AI(人工知能)関連銘柄

AI(人工知能)関連銘柄

テーマ株の中でも特に息の長い相場が見込め長く注目されそうなのが「AI(人工知能)関連銘柄」。

IoTや自動運転や農業や医療分野などと広く活用が期待されており、政府も強く推進する「国策テーマ」であることから、株式市場でも大きな注目を集めてきています。

ソフトバンクの孫正義社長が「AI(人工知能)がありとあらゆる産業を再定義」する、「AI(人工知能)を制するものが未来を制する」するなどと「Softbank World 2018」で話されていたのが印象的でしたが、ソフトバンクはソフトバンク・ビジョン・ファンドだけで10兆円規模の資金力を持ち、AI革命に出資してきています。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド

SoftBank Vision Fund 82社(出典)https://www.softbank.jp/biz/future_stride/entry/technology/20190826/

これまでの歴史を振り返ると「銀を制する者は天下を制す」、「情報を制する者は世界を制す」、「リバウンドを制する者は試合を制す」などといった名言がありますが、AI(人工知能)技術は今後より進化し、AIとマッチしやすい産業からAI化がさらに一段と進んでいきそうな感じでしょうか。

ソフトバンクのAIファミリーは2019年7月時点でパイプラインを含め82社を超えてきているようですが、2012年にマレーシアでスタートした東南アジア大手の配車アプリGrab(グラブ)や、2013年にRitesh Agarwalが19歳で創業したインド発ホテルベンチャーOYO(オヨ)など、AI(人工知能)を活用したサービスはここ数年で一気に浸透してきています。

UberEATS(ウーバーイーツ)の配達用バッグを背負い自転車で走っている人とか、ほんと街中で良く見かけるようになりましたが、確かに孫正義社長が話されていたようにAI(人工知能)がこれまでのサービスを再定義していると言えるほど変えてきている印象ですね。

日本株のAI関連銘柄と言えば「ALBERT(3906)」がテンバガーを達成したことは、皆さんの記憶にも新しいのではないかと思いますが、材料に敏感なテーマ株だからこそ、予め今AI(人工知能)でどういう産業が変わっていこうとしているかを把握し、そして大きな成長を見込めそうな注目するべきAI(人工知能)関連銘柄にしっかりと投資していくようにしたいですね。

今回は、現段階でAIがどのように活用されているのかといった前提知識はもちろんのこと、テンバガーを達成したALBERTの値動きから分かるAI関連銘柄の力強さ、2019年も注目された印象のAI関連銘柄をご紹介します。


AI(人工知能)とは?

AIとは、「Artificial=人工的な Intelligence=知能」の略で、人工的に作られた人間のような知能、「人工知能」を意味します。

2006年、AI自身が自動で判断・学習を続ける「ディープラーニング」により、飛躍的に認知度・注目度が高まりました。

すでに私たちの身の回りに活用されている上に、今後さらなる進化も見込まれているため、世間ではもちろんのこと、株式市場でも別格の注目を集めています。

ここでは、身近にあるAIの活用例や他のテーマとの関連性、そして今後まだまだ注目すべき根拠をご紹介します。

身の回りに活用されているAI(人工知能)

人工的に作られた知能と言えば、少し難しそうな印象を受けるかも知れませんが、AIはすでに私たちの身の回りに活用されており、意外と身近なものになっています。

たとえば、お掃除ロボットとして流行した「ルンバ」。

ルンバには人工知能が搭載されており、センサーで障害物を感知し、避けながら掃除をすることができます。また、部屋の間取りや家具の配置をデータとして設定することで、同じ道を通ることなく効率的に掃除を行います。

もう一つ身近な例を上げると、Googleをはじめとする検索エンジンにも人工知能が活用されています。キーワード・文字数・滞在時間などのデータを収集・学習し、質の低いコンテンツ・有害なコンテンツ・コピーコンテンツなどを自動的に排除します。

株取引をされている方だと株式情報を配信している「みんなの株式」や「株探(Kabutan)」というサイトをご存じだったりするかと思いますが、全上場銘柄の記事生成もAIを活用し自動で行われ、発表から1秒で生成する速報性、過去データを用いた銘柄ごとの特徴を捉えた分析などがAIを用い現実となっています。

このように、現段階での活用事例としては、今まで人間が行ってきた「作業」を人工知能が代わりに行うといった活用方法が多く見られます。

また、将来的に身近なものになるであろう活用事例としては、「IoT:モノのインターネット」や「自動運転」への活用です。

「自動運転」や「IoT」にもAIが欠かせない

AI(人工知能)の活用事例として、特に投資家から注目されてきているのが「自動運転」です。

車間距離や障害物など、センサで収集したデータを元にどういった行動を起こすべきか判断するためにAIが使われています。日本の技術力アピールのためにも、2020年の東京オリンピックを目処に実用化が進められています。

また、家電をはじめとする”モノ”をインターネットと繋げることで、様々な種類のデータを膨大に集められる「IoT」。

インターネットトラフィックは今後30年で100万倍に増加していくとされ、ソフトバンクのArm社によると、今後10年で1兆個のIoTのためのチップが出荷されると予想されていまが、IoTによって集められたビッグデータ(膨大な量のデータ)を活用するためにも、人工知能の活用が必要不可欠とされています。

このように、現在流行を見せる他のテーマと深い関係を持っている上、企業はもちろんのこと政府も強く推進する「国策テーマ」であることから、AI関連銘柄は株式市場でも特に注目されています。

2019.12.24

IoT関連銘柄

AI(人工知能)は今後も進化・拡大を続ける

人間の代わりにAIが運転する「自動運転」のように、将来的には人間が行っている作業を人工知能が肩代わりすることが期待されています。

最終的には、ほぼ全ての労働を人工知能が担うと言われてたりもしますが、野村総合研究所とイギリスのオックスフォード大学が共同研究し作成したレポートによると、2030年には労働人口の約49%はAIやロボットにより代替可能になるとされています。

つまり、現段階でのAIは、まだまだ始動したばかり。それにも関わらずこれだけの盛り上がりを見せてきているということは、今後AIが進化するたびに株式市場でも大きな波を形成してくることが予想されます

今後、AIが進化するたびに起爆剤となる材料が発表され、AI(人工知能)関連銘柄の大幅上昇が訪れるでしょう。”その時”に備えて、過去に大きな上昇を見せて話題になったAI関連銘柄の動きを見ておきましょう。

AI関連銘柄「ALBERT(3906)」がテンバガー達成

AI(人工知能)関連の象徴銘柄として人気を集めた「ALERT(3906)」の躍進は、皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか?ここでは、これまでのALBERTの株価推移をご紹介するとともに、AI関連銘柄の力強さと可能性を知っていただけたらと思います。

ALBERT(3906)は、ディープラーニングをはじめとするAI分野に強みを持っており、データ解析からAIアルゴリズムの開発・実装までを一貫して手掛けていることが特長の会社です。

ALBERTチャート画像

業績の細かい上方修正に加え、トヨタ自動車との資本・業務提携が大きな話題となり、1年間で株価12倍と見事”テンバガー”を達成しました。

また、過熱感から一旦調整を挟んだのち、積極的なデータサイエンティストの増員が今後の業績成長を牽引するとの見方から、2019年3月7日を皮切りに再度大きな上昇を見せました。

AI市場ではデータサイエンティストの人材不足が大きな問題となっており、その派遣・育成事業を手掛けるALBERTへの期待、ニーズの拡大が市場参加者の注目を集めるポジティブな材料になったと見られます。

このようにAI関連銘柄は、テーマ株の中でも特に材料に強く反応する傾向にあります。

2018年10月以降は世界的な株安だったにも関わらず、ALBERTは上場来高値を更新しており、全体相場に抗う”AI関連銘柄の力強さ”が実感できる値動きだったと言えるでしょう。

※【追記】2018年にAI(人工知能)関連銘柄としてテーマ性を強めテンバガーを達成したALBERT(3906)ですが、成長性をだいぶ織り込んだ株価となり、2019年4月2日高値15,700円から株価を下げ下降トレンドとなっています。

ALBERT(3906)は2019年11月6日に2019年12月期第3四半期決算(非連結)の発表と併せマクニカや日本ユニシス(8056)との間で資本業務提携契約の締結を決議したことを発表しており、提携先とのシナジー効果が期待されますが、通期予想に届くのかという不安要素がありそうで、上げても75日移動平均線が上値抵抗線となってきているので、トレンド転換してくるかどうかは今後のIRの内容次第か値ごろ感が出てくるかどうかってところでしょうか。

ここ数年でAI(人工知能)に絡んだ事業を行う会社も増え、ALBERT(3906)を買うならより割安感があり成長性への期待感もある他のAI(人工知能)関連銘柄を買いたいと思われている投資家も多いのではないでしょうか。

ALBERTのようにテンバガーを達成するAI(人工知能)関連銘柄はまた今後でてくるのではないかと思われますが、次は、そんな値動きが期待され2019年も注目された印象を受けるAI関連銘柄をご紹介します。

材料に敏感なテーマ株だからこそ、予め期待銘柄には目を配り、材料を把握し、すぐに対応できるよう備えておきましょう。

2019年も注目されたAI(人工知能)関連銘柄は?

ここでは、2019年も投資家から注目されALBERTのような値動きが期待された印象のAI関連銘柄をご紹介。

日々進化を続ける技術だからこそ、いつまた爆発的な上昇のキッカケが訪れるか分かりません。注目銘柄をあらかじめ把握しておき、しっかり上昇の波を掴みましょう。

[3996]サインポスト

サインポスト[3996]の株価チャート

サインポスト(3996)は、金融機関向けのシステム化構想や業務改善のコンサルを主軸に、AIを活用したサービスを提供する会社です。

AI搭載の無人レジ「ワンダーレジスター」や、SPAI、画像認識技術、物体追跡技術を活用したレジ無しスルー型の無人店舗システム「スーパーワンダーレジ」の開発を手掛けていることから、AI関連銘柄として注目されてきています。

ワンダーレジは、内蔵されたカメラを通してAIが商品を識別して会計します。また、利用者の顔を写すカメラで年齢や性別を判断し、どのような人が何を買うのかといったマーケティングデータとして活用することもできるといった特徴をもっています。

このワンダーレジの普及によって、レジの行列を解消することができるため、需要が高いのではないかと期待されています。

サインポストもALBERTと同じく2018年に盛り上がりをみせましたが、業績が赤字に転落し株価を大きく下げ2019年は下降トレンドが続いています。

一時期の株価に比べだいぶ安くなった印象ですが、サインポストはコンビニなどの無人店舗が増え「ワンダーレジスター」や「スーパーワンダーレジ」が需要を伸ばし業績に大きく寄与してきたら面白そうな銘柄ではないでしょうか。

[2488]日本サード・パーティ

日本サード・パーティ[2488]の株価チャート

日本サード・パーティは、ICTソリューション事業を主軸にシステムの設計・構築・運用サービス等を提供している会社です。

AIが応答するチャットボットを軸に積極展開している「Third AI(サードアイ)」を手掛けており、Amazonのクラウド型サービス「アマゾンコネクト」とも連携されていることから、株式市場でも注目されています。

2019年4月にもAI関連の物色人気に乗って株価を上げており、AI関連の材料にも敏感に反応する銘柄と言えます。

2019年11月22日に「Third AI コンタクトセンターソリューション」が「IBM Waston Discovery」を使って機能を強化し、アドバンスト・メディアのAI音声認識「AmiVoice® Communication Suite」と連携し提供開始したことを発表してますが、2019年6月4日安値664円から上昇トレンドが続き堅調に株価を上げてきていますね。

日本サード・パーティは業績が良く時価総額が65億ほどと軽いので、今後の株価推移にも注目したい銘柄ではないでしょうか。

[3652]DMP

DMP[3652]の株価チャート

DMP(ディジタルメディアプロフェッショナル)は、低消費電力GPUを中心としたIPライセンス事業、LSI事業などを展開している会社で、DMPのGPUは、ニンテンドー3DSに使われていることでも知られています。

また、AI(人工知能)は処理が重いため専用のハイスペックなサーバーで処理されてきましたが、昨今はAI(人工知能)に最適化された組込み機器用のICチップ「FPGA」が出てきており、DMP(3652)はそのFPGAの開発・販売を行う国内ではほぼ唯一の会社として注目されてきています。

国内で事業化に成功しているのはDMPくらいしかない為、大手企業での導入事例も多く、任天堂(7974)のゲーム機の他にも、ルネサスエレクトロニクス(6723)のOA機器や、住友三井オートサービスのドライブレコーダーなど、多様なデバイスでも採用されています。

元々500円付近を推移していた低位株でしたが、業績の向上や業務提携、そして車や歩行者、走行道路などの認識機能を担うAIプロセッサーが採用されたことで、4年弱でなんと35倍にまで暴騰

もちろん過熱感から後に下落していますが、現在は3,500円~4,500円付近と、当時の7倍~9倍となる株価水準で推移しています。

[6185]ソネット・メディア・ネットワークス

ソネット・メディア・ネットワークス[6185]の株価チャート

ソネット・メディア・ネットワークスは、広告配信最適化プラットフォーム「Logicad(ロジカド)」を主軸に、アフィリエイト等を手掛ける広告会社です。

中でも、膨大なユーザー行動データをAIで分析・可視化する「VALIS-Cockpit」を提供していることから、AI関連銘柄として見られています。

また、2019年3月11日付で東証1部へ市場変更しており、知名度・流動性の向上を期待した買いが多く集まりました。

2017年から2018年にかけAI(人工知能)関連銘柄として盛り上がりをみせた銘柄は、成長性をだいぶ織り込んでしまい2019年に株価をだいぶ下げてしまっていたりしますが、ソネット・メディア・ネットワークス(6185)は2019年9月2日安値600円あたりから株価を上げトレンドが上向いてきていますね。

[3655]ブレインパッド

ブレインパッド[3655]の株価チャート

ブレインパッドは、企業が持つ大量データの分析受託や分析ソフト等のライセンス提供、ASPサービスを手掛ける会社です。

インターネット広告運用支援ツール「Adnote(アドノート)」や、運用型広告入稿支援ツール「AdPencil(アドペンシル)」を提供しており、AI技術を用いて自動化することで、広告運用担当者の業務負担を大きく削減できるとして注目されています。

サインポスト(3996)の「ワンダーレジスター」や「スーパーワンダーレジ」はまだ需要を伸ばしてくるまで時間がかかりそうかなという印象を受けましたが、インターネット広告運用支援ツールは企業が導入しやすく業績に寄与してくるのが早い印象ですね。

ブレインパッド(3655)は2019年5月10日に好決算が発表となり、5月23日に高値9,300円を付けてますが、業績が良く、時流に乗ったAI関連銘柄と言えるでしょう。

AI(人工知能)関連銘柄が”動意づく前”に掴むには?

ここまで、人工知能の活用例や過去の急騰例、そして2019年も注目された印象を受けるAI(人工知能)関連銘柄をご紹介してきました。

今後もさらに進化していくこと間違い無しのAIだけに、市場でも大きな注目を集めている反面、関連する銘柄が多すぎる、材料に敏感すぎて間に合わない、もう成長性をだいぶ織り込んでしまっている銘柄が多いといった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

そこで、テーマ株が”動意づく前に”仕込むためにオススメするのが「投資顧問」です。

最近は利用者が多い株情報サイトや、株業界で著名な方や人気のアナリストがテーマ株を取り上げることで物色人気が強まるケースも珍しくありません。

投資顧問は投資のプロが見極めた期待銘柄を受け取れるだけでなく、保有・検討中の銘柄についての相談もできるため、株初心者はもちろんのこと、経験者の方にもぜひ利用してみてもらいたいサービスです。

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