次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄(日本企業株)一覧まとめ

スマートグリッド関連画像

日本株市場で「次世代送電網」・「スマートグリッド」に関連した事業を行っている企業・関連銘柄は?

岸田文雄首相の発言、再生可能エネルギー普及に絡んだ政策の一貫で次世代送電網を整備・増強することが報じられ、関連銘柄が物色されてきています。

国策テーマ株として中長期的に注目されてきそうな印象ですが、関連企業への投資をお考えの方も多いのではないかと思われるので、今回は「次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄」についてまとめご紹介してみたいと思います。

日本政府の政策が追い風となってきそうな銘柄を上手く物色されたいとお考えの方は是非、最後までご参照になって見て下さい。

次世代送電網・スマートグリッドとは?整備・増強に2兆円投資?

次世代送電網として注目されてきている「スマートグリッド(smart grid)」とは、「スマート=賢い・洗練された」「grid=送電網」を意味しますが、簡単に言うとコスト最小化(電力供給をより合理的に最適化すること)を目的とした新たな電力供給システムのことを言います。

次世代送電網・スマートグリッドの特徴としては、“電力供給側から需要側だけでなく双方向の送電網を構築すること”が挙げられます。

大型発電所で作られた電気を一般家庭などへ一方向に送電する方法を“集中型電源”と呼ぶのに対し、一般家庭や工場・オフィスなどが比較的小規模な発電設備を設け発電する方法を“分散型電源”呼びますが、大量のCO2を排出してしまう火力発電の割合を減らし、再生可能エネルギーを主電力化していくには、“分散型電源”による電力供給の割合を増やすことも大切になってくるので、再生可能エネルギーを普及させていく上で、双方向の送電網となる「次世代送電網・スマートグリッド」の整備・増強が必要とされてきている感じですかね。

また、以前の「アナログメーター(機械式メーター)」は電気の使用量を測るだけでしたが、通信機能を併せ持つ電力計「スマートメーター」を設置することで、消費電力に関するデータを電力事業者へ送ることができ、電力需要予測を立て計画的に発電を行うことが可能となります。

次世代送電網・スマートグリッドの整備・増強を進め、スマートメーターを設置することで、電力供給をより合理的かつ最適にでき、無駄な発電を減らしエネルギーロスを抑えれるというわけですね。

次世代送電網・スマートグリッドの整備・増強に2兆円投資?

2021年1月3日付で日本経済新聞に「再生エネ普及へ送電網、2兆円超の投資想定 首相が指示」という記事が掲載となってますが、日本政府は2030年度を目標とした北海道-東北・東京間の送電網新設や、九州-中国間、北陸-関西・中部間の送電網増強といったプロジェクトを推進するようです。

日本はこれまで大手電力会社が“各地域でそれぞれ消費地へ電力を送るための送電網”を整備してきました。

しかし、再生可能エネルギーの主力となる洋上風力の拠点は地方が多いため、地域間の連携が求められることとなり、また、洋上風力などを行えない地域の分の発電量も必要となってくるため、増強し大容量で送るインフラ整備も必要となってきている感じですかね。

総額2兆円超というのは電気事業者の関連機関が試算した金額のようですが、実際に計画が動き出す流れとなれば関連企業は大きな恩恵を受けそうですね。

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄(日本企業株)に注目

それでは、再生可能エネルギーを普及させる一貫として、日本政府が送電網の整備・増強する流れとなり、恩恵を受けることが期待される「次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄」について、一覧にまとめご紹介してみたいと思います。

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄一覧
銘柄名(コード) 次世代送電網との関連性
住友電気工業(5802) 電線最大手。環境エネルギー関連事業として電力ケーブルや巻線などの拡販を進めている。
フジクラ(5803) 電線3強の一角。エネルギー事業として産業用電線、ケーブル、葉線あどを取り扱っている。
古河電気工業(5801) 電線3強の一角。エネルギー関連製品として電力ケーブルや電気導体などを取り扱っている。
昭和電線ホールディングス(5805) エネルギー・インフラ事業や通信・産業用デバイス事業を展開。再生可能エネルギー連係の需要を取り込んできている。
大崎電気工業(6644) 電力量計で首位。スマートメーターに注力し関連製品を取り扱っている。
東光高岳(6617) スマートグリッド社会の実現に向けた取り組みを展開。スマートメーターに注力している。
関電工(1942) 東電系の電気設備工事大手。エネルギー関連事業も展開している。
きんでん(1944) 関電系の電気設備工事大手。再生可能エネルギー関連事業も展開している。
ENEOSホールディングス(5020) 石油元売り最大手。国内有数の再生可能エネルギー事業者であるJRE(ジャパン・リニューアブル・エナジー)の全株式を取得。
日本製鉄(5401) 粗鋼生産世界大手・国内では首位。エネルギーを安定的に供給するための製品・技術を提供している。
清水建設(1803) 総合建設大手。エネルギー・インフラ運営事業として再生可能エネルギーを利用した発電・売電、インフラのメンテナンス等に貢献。
三菱商事(8058) 三菱グループ中核となる総合商社大手。エネルギー関連に強み。
三菱重工業(7011) 総合重機最大手。エネルギーに関連する製品も取り扱っている。
三菱マテリアル(5711) 総合材料メーカー。環境・エネルギー事業も展開している。
戸上電機製作所(6643) 電力会社向けとなる配電機器を取り扱っている。

次世代送電網・スマートグリッドに関連した銘柄としては、「電線」や「スマートメーター」を取り扱う企業や、電気設備工事を行う会社などが挙げられる感じでしょうか。

ざっと挙げてみましたが、他にも電力会社や建設関連事業を行う会社はまだまだたくさんあると思いますし、国が後押しすることとなり、関連事業に新規参入する銘柄も出てくるかもしれませんね。

親和性のありそうなテーマ性「再生可能エネルギー関連銘柄」や「国土強靭化(インフラ整備)関連銘柄」は併せてチェックしておきたいところではないでしょうか。

2021.10.19

再生可能エネルギー・クリーンエネルギー(脱炭素電力)関連銘柄

2020.06.10

国土強靭化(インフラ整備)関連銘柄

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄 住友電気工業(5802)

住友電気工業(5802)のチャート

※時価総額:1兆3,048億円、PER13.5倍、PBR0.76倍、信用倍率5.47倍(2022年1月14日時点)

住友電気工業(5802)は「自動車関連事業」、「情報通信関連事業」、「エレクトロニクス関連事業」、「環境エネルギー関連事業」や産業素材関連事業などを行っている企業ですが電線最大手となる会社です。

環境エネルギー関連事業として「産業用電線・ケーブル」や「集光型太陽光発電装置(CPV)」や「架空送電線」といった製品を取り扱っています。

2021年11月2日に「2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表していますが、黒転し通期見通しも悪くなさそうですね。

こちらもチャートを見ると2022年に入りテーマ性の強まりから株価を上げていますが、PER13.5倍ほどならまだ上値余地を見込めそうな株価水準と言えるのではないでしょうか。

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄 フジクラ(5803)

フジクラ(5803)のチャート

※時価総額:1,849億円、PER11.5倍、PBR0.96倍、信用倍率5.51倍(2022年1月14日時点)

フジクラ(5803)は「エネルギー・情報通信事業」、「電子電装・コネクタ事業」、「不動産事業」を展開している会社です。

同社は電線3強の一角となる企業ですが、エネルギー事業として産業用電線やケーブルなどを取り扱っています。

2021年11月8日に「2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表していますが、こちらも前年同期比で業績を大きく伸ばし通期見通しも良さそうですね。

チャートを見ると決算発表後に株価を下げていますが、75日移動平均線を上抜けてきており、政策が追い風となってくることが予想されるので、今後の値動きも注目したい銘柄ではないでしょうか。

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄 古河電気工業(5801)

古河電気工業(5801)のチャート

※時価総額:1,710億円、PER17.0倍、PBR0.64倍、信用倍率6.67倍(2022年1月14日時点)

古河電気工業(5801)は電線3強の一角となる企業で、エネルギー関連製品として「電力ケーブル」や「ケーブル関連機材/接続・端末製品」などを取り扱っている会社です。

2021年11月4日に「2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表していますが、こちらも前年同期比で業績を大きく拡大してきてますね。

国策の恩恵を期待出来、株価水準もまだそこまで高くない印象なので、調整を重ねつつ株価を上げてくるか、今後の値動きにも注目したい銘柄ではないでしょうか。

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄 昭和電線ホールディングス(5805)

昭和電線ホールディングス(5805)のチャート

※時価総額:591億円、PER7.5倍、PBR1.13倍、信用倍率14.60倍(2022年1月14日時点)

昭和電線ホールディングス(5805)は「エネルギー・インフラ事業」、「通信・産業用デバイス事業」、「電装・コンポーネンツ事業」を展開していて、発電所と変電所を繋ぐ高圧電線を主力としている会社です。

工期を大幅に短縮することができる電線の接続部品も手掛けていて、岸田文雄政権が打ち出す「次世代送電網整備構想」は同社にとって強い追い風となることが予想されます。

2021年11月4日に「2022年3月期第2四半期決算短信」と併せ「決算補足説明資料」を発表していますが、材料費高騰の影響はあるものの、電力インフラ向け需要が旺盛のようで、業績を伸ばしてきていますね。

チャートを見ると2022年に入ってから物色資金が向かい強い値動きをみせてきていますが、まだPER7.5倍ほどと割安感がある印象なので、中長期的な上昇余地を見込めそうな銘柄ではないでしょうか。

次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄の本命・出遅れ株を上手く狙いたい人は?

岸田文雄政権が取り組む政策に絡むテーマ株がまた色々と盛り上がりをみせてくることが予想されますが、株取引は“テーマ株の流れに沿った銘柄を上手くトレードできるかどうか”で毎日、毎月、毎年の収支が大きく異なってくるかと思います。

今回は次世代送電網・スマートグリッド関連銘柄についてまとめご紹介しましたが、2022年に入りいち早く関連銘柄を物色された方は、既にそこそこの含み益となっていたりするのではないでしょうか。

2022年、このあとの相場でテーマ株の流れに沿った銘柄を上手くトレードしていきたいと少しでも思われる方は、今後のテーマ株に上手く乗れるように、旬なテーマ性に絡んだ銘柄情報などをいち早く配信してきている株情報サイトをなるべくチェックしておくことをお勧めします。

テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】

新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。

株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。

アベノミクス相場以降の一部推奨銘柄
証券コード 推奨銘柄 安値 高値 推移
8462 FVC 369 3,185 4ヵ月で8.6倍
3660 アイスタイル 187 1,240 7ヵ月で6.6倍
6616 ダブルスコープ 832 4,590 8ヵ月で5.5倍
3778 さくらインターネット 265 2,110 2ヵ月で7.9倍
2315 SJI 30 154 2週間で5.1倍
4594 グリーンペプタイド 410 2,087 2ヵ月で5.0倍

その他、10倍高となったオウケイウェイブ(3808)やフィルカンパニー(3267)等も推奨してきていますが、2019年は「半導体」に関連したテーマ性をもつAKIBAホールディングス(6840)が年末にかけ大きく株価を上げ+210%を超す上昇となりました。

新型コロナウイルス感染症の拡大によりコロナウイルス関連銘柄として「巣ごもり消費関連」や「テレワーク関連」などがテーマ性を強める展開となりましたが、ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)を上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。

バイオ株のテラ(2191)や巣ごもり消費関連のBASE(4477)など、テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。

2022年は「メタバース」や「自動運転車(つながる車)」や「遠隔医療」などに絡んだテーマ株の中から大きな盛り上がりをみせる銘柄が色々と出てくるかも?

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