エヌビディア(NVIDIA)関連銘柄の本命株13選・注目株を解説!時価総額世界1位!生成AIやAI半導体と幅広いテーマからピックアップ

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  • 初回投稿日:2024/6/19
  • 更新:2024/11/21

日本時間11月21日に発表した第4四半期(11-1月)の売上高が市場予想を上回り、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果となりました。

昨今、Xでトレンド入りすることも多いエヌビディア(NVIDIA)

エヌビディアはアメリカの人工知能(AI)向けの大手半導体メーカーで、2024年6月18日、時価総額が3兆3300億ドル余りとなり、IT大手のマイクロソフトを抜いて初めて世界1位に。

今や世界中のエヌビディア(NVIDIA)関連株が物色されるようになってきています。

日本株においてもエヌビディア関連銘柄という言葉を耳にするほど注目されていますので、改めてエヌビディアについてご紹介しながら細かく取り上げてエヌビディア関連銘柄の本命株・注目株などを検証してみたいと思います。

エヌビディアの事業内容

エヌビディアの事業内容

出典:NVIDIA Newsroom

エヌビディア(NVIDIA)は、主にGPU(グラフィックスプロセッサユニット)を開発している大手半導体メーカー。

1993年に創立され、最初はゲーム用のリアルタイムGPUを開発していました。

米ナスダックに上場する銘柄としても知られています。

GPUとは?

GPUは、Graphics Processing Unitの略で、画像処理装置を意味します。

画像を描写するために必要な計算を処理するものです。

近年、画像や映像を利用する機会も増えており、より速く、よりきれいに画像・映像を映すためにも、GPUが欠かせません。また画像を処理するということは膨大なデータを瞬時に計算する必要があるため、ビッグデータを処理するのにも適しています。

GPUはパソコンで高負荷のゲームを楽しむのに欠かせないパーツで、世界で2億人以上のゲーマーやクリエイターがNVIDIA製のGPUを使用しています。

ハードウェアT&Lを世界で初めて実装して製品化したNVIDIA GeForce 256を定義する言葉として「GPU」という名称が提唱されたのが1999年。それから成長を続け、2024年度の半導体の売上世界1位にまで上り詰めています。

GPUとCPUの違い

GPUとCPUの違い

これまでパソコンなどの処理装置と言えばCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)が一般的でした。

主なCPUメーカーは「Intel」と「AMD」で、耳にしたこともあるかもしれません。

しかしGPUは、画像や映像を処理するために機能し、ビデオゲーム等の分野やビッグデータの処理といったAI開発などの需要から近年注目されています。

機能 用途
CPU 汎用的な処理、複雑な演算 事務作業
GPU 画像処理、並列処理、単純な演算 ゲーム開発、建築設計、AI

GPUが注目されるようになった最大の要因は「生成AIの開発」かもしれません。

例えば2023年一気に注目を集めたチャットGPT。質問に巧みに回答する高度な対話能力を備え、世界に衝撃を与えました。

大規模なAIの訓練に必要なGPUの需要が高まる中、最も使用されていると言われているのが、エヌビディアのGPUなわけです。

エヌビディアの日本株への影響

エヌビディアの日本株への影響

半導体大手メーカーとして成長しすぎてしまったエヌビディア。

特に国内の半導体関連銘柄への影響が強く、エヌビディアの決算発表待ちというだけで買い控えなどが起こるほど。とてつもない影響力を持ってしまっています。

それだけエヌビディアのGPUに注目が集まっているというわけです。

米証券会社がGPUの需要拡大などを背景に同社の目標株価を相次いで引き上げたことから、米国株市場で高値を更新。エヌビディアのAIチップ製造における重要なパートナーである日本の企業はエヌビディア関連株として注目されています。

2024月5月には注目されていた決算が発表され、第2四半期(5-7月)の売上高見通しは人工知能(AI)向け半導体の需要拡大を見込む投資家の期待に応える結果となり市場予想を上回りました。

エヌビディア関連銘柄の本命株

コード 銘柄名 概要
167A リョーサン菱洋ホールディングス エヌビディア正規代理店
2488 JTP NVIDIA Partner Network Membershipに加盟
2760 東京エレクトロンデバイス エヌビディア製品の国内販売代理店
3132 マクニカホールディングス エヌビディア正規代理店
4425 Kudan エヌビディア協力の下エッジAIプラットフォーム「Jetson」向けのKudan Visual SLAMの最適化開発を完了
4488 AI inside NVIDIA「Inception Program」のパートナー企業
5885 ジーデップ・アドバンス エヌビディア公式パートナーシップシステムインテグレーター
6597 HPCシステムズ NVIDIA社のパートナー認定制度“NVIDIA Partner Network(NPN)”においてHigh Performance Computing(HPC)ならびにDeep LearningのELITE PARTNERに認定
6857 アドバンテスト 半導体向け検査装置の世界シェア約6割
7518 ネットワンシステムズ エヌビディアのソリューション・プロバイダー・パートナー
8035 東京エレクトロン NVIDIA Corporationの代理店
9449 GMOインターネットグループ NVIDIA製最新GPU搭載の生成AI向けのGPUクラウドサービスの提供を予定
9474 ゼンリン 自律走行車両用のCloud-to-CarのHDマップソリューションについて共同研究

エヌビディア関連銘柄の本命株の多くはやはりエヌビディアと直接関わる企業が目立ちますが、簡易的に関わるという意味では半導体製造の必需品である半導体向け検査装置を手掛けるアドバンテスト(6857)、また国内では経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受けているGMOインターネットグループ(9449)も本命株として注目できます。

エヌビディア関連銘柄 本命株 アドバンテスト(6857)

アドバンテスト(6857)の株価チャート
アドバンテスト(6857)の株価チャート

アドバンテスト(6857)は半導体・部品テストシステム事業が売り上げの7割を占めており、SoC半導体用のテスタメモリ半導体用のテスタを手掛けています。

エヌビディアが製造するGPU向けのテスター(検査装置)で圧倒的な納入実績を誇っており、長期的にも上昇傾向にあった株価は2023年の生成AIブームをきっかけに大きく成長を続けています。

エヌビディア関連銘柄 本命株 GMOインターネットグループ(9449)

GMOインターネットグループ(9449)の株価チャート
GMOインターネットグループ(9449)の株価チャート

GMOインターネットグループ(9449)はインターネット周りを幅広く手掛ける企業。

2024年4月、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受けた同社は、生成AIの基盤となるクラウドインフラの提供に向けて、約100億円規模のGPUサーバーへの投資を発表。

国内のホスティング事業者としていち早く2024年12月を目途に、「NVIDIA H200 Tensor コア GPU」を採用した超高速なGPUクラウドサービスの提供を予定しています。

NVIDIA H200 GPUのメモリ容量はNVIDIA H100 Tensor コア GPUの約1.7倍(80GBから141GB)、メモリバス帯域幅はHBM3e採用によりH100の約1.4倍(3.35TB/sから4.8TB/s)に拡大。

大規模言語モデルの開発・研究者向けにGPUメモリ容量とメモリバス帯域幅を大幅に拡大・最適化された「NVIDIA H200 GPU」を約800基採用したGPUサーバーをクラウド環境で構築し、研究開発機関やスタートアップを始めとした法人などへ幅広く提供していく予定だとしています。

その他エヌビディア関連銘柄の注目株一覧

銘柄 概要
3020 アプライド NVIDIA GPU コンピューティングソリューションの設計・再販・導入
3565 アセンテック 最上位パートナーレベルである「Elite Partner」に認定
6734 ニューテック NVIDIA製のA100を搭載可能なスーパーマイクロコンピュータ社製の水冷GPUワークステーションの販売
7203 トヨタ自動車 READY Roboticsと共にエヌビディアと産業用ロボットで協業
7595 アルゴグラフィックス NVIDIA Virtualization Eliteパートナーとしての最高ランクを獲得
7735 SCREENホールディングス エヌビディアの半導体製造プロセスに間接的に貢献
8020 兼松 兼松エレクトロニクスがNVIDIAの仮想GPU(vGPU)技術を活用したVDIソリューションを提供
8068 菱洋エレクトロ NVIDIA Corporationの代理店
9984 ソフトバンクグループ 元エヌビディア大株主。エヌビディアと連携しAI基地局で業界団体設立を予定
7974 任天堂 ニンテンドースイッチはNVIDIAと共同開発

エヌビディア関連銘柄として注目したい銘柄はいくつかありますが、この先出遅れ株として注目されるようになるには子会社が連携してたり、新たにパートナー提携したりと状況によって変わってきそうです。

例えばかつてエヌビディアの大株主として知られていたソフトバンクグループ(9984)も2018年に手放している(もったいない)など、こまめに状況は変わっています。

目先では上記に取り上げた銘柄には注目しておいてもいいかもしれません。

エヌビディア関連の本命株や出遅れ銘柄を上手く狙うには?

エヌビディア自体の勢いは増すばかりで、長期的な目線で考えるならエヌビディア関連株だけ持っていればいいのではと考える人すらいるようです。

ただエヌビディアに関わるニュースは近年急ピッチであらゆることが起こるため、注目すべき内容をよく見極める必要があります。

エヌビディア製品の利用を始めるだけで関連株として物色されるケースも起こり得るため、関連株が次々と増えていく可能性も秘めています。

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配信銘柄配信日/始値高値日/高値騰落率
セキュア(4264)2024/4/17
1,428
2024/5/8
3,105
117.44%
Laboro.AI(5586)2024/3/4
1,371
2024/3/8
2,999
118.75%
Kudan(4425)2024/2/22
981
2024/3/13
3,405
247.09%
三井E&S(7003)2024/02/20
1,211
2024/03/08
2,898
139.31%
第一屋製パン(2215)2023/09/12
410
2024/02/02
855
108.54%
霞ヶ関キャピタル(3498)2023/07/31
5,370
2024/04/03
18,800
250.09%
パス(3840)2023/05/19
74
2023/12/13
177
139.19%
ヤマックス(5285)2023/05/16
505
2024/03/28
1,985
293.07%
プライム・ストラテジー(5250)2023/04/24
2,118
2023/7/5
4,690
121.44%
ソシオネクスト(6526)2023/03/02
9,750
2023/06/21
28,330
190.56%
三光産業(7922)2023/2/15
362
2023/4/3
730
101.66%
アースインフィニティ(7692)2023/2/9
132
2023/4/14
890
574.24%
セルシス(3663)2023/1/20
747
2023/2/13
690
-8.26%
TDSE(7046)2023/1/24
1,635
2023/6/13
3,925
140.06%

※上記は実績の一部を抜粋しています。同社提供銘柄の全てにおいて同様の結果が得られる訳ではなく、買い推奨後に下落した事例もございます。

もちろん全ての銘柄が上昇するわけではありませんが、コンスタントに10%程度の上昇結果を出し、時に上記のような大化けを見せる銘柄も多く配信しているため、安定した利益が狙いやすいのではないでしょうか。

また比較的短期間で上昇している銘柄が多いのも特徴的。これだけの成果が出る銘柄を無料で見られるので、銘柄選びにお悩みの方は参考になるんじゃないかと思います。

上記の配信結果からも株エヴァンジェリストのすごさはお分かり頂けたかと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

リョウジ

運営チーム統括。株式投資歴15年以上の30代後半。日々のマーケットの動きを注意深く観察し、リスク管理と長期的な視点を重視した投資戦略で収益は比較的安定。愛犬と過ごす時間を大切にしており、散歩の時間は長め。投資家仲間や友人と情報交換を行いながら、常に最新の市場トレンド、株式テーマをキャッチアップし、短期トレードの儲けのコツ「テーマ株・材料銘柄投資」に関する役立つ情報をご紹介しています。