スガノミクス関連銘柄(地方銀行関連株)

2020年8月28日に安倍晋三首相が辞意を正式に表明し、後任候補(ポスト安倍)として「菅義偉官房長官」「岸田文雄政調会長」「石破茂元幹事長」「河野太郎防衛大臣」「稲田朋美幹事長代行」などの名前が挙げられていましたが、菅義偉官房長官を後継とする流れが固まり、「スガノミクス」に関連した銘柄が物色される相場展開となりましたね。

2020年9月16日に臨時国会が召集され首相指名選挙が実施されるようですが、「スガノミクス関連銘柄」として注目したい「地方銀行関連株」や、菅義偉氏が掲げる政策関連として「携帯電話料金の値下げ」「地方再生」などについて今回はまとめておきたいと思います。


スガノミクス関連銘柄(地方銀行関連株)一覧

2020年9月2日、菅義偉官房長官が自民党総裁選への出馬会見にて、地方銀行に関して“数が多すぎるのではないかというふうに思っています”と発言したことが伝わり、地銀再編への期待感が高まる流れとなりました。

スガノミクス関連銘柄(地方銀行関連株)一覧
証券コード 企業名 概要
8562 福島銀行 福島地盤の第2地銀。地銀連合構想を掲げるSBIホールディングス(8473)の出資を受けている。
7150 島根銀行 鳥取、島根が地盤の地銀。上場している地銀では最小規模。
8338 筑波銀行 茨城地盤の地銀中位で、県内では2番手。
8337 千葉興業銀行 千葉県地盤の地銀。みずほと親密。
7161 じもとホールディングス きらやか銀行と仙台銀行が経営統合。
7184 富山第一銀行 富山県の第2地銀。新潟県、石川県、岐阜県にも展開。
8550 栃木銀行 栃木地盤の第2地銀で、県内では2番手。
8364 清水銀行 静岡県地盤の地銀中下位行。
8563 大東銀行 福島地盤の第2地銀。
8416 高知銀行 高知地盤の第2地銀。県内高シェアで県内外には約70の店舗網。
8713 フィデアホールディングス 山形県、秋田県が地盤。荘内銀行と北都銀行が統合。
8714 池田泉州ホールディングス 関西地盤、大阪府内で最大。池田銀行と泉州銀行が経営統合。
7189 西日本フィナンシャルホールディングス 西日本シティ銀行、長崎銀行、西日本信用保証による金融持ち株会社。
7186 コンコルディア・フィナンシャルグループ 横浜銀行と東日本銀行が経営統合。総合力は都銀並み。
8393 宮崎銀行 宮崎地盤の地銀中位。県指定の金融機関。
8336 武蔵野銀行 埼玉地盤で全域に店舗網。千葉銀行と提携。
8356 十六銀行 岐阜県内で最大手の地銀。愛知県にも展開し営業拡大。2012年9月に岐阜銀行と合併。
8379 広島銀行 広島地盤の地銀上位。県内シェア首位で岡山県、山口県、愛媛県にも地盤。
7327 第四北越フィナンシャルグループ 2018年10月に第四銀行と北越銀行が経営統合。地銀上位、新潟県内で圧倒的シェア。
8558 東和銀行 群馬県、埼玉県を中心に店舗展開する第2地銀。
8395 佐賀銀行 佐賀地盤の地銀中位、県内で圧倒的シェア。
8542 トマト銀行 岡山地盤の第2地銀。兵庫県、大阪府、広島県にも拠点。
8349 東北銀行 岩手地盤の地銀。
8354 ふくおかフィナンシャルグループ 福岡・熊本・親和銀3行の持ち株会社。資産は地銀で首位級。2019年4月に十八銀行も。
8343 秋田銀行 秋田地盤の地銀中位。福島県・北海道にも。
8386 百十四銀行 香川地盤で県内首位の地銀。大阪府や岡山県などにも展開。大企業との取引が多い。
8383 鳥取銀行 鳥取地盤の地銀中下位。
8524 北洋銀行 北海道地盤で資金量は第2地銀最大。北海道拓殖銀行と札幌銀行の取込で拡大。
8360 山梨中央銀行 山梨県内唯一の地銀。東京西部にも進出。
7322 三十三フィナンシャルグループ 三重県が地盤。三重銀行と第三銀行が経営統合し2018年4月に発足。

スガノミクス関連銘柄として注目したい地方銀行株をざっと30銘柄ほど挙げてみましたが、福岡証券取引所に上場している銘柄、筑邦銀行(8398)、福岡中央銀行(8540)、南日本銀行(8554)、豊和銀行(8559)、宮崎太陽銀行(8560)などを入れると地方銀行関連株は他にも48銘柄ほどあるかと思います。

これだけ地方銀行関連株があるのを見ると、菅義偉官房長官が“数が多すぎるのではないかというふうに思っています”と発言するのも頷けるのではないでしょうか。

SBIホールディングス(8473)の北尾吉孝代表取締役社長CEOが地方銀行への出資などを柱とする「地銀連合構想」に関して、“新たな合意に非常に近いのが3、4ある”とコメントしていると伝わっており、SBIHDの出資を受けている福島銀行(8562)は特に大きく買われている印象ですが、栃木銀行(8550)、筑波銀行(8338)、千葉興業銀行(8337)、じもとホールディングス(7161)、島根銀行(7150)あたりも物色され株価を大幅に上げていますね。

地銀再編期待が波及し地方銀行関連株の中でも低位株が物色されてきている印象ですが、直近で注目したいのは大手と親密な関係であったり経営支援を受けている地方銀行関連株でしょうか?

スガノミクス関連銘柄としてSBIホールディングスから出資を受けている地方銀行関連株に注目

2020年4月28日、SBIホールディングス(8473)の北尾吉孝代表取締役社長CEOは、決算説明会にて、全額出資で「SBI地銀ホールディングス」を設立したことを明らかにしています。

2020年4月28日時点でSBIホールディングス(8473)が出資済みの地方銀行は、福島銀行(8562)、島根銀行(7150)、筑波銀行(8338)、清水銀行(8364)の4行となっていましたが、2020年5月29日に「株式会社SBI証券による大東銀行株式(証券コード:8563)の取得に関するお知らせ」にて、大東銀行(8563)の株式を2,159,300株取得することが発表となっています。

北尾吉孝代表取締役社長CEOは、大東銀行(8563)の株式取得に関して“いろんなところから頼まれて善意でやった”としているようで、同行については“一連の連合構想には入っていない”としているようですが、“構想に含めるかは相手(大東銀行)の出方次第”としているようなので、今後もしかしたら連合構想に含まれるかもしれませんね。

SBIホールディングス(8473)の北尾吉孝代表取締役社長CEOは、進めてきている「地銀連合構想」に関して、計10行程度と資本業務提携を結び、集中的に経営改善を支援する方針のようなので、今後あと5行か6行ほど出資先が増えそうな感じでしょうか。

SBIホールディングスが出資・株式取得を行っている地方銀行関連銘柄一覧
証券コード 企業名 概要
8562 福島銀行 福島地盤の第2地銀。SBIHDが19.25%出資。
7150 島根銀行 鳥取、島根が地盤の地銀。SBIDがグループとして34%出資。
8338 筑波銀行 茨城地盤の地銀中位で、県内では2番手。SBIDが3%出資。
8364 清水銀行 静岡県地盤の地銀中下位行。SBIDが3%出資。
8563 大東銀行 福島地盤の第2地銀。SBIDが株式を2,159,300株(17.14%)取得。

スガノミクス関連銘柄の地方銀行株の中でも本命株として注目したいのは2020年9月頭時点では上記5銘柄でしょうか。

各地の地銀は少子化による人口減や、日本銀行の金融緩和による超低金利で苦しんでいるかと思うので、大手と提携し大手のノウハウやシステムを取り入れることで経営が良い方向に向かうことを期待したいですね。

その他、地方銀行関連株の中でも千葉興業銀行(8337)が大きく買われている印象ですが、同社はみずほ銀行が大株主であることから思惑的な買いが入っている感じでしょうか。

スガノミクス関連銘柄としてみずほフィナンシャルグループが大株主の地方銀行関連株にも注目

みずほフィナンシャルグループ(8411)と親密な地方銀行関連銘柄としては、ほくほくフィナンシャルグループ(8377)傘下の、千葉興業銀行(8337)、大垣共立銀行(8361)、みちのく銀行(8350)などが挙げられそうな感じでしょうか。

みずほ銀行が大株主の地方銀行関連銘柄一覧
証券コード 企業名 概要
8337 千葉興業銀行 みずほ銀行が筆頭株主。9,583,900株(15.40%)保有。
8361 大垣共立銀行 みずほ銀行が大株主。1,474,000株(3.52%)保有。
8350 みちのく銀行 みずほ銀行が大株主。308,000株(1.70%)保有。

※保有株数は変更となっている場合があります。

千葉興業銀行(8337)は経営危機の際にみずほフィナンシャルグループ(8411)から支援を受け、2020年9月4日現在も、みずほ銀行が筆頭株主となっています。

みちのく銀行(8361)は上杉純雄元会長が富士銀行の元常務のようで、部長級の役員を富士銀行が派遣していたこともあるようです。

また、2008年5月に荘内銀行と北都銀行が経営統合しフィデアホールディングス(8713)となりましたが、この統合にはみずほによる仲介・アドバイザリーがあったと言われています。

なのでフィデアホールディングス(8713)もみずほフィナンシャルグループ(8411)と関連性がありそうな地方銀行株として注目したい銘柄と言えそうな感じでしょうか。

その他、筑邦銀行(8398)の井手和英代表取締役会長と、頭取の佐藤清一郎氏は、旧日本勧業銀行出身のようです。

どこまでが材料視され物色人気が向かうかは分かりませんが、大手と関連性がありそうな地方銀行株にはなるべく注目しておきたいですね。

スガノミクス関連銘柄として大手3行の1つ三菱UFJ銀行が大株主の地方銀行関連銘柄にも注目

大手3行、3大メガバンクの1つである「三菱UFJ銀行」が大株主である地方銀行株についてもまとめておきたいと思います。

三菱UFJ銀行が大株主の地方銀行関連銘柄一覧
証券コード 企業名 概要
8530 中京銀行 三菱UFJ銀行が筆頭株主。8,534,000株(39.2%)保有。
8331 千葉銀行 三菱UFJ銀行が大株主。17,707,000株(2.17%)保有。
8359 八十二銀行 三菱UFJ銀行が大株主。12,364,000株(2.42%)保有。
8355 静岡銀行 三菱UFJ銀行が大株主。11,884,000株(1.96%)保有。
8368 百五銀行 三菱UFJ銀行が大株主。4,222,000株(1.66%)保有。
8356 十六銀行 三菱UFJ銀行が大株主。1,019,000株(2.69%)保有。
8360 山梨中央銀行 三菱UFJ銀行が大株主。716,000株(2.18%)保有。
8367 南都銀行 三菱UFJ銀行が大株主。508,000株(1.54%)保有。
8383 鳥取銀行 三菱UFJ銀行が大株主。222,000株(2.31%)保有。

※保有株数は変更となっている場合があります。

三菱UFJ銀行が大株主の地方銀行関連株としては上記銘柄が挙げられる感じでしょうか。

旧東海銀行系の中京銀行(8530)は三菱UFJ銀行持分法適用会社となってますね。

金融機関は「メガバンク」「政府系金融機関」「地銀」「第2地銀」「信用組合」「農協」「ネット銀行」など様々な業態があり、それぞれ取引先があるかと思うので、なかなか簡単ではないかと思いますが、再編が進み地方銀行の経営がよい良い方向に向かうようになればいいですね。

スガノミクス関連銘柄の出遅れ株を上手く狙いたい人は?

菅義偉官房長官はこれまでのインタビューで「国際金融センターの実現」「2030年に訪日外国人6000万人」「GoToキャンペーンなどの観光業支援継続」「東京五輪を成功裏に終えたい」「IRを出来るだけ早く実現したい」などといったことを強調してきている印象ですが、地方銀行関連株の他にもスガノミクス関連銘柄として盛り上がりをみせてくる銘柄もあるかと思います。

携帯キャリア各社に強く値下げを迫ってきていることから、ソフトバンク(9434)、KDDI(9433)、NTTドコモ(9437)などの大手携帯キャリア3社が売られ、格安・中古スマホ関連銘柄の日本テレホン(9425)や日本通信(9424)などへ思惑的な買いが向かった印象ですが、“実際にどれぐらいの恩恵がありそうか”“短期的な急騰となりそうかどうか”を考え、高値掴みに注意しトレードするようにしたいですね。

「人工知能(AI)関連銘柄」や「5G関連銘柄」といった中長期的な成長性を期待できそうなテーマ株とは違い、思惑で買われているテーマ性は短期急騰後に大きく下げる可能性があるので、スガノミクス関連銘柄と言っても色々あるかと思いますが、なるべく“政策に沿った銘柄”“国策関連として物色が続きそうな銘柄”に注目するようにしましょう。

菅義偉官房長官は「ふるさと納税」や「インバウンド増加策」を推進してきており、直近だと自身が主導した「GoToキャンペーン」の成果を強調しています。

なので「ふるさと納税関連銘柄」や「地方創生・インバウンド関連銘柄」や「GoToキャンペーン関連銘柄」や「カジノ関連銘柄」なども、スガノミクス関連銘柄として抑えておきたいところでしょうか。

2019.03.07

インバウンド株 関連銘柄


2019.05.27

カジノ関連株

【追記】また、2020年9月8日午後、菅義偉官房長官は不妊治療への保険適用を実現すると表明しました。

なので不妊治療関連銘柄もスガノミクス関連銘柄として注目しておきたいところでしょうか。

2020.09.08

不妊治療関連銘柄

不妊治療関連銘柄に関しては上記ページでまとめましたので、良かったら併せてご参照下さい。

ふるさと納税サイトや遠隔研修などを行うチェンジ(3962)とか2020年4月安値から堅調に株価を上げ値を飛ばしていますが、スガノミクス関連銘柄の出遅れ株を上手く狙いたいと思われる方は、旬なテーマ関連株をいち早く配信してきている株情報サイトをチェックしておくことをお勧めします。

テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】

新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。

株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。

アベノミクス相場以降の一部推奨銘柄
証券コード 推奨銘柄 安値 高値 推移
8462 FVC 369 3,185 4ヵ月で8.6倍
3660 アイスタイル 187 1,240 7ヵ月で6.6倍
6616 ダブルスコープ 832 4,590 8ヵ月で5.5倍
3778 さくらインターネット 265 2,110 2ヵ月で7.9倍
2315 SJI 30 154 2週間で5.1倍
4594 グリーンペプタイド 410 2,087 2ヵ月で5.0倍

その他、10倍高となったオウケイウェイブ(3808)やフィルカンパニー(3267)等も推奨してきていますが、昨年2019年は「半導体」に関連したテーマ性をもつAKIBAホールディングス(6840)が年末にかけ大きく株価を上げ+210%を超す上昇となりました。

2020年に入り防衛関連銘柄やコロナウイルス関連銘柄がテーマ性を強める展開となりましたが、ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

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バイオ株のテラ(2191)や巣ごもり消費関連のBASE(4477)など、テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。

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