【岸田ショック】日経平均株価暴落!今後の見通しは?

2021年9月29日、第27代自民党総裁に「岸田文雄」氏が就任。

日本経済新聞社とテレビ東京が実施した“事実上の次の首相となる自民党総裁に「ふさわしい人」を聞いた世論調査”では、「河野太郎」氏が46%と断トツの首位で、「岸田文雄」氏17%、「高市早苗」氏14%、「野田聖子」氏5%という結果でしたが、国民に期待された河野氏は敗北し、岸田氏が勝利することとなりました。

日経平均株価が9月29日終値29,544.29円から10月6日終値27,528.87円で2,015円42銭安となってますが、当ページではツイッターでトレンド入りし話題となってきている「岸田ショック」についてまとめ、今後の見通しなどについて考えてみたいと思います。

岸田ショックとは?金融所得課税の増税示唆が発端か

岸田ショックを示す日経平均株価の推移を表した画像

日経平均株価は、菅前総理が総裁選への出馬を断念した9月初旬から急上昇していましたが、岸田文雄新総裁が選ばれた9月29日以降に急降下し、一度も上がらず、約1ヶ月ぶりに2万8000円を割り込むこととなりました。

日経平均株価が8営業日続落となるのは実に12年ぶりのようで、この連続陰線記録はアベノミクス以降で最長タイ記録となるようです。

※ちなみに、史上最長記録は民主党時代の13営業日連続(2012年)で、リーマンショック時の記録は11営業日連続(2008年)となっています。

直近で株式相場が大きく崩れた背景としては、原油先物価格の上昇で企業の利益が圧迫されるとの懸念や、中国の不動産大手「恒大集団」の経営悪化問題の影響なども挙げられていますが、日本国内に関しては、新政権が誕生し、期待が剥がれ落ちている面があるのではと考えられています。

組閣するも、“蓋を開けてみるとそんなに大きな変化はなさそうだな”ということで、外国人を中心とし日本株が売られているようですが、外国人は9月第4週時点で既に現物株式2692億円、株式先物119億円と売り越しに転じています。

「岸田ショック」がツイッターでトレンド入り

岸田文雄氏が示す金融所得の課税強化を表した画像

こうした岸田新政権誕生からの日経平均株価暴落の流れを受け、ツイッターでは「岸田ショック」という言葉がトレンド入りすることとなりました。

ツイッターを見ていると、中国の不動産大手「恒大集団」の経営悪化問題の影響が大きいのであって、岸田新総理のせいではないと言われている方もいたりしますが、米国株が反発している中で日本株が大幅な続落となっているのを見ると“金融所得課税の増税を示唆した影響”が大きそうですね。

2021年9月30日付で日本経済新聞に掲載となった記事『金融所得課税の引き上げ検討 市場、株価に影響警戒』にて“岸田文雄氏は総裁選で金融所得課税を見直し、一律20%の税率を引き上げる考えを示した”と報じられていましたが、2021年10月5日付で掲載となった記事『金融所得課税見直し「選択肢の一つ」 首相が検討明言 「新しい資本主義実現会議」を設置』では“岸田文雄首相は4日の記者会見で、金融所得課税の見直しを検討する意向を示した”“一律20%の税率を引き上げて税収を増やし、中間層や低所得者に配分することなどを検討する”といった内容が報じられています。

せっかくこれまでの日本政府が「貯蓄から投資へ」の流れで頑張ってきたのに、こうした投資意欲を冷やしかねない発言を安易にしてしまうのは、ちょっとどうなんだろって感じですね。

もう少し相場への影響を考え発言しなければいけない立場になられたかと思うのですが、新総理に就任してすぐにこれでは先が思いやられますね。

岸田新総理が金融所得課税の見直しを検討する意向を示したのに対し、ツイッター上では冷ややかなコメントが多く散見されます。

金融所得増税かー
今すでに資産無い人達にはきついな
大金持ちは20%の時にクロスして益だし納税しとけばノーダメージだし
むしろ貧富の格差格差固定ジャパンになってしまう予感
金融所得1億以上に増税とかで良さそうなのにね

— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) 2021/09/30 11:52

岸田政権は金融増税に社会主義思想的なバラマキですか。
結局は余計なことせずに淡々と仕事をこなしてくれた菅首相のほうが100倍良かったという展開になりました。

— 両津 (@ryoooootu) 2021/09/30 16:51

株の増税は全員でなくて利益多い人は増税で少ない人はむしろ10%減税とかがいいんじゃないかなぁ
少ない人から大きな%で取ってもそんな税収ならないだろうし
人数的には減税の対象者のほうが多くなることによって
より株式投資が身近なものになるので
とてもいいと思うのだけどどうでしょうかね

— テスタ (@tesuta001) 2021/10/01 16:34

3000億ぽっちの税収上げるために、たったの1週間で東証時価総額70兆程と色々大切なモノを飛ばしてません?w

— kc@株とかゲームとか (@kabu4321) 2021/10/05 09:08

さあ、やっとコロナ終わったぞ!行くぞ!みたいなタイミングで増税緊縮打ち出したらあかんよ・・・

— ほいみん (@takechan0720) 2021/10/05 09:54

株の税金を20%から上げたら、ホントに税収上がると思ってるんやろか…。30%にしたら、単純に1.5倍になるとか考えてたら大間違いちゃうの?流動性無くなって、出来高減って、税収下がる可能性だってあるんじゃあ…。まぁ、賢い人たちがちゃんと考えて言ってるんだとは思うけどさ(´・ω・`)

— ざら速(ザラ場速報) @ときどき仮想通貨 (@ZARASOKU) 2021/10/05 14:42

わしの含み益が…岸田を呼べ! って黒田さんぶちぎれてそう

— ふくたろう @ときどき仮想通貨 (@fuku__taro) 2021/10/06 12:40

株クラ界で著名の反応をまとめてみましたが、岸田新総理は安倍さんや黒田さんや顔に泥を塗ることとならないようにして欲しいものですね。

日経平均株価の下落率は直近7営業日(9月27日終値~10月6日終値)で-8.96%になるかと思いますが、この下落率は2000年以降で4番目に大きな下落率になるようです。

7営業日連続の下落ランキング(2000年以降)

  • 1.2008年10月10日 -30.60%
  • 2.2007年11月12日 -10.34%
  • 3.2002年09月04日 -10.28%
  • 4.2021年10月06日 -8.96%

岸田新総理は日経平均株価がこれだけ暴落しているにも関わらず、特に相場動向に関して触れていない印象ですが、これだけ下落しているのにフォロー的な発言を何もしてくれないのはちょっとどうなんだろって感じですね。

海外メディアでも「岸田ショック」が報じられる

海外メディア「FINANCIAL TIMES」で報じられる岸田ショックの画像

「岸田ショック」はイギリスの経済紙「FINANCIAL TIMES」やアメリカの総合情報サービス「Bloomberg」などでも「Kishida shock」と報じられています。

「FINANCIAL TIMES」で掲載された記事の見出しを翻訳すると“新しいリーダーが増税を提案するので、日本の株は「岸田ショック」に苦しむ”となりますね。

海外メディアはこうハッキリと指摘しているのがいいですね。

日本株上昇に海外マネーは欠かせません。

現状は“投資家からの失望を買っただけ”という状況になっているかと思いますが、岸田新総理はこうした影響をどこまで考えた上で発言されているんでしょうね。

岸田ショックで日経平均株価は更に下落?今後の見通しは?

2021年10月4日午後、衆院本会議で行われた首班指名選挙にて、自民党の新総裁である「岸田文雄」氏が第100代総理大臣に選出され、皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て岸田内閣が発足することとなりました。

岸田政権はまだまともに始まっていません。

なのに日経平均株価は直近5営業日(9月30日から10月6日)で2,015円42銭もの下落です。

岸田新総理が“何かフォロー的な発言をするかどうか”によってくるかとは思いますが、現在の金融所得への課税である一律20%(所得税15%、住民税5%)がどれだけ引き上げられるか分からない状況で、積極的な買いは向かいにくいのではないかと考えられます。

中国の不動産大手「恒大集団」の経営悪化問題の影響もまだこれから相場に反映されてくるかもしれません。

2021年8月20日に付けた年初来安値26,954.81円が意識されてきている印象ですが、27,000円台をふつうに割ってきそうなのがちょっと怖いですね。

日経平均株価のチャート

多くの銘柄が株価を下げ、買いたかった銘柄がだいぶ安くなっていたりするかと思いますが、27,000円を割ると26,600円~26,700円あたりで下げ止まってくれるかどうかって感じでしょうか。

ちょっと先行き不透明感が強い展開となっているので、トレードを行う際は岸田新総理の発言に注意し、損切りルールなどを予め設け行うようにした方がいいかもしれませんね。

【岸田ショック】衆院選後に株価再浮上か?

岸田ショックで日経平均株価はどこまでの下落となるのか?

リバウンドのタイミングを上手く狙いたいと考えられている方も多いかと思いますが、2021年10月6日付でREUTERS(ロイター)に『コラム:岸田政権と市場反応、衆院選後に株価再浮上か=藤戸則弘氏』という記事が掲載となっていますね。

株価が再浮上してくるかどうかは、衆院選の結果や、今後明らかとなってくる具体的な政策の内容次第って感じでしょうか。

岸田首相が創設を提案する「健康危機管理庁(仮称)」に絡んだ事業を行っている企業など、岸田内閣が政策を推進し追い風を受けそうな銘柄の値動きには注目しておきたいところでしょうか。

岸田首相の政策理念

  • 年内に数十兆円規模の景気対策を策定する
  • 消費税は10年程度は上げることを考えない
  • 大規模な金融緩和策によるデフレ脱却を最優先とする
  • 物価2%は世界標準で変えるつもりはない
  • 「成長と分配」の好循環を目指す
  • 医療難民ゼロ
  • ステイホーム可能な経済対策
  • 電子的ワクチン接種証明の活用と検査の無料化・拡充
  • 感染有事対応の抜本的強化
  • 再生可能エネルギーの一本足打法ではない原発再稼働を含む『クリーン・エネルギー政策』の策定を行う

岸田新総理のこれまでの発言を見る限り、テーマ株としては「医療関連」「原子力発電関連」あたりに注目でしょうか。

東京電力ホールディングス(9501)のチャート

電力関連株のチャートを見てみましたが、原発再稼働を進める見通しが強まったことで、「東京電力ホールディングス(9501)」が強い値動きをしてきていますね。

【岸田ショック】岸田文雄関連銘柄 日経平均ダブルインバース・インデックス(1357)

日経平均ダブルインバース・インデックス(1357)のチャート画像

岸田ショックを受け、ツイッター上では皮肉まじりで岸田文雄関連銘柄として日経平均株価の変動率にマイナス2倍の値動きで連動するETF「日経平均ダブルインバース・インデックス(1357)」が取り上げられていますね。

岸田ショックで何百万、何千万と含み損を抱えることになられた方も多いかと思いますが、“空売りや日経ダブルインバースで儲かった”という方も多いのではないでしょうか。

直近の相場で退場となってしまった個人投資家の方もおられるかと思いますが、こうした相場だからこそ狙える銘柄もあるので、相場が落ち着くまで乗り切り、リバってくるタイミングを上手く狙えるよう、安くなっている優良株をしっかりとチェックしておくようにしたいですね。

岸田ショックで株式相場の見通しに不安を感じる方は

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素人判断でトレードするのはリスクが高い相場だと思うので、今後の見通し予想が分からないという方は、相場歴の長い人の見解を参照しておくのがベターだと思います。

岸田ショックで多くの銘柄が株価を下げ、相場は大バーゲンセールの様相を強めてきているとも言えます。

この後の相場に上手く乗れるかどうかが資金を大きく増やすチャンスとなるかもしれないので、利益に繋がる銘柄を知り、チャンスを逃さずしっかりと資産を形成していきたいと思われる方は、試しにでも「新生ジャパン投資」が配信する情報を上手く活用してみて下さい。

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