注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンは、米大手製薬会社の「ファイザー(Pfizer Inc.)」やバイオテクノロジー企業の「モデルナ(Moderna)」、中国の「科興控股生物技術(シノヴァク・バイオテック)」や「中国医薬集団(シノファーム)」、イギリスの製薬大手「アストラゼネカ」などが開発し、予防接種が進められてきています。

新型コロナウイルスワクチンを開発した企業等の画像

出展:AnswersNews https://answers.ten-navi.com/pharmanews/17853/

イギリスやアメリカ、EC(欧州連合)、中国、シンガポール、ミャンマー、イスラエル、ネパールなど、新型コロナウイルスのワクチンは世界各国で承認されてきていますが、日本においては2021年2月中の接種開始を目指していることが報じられてきています。

注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄』は2020年11月あたりから需要増が期待され物色人気を強めてきているテーマ株かと思いますが、日本での新型コロナワクチン承認・接種開始を目前とし、改めて関連銘柄を探られている方も多いのではないでしょうか。

当ページでは注射器製造メーカーや注射剤を入れる容器(管瓶)を取り扱っている企業など、新型コロナワクチン接種に際し特需を期待できる関連銘柄について改めてまとめてみたいと思います。

注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄の本命株や出遅れ株を上手く狙いたいと思われる方は是非ご参照になってみて下さい。


注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄一覧

  • 4568 第一三共 東1
  • 4543 テルモ 東1
  • 4901 富士フイルムホールディングス 東1
  • 3402 東レ 東1
  • 4088 エア・ウォーター 東1
  • 8086 ニプロ 東1
  • 7915 NISSHA 東1
  • 7749 メディキット JQ
  • 7702 JMS 東1
  • 6400 不二精機 JQ
  • 5491 日本金属 東1
  • 4242 タカギセイコー JQ
  • 6899 ASTI 東2
  • 5212 不二硝子 JQ
  • 4586 メドレックス 東M
  • ※時価総額の大きい順(2021年2月3日時点)

ざっと一覧にまとめてみましたが注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄として注目されてきている銘柄はワクチン注射器開発で連携することを発表している第一三共(4568)、テルモ(4543)をはじめ、「マイクロニードル(皮膚に貼る注射)関連」として注目されてきているメドレックス(4586)など、上記15銘柄が挙げられそうな感じでしょうか。

他にもまだあるかと思いますが、新型コロナワクチン接種関連銘柄としては、「注射器・注射針」の製造メーカーほか、輸送や保管に利用する「保冷庫」の増産を行ってきているツインバード工業(6897)や、温湿度管理に利用される「温度ロガー」を取り扱う神栄(3004)なども注目されてきていますね。

ワクチンは輸送や保管に超低温での保存が必要なことから、コロナワクチン接種関連から派生したテーマ性として「保冷庫関連」や「冷凍輸送関連」や「ディープフリーザー関連」や「ドライアイス関連」などがあるかと思いますが、米ファイザー製のワクチンにも対応する保冷容器を開発したパナソニック(6752)も強い値動きをしてきていますね。

天昇電気工業(6776)も新型コロナワクチン関連銘柄として物色されてきている印象ですが、同社株は医療廃棄物容器「ミッペールシリーズ」を取り扱っていることが手掛かり材料となってきているようです。

新型コロナウイルスのワクチン接種が追い風となってくることが連想される企業へ期待感が先行した買いが向かってきている印象ですが、“ワクチン接種と言えば注射器”という流れから“輸送や保管に必要なものを取り扱う銘柄”へと物色人気が派生してきている印象ですね。

日本政府は既に新型コロナワクチンを開発した米ファイザー社と6000万人分、米モデルナ社と2500万人分、英アストラゼネカ社と6000万人分の供給契約を結んでいるようで、2月下旬にも医療従事者から先に接種する段取りで考えられているようですが、1人2回接種しなければいけないようなので、注射器は単純計算でまず「2億9000万個」は必要になってくるということですかね。

副反応やワクチン効果への懸念が残る中で日本の人口を上回る契約数が既に決まっているというのは少し違和感があるような気もしますが、安全性や有効性に対する不安なくワクチンを接種できるようになるといいですね。

注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄の本命株

注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄は結構な数の注射器・注射針が必要となってくることが予想されることから、物色人気を強めてきているテーマ株ですが、中でも本命株とされ注目されてきている銘柄は第一三共(4568)、テルモ(4543)、ニプロ(8086)、不二精機(6400)、日本金属(5491)あたりでしょうか。

注射器・注射針関連銘柄の本命株 第一三共(4568)

第一三共(4568)のチャート

※時価総額:7.72兆円、PER120倍、PBR4.95倍、信用倍率3.14倍(2021年2月3日時点)

第一三共(4568)は国内3位となる製薬大手ですが、新型コロナウイルス感染症対策への取組としては「メッセンジャーRNA(mRNA)」という遺伝子を使うコロナワクチンの開発に乗り出しているほか、英アストラゼネカ社が開発したワクチンの日本供給に協力しています。

また、新型コロナウイルスへの治療効果が期待されている日医工の急性膵炎薬を吸入製剤化した「ナファモスタット吸入剤」の研究開発を理化学研究所などと共同で実施し、2021年3月迄に臨床試験移行を目指すことを発表しています。

テルモ(4543)とワクチン注射器開発で連携することを2012年に発表しており、注射針の長さを約2ミリと既存の製品より短くした投与しやすい注射器の開発に取り組んできているようです。

時価総額が大きい東証1部銘柄で、2021年3月期第3四半期(累計)の連結税引前利益は前年同期比37.8%減の995.68億円となっていますが、同利益は通期計画690億円を既に上回ってきており、注射器の特需が期待されそうなので、注射器関連銘柄の本命株として今後の株価推移にも注目したい銘柄ではないでしょうか。

注射器・注射針関連銘柄の本命株 テルモ(4543)

テルモ(4543)のチャート

※時価総額:3.22兆円、PER47.2倍、PBR4.17倍、信用倍率3.26倍(2021年2月3日時点)

テルモ(4543)は医療器具大手でカテーテルや人工心肺装置では世界高シェアを誇っている会社です。

先ほど書きましたが、第一三共(4568)とワクチン投与に使用する注射器の技術開発で連携することを発表しています。

2020年7月、加藤勝信厚生労働大臣が注射針やシリンジの製造販売会社6社のトップらと会合し、新型コロナワクチンを安定供給できるよう協力を要請したことが報じられましたが、会合に参加した1人として三村孝仁テルモ会長が挙げられています。

政府は針・シリンジ確保に向け約50億円の予算を配分していることが報じられていましたが、日本でのワクチン接種開始は同社に追い風となってくるのではないでしょうか。

こちらも時価総額が大きい東証1部銘柄ですが、日本でコロナワクチン接種が開始となれば再び注目されるのではないかと思われるので、こちらも注射器関連銘柄の本命株として今後の株価推移に注目しておきたい銘柄ではないでしょうか。

※2021年2月4日に決算発表を控えている銘柄です。

注射器・注射針関連銘柄の本命株 ニプロ(8086)

ニプロ(8086)のチャート

※時価総額:2,171億円、PER15.3倍、PBR1.38倍、信用倍率3.92倍(2021年2月3日時点)

ニプロ(8086)は使い捨て医療器具を取り扱う大手メーカーで、注射・輸液関連製品としてシリンジも取り扱っています。

国立循環器病研究センターやダイキン工業(6367)などと医療用高性能マスクを共同開発することを発表しており、マスク関連銘柄としても注目されてきている印象の銘柄。

同社社長佐野嘉彦も先ほど記載した2020年7月に行われた加藤勝信厚生労働大臣がコロナワクチン用針・シリンジを安定供給することに協力を要請した会合に参加しています。

こちらも時価総額が大きい東証1部銘柄ですが、第一三共やテルモと比べれば時価総額が低めで、PERは15.3倍ほど、そこまで高い株価水準ではなさそうな印象ですね。

2021年2月8日に決算発表を控えている銘柄ですが、最高益予想を上乗せしてきているので、発表となる決算の内容次第では面白そうな銘柄かもしれませんね。

注射器・注射針関連銘柄の本命株 不二精機(6400)

不二精機(6400)のチャート

※時価総額:90.5億円、PER121倍、PBR4.69倍、信用倍率1.63倍(2021年2月3日時点)

不二精機(6400)は自動車向けや医療機器向けの金型を主力としている会社ですが、注射器の精密金型も製造販売していることから注射器・注射針関連銘柄の本命株として注目されてきています。

ここまで書いた東証1部の銘柄と比べ時価総額が90.5億ほどと軽いジャスダック市場に上場する銘柄ですが、チャートを見ると2020年11月19日始値355円から12月14日高値1,670円までで株価4.7倍ほどとテーマ株人気の流れに乗り大きく上げてますね。

直近は25日移動平均線を割り株価を下げてきていますが、日本でワクチン接種が開始となれば関連報道がまた増えてくるのではないかと思われるので、このあとの株価推移にもしっかりと注目しておきたい銘柄ではないしょうか。

注射器・注射針関連銘柄の本命株 日本金属(5491)

日本金属(5491)のチャート

※時価総額:81.9億円、PER-倍、PBR0.40倍、信用倍率1.82倍(2021年2月3日時点)

日本金属(5491)はステンレス圧延・加工事業を行っている会社で、金属を圧力で押しつぶし伸ばす金属化工を行っています。

自動車向けの部品や家電向けが中心ですが、注射針に使用される材料を手掛けていることから注射器・注射針関連銘柄の本命株として注目されてきています。

2020年11月18日に発表となったニュースリリース『日本金属オリジナル鋼種「NK-304NKM」2021年5月施行の欧州医療機器規則コバルト規制対応 注射針向ステンレス鋼の出荷開始』が買い材料視され、2020年11月26日高値1,824円までの急騰をみせました。

チャートを見ると買いと売りが交錯してきている印象ですが、またテーマ株人気の流れに乗り物色人気が強まってくるかもしれないので、こちらも今後の株価推移に注目しておきたい銘柄ではないでしょうか。

注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄の出遅れ株

注射器・注射針(新型コロナワクチン接種)関連銘柄の本命株として注目されてきている印象の銘柄を5銘柄ご紹介しましたが、このあと出遅れ感から物色人気を強めてくる銘柄もあるかと思います。

関連テーマとして「マイクロニードル」などが挙げられる富士フイルムホールディングス(4901)、東レ(3402)や、注射針の生産能力を増強してきているエア・ウォーター(4088)など、テーマ性の流れに沿った銘柄はチャートを見ると強い値動きをしてきている印象ですが、出遅れ株として注目するとすれば針がない注射器を手掛けているタカギセイコー(4242)や、注射剤を入れるための容器(管瓶)を取り扱っている不二硝子(5212)などでしょうか。

NISSHA(7915)、ASTI(6899)、メドレックス(4586)などもマイクロニードル関連として注目されてきている印象ですが、時価総額が比較的軽い銘柄はテーマ株の盛り上がりとともに大きく株価を上げたりするので、今後の関連報道と併せ値動きに注目しておくようにしたいですね。

使い捨て医療機器メーカーのメディキット(7749)、JMS(7702)あたりも直近のチャートを見ると値動きが出てきているので、良さそうなタイミングがないか監視しておきたいですね。

新型コロナワクチン接種関連銘柄の出遅れ株を上手く狙いたい人は?

新型コロナワクチン接種関連銘柄として「注射器・注射針」「保冷庫」「冷凍輸送」「ディープフリーザー」「ドライアイス」などに関連した銘柄へ物色人気が波及してきていますが、まだ他にも特需発生が期待されるテーマ性が新たに出てくるかもしれません。

なので今後の急騰株や出遅れ株を上手く狙っていきたいと思われる人は、「ワクチン接種」から需要増が連想されるものが他にないかであったり、見逃されている銘柄がないか改めて探ってみるといいかもしれません。

しかしながら、株式投資を専業で行われている方ならば個別銘柄を探る時間を取れたりするかと思いますが、サラリーマン投資家や主婦をしながら株取引を行われている方などは、なかなか調べるのが大切なのは分かっていてもそうした時間を取れない方が殆どではないでしょうか。

そうした方にチェックしておくことをおすすめしたいのが、“最新のテーマ株情報などを配信してきている株情報サイト”です。

株エヴァンジェリストのレポートの一部内容

株-1グランプリ最多優勝ホルダー「結城はるみ(旧:向後はるみ)」さんがストラテジー顧問を務めている『株エヴァンジェリスト』は寄り付き前に上記のような朝刊レポートを配信してくれるのですが、時間がない人でもこうした情報をチェックしておくことで「旬な銘柄情報」や「市況」などを要領良くチェックできるようになるのではないでしょうか。

今時はネットで個別銘柄に関する情報を色々とチェックできるようになり、銘柄選びも昔に比べだいぶ楽になった印象ですが、こうした株情報サイトを上手く活用し、「色々と自分で調べチェックする」のではなく、「買いどきの銘柄情報などを配信してもらう」方が無駄な時間を省け何倍も楽かと思います。

ラジオNIKKEI第1の番組でコメンテーターをしている人が代表を務めている『新生ジャパン投資』とかも有名な株情報サイトかと思いますが、日々取り上げられてる銘柄をチェックしているだけでも銘柄選びの幅やパフォーマンスがだいぶ違ってくるのではないかと思います。

配信情報をチェックするだけで時事ネタやテーマ性の流れに強くなり、相場の流れの沿ったトレードを行っていけるようになるのではないかと思うので、まだ配信情報をチェックしないで頑張られている方は、本当に試しにでも一度配信情報を見てみることをおすすめします。

株エヴァンジェリスト』や『新生ジャパン投資』など、著名な人が顔を出している株情報サイトは、株価2倍、3倍となるような上昇事例をいくつも残してきていて、有益性の高い株情報サイトかと思うので、旬なテーマ性に沿った本命株・出遅れ株を上手く狙っていきたいと少しでも思われる方は、是非メルマガ登録し、ご自身の目で今後配信となる個別銘柄の株価推移を追ってみて下さい。

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