりました。

「Amazon」や「Yahoo!」、「楽天」などのインターネットサイトでショッピングすることや、「YouTube」や「Netflix」で動画を視聴することは当たり前の日常となっています。

そこに、新型コロナウイルスの流行という世界的に大きな出来事があり、世界標準としての仕事の働き方が自宅やオフィス外でも働くことができる「テレワーク」へと大きく移行しました。

そして、コロナ禍の中でも「ZOOM」や「Chatwork」などのサービスを利用することで、特にホワイトカラー系の仕事については停滞することなく進められることが実証されました。

そういった社会的な外部環境が整ったところで、自宅にいながらリアルにオフィスに出勤するような体験や、別の場所で生活しているような実感、また家にいながら別の空間で遊ぶ体験を得られる技術として「メタバース」に注目が集まっています。

メタバースの語源は「超越」と「空間」の組み合わせと冒頭で触れましたが、その概念は「現実空間を超えたオンライン上に構築された、人が活動できる場所」という意味です。

今後にわたって大きな可能性を秘めているメタバース市場。2030年には世界で1.5兆米ドル(約200兆円)を超えると予想され、対する日本も年50%で成長していく見通しだと言われています。

たくさんの人がスマホやパソコンに慣れてきた今、いよいよメタバース空間での仕事や遊びが現実化してきたので注目を集めてきているのです。

Facebookの社名変更で一気に注目を集めたメタバース

米国「Facebook(フェイスブック)」が会社名を「Meta(メタ)」へ変更すると発表した事をきっかけに「メタバース(Metaverse)」という言葉が株式市場でも多く聞かれるようになりました。

「メタバース」という言葉は「メタ=meta(超越)」と「バース=universe(宇宙・空間)のverse」を組み合わせて作られた造語です。

米国Facebook社の株価は「Meta」への社名変更発表後から上昇へ転じ、米国市場・日本市場を問わず相場に大きな影響を与えています。

また、そのニュースを皮切りに、マイクロソフトをはじめとしたいくつかの企業が「メタバース」に関連したサービスや事業を発表しており、「メタバース」に関連するとされる銘柄の株価が大きく変動をみせています。

仮想世界(バーチャル・デジタル空間)と言えば2003年に「Linden Lab社」がリリースした「Second Life(セカンドライフ)」というゲームが話題となりましたが、Meta社などが注力することでまた大きな話題となってくることが予想されるジャンルではないでしょうか。

具体的にメタバース(仮想世界・バーチャル・デジタル空間)で実現できることは何?

それでは、メタバースで実現できる事にはどのような例があるのか見てみましょう。

「Meta(メタ)」への社名変更を発表したフェイスブック社のマーク・ザッカーバーグ氏は2021年7月に「今後Facebook社(現Meta社)はソーシャルメディア企業からメタバース企業へ進化する」と語り、社内にメタバースビジョンに向けた進捗を管理する幹部チームを発足することを発表しました。

そのフェイスブック社は、すでに使用できるメタバース空間として「Horizon Workrooms」のベータ版サービスを無償で提供を開始しています。

Meta社(旧フェイスブック社)がサービス提供している「Horizon Workrooms」の画像

Horizon Workroomsはゴーグル型VR機器を使用し、メタバース空間(仮想空間)内でアバターとして仲間が集まり会議をできる無償のプラットフォームです。

このメタバース空間の中のアバターはそれぞれ一人ひとりが人間で、話をすると口が合わせて動きます。

また、身振りや手振り、まばたきなどもユーザーの動きに合わせて動きます。

今すでに使えるメタバース空間の実例

最近、多くの企業が「メタバース」と呼ばれる新しい仮想空間の開発に取り組んでいます。これは、人々が現実世界と同じようにインタラクティブな体験をすることができる3D空間であり、仮想現実、拡張現実、オンラインゲーム、そしてソーシャルメディアの要素を組み合わせたものです。

現在利用可能ないくつかのメタバース空間の実例を紹介します。

Roblox

Robloxは、子供たち向けのオンラインゲームとして有名ですが、実際にはメタバース空間として機能しています。ユーザーは、自分のキャラクターを作成し、他の人と交流することができます。ロブロックスは、広告収入や仮想アイテムの販売から収益を得ています。

Second Life

Second Lifeは、古典的なメタバース空間です。ユーザーは、自分のバーチャルキャラクターを作成し、仮想世界で他の人々と交流することができます。Second Lifeは、2003年にリリースされ、今でもアクティブなユーザー数を誇っています。

Minecraft

Minecraftは、ブロックを使って自分の世界を作成するゲームです。多くの人々が、Minecraftをメタバース空間として利用しており、様々な世界を作成し、他の人々と共有することができます。

VRChat

VRChatは、仮想現実に特化したメタバース空間です。ユーザーは、VRヘッドセットを使って、他の人々と仮想空間で交流することができます。ユーザーは、自分のキャラクターを作成し、様々な場所を訪れることができます。

Decentraland

Decentralandは、ブロックチェーン技術を使って作られたメタバース空間です。ユーザーは、仮想の土地を購入し、自分のビルディングやエンターテインメント施設を作成することができます。Decentralandは、仮想通貨を使っての取引が可能で、ユーザーは自分の土地を売買することができます。

これらは、現在利用可能ないくつかのメタバース空間の実例です。今後、さらに多くの企業がメタバース空間を開発し、さまざまな分野での利用が期待されていますので、今後期待されるメタバース空間の利用例をいくつか紹介します。

オンラインショッピング

メタバース空間を活用したオンラインショッピングでは、仮想店舗内で商品を購入することができます。これにより、実際に商品を手に取って見ることができないオンラインショッピングでも、仮想空間上で商品を見たり触ったりして、よりリアルなショッピング体験を提供することができます。

テレワーク

メタバース空間を利用したテレワークでは、遠隔地にいる人々が仮想空間で共同作業を行うことができます。これにより、時間や場所に制限されない柔軟な働き方が実現し、コミュニケーションやチームワークの向上が期待されます。

教育

メタバース空間を活用した教育では、仮想空間上で生徒が授業を受けたり、実験を行ったりすることができます。これにより、生徒がより身近な体験を通じて学習することができ、より効果的な教育が実現されます。

観光

メタバース空間を利用した観光では、仮想空間で世界各地の名所や文化財を訪れることができます。これにより、実際に旅行に行かなくても、リアルな観光体験をすることができます。

今後、さまざまな分野でメタバース空間が活用されることが期待されます。しかし、デジタル技術の進化により、現実世界と仮想世界の境界線がますます曖昧になってきており、プライバシーやセキュリティなどの問題が浮上する可能性もあります。今後も技術の進歩とともに、慎重な取り組みが求められる部分もありそうです。

メタバース(仮想世界・バーチャル・デジタル空間)関連銘柄・日本の関連株(企業)

ご紹介したFacebookのメタバース会議は、今存在する製品やサービスの一例でしたが、改めてメタバースについて大きくまとめると「顧客がアバターなどを利用して仮想空間で活動する」という定義になるかと思います。

アバターなどについても、物凄い速さで進化しているNFT(非代替性トークン)技術により、以前のソーシャルメディアなどのようにただの画像を使うのではなく、アバターの存在自体がオリジナルとして価値を持ち始めています。

実際のモノづくりテクノロジーの進化とインターネットインフラの普及によって、ひと昔前には考えられない新しい経済市場が目の前まで来ているのです。

ここまでの内容をご理解頂ければ、メタバースに関連した新しい製品が売れ、新しいサービスへによる売り上げ等も期待できることがお分かり頂けるかと思います。

それでは、高い成長性を期待できそうなメタバース関連銘柄として注目を集めている個別銘柄を確認してみましょう。

メタバース関連銘柄一覧(※銘柄コード順)
銘柄名(コード) メタバースとの関連性
アダストリア(2685) 2022年7月、バーチャル・エイベックス株式会社と共同で、Z世代を中心とした若者に支持されるアダストリアのブランド「RAGEBLUE(レイジブルー)」と「HARE(ハレ)」のアイテムをアバター化を発表。
ピクセルカンパニーズ
(2743)
GFAとメタバース事業に関して業務提携契約を締結、共同事業を開始することを決定している。
シーズメン(3083) 衣料品や服飾雑貨の販売を行う会社。2021年10月22日にメタバースファッション事業への進出を発表。
ANAP(3189) 2021年12月9日に『ANAP、メタバース領域に事業参入。企業の仮想空間参加を支援する、メタバースファッションプラットフォーム「APPARELED Meta connect by ANAP』を発表。
グリー(3632) メタバース事業としてバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」や、メタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」などを展開している。
エムアップホールディングス(3661) 連結子会社「VR MODE」がVR事業を手掛けている。
CRI・ミドルウェア(3698) ゲーム/VR向けのソリューションを提供。
メディア工房(3815) VR/AR/MR(複合現実)技術を活用したソフトウェアや、それらの技術を利用したコンテンツ提供に注力してきている。
シリコンスタジオ(3907) AR・VRなど、xR開発に必要なミドルウェア提供や、コンテンツの受託開発などを行っている。
シャノン(3976) メタバース型バーチャルイベントサービス“ZIKU”の提供を2021年11月1日より開始している。
サイバネットシステム(4312) AR/VRソリューションをゼロから企画・開発。豊富な実績を持つ。
ピー・ビーシステムズ(4447) 2021年11月29日に「メタバース推進部 設置のお知らせ」を発表。
モイ(5031) 2022年7月21日にブラウザだけでユーザー同士が3Dキャラクターを使って自由に交流できる3Dバーチャル空間「ツイキャスVV」を発表。
メタリアル(6182) 生活VRサービスを展開。子会社がVR旅行サービス「どこでもドア」を展開している。
エスユーエス(6554) メタバースはVR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術を活用したデジタル空間を指すことが多いことから、AR/VRソリューションを提供している同社はメタバース関連株として注目されてきている。
ネクスグループ(6634) 2021年11月30日に発表した構造改革実施のお知らせでメタバース分野に進出するとしている。
ソニーグループ(6758) メタバース構築に投資を続けフォートナイトなどで知られる「Epic Games(エピックゲームズ)」へ巨額の出資を行い資本関係を強化している。
IMAGICA GROUP(6879) VR空間で体験できるコンテンツを制作・提供してきている。
ポート(7047) 2021年11月15日に「メタバースを活用したマッチングDX事業の実証実験の開始」を発表している。
ギークス(7060) 2021年11月2日に「カードから映像コンテンツを楽しめる、ARアプリ「空想レンズ」の提供開始 ~新商品だけでなく既存商品にも新たな付加価値を生み出すARアプリ~」を発表している。
Birdman(7063) ソフトバンク(9434)傘下のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズとデジタルコンテンツの創出を目的に業務提携契約を締結。共同プロジェクトの第1弾としてメタバース型バーチャルプラットフォーム「さわれるライブ5D LIVE」の提供を開始。
エイベックス(7860) 米国支社「Avex USA Inc.」の出資先でバーチャルコンサート事業を手掛ける「WaveXR」がジャスティン・ビーバー初のメタバースライブを開催。
NISSHA(7915) 力の変かを仮想空間に反映できるシート型の触覚センサーを開発している。
理経(8226) 同社の防災訓練用VRがエピックゲームズの開発資金提供プログラムに採択され、資金面を含めサポートを受けている。
GFA(8783) 2021年11月16日、同社グループが展開する「CLUB CAMELOT」メタバースにてプロモーションメニューを取り扱うことを発表。また、2021年12月6日に「メタバース共同事業開始のお知らせ」を発表している。
日本電信電話(9432) 2023年2月、「docomo Open House’23」にてメタバースサービス「MetaMe」を展示・発表。
KDDI(9433) 2023年3月7日、メタバース・次世代インターネット技術「ウェブ3.0」のサービス「αU(アルファユー)」を始動。

「メタバース」が関連テーマとして挙げられる個別銘柄をざっと一覧にまとめてみましたが、他にも「任天堂(7974)」「カプコン(9697)」「バンダイナムコホールディングス(7832)」「サイバーエージェント(4751)」「スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)」といったゲーム事業を行う大手企業もメタバース関連株として挙げられます。

大手携帯通信事業者がメタバース(仮想空間)関連サービスの展開を加速

「NTT(9432)」は2023年2月2日から28日にかけて行われたオンライン研究開発イベント「docomo Open House’23」でメタバースサービス「MetaMe」を展示・発表。2022年3月から商用メタバースサービス「XR World」を提供していながら、新たに別のメタバースサービスを開始する動きを見せました。そして「KDDI(9433)」は翌3月、メタバース・次世代インターネット技術「ウェブ3.0」のサービス「αU(アルファユー)」を始動し、今後3年間でメタバース事業に1000億円以上を投じることを明らかにしました。「ソフトバンクグループ(9984)」はも2次元の映像表現で手軽に利用可能な「ZEP(ゼップ)」を発表しています。

メタバースの将来性にかけているのも5Gの普及や6Gに向けたのもなのかは明確ではないものの、あきらかにメタバース市場の盛り上がりを後押しする動きとなっています。

メタバース関連銘柄の本命株

「シーズメン(3083)」や「ANAP(3189)」など、メタバース関連株は新たなメタバース関連材料(IR)発表で大きく値を飛ばしてきており、今後も関連材料発表で短期急騰となる可能性を秘めているかと思うので、上記一覧にまとめた銘柄は取り組んでいる事業内容や今後の発表内容にしっかりと注目しておきたいところではないでしょうか。

メタバース関連銘柄の本命株 シーズメン(3083)

3083 シーズメンのチャート

メタバース関連株の中でも短期急騰をみせたのがシーズメン(3083)です。

同社は2021年10月22日に『メタバースファッション専門アパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック(POLYGON TAILOR FABRIC)」の新設に関するお知らせ』を発表。

外神田商事株式会社との業務提携を通じ、メタバースファッション事業へ進出するとしていますが、同提携ではまず、アバターの衣料品をファッションとしてリデザインし、現実世界で着れる衣料品として商品化するようです。

また、現実世界における衣料品を、メタバースのアバター用に変換し輸出するという新事業も検討しているようです。

ネット上で服を買う際、サイズ感や自分に似合うかどうかが実際に着てみないといまいち分からないというのがあるかと思いますが、もし仮想空間に自分と同じ体系・外見のアバターを作ることができれば、ネット上で簡単に試着を楽しめるようになり、ネットで服を買いやすくなるかもしれませんね。

チャートを見ると短期間で値を飛ばしているのが分かるかと思いますが、こうした値動きを目にすると「メタバース」は成長性への期待感が向かいやすいテーマ性だというのが見て取れるのではないでしょうか。

なので「メタバース関連材料」を発表した企業があれば、いち早く値動きに注目していくようにするといいかもしれません。

メタバース関連銘柄の本命株 ANAP(3189)

3189 ANAPのチャート

ANAP(3189)は若年層を中心としたエイジレスの女性向けカジュアル衣料の輸入・販売及び卸売を行っている会社でが、2021年12月9日に『ANAP、メタバース領域に事業参入。企業の仮想空間参加を支援する、メタバースファッションプラットフォーム「APPARELED Meta connect by ANAP』を発表し大きく買われる展開となりました。

APPARELED Meta connect by ANAPの画像

同サービスはANAPの子会社でファッション業界に特化したAIやVR/AR技術サービスを提供する「ANAPラボ」が推進するようですが、第1弾としてANAPが販売しているファッションアイテムを3Dモデリングにてバーチャルファッションアイテムに変換し、「APPARELED Meta connect」を用いてメタバース空間(人気NFTゲーム「The Sandbox」内で開設予定のANAP Land)で販売するようです。

面白そうな材料ですが、あとは業績がしっかりと伴ってくるかどうかといったところですかね。

チャートを見ると短期急騰後に売られ株価を下げていますが、人気テーマに絡んだ材料を今後また発表してくる可能性が高そうなので、今後の株価推移にも注目してみたい銘柄ではないでしょうか。

メタバース関連銘柄の本命株 グリー(3632)

3632 グリーのチャート

ソーシャルゲームプラットフォームを基盤に「釣りスタ」をはじめとする人気ゲームタイトルを多く持つグリー株式会社。

会社の公式HPトップページに「メタバース事業」を掲げ、メタバース事業としてはバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」や、メタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」などを展開しており、主軸のスマホゲームやVtuber事業からの転換を図ってきています。

2021年10月1日にIRで発表された高水準の自己株式取得実施(発行済株式総数に対する割合16.8%)がサプライズとなり、株価は大きく上昇中です。

すでにソーシャルゲームの運営を通じてネット上での事業ノウハウを持っているため、メタバース関連事業への親和性や現実化のスピードについて期待を集めています。

メタバース関連銘柄の本命株 ソニーグループ(6758)

6758 ソニーグループのチャート

大企業となりますが、メタバース関連銘柄といえばソニーグループ(6758)を外すことはできません。

誰もが知っている「PlayStation」ブランドにおいて「PlayStation VR」を数年前から販売し開発を続けています。

またPS5という独自のハードウェアプラットフォームを持っていることも強味です。

さらにはメタバースにもっとも近いゲームとされている「フォートナイト」を運営しているEpic Gamesにも多額の出資をしています。

メタバースが普及する際には「ゲーム」「音楽」は重要なジャンルとなると思われますが、すでにそういった巨大な資産を持っているソニーグループはメタバース事業に対しても大きな可能性を秘めていると考えられるでしょう。

メタバース関連銘柄の本命株 カヤック(3904)

3904 カヤックのチャート

カヤック(3904)はKDDI(9433)がローンチしたメタバース「αU metaverse」の開発を担当したと発表。KDDIのメタバース開発パートナーとして、カヤックのメタバース専門部隊事業部長の天野清之氏が総合プロデューサーとなり、αU metaverseのコンセプトから開発までを一貫して推進したとして株価も大きく上昇しています。

メタバース関連銘柄の出遅れ株・大穴株

メタバース関連銘柄の出遅れ株 IMAGICA GROUP(6879)

6879 IMAGICA

IMAGICA GROUP(6879)はVR空間で体験できるコンテンツを制作・提供。2022年7月にはメタバース事業に10億円投じる考えを示し、空間における映像プロデュース力と映像への可視化技術の強みをヴァーチャル世界で活かすため、「エンタメ」「都市空間」「産業用」の領域に注力すると発表しています。

メタバース関連銘柄の出遅れ株 モイ(5031)

5031 モイのチャート

ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営するモイ(5031)はユーザー同士がバーチャル空間で交流できる新サービス「ツイキャスVV(ぶいぶい)」を発表。VVでは、各ユーザーが自分の空間=ルームを作成することができる。3D空間内で使用するキャラクターは、予め用意してあるキャラクターや、他のユーザーが公開登録したキャラクターから自由に選択が可能。

サービス発表後株価は一時的に大賑わいとなりましたが、あくまで短期的な狙い方としてではなく長年人気のあるツイキャスだからこそ見込める成長性を考慮すれば長期的な出遅れ株と言ってもいいかもしれません。

メタバース関連銘柄の出遅れ株 アダストリア(2685)

2685 アダストリアのチャート

アダストリア(2685)はバーチャル・エイベックス株式会社と共同で、Z世代を中心とした若者に支持されるアダストリアのブランド「RAGEBLUE(レイジブルー)」と「HARE(ハレ)」のアイテムをアバター化を発表。今後も様々な事業者と連携しメタバース領域での事業を展開するとしており、メタバースのファッション領域に参入したことで注目が集まりそうです。

メタバース関連銘柄の大穴株 エスユーエス(6554)

6554 エスユーエスのチャート

エスユーエス(6554)は「VR・AR分野」の開発を行っている会社で、ポートはメタバースを活用した「マッチングDX事業」の実証実験を開始することを発表していますが、メタバース関連株の中でも、しっかりと業績拡大を期待できそうな銘柄に注目するといいかもしれません。

「メタバース」は「VR(仮想現実)技術」や「AR(拡張現実)技術」を利用したバーチャル・デジタル空間を指すことが多いので、メタバース関連銘柄としては「VR(仮想現実)・AR(拡張現実)関連銘柄」も併せて確認しておきましょう。

2021.04.28

VR(仮想現実)・AR(拡張現実)関連銘柄

メタバース関連銘柄の大穴株 ポート(7047)

7047 ポートのチャート

ポート(7047)は2021年12月に次世代のマッチングサービスとして、メタバースを活用した就活相談サービス「就活メタバース」をリリースし話題に。2022年も就職領域で展開するデジタル人材育成スクール「ネットビジョンアカデミー」のメタバース空間でのサービス提供などメタバース領域での事業展開を進めています。

その他、次々とメタバース事業に参入し続けていることも踏まえ、定期的に更新していこうと思います。

メタバース(仮想世界・バーチャル・デジタル空間)関連銘柄の本命株・出遅れ株を上手く狙いたい人は?

株式投資はニュースや新聞などで話題となり大きな盛り上がりをみせる“旬なテーマ株”を上手く狙えるかどうかで、毎日、毎月、毎年の収支が大きく異なってきたりするかと思いますが、“相場の息が長そうなテーマ株”には物色資金が長期にわたり向かう可能性があるので、適切に投資機会を捉えていきたいところかと思います。

今回取り上げた「メタバース(仮想世界・バーチャル・デジタル空間)関連銘柄」は、フェイスブック社の社名変更をきっかけとし短期的な盛り上がりをみせてきているテーマ性ですが、“メタバース(仮想世界空間)”に絡んだサービスは今後より一層増えることが予想されるので、まだまだ中長期的に注目したいテーマ株ではないでしょうか。

しかし、問題は数ある銘柄の中でどの銘柄に注目し、どのタイミングで投資するかかと思います。

短期急騰株はもう少し過熱感が弱まるまで待ってから買った方がいいものだろうか?

まだそこまで買われていない出遅れ株を狙うとしたらどの銘柄が良さそうだろうか?

人気の本命株は大きく株価を上げていたりするので、買いで入るタイミングに悩まれる方も多いかと思います。

また、出遅れ株はどの銘柄が買われてきそうかをしっかりと分析できるかどうかが大切です。

そこで、メタバース関連銘柄に限らず、テーマ株投資を上手く行っていきたいと思う人に“テーマ株を上手く狙う方法”としてチェックすることをお勧めしたいのが、最新のテーマ株情報などを随時配信してくれる株情報サイトです。

サラリーマン投資家の方や、主婦をしながら株式投資を行われている方など、テーマ性の流れや旬のテーマに絡んだ本命株、出遅れ株を把握するのはとても大変なことかと思います。

今時は“いかにネットを活用し要領よく期待値が高い銘柄情報をチェックできるか”というのがトレードの勝率を上げる条件となってきているかと思いますが、個別銘柄を分析している時間がない人や、上手くトレードする自信がない人は、“株情報サイトがまとめてくれた最新のテーマ株情報”を日頃からチェックしてみるといいかと思います。

テーマ株を上手く狙っていきたいと少しでも思われる方は、下記リンク先よりメルマガ登録し、ご自身の目で今後配信となる個別銘柄の株価推移を追ってみて下さい。

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新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。

株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。

2023年以降の一部配信銘柄
証券コード推奨銘柄配信時株価高値推移
7578ニチリョク1146657ヵ月で約5.83倍
7214GMB8873,3502ヵ月で3.77倍
5132pluszero4,30010,302ヵ月で2.39倍
7047ポート1,2802,9307ヵ月で2.28倍
4570免疫生物研究所4329614ヵ月で2.22倍
3992ニーズウェル4239244ヵ月で2.18倍
6430ダイコク電機2,7105,8507ヵ月で2.15倍
5253カバー1,4703,1703ヵ月で2.15倍
3984ユーザーローカル1,6033,3754ヵ月で2.1倍
7047ポート1,4212,9306ヵ月で2.06倍
4415ブロードエンタープライズ1,1062,2404ヵ月で2.02倍
3992ニーズウェル4589243ヵ月で2.01倍
4270BeeX2,0954,2206ヵ月で2.01倍

上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。

テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。

ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして生成AIが人気化した2023年のAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。

テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。

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