経済活動の再開・リオープン関連銘柄の本命株・出遅れ株・大穴株は?アフターコロナにおけるインバウンド、飲食、旅行などの注目株

ようやく日本でも、新型コロナウイルスの感染拡大抑制のための行動制限が緩和され、経済活動が一部正常化しつつあります。

2021年11月12日、新型コロナウイルス感染症対策本部において、今後は感染拡大を防止しながら、日常生活や経済社会活動を継続できるよう行動制限の緩和の取組を進めていくという方針が決定され、その後直近の「第7波」ではピーク時の感染者数が過去最多を更新したものの、政府は行動制限を行わず、重症化リスクの高い高齢者らへの対応を重視しつつ、社会経済活動の維持を目指す考えを強調。

これによって注目されるのが経済活動の再開=リオープンです。

今回は、リオープン関連銘柄が株式市場における影響、また付随する関連株の中でも注目の本命株出遅れ・大穴株の一覧・詳細説明も記載しているので、銘柄選定のお役に立てればと思います。

具体的な経済活動の再開とは?

行動制限が緩和されたことで、例えば外出機会の増加を背景に、飲食業界、旅行業界、そして陸運業界まで幅広く影響を与え、コロナ禍によってダメージを受けてきた企業がアフターコロナによる需要が急増。

さらに外国人観光客の受け入れに更なる力を入れるべく、政府は観光目的の外国人の新規入国が再開された6月10日以降の状況を踏まえて10月11日から新型コロナ感染症対策として講じている水際対策を大幅に緩和。

入国者数は1日当たり5万人までという上限規制が撤廃され、入国者全員に義務付けられていたビザ取得も緩和し短期滞在者はビザ取得が免除されることになりました。

水際対策10月11日から大幅緩和 入国上限撤廃 個人旅行も解禁|NHK

出典:水際対策10月11日から大幅緩和 入国上限撤廃 個人旅行も解禁|NHK

このことからもわかるように、経済活動の再開=リオープン関連銘柄飲食関連旅行関連陸運関連、そしてインバウンド関連と、まだまだ他にもありますが幅広いテーマに関連されます。

つまり、リオープン関連銘柄は日本の経済活動に関連した企業が物色対象となるわけです。

リオープン関連銘柄が物色されるとき

リオープン関連銘柄は、アフターコロナにおける行動制限が緩和がひとつのカギとなっており、政府におけるポジティブな発表をきっかけとするケースはもちろん、その影響から業績の改善がみられる分野が話題となることで物色される傾向にあります。

例えば直近では、10月11日から新型コロナ感染症対策として講じている水際対策を大幅に緩和したことが報じられ、飲食関連旅行関連陸運関連、そしてインバウンド関連の一部銘柄が物色されました。

特に注目しておくべき銘柄がアフターコロナで業績改善、または改善が見込める企業、そして行動制限の緩和で需要増が期待できる企業が物色されることが多く、広い視点でのチェックが必要になります。

リオープン関連銘柄と共に付随するテーマのどこにスポットが当たっているのかを見極めながら銘柄選定を行うことで、物色される銘柄にたどり着ける場合がありそうです。

【2022年最新版】リオープン関連銘柄(日本株)の探し方

リオープン関連銘柄として物色される企業は広く、飲食関連旅行関連陸運関連、そしてインバウンド関連など複数のテーマ性を持つため、それぞれ特化したテーマの中で特に経済活動の再開において影響を受ける銘柄を探すのがベストと言えます。

特に注目すべきはインバウンド関連

かつて「爆買い」という言葉が流行した2015年とは事情が異なり、2022年10月現在は当時よりもはるかに「円安」なことから、更なる「爆買い」を期待し岸田首相は水際対策の大幅な緩和を宣言した際、「旅行の早期回復、特にインバウンド消費は円安効果を活かすとともに、集中的な政策パッケージをまとめて、速やかに消費額5兆円達成を目指してほしい」としてインバウンドを復活させたいことがわかります。

このことからも将来的期待としてインバウンド関連銘柄がリオープン関連のテーマをけん引することは間違いなさそうですが、直近では外国人旅行客よりも国内での需要が直結しそうです。

また2022年10月からは「GoToトラベル」に続く全国観光需要喚起策として「全国旅行支援(全国旅行割)」がスタート。旅行業界には追い風となる可能性が高そうです。

2022.09.07

旅行(レジャー)・インバウンド関連銘柄

2021.11.11

国策テーマ「インバウンド株(訪日・観光)」関連銘柄は需要回復に期待

インバウンド関連をチェックする上で今欠かせなくなっているのは「円安」。そんな「円安」の恩恵を受けられる銘柄もチェックしてもいいかもしれませんね。

2022.04.22

円安メリット関連銘柄(輸出企業)

リオープン関連銘柄【本命株】

リオープン関連株として特に物色されやすいテーマの中でも主要な銘柄として挙げるとするならば、飲食関連株では外食業界で有名なロイヤルホールディングス(8179)、すかいらーくホールディングス(3197)、くら寿司(2695)あたりが鉄板と言えるでしょう。旅行関連株ではANAホールディングス(9202)、東日本旅客鉄道(9020)、エイチ・アイ・エス(9603)、インバウンド関連株で言えばビックカメラ(3048)、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)、高島屋(8233)、そして「ポケトーク」が大活躍のソースネクスト(4344)などが本命として挙げられます。

もちろん他にもありますが、本命株はテーマの代名詞でもあるので、参考程度に見るのがおすすめです。

リオープン関連銘柄本命株(飲食関連) ロイヤルホールディングス(8179)

8179 ロイヤルホールディングスのチャート

リオープン関連銘柄本命株(飲食関連) すかいらーくホールディングス(3197)

3197 すかいらーくホールディングスのチャート

リオープン関連銘柄本命株(飲食関連) くら寿司(2695)

2695 くら寿司のチャート

リオープン関連銘柄本命株(旅行関連) ANAホールディングス(9202)

9202 ANAホールディングスのチャート

リオープン関連銘柄本命株(旅行関連) 東日本旅客鉄道(9020)

9020 東日本旅客鉄道のチャート

リオープン関連銘柄本命株(旅行関連) エイチ・アイ・エス(9603)

9603 エイチ・アイ・エスのチャート

リオープン関連銘柄本命株(インバウンド関連) ビックカメラ(3048)

3048 ビックカメラ(3048)のチャート

リオープン関連銘柄本命株(インバウンド関連) パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)

7532 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのチャート

リオープン関連銘柄本命株(インバウンド関連) 高島屋(8233)

8233 高島屋のチャート

リオープン関連銘柄本命株(インバウンド関連) ソースネクスト(4344)

4344 ソースネクストのチャート

リオープン関連銘柄【出遅れ・大穴株】

あらゆるテーマが含まれているリオープン関連株に出遅れや大穴といったものは非常に見つけにくいものですが、アフターコロナという視点において期待値で株価が上昇すると見た時、コロナ前の株価推移まで戻りそうな銘柄を探すのがひとつのポイントとなります。

そんな中で帝国ホテル(9708)、ぴあ(4337)、ベルトラ(7048)、ぐるなび(2440)、北の達人コーポレーション(2930)などは物色対象ではあるものの割と二番手三番手となりやすい銘柄と言えます。中でも日本空港ビルデング(9706)はインバウンド関連としても注目されますし大穴と言えるかもしれません。

リオープン関連銘柄出遅れ株 帝国ホテル(9708)

9708 帝国ホテルのチャート

リオープン関連銘柄出遅れ株 ぴあ(4337)

4337 ぴあのチャート

リオープン関連銘柄出遅れ株 ベルトラ(7048)

7048 ベルトラのチャート

リオープン関連銘柄出遅れ株 北の達人コーポレーション(2930)

2930 北の達人コーポレーションのチャート

リオープン関連銘柄大穴株 日本空港ビルデング(9706)

9706 日本空港ビルデングのチャート

リオープン関連銘柄の値動きを上手く狙いたい人は?

日本商工会議所が全国の中小企業に行った雇用に関する調査で、「人手が不足している」と答えた企業が6割を超え、コロナ禍で制限されていた経済活動の再開に伴って、人手不足が再び深刻になっていることが報じられています。

コロナ禍による打撃は上場企業においても厳しいものとなりましたが、ここから回復に向けて舵を切ることができれば株価は期待値以上の動きを見せてくれるかもしれません。

銘柄選定においてはリオープンに紐づくテーマを監視しながら材料を探すことが重要ですが、あまりにも銘柄数があるため「どこに注目すればいいかわからない」となってしまいやすい点も。

こうしたテーマ株はニュースや新聞で取り上げられたり、著名なアナリストが紹介したりするなどして物色人気を強めてくるケースが多いです。

なので投資家からの注目を集め株価を上げてくる銘柄を上手く狙いたいと思われる方は、リアルタイムに最新のニュースや話題性に絡んだ銘柄情報などを配信している株情報サイトにメルマガ登録するなどして、『自分で時間をかけて色々と情報をチェックする』のではなく『アナリストなどが簡潔にまとめてくれた情報をリアルタイムに受け取る』ようにしておくといいかと思います。

この後の相場で流れに沿ったテーマ株を上手く物色していきたいと少しでも思われる方は、試しにでも一度、銘柄情報など株式投資に関連する情報を配信しているサイトを日々のトレードに活用してみることをおすすめします。

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新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。

株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。

2023年以降の一部配信銘柄
証券コード推奨銘柄配信時株価高値推移
7578ニチリョク1146657ヵ月で約5.83倍
7214GMB8873,3502ヵ月で3.77倍
5132pluszero4,30010,302ヵ月で2.39倍
7047ポート1,2802,9307ヵ月で2.28倍
4570免疫生物研究所4329614ヵ月で2.22倍
3992ニーズウェル4239244ヵ月で2.18倍
6430ダイコク電機2,7105,8507ヵ月で2.15倍
5253カバー1,4703,1703ヵ月で2.15倍
3984ユーザーローカル1,6033,3754ヵ月で2.1倍
7047ポート1,4212,9306ヵ月で2.06倍
4415ブロードエンタープライズ1,1062,2404ヵ月で2.02倍
3992ニーズウェル4589243ヵ月で2.01倍
4270BeeX2,0954,2206ヵ月で2.01倍

上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。

テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。

ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして生成AIが人気化した2023年のAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。

テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。

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リオープン関連銘柄にも関連報道が増えてきたら定期的に更新していこうと思います。