2023年は卯(うさぎ)年。
相場格言に「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」があり、卯年の相場は俗に上昇相場と言われています。
毎年干支にちなんだ銘柄が短期的に物色される傾向にあり、その後大きく上昇するというのは稀ですが、干支関連銘柄は主に「ご祝儀相場」のような感覚で注目されます。
今回は注目されるべき卯年関連銘柄の本命株4銘柄を含む注目株全9銘柄をご紹介、さらに2023年の相場が本当に「卯(うさぎ)跳ねる」となるのか、検証したいと思います。
目次
2023年の相場は卯(うさぎ)跳ねる?
2023年の相場は「卯(うさぎ)跳ねる」となるのか検証するため、過去の日経平均株価の推移を確認してみます。
出典:日経平均株価(225種)の株価チャート|日足・分足・週足・月足・年足|株探(かぶたん)
年 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
2011 | 10352.19 | 10891.60 | 8135.79 | 8455.35 | -22.43% |
1999 | 13779.05 | 19036.08 | 13122.61 | 18934.34 | +27.23% |
1987 | 18702.64 | 26646.81 | 18525.86 | 21564.00 | +13.27% |
1975 | 3777.40 | 4564.52 | 3627.04 | 4358.60 | +13.33% |
1963 | 1418.25 | 1634.37 | 1200.64 | 1225.10 | -15.77% |
1951 | 102.10 | 170.32 | 102.10 | 166.06 | +38.52% |
ソースは株探。勝率で言えば4勝2敗でほぼ跳ねる展開であることがわかります。マイナスとなった年は直近で言うと2011年。あれから干支が一周してるというのもあっという間に感じますが、3.11や東京電力福島第一原発事故が印象的な年でした。1963年は日足ベースですと7月以降の下落が強く、ケネディ大統領が国際収支改善策の一つとして提案した金利平衡税の導入による日経平均株価の暴落と、同年11月のケネディ大統領の暗殺に伴うNYダウ暴落、通称「ケネディ・ショック」があった年でした。
一方で上昇した都市で言うと、1999年は「ITバブル」、1987年は年間ベースで見ると上昇してますが、ブラックマンデーによる暴落が起こった年でもあります。バブル経済の真っただ中で合った日本市場の下落は一時的で結果的には上昇し続けました。これらを考えると跳ねはするが大きな出来事が起こりやすい1年とも見て取れる印象を受けます。この結果だけで言うならば、1年単位で見れば上昇するかもしれませんが、激しい上下も起こるかもしれません。
2023年の干支銘柄、卯年関連銘柄一覧
証券コード | 企業名 | 補足 |
---|---|---|
1860 | 戸田建設 | IoT製品やサービスの企画・開発・販売を手がける株式会社バニーホップに出資。 |
4041 | 日本曹達 | 農業化学品、医薬中間体、電子材料等の高付加価値有機・無機化学製品及び各種工業薬品等の製造・販売を行う化学会社。ロゴがうさぎ。 |
4732 | ユー・エス・エス | 子会社が中古車買い取り専門店の「ラビット」を展開。 |
7545 | 西松屋チェーン | 乳幼児用品、小児用雑貨専門店「西松屋」を運営。ロゴがうさぎ。 |
7550 | ゼンショーホールディングス | 「なか卯」をはじめとする各種外食チェーンや、各種スーパーマーケット等を傘下に持つ持株会社。 |
8136 | サンリオ | ウサギをモチーフとしたキャラクター、マイメロをデザイン。 |
9401 | TBSホールディングス | 子会社のTBSテレビが情報バラエティ番組「ラヴィット!」を放送。番組キャラクター「ラッピー」のグッズも展開。 |
9501 | 東京電力ホールディングス | TEPCOがウサギをモチーフとしたキャラクター、テプコンをデザイン。 |
9602 | 東宝 | うさぎのロペが主人公のコメディアニメーション作品「紙兎ロペ」を製作。 |
2023年の干支銘柄、卯年関連銘柄の本命株4銘柄
干支関連銘柄はわかりやすいものが物色されやすいため、中古車買い取り専門店の「ラビット」を展開するユー・エス・エス(4732)や「なか卯」を展開するゼンショーホールディングス(7550)、企業ロゴに兎を用いた日本曹達(4041)、西松屋チェーン(7545)辺りは本命株と言えるでしょう。
2023年の干支銘柄、卯年関連銘柄の本命株4銘柄の株価チャート
卯年関連銘柄の本命株 ユー・エス・エス(4732)
卯年関連銘柄の本命株 ゼンショーホールディングス(7550)
卯年関連銘柄の本命株 日本曹達(4041)
卯年関連銘柄の本命株 西松屋チェーン(7545)
その他卯年関連銘柄の注目株5銘柄
子会社、関連会社がキャラクター展開している東京電力ホールディングス(9501)やTBSホールディングス(9401)、東宝(9602)も注目すべきではありますが、短期的なテーマで物色されにくい規模の銘柄でもありますので、市場がご祝儀相場のような展開となった場合には勢いがつくかもしれません。その点で見れば注目すべきところ。また今回取り上げていない銘柄の中で全く予想外のところから出てくる可能性もあるかもしれません。
その他卯年関連銘柄の注目株5銘柄の株価チャート
卯年関連銘柄の本命株 戸田建設(1860)
卯年関連銘柄の本命株 サンリオ(8136)
卯年関連銘柄の本命株 TBSホールディングス(9401)
卯年関連銘柄の本命株 東京電力ホールディングス(9501)
卯年関連銘柄の本命株 東宝(9602)
卯年関連銘柄の値動きを上手く狙いたい人は?
2023年の干支銘柄、卯年関連銘柄について簡潔にまとめてみましたが、干支銘柄はあくまで短期目線で注目するのがベスト。「ご祝儀相場」のような感覚で注目しておきたいところです。
物色される可能性のあるテーマは他にもたくさんあります。2023年大発会までに起こる出来事によっても変わってくるので、「時事ネタ」「話題性」などを事前に確認しながら、どのようなテーマ株が物色されるのかを探すのもまた株式投資の醍醐味です。
卯年関連銘柄や他のテーマ株を上手く狙いたいと思われる方は、リアルタイムに最新のニュースや話題性に絡んだ銘柄情報などを配信している株情報サイトにメルマガ登録するなどして、『自分で時間をかけて色々と情報をチェックする』のではなく『アナリストなどが簡潔にまとめてくれた情報をリアルタイムに受け取る』ようにしておくといいかと思います。
この後の相場で流れに沿ったテーマ株を上手く物色していきたいと少しでも思われる方は、試しにでも一度、銘柄情報など株式投資に関連する情報を配信しているサイトを日々のトレードに活用してみることをおすすめします。
テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】
「新生ジャパン投資」は、かつてラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信していた株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしていた株の大魔神『高山緑星』こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。
株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが『高山緑星』こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。
テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。
ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして2023年生成AIが人気化したことをきっかけとしたAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
今、新生ジャパン投資から"次なる大化け候補株1銘柄"を無料で配信してもらうことができますが、長きにわたり大化け銘柄を輩出し続けてきている相場界のレジェンドの銘柄発掘力を体感できるかと思いますので、利益に繋がる銘柄を知り、チャンスを逃さずしっかりと資産を形成していきたいと思われる方は、この無料で試せる機会をぜひ活用してみて下さい。↓↓