電動キックボード関連株から本命株・注目株3銘柄を厳選！電動キックボードの規制緩和で物色された銘柄の値動きを解説

株式市場でも関連株が物色されそうな気配のある電動キックボード関連銘柄。警察庁は2023年1月19日、一定の条件を満たす電動キックボードについて、運転免許なしでの公道走行を7月から解禁する方針を示したことで話題となっています。

今回は特に物色された電動キックボード関連銘柄の値動きなどについてまとめ、それに伴う電動キックボード関連銘柄の急騰例もご紹介していこうと思います。また記事の最後には「割安で高配当な電動キックボード関連銘柄一覧」として2023年3月1日時点の時価総額、PER、配当利回りをまとめていますのであわせてご覧ください。

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2023年1月、電動キックボードルール改正

手軽な交通手段として都市部を中心に利用が広がっている電動キックボード。警察庁は2023年1月19日、最高速度や大きさなどの基準を満たしたものを対象に、自転車と同様の交通ルールを適用する方針を決めました。

2023年1月現在、電動キックボードは原付バイクやオートバイとして分類されるもの、国の実証実験として貸し出されているものの大きく2つの種類に分けられてルールが決められています。

7月1日から新たな制度では、原付バイクやオートバイとして分類されていたものはこれまでと変わらないものの、国の実証実験の制度が廃止。最高時速など、基準を満たせば「特定小型原動機付自転車」として分類できる新たな制度が法律に設けられます。

「特定小型原動機付自転車」に該当するための基準は以下の通り。

上記の通り、原動機付自転車のうち、電動機の定格出力が0.6kW以下であって長さ1.9m、幅0.6m以下かつ最高速度20km/h以下のものを特定小型原動機付自転車とし、それ以外の原動機付自転車を一般原動機付自転車と定義。運転免許は必要なく、ヘルメットの着用も努力義務とされます。16歳未満の運転は禁止。

一部の車両については運転免許が要らず、ヘルメットの着用も努力義務にとどまることで、より手軽に利用できる一方で、ネガティブな意見も少なくありません。

電動キックボード関連銘柄の本命株・注目株

近距離の移動手段としての利便性が各段に上がることを想定し、電動キックボード関連銘柄として物色が期待されるのは製造メーカーから部品製造、また電動キックボードを用いたサービスを展開する上場企業。

既に電動キックボード関連銘柄の本命株としてサンオータス(7623)が大きく買われる展開となりました。その他アダストリア(2685)、MTG(7806)など物色された銘柄をいくつかご紹介します。

電動キックボード関連銘柄 本命株 サンオータス(7623)

サンオータス(7623)は神奈川県を中心に、電動キックボードのシェアリングを展開。三密回避の移動や、ゆったりとした観光に最適な新しい移動手段として湘南、三浦、横須賀、川崎羽田、長野県松本、沖縄の宮古エリアでもサービスを行っています。本命視されたサンオータス(7623)は発表後、電動キックボード関連銘柄として唯一ストップ高となるほど値を上げました。

電動キックボード関連銘柄 注目株 アダストリア(2685)

アダストリア(2685)は2021年、電動キックボードなどの「電動マイクロモビリティ」を取り扱うシェアリングサービス「LUUP（ループ）」を展開する株式会社Luupと資本提携。店舗への来店前後の「移動」に視野を広げた新たな顧客体験の提供に向けた協業を開始しています。

電動キックボード関連銘柄 注目株 MTG(7806)

MTG(7806)はグループ会社のブレイズが電動スクーター、BLAZE EV SCOOTER（ブレイズEVスクーター）を販売。2023年1月17日には長野県で初のブレイズの電動モビリティ専門店「NEXT BASE(ネクストベース)」をオープンさせています。

電動キックボード関連のその他注目株まとめ

他にも注目したい銘柄はいくつかありますが、電動キックボード関連銘柄に直接関連しているケースや、電動キックボード関連銘柄として物色される銘柄も多いため、一覧にしてピックアップしてみました。時価総額、PER、配当利回りも記載していますので是非参考にしてみてください。

PER・利回りは2023年3月1日時点

電動キックボード関連銘柄のような関連株を狙うには？

市場テーマとしては関連銘柄も少なく一時的な話題性に限ってしまう規模ではありますが、このようなテーマは国策規模の市場テーマに関連する銘柄とは異なる動きを見せる場合があります。テーマを隅々まで把握することは難しい半面、日頃から興味のあるテーマであった場合は判断しやすいといったメリットも。

今回のようなテーマは、短期的な投資を目的としてリアルタイムに最新のニュースや話題性に絡んだ銘柄情報などを配信している株情報サイトで取り上げられる可能性も十分にありますので、メルマガ登録するなどして、『自分で時間をかけて色々と情報をチェックする』のではなく『アナリストなどが簡潔にまとめてくれた情報をリアルタイムに受け取る』ようにしておくといいかと思います。

特に話題性の高いテーマは物色されやすいものの、具体的な銘柄選定が難しい場合もありますので、テーマの中から個別銘柄を直接取り上げてくれる株情報サイトは非常に参考になります。

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