2021年3月11日、日本、米国、オーストラリア、インドの4ヵ国が、「レアアース(希土類)」の確保で協力することが報じられました。
レアアースは生産量で世界6割のシェアを握る中国による輸出規制が問題視されてきていますが、中国依存を脱却し、安定供給への懸念を解消すべく、生産技術や開発資金などで連携し取り組むようです。
レアアースは幅広い分野で需要があり、様々な用途・使い道があることから、世界での競争力維持・強化に必要不可欠な素材となっている印象ですが、4ヵ国連携により、日本も南鳥島沖の海底下にあるレアアース開発が進められてきたら面白そうですね。
レアアース産出国となれれば日本の未来はより明るくなるのではって気がしますが、今回は株式市場で注目しておきたい「レアアース(希土類)関連銘柄」について簡単に分かりやすくまとめてみたいと思います。
中長期的な成長性が期待されそうなテーマ株かと思いますので是非、最後までご参照になってみて下さい。
目次
レアアース(希土類)・レアメタルとは簡単に
出典:レアメタルの基礎知識(https://www.nims.go.jp/research/elements/rare-metal/study/index.html)
レアアース(希土類)とは、レアメタル(希少金属)に分類される一種で、全部で17種類あります。
「金(Au)」「銀(Ag)」「銅(Cu)」「鉄(Fe)」「亜鉛(Zn)」「アルミニウム(Al)」などの金属は皆さんもよく耳にするかと思いますが、「レアメタル」は希少な非鉄金属を指し、以下の元素が挙げられます。
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レアメタル一覧
- リチウム(Li)
- ベリリウム(Be)
- ホウ素(B)
- レアアース(希土類)
- チタン(Ti)
- バナジウム(V)
- クロム(Cr)
- マンガン(Mn)
- コバルト(Co)
- ニッケル(Ni)
- ガリウム(Ga)
- ゲルマニウム(Ge)
- セレン(Se)
- ルビジウム(Rb)
- ストロンチウム(Sr)
- ジルコニウム(Zr)
- ニオブ(Nb)
- モリブデン(Mo)
- パラジウム(Pd)
- インジウム(In)
- アンチモン(Sb)
- テルル(Te)
- セシウム(Cs)
- バリウム(Ba)
- ハフニウム(Hf)
- タンタル(Ta)
- タングステン(W)
- レニウム(Re)
- 白金(Pt)
- タリウム(Tl)
- ビスマス()
- (Bi)
※非鉄金属とは:鉄及び鉄を主成分とした合金のことで、鋼以外の金属を指す。
「レアメタル」だと、まだ「リチウム」「マンガン」「ニッケル」など、聞き覚えのある元素が目に付く感じですね。
「チタン」など地中埋蔵量が多い非鉄金属でも、高純度のものを精錬するのに高額な技術コストを要するのは「レアメタル」とされているようです。
続いて、「レアアース(希土類)」と呼ばれるのは以下の元素が挙げられます。
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レアアース(希土類)一覧
- スカンジウム(Sc)
- イットリウム(Y)
- ランタン(La)
- セリウム(Ce)
- プラセオジム(Pr)
- ネオジム(Nd)
- プロメチウム(Pm)
- サマリウム(Sm)
- ユウロビウム(Eu)
- ガドリニウム(Gd)
- テルビウム(Tb)
- ジスプロシウム(Dy)
- ホルミウム(Ho)
- エルビウム(Er)
- ツリウム(Tm)
- イッテルビウム(Yb)
- ルテチウム(Lu)
「レアアース(希土類)」は上記のような「原子番号21のスカンジウム(Sc)」、「原子番号39のイットリウム(Y)」の2元素と、「原子番号57のランタン(La)」から「原子番号71のルテチウム(Lu)」までの15元素を加えた計17元素のことを言います。
「レアアース(希土類)」となるとあまり聞き覚えのない元素が殆どではないでしょうか。
レアアースが重要視されているのは少量加えるだけで素材の性能を高めることが大きいかと思いますが、様々な用途・使い道があり「産業のビタミン」と言われています。
しかしながら、この現代社会において非常に重要な元素と言える「レアアース(希土類)」ですが、その6割が中国生産となっています。
レアアースは中国がその6割近くを生産
USGS(米地質調査所)によると、2020年における中国の生産量は、酸化物換算で14万トンと、世界の6割近く(58%)を占めたようです。
鉱床そのものはユーラシア、北米、南米、オーストラリアなど各大陸に分布し、埋蔵量は2020年時点で中国が37%、ベトナム、ブラジルが18%、ロシアが10%、インドが6%、オーストラリアが3%とみられています。
中国は世界最大のレアアース生産国であり、その優位性を経済外交の有力な武器として活用してきていますが、2010年に尖閣諸島沖での漁船衝突問題を背景とし日本への輸出制限が行われた際は、一部の価格が暴騰(約9倍)になり、市場も企業も大きな影響を受けることとなりました。
日本はレアアースの調達先をベトナムなどに広げ、中国への依存は2009年の9割から6割にまで下がりましたが、米国は自国産のレアアース鉱石を中国で分離・精製し、輸入の8割を中国が占めています。
出典:USGS(米地質調査所)、2016~2019年
2019年に米中貿易摩擦が激化した際も中国がレアアース(希土類)の禁輸措置をちらつかせ話題となりましたが、レアアースは最新鋭のステルス戦闘機F35やミサイル防衛システムなどにも欠かせないことから、中国に頼るのは危険と指摘されてきています。
しかしながら、危機感を強めた米国や豪州がレアアースの生産量を増やしたことで、中国依存には変化が見られてきています。
以前は中国の世界シェアが9割前後でしたが、上記画像を見るとここ数年で米国や豪州が伸びているのが見てとれるのではないでしょうか。
米バイデン大統領はサプライチェーン(供給網)の見直しと対応の検討を命じ、新たに欧州のエストニアで処理したりすることを決定してきていますが、中国に対抗する動きが強まり市場環境は今後更に変化してくるかもしれませんね。
日本の南鳥島周辺には膨大なレアアース泥が存在
ここまで読んで日本は生産量が高いわけでもないしあまりレアアースと関係ないのではと思われた方もいるかもしれませんが、レアアースは日本近海の海底下にも大量にが眠っていることが明らかとなってきています。
2018年4月、東京大学の「加藤泰浩」教授と早稲田大学の「高谷雄太郎」講師らの研究グループは、日本の排他的経済水域(EEZ)である南鳥島周辺の海底約6000mにあるレアアース(希土類)の資源量が、世界の消費量の数百年分に相当する1600万トン超に達することを明らかにしました。
詳細な資源量が明らかとなり、レアアースを効率良く回収する技術も確立されてきています。
政府や民間企業と協力して採掘を検討することが報じられてきていますが、海底にあるレアアース泥を採掘しレアアースを取り出せるようになれば、日本も産出量を大幅に伸ばし中国依存・資源小国を脱却できるかもしれません。
それにしても、強力な磁石に利用するジスプロシウム(Dy)が世界需要の730年分相当もあり、レーザーなどに使用するイットリウム(Y)も780年分相当あるというのは何だか凄いですね。
大量のレアアース資源を発見し研究グループの方はとても夢が膨らんだのではないかと思いますが、採掘技術が開発され日本の成長に大きく繋がってくることを期待したいですね。
レアアース(希土類)の用途・使い道
レアアース(希土類)とはについて簡単にまとめ、中国依存の高さや日本近海の海底に眠るレアアース泥についてご紹介しましたが、レアアースが注目されてきているのは、様々な用途・使い道があり、それだけ必要とされてきている素材だからです。
先程、最新鋭のステルス戦闘機やミサイル防衛システムなどにも欠かせないと記載しましたが、EV(電気自動車)や風力発電機のモーターなど、需要増が見込まれるハイテク分野を中心とし幅広い製品に利用されています。
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レアアースの主な用途・使い道
- スマホ(携帯電話)
- 液晶テレビ
- デジタルカメラ
- パソコン
- 省エネ家電
- EV車(次世代自動車)
- モーター用磁石
- 電子部品(IC、半導体、接点等)
- 小型二次電池
- リチウムイオン電池
- ニッケル水素電池
- HDDガラス基板等の研磨剤
- 超硬工具
- 排気ガス浄化(触媒)
- 蛍光体
身近なものだとスマートフォンの製造や、省エネ家電、HDD(ハードディスク駆動装置)などに使用されている感じですね。
こうした用途・使い道の一覧を見ると、レアアースが必要不可欠な素材であることが良く分かるかと思います。
具体的にはハードディスクの研磨剤や触媒としては「セリウム(Ce)」が、EV(電気自動車)のモーター用磁石などには「プラセオジム(Pr)」「ネオジム(Nd)」「ジスプロシウム(Dy)」「テルビウム(Tb)」が、蛍光体には「ユウロピウム(Eu)」「イットリウム(Y)」が利用されているようです。
現代社会はEV化が進められ、脱炭素社会実現に向け風力発電も需要増が見込まれている印象ですが、多くの製品で利用されてきている素材を中国に依存し続けるというのは、世界での競争力維持・強化において大きな懸念材料と言えそうですね。
先程、日本の排他的経済水域(EEZ)である南鳥島周辺の海底でレアアース泥が発見されたことを記載しましたが、中国は南鳥島EEZに隣接した海域でマンガンノジュールとコバルトリッチクラストの鉱区を相次いで取得してきているようです。
何だか日本が見つけたのにって感じですが、日本の目と鼻の先でレアアース泥の調査を実施してきているようなので、中国に遅れを取らないよう、国産レアース資源開発を現実のものとし、資源安全保証が確立されることを期待したいですね。
電気自動車のモーターなどに使われる磁石に必要不可欠なレアアースの権益を、日本として初めて獲得
2023年3月、双日(2768)は、JOGMEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)と共同で、レアアースの重希土類の一種であるジスプロシウムとテルビウムの権益を獲得したと発表。重希土類は電気自動車(EV)用モーターの磁石などに使う。経済産業省によると日本として重希土類の権益を獲得するのは初。獲得前には経済産業省が約181億円を出資すると発表していました。
オーストラリアのレアアース(希土類)大手のライナスと、日本向けに重希土類の供給契約により、双日とJOGMECが共同で2011年に設立した日豪レアアースを通じて、3月中にもライナスに約2億豪ドル(約180億円)を出資。ライナスは双日などの出資を通じて、従来手掛けてきた軽希土類の生産を拡大するほか、重希土類の一種であるジスプロシウムやテルビウムの生産を始めるとしています。
レアアース(希土類)関連銘柄の本命株・出遅れ株などの注目株
レアアース(希土類)を巡る各国間の駆け引きは今後、一段と激しさを増してきそうな印象ですが、それでは「レアアース(希土類)関連銘柄」として注目したい日本の企業をいくつかご紹介してみたいと思います。
レアアース(希土類)関連銘柄 東亜建設工業(1885)
東亜建設工業(1885)は旧浅野系の海上土木大手で、総合建設業を行っている企業です。
明治41年(1908年)創業と歴史ある会社ですが、2021年2月8日に会社HPで南鳥島周辺海域のレアアース資源開発に向けた技術開発の情報が科学雑誌「Nature」のFOCAL POINT(オンデマンド制作の記事特集)に掲載されたことがプレスリリースとして発表されています。
同社は南鳥島EEZのレアアース資源開発に資する各種の技術開発に取り組んできていて、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム「SIP(革新的深海資源調査技術)」にも参画しています。
SIPでは、レアアース泥採取のために重要な「解泥」技術について、2019度に同社の技術研究開発センターで開発した技術を基に、2020年度はJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の委託を受け、その大型実証実験(実機の1/3スケール)を千葉県袖ケ浦市の同社ヤードにて2020年7月から8月にかけ実施されたようです。
Natureの特集では同社の代表取締役社長である「秋山優樹」氏と技術研究開発センターの森澤プロジェクトマネージャーへのインタビューを基にした記事が掲載となってますが、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムに参画し南鳥島EEZのレアアース資源開発にも取り組んできているので、東亜建設工業(1885)はレアアース(希土類)関連銘柄の本命株の一つと言えそうな日本企業ではないでしょうか。
チャートを見ると堅調に株価を上げ上昇トレンドが続いている印象ですが、まだPERは11.1倍ほどで、PBRも0.69倍ほど。
これぐらいの株価水準ならまだ中長期的な成長性への期待感がありそうですし、上値を切り上げてくるかもしれませんね。
良さそうなタイミングがないか、今後の株価推移にも注目したい銘柄ではないでしょうか。
レアアース(希土類)関連銘柄 東洋エンジニアリング(6330)
東洋エンジニアリング(6330)は三井化系のプラント大手で、石油、ガス、資源開発、石油化学、水、発電、高度生産システム、医薬、ファインケミカル、物流、バイオ、環境等を対象分野とし、各種産業プラントの研究・開発協力などを行っている企業です。
先程、東亜建設工業(1885)が掲載されたことを書いた「Nature」の特集記事に同社も掲載されています。
海底のレアアース泥の質感は粘土に似ていて固体のように砕いたり液体のように流したりできないようで、採掘する上で“どのように流すか”も問題となっているようです。
この問題を解決するために、海底の機械を使い、泥と海水を混ぜ合わせ、油のように滑らかに流れるよう、スラリー状のテクスチャーに変換するようですが、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)は石油・ガスの研究開発に豊富な実績を持つ同社と提携し、深海の泥をスラリー状に変えるTOYO設計のシステムで、新設計の丈夫なパイプを使用パイプを使用しているようです。
こちらも南鳥島EEZのレアアース資源開発に関わっていることからレアアース(希土類)関連銘柄の本命株の一つとして注目したい日本企業と言えるのではないでしょうか。
チャートを見ると同社も調整を挟みつつ株価を堅調に上げてきている印象ですが、今後への期待感が先行し物色されてきている格好でしょうか。
レアアース(希土類)関連銘柄 三井海洋開発(6269)
三井海洋開発(6269)は浮体式石油・ガス生産貯蔵設備の世界大手で設計・建造、リース、運転、保守を一貫して行っている企業です。
浮体式生産設備は海底にあるレアアース泥を採掘するのに必要不可欠な設備かと思いますが、同社はトヨタ自動車(7203)などと「レアアース泥開発推進コンソーシアム」を2014年に設立し、回収技術の開発に取り組んできています。
また、会社HPを見ると「新規事業」として日本が国策として取り組む排他的経済水域(EEZ)でのメタンハイドレート開発において、これまでに技術・実績を活かし、表層メタンハイドレート回収の商業化に向けた研究開発にメインプレーヤーとして参加していることが記載されています。
なので同社もレアアース(希土類)関連銘柄の本命株の一つとして注目したい日本企業と言えるのではないでしょうか。
上記2銘柄より時価総額がやや大きい銘柄ですが、チャートを見ると2021年3月に入ったあたりから強い値動きをしてきていますね。
こちらはPERが26.8倍ほどとなっていますが、新型コロナウイルス感染拡大前となる2020年1月の株価水準をまだ回復していないので、同社も良さそうなタイミングがないか、今後の株価推移にも注目したい銘柄ではないでしょうか。
レアアース(希土類)関連銘柄 コマツ(6301)
コマツ(6301)は建機最大手で世界2位の企業です。
先程、東亜建設工業(1885)が掲載されたことを書いた「Nature」の特集記事に同社の説明内容も掲載されています。
チームの一員として課題解決に取り組んできている格好でしょうか。
時価総額が3兆3467億円と大きい東証1部銘柄で、PERは40.6倍ほどとなってますが、こちらもチャートを見ると堅調に推移してきている印象ですね。
やや株価水準は高めとなっているかもしれませんが、下げても25日移動平均線あたりで切り返し強い値動きをしてきているので、こちらも良さそうなタイミングがないか、今後の株価推移にも注目したい銘柄かもしれませんね。
レアアース(希土類)関連銘柄 アルコニックス(3036)
アルコニックス(3036)は非鉄金属の商社で、金属加工、レアメタルに強みのある企業です。
国内外の連結子会社、及び関連会社により構成され、アルミ、銅、ニッケル、レアメタル・レアアースなどの各種製品並びにそれらの原材料の輸出、輸入及び国内取引の業務を行う他、金属加工を中心とした製造業への事業拡大を行ってきています。
株式市場で「レアアース(希土類)」がテーマ性を強める流れとなった際は同社株への物色がみられてきています。
2021年1月18日、日本政府が日本最東端の南鳥島周辺の海底に埋蔵されるレアメタルについて、採掘の商業化を進める方針を固めたと伝わり急騰しました。
チャートを見ると見直し買いが流入し強い値動きをしてきている印象ですが、南鳥島周辺の海底に眠るレアアース泥の量はなかなかインパクトがあるので、将来性への期待感から今後も調整を挟みつつ株価を上げてくるかもしれませんね。
レアアース(希土類)関連銘柄 アサカ理研(5724)
アサカ理研(5724)は電子部品等からの金属回収・精錬を行っている企業ですが、レアアース・レアメタルのリサイクル事業を展開しています。
同社も2021年1月18日に日本政府が南鳥島周辺の海底に埋蔵されているレアメタルについて、採掘の商業化を進める方針を固めたと伝わったことで急騰しました。
チャートを見ると2,000円を割り上値の重い展開となっている印象ですが、時価総額が95.1億円ほどと比較的軽めな印象なので、レアアース(希土類)関連銘柄の中でもテーマ株らしい値動きを期待できそうな銘柄と言えるかもしれませんね。
PERが90.6倍ほどとなってますが、好決算を発表してきているのでテーマ性の強まりを期待し今後の株価推移にも注目したい銘柄ではないでしょうか。
レアアース(希土類)関連銘柄の本命株・出遅れ株を上手く狙いたい人は
いくつか関連銘柄をご紹介してみましたが、南鳥島周辺の海底に埋蔵されているレアメタルが実際に採掘され商業化されてくるにはまだ時間を要しそうなので、「レアアース(希土類)関連銘柄」は中長期的に注目したいテーマ株と言えるかと思います。
レアアース(希土類)関連銘柄の出遅れ株としては地下資源工事用掘削機械大手でPER5.5倍ほどの鉱研工業(6297)や、貴金属リサイクルや廃棄物処理を行うアサヒホールディングス(5857)などが挙げられるかと思いますが、他にもまだ中長期的な値上がりを期待できそうな銘柄はまだあるかと思います。
昭和電工(4004)や丸紅(8002)なども強い値動きをみせてきている印象ですが、レアアース(希土類)関連銘柄は買い材料が分かりやすいテーマ株かと思うので、その他の出遅れ株もしっかりと探っていきたいところではないでしょうか。
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証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
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5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
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