2020年8月4日、ソフトバンクの代表取締役社長である宮内謙氏が「2021年3月期第1四半期決算説明会」にて「2020年秋から2021年に5G祭りが始まる」「5Gの本格展開は2020年秋以降になる」といったことを話されていましたが、5G対応のiPhoneシリーズが発売となってきそうですし、「5G関連銘柄」はまたテーマ性を強めてくるかもしれませんね。
IoTや自動運転車やドローンなど、最先端テクノロジーのインフラとして必要不可欠なサービスとされ注目されてきている「5G」。
NTTドコモが2019年9月20日(金)より「5Gプレサービス」を開始し、2020年春よりNTTドコモの商用サービスとして付与された免許(28GHz帯)が日本で初めて提供される見込みとなっていましたが、2020年3月25日、東京スカイツリーや羽田空港など、全国150カ所での利用が可能となりました。
2019年に入り5G関連銘柄の象徴と言える「アンリツ(6754)」が急騰を見せ、それに続くように「santec(6777)」をはじめとする本命・出遅れ銘柄も上昇を演じるなど、5G関連銘柄がテーマ性を強めましたが、5Gはまだこれからエリアが拡大し利用者が増えていくことを考えると、2021年も引き続き注目のテーマ株と言えるのではないでしょうか。
特に、”5Gの性質”による思惑で密かに注目を浴びている出遅れ銘柄は、今後の報道内容、ニュースの内容によってくるところがあると思うので、物色人気を強めてくるかもしれません。
2020年、コロナショックにより相場が大きく崩れ、見通しを立てにくい相場展開となったところはあるかとは思いますが、注目され物色人気が強まる可能性がある”5G相場”に備えて、本命銘柄・出遅れ銘柄の動向はもちろんのこと、どのような技術・サービスが5Gと関連して注目されてきているのか改めて把握しておきましょう。
目次
5G(第5世代移動通信システム)とは
5Gとは、現在私たちの携帯電話に使われている通信システム4GやLTEの次となる第5世代移動通信システムです。
移動通信システムは、これまで約10年ごとに進化を遂げてきましたが、次世代高速通信5Gは現在の4G・LTEと比べて約100倍もの通信速度になると言われています。
4G/LTEは3Gの約10倍と言われていましたが、そこから更に約100倍も速くなるって物凄いですよね。
総務省はもう「6G」の主要技術を2025年を目処に確立する戦略を公表していますが、もうこれだけ早ければ十分なのでは?って気もしますね。
4Gの通信速度は100Mbps~1Gbpsですが、5Gでは最大100Gbpsと言われて、4G回線と比べ「高速」「低遅延」などが5Gの売りと言われています。
ここでは、5Gとは?といった前提知識から、普及した際に期待されている活用例をご紹介します。
5G(ファイブジー)とは?
「5G(第5世代移動通信システム)」とは、2020年8月現在、まだ多くの方がスマートフォンなどで利用されている「4G(フォージー)」に次ぐ通信規格です。
「4G」から「5G」に通信規格が変わることで具体的にどのように進化するのかというと、5Gは4Gと比べて約10倍の伝送速度が可能となり、同時接続できる数も100倍、遅延に関しては10分の1程度になるとされています。
4Gから5Gとなると、やはりスマートフォンでの利用が頭に浮かぶと思います。
しかし、ここまで進化した移動通信システムは、もはやスマートフォンだけにはとどまらず、私たちの生活をガラリと変える”最先端テクノロジー”のインフラとして活用が期待されています。
5Gの導入計画(KDDI)
5Gを今後どのように導入していくか、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルネットワークなどの大手は各社それぞれ導入計画があるかと思いますが、総務省が開催した“第5世代移動通信システムに関する公開ヒアリング”にてKDDIが「5Gの導入計画」を発表しています。
5Gの導入計画(KDDI) 2019年
一部エリアから開始
- 高精細映像配信
- スタジアムソリューション
- ドローン整備
5Gはまず、実際に導入される前に一部エリアにてプレサービスが提供されました。
5Gの導入計画(KDDI) 2020年
4Gとの連携による本格展開
- 大容量モバイルサービス
- リモートオフィス
- 遠隔操作など
2020年3月25日にNTTドコモが次世代高速通信「5G」のサービス提供を開始しましたが、KDDIも3月26日に商用5Gサービスを開始し、ソフトバンクも3月27日に商用5Gサービスを開始しました。
コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの企業がテレワーク導入を発表しましたが、5Gサービスが利用可能となり、オフィスに出社せず遠隔で仕事をする人が増えていきそうな感じでしょうか。
遠隔医療(オンライン診療)も話題となってきていますが、通信技術の向上により診療中に通信が途切れてしまうような問題はなくなっていきそうですね。
5Gの導入計画(KDDI) 2021年~
5Gコアの導入
- NWスライシング、MEC等の活用で様々なサービスを提供
「ネットワークの分割」を意味する。
ネットワークリソースを分割し用途に合わせたサービスを提供する技術のこと。
5Gでは自動運転への用途(URRLC)や、4Kや疑似体験型3次元ビデオ(VRライブ等)などへの用途(eMBB)や、大容量のバッテリーを有さない装置(センサー等)への用途(MMTC)を目的にしたものなど、様々なサービス利用が想定されていて、サービスに合わせネットワークスライスを仮想的に構築し対応する。
基地局など移動通信網のエッジに、コンピューティングリソースやストレージを配備し、新たなアプリケーションやサービスの提供を可能にする仕組み。
簡単に言うと5Gが導入されデータ通信が物凄く早くなり、これまでに実現不可能だったサービスが実現可能となっていくって感じですかね。
政府は2020年代前半(2020年~2024年)までに高速道路でもレベル3自動運転車を走らせたいと考えているようですが、5Gが導入されることで交通インフラは大きく変わっていきそうですね。
「5G関連銘柄」はもう旬を過ぎたテーマ株なのでは?と思われている方もいるかもしれませんが、このKDDIの導入計画を見ると、5Gがまだまだこれから注目されていきそうな通信技術でありテーマ性であると言うのが分かるのではないでしょうか。
5G技術はIoT・自動運転・ドローンなど、幅広い”最先端テクノロジー市場”への活用が期待される
5G技術が活用されることとなり何が変わるのか?
まず、私たちの生活に身近な例としては「買い物が変わる」ことでしょうか。
「IoT」の発展により、カートは自動で追尾、精算もセンサーを通すだけでキャッシュレス決済が可能な無人スーパーが展開されます。
スーパーやコンビニでレジ袋が有料となり、万引きや店員に怒鳴る客が増えたようですが、無人スーパーが当たり前になればストレスなく利用できるようになるかもしれませんね。
未来的な店舗に思うかもしれませんが、JRやローソンはすでに無人コンビニの展開に向けて動いてきており、期間限定での出店・展示も行われてきています。
ローソンは2019年8月23日0時よりローソン氷取沢町店(横浜市磯子区)において深夜(午前0時から午前5時の5時間)に売り場を無人とする「スマート店舗(深夜省人化)実験」を行ってきていますが、レジを通さずに商品を持ち出すだけで決済までを完了する実証実験を2020年2月26日から神奈川県川崎市の富士通新川崎テクノロジーセンター内の従業員専用店舗で営業しています。
コンビニって商品たくさんあるし無人で万引きとかセキュリティ面は大丈夫なの?と思われる方もいるかもしれませんが、ローソンのスマート店舗実験では店の入り口横に入店時に利用する認証機が設置され、顔写真を撮影するか、スマホ用アプリ「ローソンアプリ」に表示されるQRコード、または事前に近隣住民に配布された入店カードに印刷されているQRコードを読み取らせることで入り口が開き入店可能となるようです。
専用アプリ「ローソンGO」をスマホにインストールし、QRコードをかざすことで入店でき、店内に設置されたカメラやセンサーで商品をいくつ取ったかなど判別し退店時にクレジット決済される仕組みのようですが、このサービスが確立されればレジにわざわざ並ばなくて良くなりそうですし、商品の数を的確に把握できるので万引き対策にもなりそうですね。
アルバイトクルーの人手不足の問題は、ローソンに限らず小売業にとって重要な課題となっているかと思いますが、スマート店舗実験が上手くいけば無人のコンビニが増えていくことが予想されますね。
スマート店舗では決済を行えるセルフレジが設置されるようなので、「入店時に使用する認証機」「完全セルフレジ」は需要増が見込まれそうな感じでしょうか。

近未来のICT利活用イメージ(出典)https://5g-contest.jp/pdf/1.pdf
また、防災・減災では、「ドローン」によって人間が通れない場所でも素早くAEDなどの医療道具を運ぶことができ、高速な通信によって災害予測も今以上に早く伝達されるようになります。
地球温暖化で台風が大型化してきていると言われ、2019年は大型台風が15号(ファクサイ)、19号(ハギビス)と続き被害が拡大。
千葉県では停電が1週間以上も続くこととなりましたが、5Gサービスを利用したドローン技術は今後災害現場の被害確認などに必要不可欠な技術となっていきそうですね。

近未来のICT利活用イメージ(出典)https://5g-contest.jp/pdf/1.pdf
中でも5Gを利用したサービスとして注目されているのが「自動運転」です。
移動手段の少ない地方では、今や車は必要不可欠。
自動運転車を地方に導入することで、タクシーの人手不足を解消することができ、誰でも手軽に移動することが可能になります。
高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が増え社会問題となってきている印象ですが、自動運転化が進むことで高齢者による事故が減るかもしれませんね。
高速道路などでの煽り運転による事故も問題となってきていますが、自動運転化が進めばそうした問題も解消されるかもしれません。
インフラ整備に巨額の費用が必要となってくるかもしれませんが、5Gサービス拡大により自動運転化技術が発展し交通がよりスムーズになることも期待したいですね。

近未来のICT利活用イメージ(出典)https://5g-contest.jp/pdf/1.pdf
ここでご紹介しただけでも5Gは、IoT・キャッシュレス決済・ドローン・自動運転といくつもの最新技術との関連性が挙げられますが、まだまだ他にも、医療やメディアなど様々な活用方法が期待されています。
つまり、投資界隈でも注目されているIoTや自動運転をはじめとするテーマ株は、5G関連銘柄が本格化してからが本番と言えます。
なので5Gが商用化され、5G関連銘柄や5Gと関連したテーマ性がまた盛り上がりをみせてくるのではないかと思われます。
2019年がスタートの年となり、2019年9月にプレサービスが開始となり、“5G元年”に乗り遅れないよう、多くの投資家が注目しているテーマ性かと思いますが、2020年以降も多くの企業が5Gに関連した事業に注力していくことが予想されるので、今後の展開など予定を日々ニュースなどで確認するなどしてしっかり把握しておきましょう。
【5Gの実用化はいつ?】2020年春に商用サービスが開始
5Gは前々からいつ実用化されるのか、2020年春頃?と言われてきていましたが、2020年3月25日からのスタートとなりましたね。
2018年10月、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天が総務省で5Gについて公開ヒアリングを行い、展開予定としては、2019年に5Gプレサービスが開始、2020年春に商用サービス開始、そして2022年に全国展開を目指すとしていましたが、順調に計画通り進められてきている感じでしょうか。
これまでは都市部から順にエリア展開するのが普通でしたが、5Gでは「必要とされる場所」から展開していくとされています。
ドコモは、“5Gを活用した建設機械の遠隔操作の実証実験”や“遠隔妊婦検診による医療格差解消の実証実験”を行っており、これらを必要とする地方メインでの展開になるのではないかと思われます。
一方、ソフトバンクは、まず福岡ヤフオクドームの臨場感を360°VRで体験できるサービスを開始するとのことで、スポーツ観戦の常識を変える“5G×VR”の技術が体験できそうです。
2020年、5Gの利用が拡大するということは、それに伴う5G関連銘柄の本格始動も必然と言えるのではないでしょうか。
2019年に入り、5G関連の象徴銘柄「アンリツ(6754)」を主導に、本命銘柄が上昇を見せ、5G相場が始まった印象ですが、2020年春、商用サービスが開始され、新たなサービスに関する内容など、5G関連の報道は増えていくのではと思われるので、5G関連銘柄はまだ中長期的なテーマ性となりそうですね。
先駆銘柄「アンリツ(6754)」を主導に5G関連銘柄が軒並み高
2019年1月31日、5G関連の象徴銘柄でもある「アンリツ(6754)」が上昇。
これにより他の5G関連株も刺激を受け、5G関連全体がアンリツの後を追うように軒並み上昇。
テーマ株「5G関連銘柄」が株価を上げ出遅れ感がある個別銘柄を探された投資家も多いのではないでしょうか。
【先駆5G関連銘柄】アンリツ(6754)が急騰(2019年1月31日)

5G相場を牽引したのは、通信系計測器を手掛ける企業「アンリツ(6754)」。
2019年1月30日の決算を皮切りに、1,629円だった株価は1日で1,928円(+299円)と急騰しました。
さらに、5Gに関連する計測器需要が高水準であることや、世界的にインフラ整備の動きが前倒し的に進んでいることから期待が高まり、短期筋の利食いを吸収し更に上昇。
2019年3月4日には高値2,379円を付け、一巡して2,200円台で推移しましたが、この水準は2001年以来18年ぶりとのことです。

アンリツ(6754)は2019年4月25日に発表となった決算の内容(2020年3月期の連結業績予想)が営業利益11.1%減、税引前利益12.0%減の見通しとなったことがネガティブ評価され2019年5月21日安値1,554円まで株価を下げましたが、米通信計測器大手キーサイトの好業績や総務省の5G整備支援などが材料視され再び調整を挟みつつ株価を上げる展開となりました。
コロナショックで2020年3月13日安値1,550円まで株価を大きく下げるも75日線を回復し年初来高値を2020年6月29日高値2,656円まで更新してきていますね。
5G関連銘柄は「国策銘柄」「中長期的なテーマ性」として注目されてきている印象ですが、5G関連事業で成長性を見込めそうな会社はまだしばらく期待感が先行した株価推移が予想されそうな感じでしょうか。
【本命5G関連銘柄】アンリツに続き「santec(6777)」も急伸
テーマ株の醍醐味は、先駆銘柄の後に本命・出遅れと連鎖的に値上がりを見せることです。
アンリツ(6754)が5G関連銘柄として急騰した際も、刺激され関連銘柄が連鎖を見せました。

アンリツ(6754)の1日遅れで上昇を見せたのが、光通信の必須部品や測定器を手がける「santec(6777)」です。
5G関連向けの光モニターが想定を上回る伸びをみせ、2019年3月期営業利益を8億円に修正(+1億4000万円)したことで窓を開けて上昇。
さらに、アンリツの急騰や5G関連銘柄の人気化も材料となり、2019年3月4日には2,328円と2018年の年末から約3倍の上昇パフォーマンスを見せました。
先駆銘柄「アンリツ」、本命銘柄「santec」は、どちらも決算や業績の上方修正といった明確な材料があっての急騰ですが、テーマ株といえば、やはり思惑での上昇が特徴です。
次は、5Gの性質から思惑で出遅れ株として注目された2銘柄をご紹介します。
【出遅れ株】5Gの性質から2つの銘柄が注目される
5Gの性質からの思惑で注目されたのが「ミライトHD(1417)」と「オリジン電気(6513)」です。
思惑の内容は、5Gは、ミリ波と呼ばれる高周波数帯域を使うため、4Gよりも直進性が増加する。
つまり、障害物を回り込むための小規模基地局の数が増えるのではないか?というもの。
まず、ミライトHD(1417)は、電気通信工事を主力に土木・建築工事を手掛ける会社です。

5G基地局工事について「まだ具体的な案件は出ていないが、計画が具体化してくれば随時対応できる準備は整えている」としたことから、5G関連の受注が本格化するであろう2020年に向けて思惑的な買いが向かった印象。
そして、オリジン電気(6513)は、産業装置や通信向けの電源機器に定評のある大手企業です。

小規模基地局の数が急増するとすれば、「基地局に使われる“電源装置”の需要拡大もできるのではないか」との思惑が市場でささやかれており、注目を集めました。
しかし、会社側では、この件について「コメントすることはできない」としています。
また、2019年2月8日の決算発表にて、連結経常利益が前年同期比89.6%増の26.9億円に拡大したことを発表し、PERは6倍台、PBRは0.5倍台と割安感があったことから物色人気が向かったと考えられます。
思惑で買われているような銘柄は、短期で一気に株価を上げたりしますが、決算が悪かったり、実際にテーマ性に絡んでいないと分かった際は、大きく株価を下げる可能性があるので注意しましょう。

オリジンは減益見通しと減配が発表となり大きく株価を下げることとなりましたが、テーマ株を物色する際は、その会社がどういう事業を行っていて、成長性がどれぐらいありそうかなどをしっかり見るのも大切です。
しかしながら、5Gがまだ本格化していない時点で、ここまで敏感な反応を見せてきているのが5G関連銘柄。
2020年秋から本格化し、そして2022年の全国展開を目指していく上で、まだまだ中長期的に“テーマ株相場”を見せてくれるのではないでしょうか。
5G関連銘柄【注目を集めている本命銘柄7選】
2020年、5Gの商用化、本格始動に向けて期待が高まる5G関連銘柄。
もちろん、アンリツやsantec以外にも注目の本命銘柄は存在します。
これから訪れる“5G相場”を乗りこなすためにも、主要銘柄はしっかりと抑えておきましょう。
ここでは、アンリツ・santecを除いた7銘柄をご紹介します。
【5G関連銘柄】アルチザネットワークス(6778)
アルチザネットワークス(6778)は、高速データ通信やIPネットワーク向けを主力とする通信機器メーカーです。
基地局の性能を計測する通信計測器を世界の大手キャリアや大手ベンダーに提供しています。
4Gの進化版とされる「PREMIUM 4G」が、2017年8月以降に提供が決まっており、これに対応した計測器で世界トップシェアを誇っています。
5Gへの対応にも着手し5Gにも同社の技術開発力が活かせることに期待が高まりました。
IoT関連・自動運転関連銘柄としての側面もあり注目の銘柄です。
同社がモバイルネットワークソリューション事業として展開している移動体基地局向け計測装置は国内メーカーの中で競合がいない状況で、5G基地局整備が増えることによる特需は今後の業績への反映が期待されます。
2020年6月4日に「NTTドコモ」や「NEC」へ「5G向けテストソリューション」を納入したことを発表していて、富士通(株)より5G向け基地局の評価業務を受注したことも発表しています。
【5G関連銘柄】理経(8226)
理経(8226)は、IT機器の輸入販売を手掛ける技術商社です。
主に大学や官庁向けの新技術を取り込んだり、衛星通信技術に強みを持っています。
5Gでは、アンテナには送信用8本・受信用8本のアンテナを使う「8×8 MIMO」が規定となっています。
このMIMOは「Multi Input Multi Output(複数での入出力)」を略したもので、複数のアンテナでデータを送受信することで高速化を図る無線通信技術です。
そして理経は、『スペインのEMITE社と無線通信のネットウエル社と共同で、「EMITE社8×8 MIMOアナライザー」のサービスやメンテナンスを事業化する』と発表している銘柄です。
元々、モバイル基地局最適化ツールを取り扱っており、そのノウハウを活用することで事業の一部を担うそうです。
今後主流となる5Gに対応したこの製品は、多くの通信機器関連メーカーからの需要が見込まれるとして期待されている印象。
【5G関連銘柄】サイバーコム(3852)
サイバーコム(3852)は、通信分野を中心としたシステムの受託開発を行うソフトウェア開発事業を主軸とした会社です。
中でも通信インフラに関わるシステムなど、通信分野の基盤となる部分を担っています。
LTE関連にも携わっており、次世代通信システムの5Gにも関わるのではないかと見られ注目されてきています。
5GはIoTや自動運転への活用が期待される通信技術ですが、サイバーコムは車載機器も手掛けているので、5G関連銘柄としてだけでなく、自動車運転関連銘柄としても見ることができます。
「国策に売りなし」という相場格言がありますが、5Gと自動運転はどちらも国策とされており、そのどちらにも関わる面白い銘柄だと思います。
コロナショックにより株価を大きく下げてしまった印象ですが、またテーマ性が注目されてくるかもしれないので、今後の株価推移にも注目したい銘柄ではないでしょうか。
【5G関連銘柄】構造計画研究所(4748)
構造計画研究所(4748)は、ネットワーク・電波伝搬など、電磁界解析を行っている会社です。
注目すべきは5Gに対応した車載機器で、これにより5G関連銘柄、自動運転関連銘柄、IoT関連銘柄に含まれ、多くのテーマ性を持つ銘柄です。
また、研究機関や調査機関・その他関係機関との連絡調整や、情報収集により5Gの早期実現を図る「第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)」に参加しており、数々の大手企業とともに会員一覧に名を連ねています。
総務省による5G導入検討の報道時から株価を上げている銘柄で、材料・テーマの豊富さも兼ねて5G関連本命銘柄の一つとされています。
【5G関連銘柄】多摩川ホールディングス(6838)
多摩川ホールディングス(6838)は、子会社である多摩川電子が5G事業に取り組んでいることを発表しました。
同社が公表した【5G(第5世代無線移動通信)関連事業に多摩川電子は取り組んでいます】によると、5Gは周波数が高く、高速である代わりに届く範囲が狭くなっているので、基地局を大量に設置する必要がある。
よって超小型基地局や光伝送装置による再送信が想定されるので、それに対応できる製品を開発中とのことです。
この「光伝送装置による再送信」とは、範囲の狭い5Gの回線を受け取り、いったん光ファイバーで伝送し、目的地でまた再度電波に変換して届ける技術です。
これにより、光ファイバーが通っていれば基地局が無くても5Gの電波を届けることが可能となり、完成すれば非常に需要が高いのではないかと思われます。
また、多摩川ホールディングスは「5G/IoT通信展」に出店している企業で、子会社の多摩川電子が電磁環境適合性(EMC)試験やアンテナ計測向けに、ケーブルに光ファイバーを採用した光伝送システムを開発しているというのも面白そうな銘柄です。
【5G関連銘柄】ヨコオ(6800)
ヨコオ(6800)は、車載用通信アンテナの国内大手で、半導体・スマートフォン用の回路検査機器も手掛ける電気機器メーカーです。
まだ明確な材料は出ていない感じかと思いますが、自動運転関連の5G事業に絡むかもしれないとして、注目が集されてきています。
需要を伸ばし堅調に業績を上げてきそうな印象ですが、業績が良くテーマ性もあることから、2019年に入ったあたりから株価をだいぶ上げていますね。
ヨコオもコロナショックにより株価を大きく下げることとなりましたが、思惑での値上がりはテーマ株の醍醐味。
注目されてきているからには、5G関連銘柄として頭に入れておきたい銘柄ではないでしょうか。
【5G関連銘柄】Jストリーム(4308)
Jストリーム(4308)は、企業向けに動画配信プラットフォームなどを手掛ける会社です。
国内オンライン動画配信システムではトップシェアを誇っています。
松任谷由実のコンサートイベント「SURF&SNOW in Naeba Vol.39」において、360度カメラによるVRライブの配信を実施することを発表しました。
ソフトバンクがサービス開始を目指す「福岡ヤフオクドームの臨場感を360°VRで体験できるサービス」と同じように、「コンサート×VR」の実現に注目が集まりました。
2020年8月5日に東京国際フォーラムにて「ソフトバンクと嵐の5Gプロジェクトに関する発表会」が開催されましたが、わざわざ出かけなくても自宅にいながらコンサートやスポーツ観戦をVRで楽しめるようになっていきそうな感じですかね。
Jストリームは4K・8Kなどの高画質な映像をタイムラグなく配信するには、大容量かつ高速な5Gが活用されるであろうという思惑から、5G関連として注目されてきていますが、動画配信ビジネスが新型コロナウイルスの感染拡大で注目され株価を大きく上げてきていますね。
5G関連銘柄【これから上がる株?オススメの出遅れ・大穴銘柄5選】
本命株に続いて上昇するのが出遅れ銘柄。
一番後から追いかける銘柄で、本命に比べて時価総額が小さいことから、個人投資家にとって一番狙い目となる銘柄たちです。
また、ミライトHDやオリジン電気のように“思惑”が材料となって大幅上昇を見せることもあるため、事前のリサーチはもちろんのこと、常に動向を把握しておきたいところです。
ここでは、ミライトHDとオリジン電気を除いた5銘柄をご紹介します。
【5G関連銘柄】ネクストジェン(3842)
ネクストジェン(3842)は、次世代通信網の制御システム開発が主力の会社です。
また、大規模なネットワークの運用で得たノウハウを活用して、関連課題への解決策を提供するソリューションサービスも行っています。
ドコモがネクストジェンの通話管理システムを導入していることから、5G関連銘柄として見られています。
しかし、ネクストジェンがドコモへ導入している「U3 REC」などは企業向け通話録音サービスであり、5Gと直接的には関係ありません。
あくまで出遅れ銘柄であり5G関連として本命視はできないかもしれませんが、2019年12月20日に株式会社協和エクシオ及び株式会社タカコムとの資本・業務提携を発表し、第三者割当増資で得た資金を“ローカル5G関連のビジネス加速費用、CPaaS 事業の推進費用、クラウドサービス関連分野拡大費用、大型案件の参入機会増大に伴う運転資金に充当し、事業基盤強化及び事業の拡大・成長に役立てます”としているので、今後発表となる内容次第では、5Gに関する事業拡大への期待とともに、物色人気が強まる可能性がありそうな銘柄ではないでしょうか。
【5G関連銘柄】ブロードバンドタワー(3776)
ブロードバンドタワー(3776)は、サーバーの運用・回線の提供を主力とした会社です。
まず初めに、ブロードバンドタワーの主力であるサーバーやネットワーク機器を運用するための建物を「データセンター」と呼びます。
2017年8月17日、ブロードバンドタワーが新たに開設予定の「5G対応データセンター」において、株式会社イードと協業するという発表がありました。
イードは、日本最大級の自動車情報サイト「レスポンス」の運営や、ユーザーの通信速度をビッグデータとして提供する「RBB SPEED TEST」を提供しており、通信業界とも深い関わりを持っています。
AIを活用した自動車ビッグデータ解析サービスの開発を行っていることもあり、AI関連銘柄やビッグデータ関連銘柄として名を連ねる企業です。
新データセンターは東京都千代田区に開設予定で、ブロードバンドタワーの有するインターネット技術を元に、低PUE(PUE:エネルギー消費効率)を実現する、新世代都市型データセンターを目指す方針です。
通信インフラに強みを持つブロードバンドタワーと、それを活用する側であるイードの協業は、充分に好材料と言えるでしょう。
2019年9月30日に、新大手町サイト第2期工事完了のお知らせが発表となり、2019年10月21日には、「実績・導入実例」に「ソフトバンク株式会社(Dell EMCアイシロン)」が追加されています。
2019年12月18日に「データセンター構築・運用サービス」を開始したことが発表されましたが、需要を伸ばし業績見通しが良くなってきたら良さそうな銘柄でしょうか。
【5G関連銘柄】ネットワンシステムズ(7518)
ネットワンシステムズ(7518)は、ネットワーク構築に強みを持つ業界大手企業です。
企業のネットワーク課題を解決するソリューションサービスの提供や、自社の有するノウハウを活用して、企業向けにネットワークやクラウドに関しての研修・講習を行っています。
アメリカ・カリフォルニアに拠点を置く世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社「シスコシステムズ」の商品を取り扱っているほか、ドコモの取引が大きな収益になっていることから5G関連銘柄として見られています。
また2015年の段階で、5Gの試験に使う試験機を提供する予定との噂もありました。
ネットワンシステムズは2020年1月22日午前の日本経済新聞電子版で“東芝の連結子会社、東芝ITサービスで発覚した架空取引に、東証1部上場のシステム開発企業、ネットワンシステムズと日鉄ソリューションズが関わっていた”と報じられ急落した経緯がある銘柄で、報道内容を受けネットワンシステムズは“弊社が公表したものではありません”とするも、決算数値の下方修正などが意識される展開となった銘柄ですが、2021年3月期第1四半期(連結)の経常利益は前年同期比48.1%増の26.91億円に拡大と好決算を発表してきてますね。
チャートを見るとやはりドコモのような大手と深い関係がある銘柄は強いなって感じですかね。
コロナショックにより下げるも株価を戻し75日線を上抜け堅調に推移してきているので、これからの値動きにも注目しておきたい銘柄ではないでしょうか。
【5G関連銘柄】アイレックス(6944)
アイレックス(6944)は、通信系コア技術に強みを持っており、IoTサービスや車載型ソフトウェアの開発を行うシステム開発会社です。
NEC(6701)やパナソニック(6752)などの大手企業を主な顧客としています。
5G技術の活用にも着手しており、>5G対応スマートフォンの試作を行ってきていることから、5G関連銘柄として急伸しました。
中国大手3社が5Gに関して5兆円の投資を行った、との報道を受けて思惑買いが入った経緯がある銘柄です。
【5G関連銘柄】電気興業(6706)
電気興業(6706)は、極短波から長波の通信アンテナ製造販売に加え、高周波誘導加熱装置の製造販売など高周波分野も兼ね備えている企業です。
電気興業のWebサイトにて「当社は、高い周波数帯への対応や新しいアンテナシステムの検討など、第5世代移動通信システム(5G)に向けた研究開発を推進しています。」と発表しています。
また、アンリツや構造計画研究所と同じく「第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)」にも参加しており、5Gに対応する製品の開発に積極的に取り組んでいるようです。
上値の重い展開が続いている印象ですが、何か材料視されそうな5G関連のIRが発表となれば面白そうな銘柄でしょうか。
5Gの基地局に関連した銘柄にも注目
2019年6月に報道がありましたが、日本政府は自治体が全国に設置している約20万基の信号機をNTTドコモ(9437)など国内通信4社に開放し、次世代通信規格「5G」の基地局として利用できるようにしようと動いてきています。
既存の設備を使用することで低コストかつスピーディに普及できるというメリットがあるようですが、2020年度から複数の都市で実験を行い、23年度の全国展開を目指すようです。
報道を受け信号大手の日本信号(6741)、京三製作所(6742)、大同信号(6743)などが買われてきていますが、総務省、警察庁、国土交通省など、関係省庁や自治体が協議会を立ち上げ2020年また関連報道がでてくるのではないかと思われるので、信号大手3社は「5G」や「自動運転」に関連した国策銘柄として今後の取引にも注目ではないでしょうか。
この3銘柄の中だと大同信号(6743)が時価総額114億円と軽めでまだ割安感・出遅れ感がある印象でしょうか。
ソフトバンクは成層圏から通信する5Gの基地局になる航空機を開発「HAPS事業」

ソフトバンク、成層圏から通信ネットワークを提供する航空機を開発(出典)https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190425_02/
2019年4月25日、ソフトバンクは米AeroVironment, Inc.との合弁会社であるHAPSモバイル(株)を通して、地上約20キロメートルとなる成層圏で飛行する成層圏通信プラットフォーム向け無人飛行機「HAWK30(ホーク30)」を開発したことを発表しています。
上空から通信ネットワークを提供するシステム「HAPS(High Altitude Platform Station)」を構築することで、山岳部や離島、発展途上国など、通信ネットワークが整っていない場所や地域でも安定したインターネット接続環境を構築することが可能となるようですが、IoTや5G普及にも役立てることができ、大規模な自然災害発生時における救助や復旧活動への貢献も期待されています。
5Gが自動運転で利用されることを考えると、“もし災害で通信が切断されることになったらどうなるのか?”という災害時リスクが懸念されたりするかと思いますが、1年通して比較的風が穏やかな成層圏に5Gの基地局を置くことができれば、切れることのない安定した通信を期待できそうですね。
地上の基地局が提供するものとは干渉しない仕組みになる予定のようですが、2023年ごろの量産化およびサービス提供を目指しているようなので、また今後、関連報道があれば投資家からソフトバンクへ注目が向かうかもしれませんね。
iphoneが5G対応で再び注目のテーマ株に?旬な5G関連銘柄を探ろう
2019年9月にiPhone(アイフォン)11/11Pro/11ProMaxが発売となり、トリプルカメラ、ナイトモードなどのカメラ性能が話題となりましたが、2020年に発売となるiPhoneが5G対応になると言われ、iPhone11を買おうか2020年に発売となる5G対応のiPhone12シリーズが出るのを待とうか迷われた方も多いのではないでしょうか。
海外アナリストが2020年にはApple(アップル)が5G分野で業界をリードすると報告しているようですが、今や生活の一部となっているスマートフォン(スマホ)が5G対応となることで、5Gの特徴を活かした様々なサービスが一気に展開されていくこととなりそうな感じでしょうか。
Apple(アップル)は2020年に5G対応となるiPhone(アイフォン)3機種を投入するとされてますが、2020年に5G対応のiPhone(アイフォン)12/12Pro/12ProMaxが発売となったとしたら、これまでを上回る売上となり話題となるかもしれませんね。
Strategy Analyticsが公開した資料では、2020年にApple(アップル)が5G対応のiPhoneを3機種投入すると、Apple(アップル)は5G分野においてSamsung(サムスン)やHuawei(ファーウェイ)を上回るとされています。
なので5G関連銘柄とされる個別銘柄を本命、出遅れ・大穴銘柄としていくつかまとめましたが、2020年にiphone(アイフォン)が5G対応となり、5Gの特徴を活かしたサービスがまた新たに出来てくるのではと思うので、5Gに関連したニュースや新聞などでの報道を日々チェックしつつ、その時々で旬な5G関連銘柄を上手く探りトレードしていきたいですね。
まだ5G対応の携帯を持たれている方はそこまで多くない印象ですが、5G対応のiPhoneが発売され、多くの方が5G対応のスマホを所持することにより、5G関連銘柄はまたテーマ性を強めるかもしれませんね。
なのでiPhoneを販売している米Apple社の今後の発表内容にもしっかりと注目しておきたいところではないでしょうか。
まとめ:5G関連銘柄を上手く狙い株式投資で利益を得るには?
5G商用サービスが2020年3月25日から開始されることとなり、多くの投資家から注目されている印象の「5G関連銘柄」。
先駆銘柄・本命銘柄・出遅れ銘柄と、テーマ株の特徴を表す連鎖的な上昇をしており、今後もまだ様々な5G関連サービスが実用化されていくことを考えると中長期的にテーマ性が続くことが予想されます。
また、国策テーマであることからも、その注目度は絶大。
1つの材料でも波及的に複数の銘柄が上昇するはずなので、常にアンテナを張り巡らせておきたいところです。
しかし、全ての銘柄・材料を常に把握するのは至難の業。
サラリーマンや主婦の方など、兼業投資家には骨の折れる作業です。
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テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】
「新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。
株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 安値 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
8462 | FVC | 369 | 3,185 | 4ヵ月で8.6倍 |
3660 | アイスタイル | 187 | 1,240 | 7ヵ月で6.6倍 |
6616 | ダブルスコープ | 832 | 4,590 | 8ヵ月で5.5倍 |
3778 | さくらインターネット | 265 | 2,110 | 2ヵ月で7.9倍 |
2315 | SJI | 30 | 154 | 2週間で5.1倍 |
4594 | グリーンペプタイド | 410 | 2,087 | 2ヵ月で5.0倍 |
その他、10倍高となったオウケイウェイブ(3808)やフィルカンパニー(3267)等も推奨してきていますが、2019年は「半導体」に関連したテーマ性をもつAKIBAホールディングス(6840)が年末にかけ大きく株価を上げ+210%を超す上昇となりました。
2020年に入り新型コロナウイルス感染症の拡大によりコロナウイルス関連銘柄として「巣ごもり消費関連」や「テレワーク関連」などがテーマ性を強める展開となりましたが、ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)を上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
バイオ株のテラ(2191)や巣ごもり消費関連のBASE(4477)など、テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
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