テーマ株の中でも特に息の長い相場が見込め長く注目されそうなのが「AI(人工知能)関連銘柄」。
人間の知能を模倣し、学習・推論・判断・認識などの能力をコンピュータ上で実現する技術として、今やあらゆる場面で必要不可欠な存在になりつつあります。
株式市場においても当初はAI(人工知能)関連銘柄として認知されていたのが、生成AIの登場、エッジAIへの注目など細分化されています。
今回はAI(人工知能)の歴史を振り返り、AI(人工知能)関連銘柄をどのように選別し、注目していくべきかを考えながら、AI(人工知能)関連銘柄の中で今後大化け、テンバガー(株価10倍)も目指せそうな銘柄をピックアップしていこうと思います。
AI(人工知能)の歴史
AI(人工知能)という考え方が生まれたのは1900年代に入ってから。それ以前では、生物が意思を持たずに目的を果たすようなことを「機械論」として提唱されていました。
AI(人工知能)の父
直接的な生みの親をよく「〇〇の父」などと表現することがありますが、AI(人工知能)について特定の人物はおらず、数名の哲学者や数学者が関わっています。
例えばチューリングテストを導入したアラン・チューリングは有名です。
その後1963年、マサチューセッツ工科大学にて設立されたMIT人工知能研究所の創設者、マービン・ミンスキー、ジョン・マッカーシーなどがAI(人工知能)の父と呼べるかもしれません。
第1次AIブーム
1950年代後半~1960年代は後に第1次AIブームと呼ばれるようになり、この時期の代表的な動きとしては、MITの計算機科学の名誉教授を務めていたジョセフ・ワイゼンバウムが構築した「ELIZA(イライザ)」と呼ばれる自然言語処理プログラム。
文章を用いて自然言語を処理し、人と対話することで知られるプログラムが1960年代に既に誕生していたということですね。
そしてこの「ELIZA(イライザ)」が誕生したことによって、iPhoneやMac製品に搭載される「Siri」につながるわけです。
第2次AIブーム
次にブームが来るのは80年代。専門知識のない素人あるいは初心者でも専門家と同じレベルの問題解決が可能となるよう、その領域の専門知識をもとに動作するエキスパートシステムと呼ばれるコンピュータシステムが誕生し、会計、医療、プロセス制御、金融サービス、製造業、人事などの商業領域で活用されました。
第3次AIブーム
2000年代に入ると、技術的特異点という言葉が提唱され、世界中にインパクトを与えました。
これは2005年、発明家のレイ・カーツワイルが自身の著作で残した言葉で、「圧倒的な人工知能が知識・知能の点で人間を超越し、科学技術の進歩を担い世界を変革する技術的特異点(シンギュラリティ)が2045年にも訪れる」とする説を発表しました。
この10年後、ディープラーニング(深層学習)と呼ばれる手法が誕生します。
代表的なものとして、イギリスのDeepMind社は2つの深層学習技術と強化学習、モンテカルロ木探索を組み合わせ「AlphaGo」を開発し、人間のプロ囲碁棋士に勝利することに成功。この出来事は世界中で大きな話題となりました。
第4次AIブーム
第4次AIブームを明確に述べている人はいませんが、ChatGPTの登場は新たなブームのきっかけとなっているように思います。
OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットで、生成AIブームの火付け役とも言えるもの。後に今この時代こそが第4次AIブームと呼ばれるようになるかもしれません。
大化け・テンバガー(株価10倍)が目指せるAI(人工知能)関連銘柄の本命株5選
AI(人工知能)は急速に進展し続ける分野で、国策でもあると考えると、一度大きな材料が出ると関連銘柄も大きく株価が変動するケースが多いのも特徴。
多岐にわたるAI(人工知能)関連銘柄から、今後テンバガー(株価10倍)が目指せる大化け本命株をピックアップしたのでご紹介いたします。
AI(人工知能)関連銘柄 本命株 さくらインターネット(3778)
さくらインターネット(3778)は生成AI関連、エヌビディア(NVIDIA)関連、データセンター関連などで知られる代表的銘柄。
生成AI向けクラウドサービス「高火力」はNVIDIA製GPU「NVIDIA HGX B200 システム」が約10,000基搭載。
何より経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受けたことが市場へのインパクトが大きく、実はすでにテンバガーを達成しています。
しかしまだまだ人気は継続しており、長期的には何十倍にも膨れ上がるかもしれないお宝銘柄と言っても、大げさではなさそうなんですよね。
AI(人工知能)関連銘柄 本命株 NEC(6701)
NEC(6701)のチャートまず見てみると、驚くほど健全できれいに形成されていることにびっくりさせられます。
もちろん短期的に伸びるような値動きではないですが、同社の強みは生成AIの基盤となる新型の大規模言語モデル(LLM)「cotomi Pro」「cotomi Light」を自社開発したという点かもしれません。
LLMの性能を高めるためにはモデルを大規模にする必要があるため動作速度が遅くなりますが、NECは学習方式やアーキテクチャの工夫をすることで、速度と性能の両立に成功。
「cotomi Pro」は、GPT-4やClaude 2などグローバルトップレベルのモデルに比肩する性能を、GPU2枚の現実的なインフラでGPT-4のおよそ1/8のレスポンスタイムで実現。さらに高速な「cotomi Light」は、GPT-3.5-Turboなどグローバルモデルと同等水準の性能を持ちながら、GPU1~2枚程度の現実的なインフラで大量のリクエストを高速に処理することができ、多くの業務で充分な性能を発揮。
独自開発こそが同社の強みとなって、株価も反映されているのかもしれません。
AI(人工知能)関連銘柄 本命株 富士通(6702)
富士通(6702)と言えばスーパーコンピュータ「富岳」。
2021年より本格稼働しており、スーパーコンピューターの性能ランキング「Graph500」のBFS部門で9期連続の1位を獲得しています。
最近ではNTTがグラフ(頂点と枝により事物の関連性を示したデータ)に対して、頂点全体のつながりを始点から近い順に辿る計算(BFS)を高速に行うためのアルゴリズム「Forest Pruning」を開発。「富岳」が保有する首位記録をさらに約20%向上させることに貢献しています。
それ以外でもエンタープライズ生成AIフレームワークを開発し、2024年7月よりAIサービス「Fujitsu Kozuchi」のラインナップとして順次提供を開始するなど、AI関連で幅広く手がけている点も強みとなっています。
AI(人工知能)関連銘柄 本命株 PKSHA Technology(3993)
PKSHA Technology(3993)はディープラーニングを活用して業務効率化を実現するアルゴリズムモジュールとアルゴリズムソフトウエアの開発を主力とし、AI(人工知能)関連の代表的な銘柄です。
同社はまたAIチャットボット「PKSHA Chatbot」が国内シェアNo.1を誇り、ChatGPTが話題となった2023年の生成AIブーム時にも注目されました。
2023年には傘下のPKSHA Technology Capitalを通じ、2023年1月27日に「PKSHA アルゴリズム2号ファンド(正式名称『PKSHAアルゴリズム2号投資事業有限責任組合』)」を設立しています。
AI(人工知能)関連銘柄 本命株 日立製作所(6501)
日立製作所(6501)はAI(人工知能)関連のイメージが少ないかもしれません。
しかし急速に力を入れ始めており、2024年にはMicrosoftと生成AIを活用した社内イノベーションの分野での協業を発表。協業の範囲は日立グループ各社にわたり、3年間で数十億ドル規模の協業を見込む戦略的パートナーシップを行うとしています。
2023年に「Generative AIセンター」を設立し、生成AIの活用やソリューションへの適用を進めており、2024年6月、経済紙にて時価総額がソニーグループ(6758)を上回ったことも報じられています。
AI(人工知能)関連銘柄の本命・出遅れ株が動意づく前に掴むには?
ここまで、AI(人工知能)の活用例や過去の急騰例、そしてこれまでに注目された印象を受けるAI(人工知能)関連銘柄をいくつかご紹介してきました。
しかし、AI(人工知能)に絡んだ銘柄は紹介しきればいほどまだまだ他にもたくさんあります。
今後もさらに進化していくこと間違い無しのAIだけに、市場で大きな注目を集めてきている反面、関連する銘柄が多すぎる、材料に敏感すぎて間に合わない、もう成長性をだいぶ織り込んでしまっている銘柄が多いといった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
そこで、テーマ株が“動意づく前に”仕込むためにチェックしておくことをオススメしたいのが「投資顧問(株情報サイト)」です。
最近は利用者が多い株情報サイトや、株業界で著名な方や人気のアナリストがテーマ株を取り上げることで物色人気が強まるケースも珍しくありません。
投資顧問はアナリストが分析した期待銘柄を受け取れるだけでなく、保有・検討中の銘柄についての相談もできるため、株初心者はもちろんのこと、経験者の方にもぜひ利用してみてもらいたいサービスです。
テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】
「新生ジャパン投資」は、かつてラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信していた株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしていた株の大魔神『高山緑星』こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。
株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが『高山緑星』こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。
テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。
ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして2023年生成AIが人気化したことをきっかけとしたAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
今、新生ジャパン投資から"次なる大化け候補株1銘柄"を無料で配信してもらうことができますが、長きにわたり大化け銘柄を輩出し続けてきている相場界のレジェンドの銘柄発掘力を体感できるかと思いますので、利益に繋がる銘柄を知り、チャンスを逃さずしっかりと資産を形成していきたいと思われる方は、この無料で試せる機会をぜひ活用してみて下さい。↓↓
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