2021年最新テンバガー株・株価10倍候補銘柄!

株式投資をされている方ならば、誰しも夢見るのが「テンバガー(10倍株)」や「ハンドレッドバガー(100倍株)」ではないでしょうか。

資金100万円からでも100倍株への投資を成功できれば億トレーダーに仲間入り出来るかと思うと、“人生は銘柄選びで変わる”と言っても過言ではないかもしれません。

保有株の評価額が1,000万円や1億円を超えてくれば、「お金のゆとり」が「心のゆとり」に繋がってくることでしょう。

では、どうすればテンバガー株を掴めるのか?

ネットで調べるとテンバガー株を見つけるコツなどについて書かれた記事が色々でてくるかと思いますが、当ページでは、“過去どういう銘柄がテンバガーになっているのか”であったり、“テンバガー候補株の条件”などについてご紹介し、2021年(令和3年)から2022年(令和4年)にテンバガーを期待できそうな銘柄をスクリーニングを行い探ってみたいと思います。

テンバガー株を上手く狙いたい人がチェックしておきたい情報源などについても記載していますので、2021年、テンバガー株で資金を大きく増やしてみたいと思われる方は是非、最後までご参照になってみて下さい。

※【2022年版】最新テンバガー候補銘柄!次の株価10倍期待株についてはコチラ↓↓

2021.11.08

【2022年最新版】テンバガー(株価10倍)候補銘柄・大化けが予想される低位株

テンバガー株(10バガー)の意味とは?

ピーターリンチの画像

そもそもなぜ「10倍株」のことを「テンバガー」と呼ぶの?という株初心者の方もおられるかと思いますので、まず先に言葉の意味合いや語源・由来などについて簡単に記載しておきたいと思います。

「テンバガー(10バガー)」は英語で「Ten Bagger」と表記しますが、この言葉は米国の伝説的なファンドマネージャー「Peter Lynch(ピーターリンチ)」が著書「One up on Wall Street」で用いた造語です。

「Bag」は野球用語で「ベース」を意味し、従って「Ten Bagger」は「2本のホームラン」と「ツーベースヒット」を表します。

「テンバガー」はピーターリンチの著書にて“非常に成功した野球の試合に相当する株式”という意味合いで用いられたことから始まり、ウォール街で“評価額が最初の購入価格の10倍となった投資”であったり“株価が10倍になる可能性のある投資”などを指す言葉として使われるようになったようです。

ピーターリンチは熱心な野球ファンで、“株価が10倍になるほど凄い投資”を野球で例えた訳ですね。

テンバガー狙いの人にピーターリンチの本「株で勝つ」はおすすめ

ピーターリンチの本「株で勝つ」の画像

ピーターリンチは、1977年から1990年まで米フィデリティマゼランファンド(株式投資信託)のマネージャーを務めましたが、その優れた運用成績などから世界的に知られる著名な投資家です。

数多くのテンバガーを特定し投資した結果、ファンドの年間収益率は平均29.2%に達し、マゼランファンドは世界最大規模の投資信託ファンドへと成長しました。

13年間で運用資産1,800万ドルを140億ドルへと777倍以上に増加させたというのは本当に凄い話ですが、ピーターリンチが作り出した造語「テンバガー」が多くの投資家にとって馴染みある言葉となったのは、それだけピーターリンチが株式市場で確固たる結果を残し影響力のある人だったからでしょう。

「テンバガー」の名付け親であるピーターリンチの著書「株で勝つ-アマの知恵でプロを出し抜け(原書ONE UP ON WALL STREETの邦訳)」は、株式投資で成功した人の教訓などを学べて、テンバガーを上手く狙いたいと思われる方には参考になる書籍かと思います。

米国株の話はあまりピンとこないという人もいるかもしれませんが、株で利益を得ていく上で行うべき投資行動など、基本的な考えを知ることで、今後より良い投資方針を立てれるようになるのではないでしょうか。

多くの個人投資家のバイブルとなっている一冊かと思いますが、良い投資のあり方が分からないまま株式投資を行うのは損失リスクへと繋がるかと思うので、経験不足を感じる方や株で成功することに大切な要素をしっかりと頭に入れたいと思われる方は、時間がある時にでも一読してみることをおすすめします。

テンバガーの名付け親「ピーターリンチ」の名言まとめ

ピーターリンチの著書を読んでみたいけど、なかなか仕事が忙しかったりで読む時間を取れないという方も多いのではないでしょうか。

世界的に知られる投資家が残した名言からは多くのことを学ぶことができ、今後の投資に役立つヒントとなるのではないかと思うので、いくつかピーターリンチの有名な名言をご紹介してみたいと思います。

“選んだ株式の全てで儲ける必要はない。株式投資で成功するのに必要なのは、大幅に値上がりする幾つかの銘柄であり、それらによるプラスは期待外れの株式の損失を埋めて余りある。”

“株式投資で成功する人は、時には損失をだしたり予期せぬ出来事に遭うことを、しっかりと自覚している。”

“私のファンドのなかには、2~4%程度の低成長しか見込めないような会社の株は、あまり組み込まれていない。株価の成長も見込めないからである。”

“私の個人的な好みは、年に20~25%の成長を遂げ、上手くいけば株価10~40倍、あるいは200倍にもなりそうな、積極性のある小企業である。”

株式投資を行っていると、株価が上がる銘柄もあれば、思うような結果を得られない銘柄もあるかと思います。

そうした中で成功するには、損失をカバーできるだけの銘柄へ投資を行う必要性があります。

つまり、損失を埋めることができなそうな、大した値上がりを期待できない銘柄を買うのではなく、テンバガーを狙えるような銘柄をしっかりと選んでいくことが大切ということですかね。

“安定したビジネスはいくらでもあるのに、わざわざ当たり外れのあるビジネスを選ぶことはない。”

“その会社の人間が自社の株を買っているのは、その会社が上手くいっている何よりの証拠である。”

“もしあなたが10歳の子供に対して2分以内に買った理由を説明できないのならば、その株を保有するべきではありません。”

“クレヨンで説明することができないアイデアには、決して投資するな。”

“殆どの人は、株式投資よりも、電子レンジを買うことの方に、より多くの時間をかけるのである。”

“調査なしで投資するのは、手札を見ずにポーカーするのと同じである。”

“利益見通し、財務状況、競争上の位置、成長計画などについての宿題を済ます前には、決して投資を行ってはいけないのである。”

買う銘柄の選び方に関連する名言としては上記のような言葉があるかと思いますが、これらの言葉は株初心者の方など、投資判断を行う銘柄を決める上で役立つヒントとなるのではないでしょうか。

また、ピーターリンチの有名な名言として、“自分が知っているものに投資する”や“自分の身の回りにテンバガーのヒントはある”などがありますが、自分が知っている会社なら、その会社に成長性がありそうかどうかの判断をしやすいのではないでしょうか。

ピーターリンチはお客さんとしてダンキンドーナツやタコスチェーンのタコベルなどに自ら足を運び、消費者の目線で企業リサーチを行ったりもしていますが、自分が感銘を受けたものは他の人も同様に感銘を受けると仮定し、その上で財務状況などを調査し投資することを決めたりしています。

なんとなく買った株で幸運にも儲かる人もいるかもしれませんが、なんの調査もせず、買う理由も説明できないのに株式を購入するのは、ただ損失リスクに繋がるだけかと思うので、しっかりと財務状況や業績見通しを調査し、買う理由を説明できる株式を選ぶようにしたいですね。

“優良企業に投資しているならば、時間はあなたの見方になる。我慢できるからだ。”

“良い株であるのに株価が下がっているものを、ナンピン買いせずに売ってしまうのは、ただの悲劇でしかない。”

“今日や明日の株価、または来週の動きは、単なる気まぐれでしかない。”

株式投資を行う上で、避けて通れないのが“株価を下げたときにどうするか”かと思います。

勝算が低くなった場合や、当初の見込みと異なってきた場合は早めにロスカットを決断することも大切かと思いますが、誤った投資判断となってしまうかもしれないので、「ただ損失がでたから」というだけで売ってしまわないようにしたいですね。

ピーターリンチと言えば「成長株投資」のイメージを持たれている方が多いかと思いますが、買った株がテンバガー(10倍)まで成長する過程で全く株価を下げないなどということはありません。

テンバガー株を掴むには下げても保有し続けることを考えられる企業を選ぶことが大切という感じでしょうか。

ピーターリンチは著書の中で、ウォーレンバフェットと投資手法が似ていることをコメントしていますが、バフェットは“一度買ったら永久保有することが目標”としています。

株価を下げたらナンピンしたいと思えるような、長く保有したいと自信を持って思える株式を選び保有するようにしたいですね。

“最も良い投資は、いつでも放っておけるだけのお金を貯め、その資金で株を買い、何があっても持ち続けることです。”

“これからの一年間に必要な大学の教育資金や結婚資金、その他の資金で株式や投資信託などを買ってしまうことは馬鹿げている。”

株式投資に充てる資金に関しては上記のような発言をしていますが、精神的に余裕を持った投資を行えるよう、株式投資は「余裕資金」で行うようにしましょう。

買った株が上がれば何も問題ありませんが、株式投資で失敗される方の多くは、下落リスクを想定できていない人かと思います。

早く稼ぎたい、短期で一気に儲けたいという焦りの気持ちから手を付けてはいけないお金で株を買われている方もいるかもしれませんが、必要なお金を失い大きく後悔することのないよう、投資に充てる資金と生活に使うお金は、しっかりと分けて考えることが大切です。

テンバガー株の見つけ方・銘柄発掘手法

「テンバガー」という言葉を世に広めた伝説のファンドマネージャー「ピーター・リンチ(Peter Lynch)」が残した言葉から学べることはとても多いかと思いますが、皆様はピーターリンチが分類する“6つのタイプ”についてご存じでしょうか。

「低成長株」テンバガーを見込むのは難しいタイプ

「低成長株」の特徴としては「大型株」「高配当」「歴史ある企業」「安定している」などが挙げられます。

ディフェンシブ株と言われたりもしますが、電力会社などが低成長株として挙げられ、事業拡大の余地が低くテンバガー(株価10倍)を見込むのは難しいタイプとなります。

安定感や配当が魅力的だったりはするかもしれませんが、テンバガーを達成するのに必要な“株価を上げるだけの買い材料”であったり“成長性への期待感”などはなさそうなタイプと言えそうな感じですかね。

しかしながら、日本の電力会社である「東京電力ホールディングス(9501)」は東北地方太平洋沖地震から10年経ちますが、なかなか厳しい経営環境が続きずっと無配が続いてますね。

東電株の復活を待ち望まれている方も多いかと思いますが、貸借対照表を見る限り「復配」というサプライズが発表となるのは早くても2022年度以降となりそうな感じでしょうか。

「優良株」はテンバガーとまではいかないが堅調な株価推移が特徴のタイプ

「優良株」は堅調に右肩上がりに推移するのが特徴で、米国株で言う「コカコーラ(KO)」、「P&G(PG)」、「ユニオンパシフィック(UNP)」、「ハーシー(HSY)」などが該当する感じでしょうか。

優良株の定義は色々あるかと思いますが、一般的に収益性や財務の健全性において高い安全性を確保している銘柄のこと言い、知名度の高さやグローバルに事業展開していることなども特徴として挙げられています。

日本株だと「トヨタ自動車(7203)」、「ソニー(6758)」などが挙げられる感じでしょうか。

長期投資で株価2倍、3倍、4倍ほどを目指せたりするタイプだったりするかと思いますが、テンバガー(株価10倍)とまではいかないかなって感じの株式ですね。

「市況関連株」テンバガー狙いには向いてなさそうなタイプ

「市況関連株」は「売上」と「利益」が循環的に上下するのが特徴として挙げられる株式のことを言います。

景気敏感株(シクリカル銘柄)と言われたりもしますが、景気変動に株価が左右されやすい銘柄のことで、自動車・航空などの製造業や、鉄鋼業・化学などが市況関連株です。

新型コロナウイルス感染症の影響で航空会社の株式が大きく下げたことをイメージすると、テンバガー狙いには向いてなさそうなタイプであるということが分かりやすいのではないでしょうか。

2019年7月あたりから需要増への期待が先行し株価を上げた半導体関連銘柄も景気敏感株(シクリカル銘柄)に当てはまる感じですかね。

好景気時のチャートだけを見ると優良株と間違えてしまう可能性があるので、優良株かどうか長期チャートをしっかりと確認して見極めるようにしましょう。

「急成長株」はテンバガーを狙えるタイプ

「急成長株」は文字通り急成長している会社のことですが、米国株で成長株の代名詞とも言えるアマゾン(AMZN)の長期チャートを見ると「急成長株」はテンバガーを狙えるタイプだと言うのが一目で分かるのではないでしょうか。

テンバガーを期待できそうな銘柄を探す際は、株価が10倍になってもおかしくないぐらいの成長性がありそうな株を探すのが大切です。

日本株なら日本だけでなく世界でも通用しそうな事業をやってる会社に着目するといいかもしれませんね。

成長性がなさそうな株式であったり、先行き不透明な赤字株を保有するより、成長性がある事業を行っていて、業績を大きく伸ばしてきている株式をしっかりと見つけ投資していくようにしたいですね。

「業績回復株」もテンバガーを狙える可能性を秘めたタイプ

「業績回復株」は業績が落ち込み倒産リスクなどがあったものの、どうにか乗り越え立ち直った株式のことです。

実際に倒産してしまう可能性もあったりするので、倒産リスクがある中で買うのは難しいかとは思いますが、トイザラスは経営がうまくいっていなかった親会社であるインターステート・デパートメントストアズから独立し株価は57倍となりました。

業績回復株は成長株より短期で儲けれる可能性があるタイプだと思いますが、倒産リスクがあるような銘柄がお宝株となったりするのは株式投資の面白いところですね。

しかしながら、倒産し上場廃止となってしまっては元も子もないので、一発逆転の可能性はあるかもしれませんが、見切り発車で投機的な投資、ギャンブル的な投資となってしまわないように注意しましょう。

テンバガーになる可能性があるかもしれないけれど、下手に手を出すと大損する可能性もあるタイプって感じですかね。

「含み資産株」もテンバガー候補株?

「含み資産株」は不動産や特許や株式など、価値がある資産を保有しているが、その資産がまだ株価に反映していないかったり気付かれていなかったりで過小評価されている株です。

東南アジア、中南米、中東など、新興国は先進国より高い成長性を秘めており、海外で不動産や土地を保有していたりする会社は、その不動産や土地の価値が上がり大きな資産となったりします。

また、急成長を期待できそうな企業の株式を保有している会社も、その保有株の価値が上がり大きな資産となったりします。

ただ、含み資産株は逆にその保有資産の価値が下がる可能性もあるので、投資リスクを想定しておく必要がありそうな感じでしょうか。

ピーターリンチが分類する6つのタイプまとめ

  • 低成長株:「大型株」「高配当株」「歴史ある企業」「安定している企業」など
  • 優良株:堅調に右肩上がりに推移するのが特徴の株式
  • 市況関連株:「売上と利益」が循環的に上下するのが特徴の株式
  • 急成長株:急成長している会社
  • 業績回復株:倒産リスクなどを乗り越え立ち直った会社
  • 含み資産株:不動産や株式や特許など価値がある資産を保有している株式

ピーターリンチは株式を上記のような6つのタイプに分類していますが、どのタイプに当てはまりそうか考えてみることでテンバガー(株価10倍)を狙える銘柄を見つけやすくなるかと思います。

ピーターリンチが分類する上記の6つの株式タイプの中だと特に米国株のアマゾン(AMZN)のような「急成長株」に当てはまりそうな株式かどうかを投資する前に考えてみると良さそうな感じでしょうか。

もし成長性のないような銘柄を保有してしまっているとしたら、なぜその株式を売らずに持っているのかを改めて考えてみた方がいいかもしれません。

急成長した会社の背景を探り分析してみることで、今どういう事業を行っている会社が業績を大きく伸ばしてきていてテンバガーを狙えそうかが見えてきたりするかと思います。

それでは次に“どういう銘柄がテンバガーを達成してきているか”をまず振り返ってみたいと思います。

過去のテンバガー達成銘柄【2020年一覧】

過去に数々のテンバガー株への投資を成功させたピーターリンチの名言から学ぶことも多いかと思いますが、2021年のテンバガー候補株を探る上で、“直近はどういう銘柄がテンバガーを達成しているか”を把握するのも大切かと思います。

なので2020年はどういう銘柄がテンバガーを達成したのかを振り返り、テンバガー銘柄の傾向や特徴を分析してみたいと思います。

2020年大発会始値からテンバガーを達成した銘柄
コード 銘柄名 市場 大発会始値 高値日高値 上昇率
2191 テラ JQS 172 2,175(06/09) 12.64倍
3998 すららネット マザーズ 917 9,350(10/14) 10.19倍
4477 BASE マザーズ 1,715 17,240(10/08) 10.05倍

年初来安値からだとダントーホールディングス(5337)、不二硝子(5212)、チェンジ(3962)、ケアネット(2150)、GMOグローバルサイン・ホールディングス(3788)、Jストリーム(4308)なども株価10倍超えとなってますが、2020年に大発会(年始最初の取引日)の始値からテンバガーを達成した銘柄はテラ(2191)、すららネット(3998)、BASE(4477)の3銘柄が挙げられる感じでしょうか。

テラ(2191)とBASE(4477)は年初来安値からだとダブルテンバガー(株価20倍)を達成していますが、これらの銘柄を上手くトレードされた方は2020年、結構なプラス収支を得られたのではないでしょうか。

2020年のテンバガー銘柄「テラ(2191)」

テラのチャート画像

テラ(2191)は2020年1月6日始値172円から2020年6月9日高値2,175円で+2,003円(+1164.53%)の上昇とテンバガーを達成していますが、年初来安値である2020年3月13日安値92円からだと+2,083円(+2264.13%)の上昇と、株価20倍超えとなっています。

6月高値からは株価を下げ、12月に入り500円以下までの下落となってしまいましたが、上手くトレードできた方の中には短期で結構な資金増となられた方もいるのではないでしょうか。

2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック(世界的な大流行)に至り、ワクチン開発を行うバイオ株など、コロナ対策に関連した銘柄が投資家から注目を集めることとなりましたが、同社株は2020年4月27日に「CENEGENICS JAPAN株式会社との業務提携及び新たな事業の開始に関するお知らせ」が発表となり、新型コロナウイルス感染症に有効な新薬の開発に係る事業を新たに開始することを決議されたことが材料視されました。

バイオ株は開発に取り組む医薬品への期待感で株価を大きく上げたりしますが、時価総額が小さめで株価が低い「ボロ株(1株100円以下の銘柄)」や「低位株(1株100円から300円以下の銘柄)」は、材料一つで株価が変動しやすいので、テンバガー候補株を探る際は「時価総額の大きさ」や「株価の水準」を分析する銘柄を絞る要素の一つとしてみてみると良さそうな感じでしょうか。

しかしながら、「サンバイオ(4592)」が治験失敗で「サンバイオショック」と呼ばれる暴落が起こったように、バイオ株は期待通りの結果が得られなかった場合、急騰前の株価水準へと一気に戻っていくこととなるので注意が必要です。

2019年1月のサンバイオショックや、2016年5月のアキュセラショックでは、多くの投資家が株価急落により破産へと追い込まれたことかと思います。

「アンジェス(4563)」「シンバイオ製薬(4582)」「そーせいグループ(4565)」「オンコリスバイオファーマ(4588)」など、物色人気を集め株価を大きく上げたバイオ株は色々あるかと思いますが、「治験失敗」や「第三者割当増資の実施発表」などの急落リスクがあるので、バイオベンチャー株を買おうと思われる方は、信用枠を利用したり、高値で飛びついたりすることのないように注意しましょう。

2020年のテンバガー銘柄「すららネット(3998)」

すららネットのチャート画像

すららネット(3998)はインターネットを通じて学べるデジタル教材をサービス提供している会社で、関連テーマとして「eラーニング」や「教育ICT」が挙げられる銘柄ですが、2020年1月6日始値917円から2020年10月14日高値9,350円で+8,433円(+919.62%)の上昇とテンバガーを達成しています。

2020年10月30日に、2020年12月期第3四半期決算短信(非連結)の発表と併せ、今期経常を68%上方修正することが発表となりましたが、同社株はコロナ環境下でも成長を期待できるテーマ性をもち、尚且つ業績がしっかり伴ってきているのが買い材料視されてきている感じでしょうか。

ピーターリンチの名言で“わざわざ当たり外れのあるビジネスを選ぶことはない”という言葉をご紹介しましたが、バイオベンチャー株と「すららネット(3998)」を比べると、ピーターリンチの言葉の意味が分かりやすいのではないでしょうか。

テンバガーを期待できそうな銘柄を狙うならば、すららネット(3998)のように過去最高益予想を上乗せしてくることを期待できる、しっかりと安定した成長を期待できそうなビジネスを行っている銘柄を選ぶようにしたいですね。

2020年にウォーレン・ヴァフェット氏が「ファイザー(Pfizer)」「メルク(Merck)」「アッヴィ(AbbVie)」「ブリストルマイヤーズスクイブ(Bristol Myers Squibb)」など米国の医薬品株を新規に購入したことが話題となりましたが、バイオ株を買うならば時価総額が小さめで値動きの激しいベンチャー企業ではなく、収益が安定した大手メーカーを選ぶようにした方がいいかもしれませんね。

2020年のテンバガー銘柄「BASE(4477)」

BASEのチャート画像

BASE(4477)は「ネットショップ作成サービス」「ショッピングアプリ」「オンライン決済サービス」などを展開している会社ですが、2020年1月6日始値1,715円から2020年10月8日高値17,240円で+15,525円(+905.24%)の上昇とテンバガーを達成しています

年初来安値である2020年3月13日安値774円からだと+16,466円(+2127.39%)もの上昇となるので、こちらも上手くトレードされた方は短期で結構な利益を得られていたりするのではないでしょうか。

774円で100株買えていたら評価額が7万7400円から172万4000円まで増えた計算となるわけですが、こうした銘柄を買えていればピーターリンチの言う“期待外れの株式の損失を埋めて余りある”というトータル収支になれそうですよね。

同社もコロナ環境下で業績を伸ばし好決算を発表してきていますが、「BASE(4477)」や「すららネット(3998)」が株価を上げた背景をみると、テンバガーを達成する銘柄の特徴・傾向として“テーマ性・成長性がありIT系の事業を行っている会社”というのが挙げられそうな感じでしょうか。

ピーターリンチは株価収益率(PER)が業界平均を下回り、尚且つ5年間の平均を下回っている株式を優先し、1株あたりの利益(EPS)の5年間の成長率が高いが50%未満の株式を探したようです。

成長率は高ければ高いほど良いのではないかと思ったりもしますが、成長率が高すぎるのは持続不可能なペースなのではないか、競争が激化する市場となるのではないかと推論したようです。

テンバガーは、収益が大幅に伸びているものの、妥当なバリエーションで取引されている株式として始まります”とピーターリンチは話してますが、テンバガーを見つけるには業界について学び、確立したプレーヤーを持つ成熟した業界ではなく、“潜在的なテンバガーをもつ成長する業界”を知る必要性がありそうな感じでしょうか。

そうは言っても、サラリーマン投資家や主婦をしながら株取引をされている方など、テーマ性や成長性がありテンバガーを期待できそうな銘柄を探る時間をなかなか取れないという方も多いかと思います。

そうした方は“大化け期待株に関する最新情報などを日々配信してくれる株情報サイトにメルマガ登録しておく”のが、要領良く注目銘柄を絞った投資を行うことができ、トレンドやテーマ性の流れにいち早く気付くことが出来たりでお勧めです。

テンバガー銘柄の特徴・条件まとめ

2020年にテンバガーを達成した3銘柄を振り返ってみましたが、それではテンバガー候補株の条件として挙げられる要項を一覧にまとめ、2021年に株価10倍を期待できそうな、次のテンバガー候補株を探ってみたいと思います。

ネット上や書籍などで色々と紹介されているかと思いますが、テンバガー候補株を絞るとしたら以下の要項に当てはまる銘柄を探っていく感じでしょうか。

テンバガー候補株の条件として挙げられる要項一覧

  • 時価総額:300億円以下
  • 株価:500円以下
  • 旬なテーマ性に絡んだ銘柄
  • ベンチャー企業・成長株
  • 業種:情報・通信業(IT系)
  • 筆頭株主もしくは2位株主が創業者
  • 社長が40代の会社
  • 新規上場(IPO)から4年以内の銘柄
  • 新興市場(マザーズ・JASDAQ)または東証2部の銘柄

2020年にテンバガーを達成したBASE(4477)の代表取締役である「鶴岡裕太」氏は1989年12月28日生まれで、2020年に31歳になられる方ですが、22歳の時にBASEをリリースしているというのは凄いですね。

BASE(4477)は筆頭株主が代表取締役で、2019年10月に新規上場(IPO)した銘柄で、テーマ性・成長性もあり、IT系で社長が若い新興株と、テンバガー候補株の条件に色々と当てはまっていた銘柄って感じですね。

すららネット(3998)も筆頭株主が代表取締役社長である「湯野川孝彦」氏で、2017年12月に上場した銘柄で、テーマ性・成長性があるIT系の新興株で、2020年1月時点での時価総額は300億円以下と、こちらもテンバガー候補株の条件として挙げられる要項が色々と当てはまっていた銘柄ですね。

この2銘柄は「株価500円以下」には当てはまっていなかった感じなので、テンバガー候補株と言えば「低位株」のイメージがあるかと思いますが、株価はもう少し高めで設定して探るようにしてもいいかもしれません。

【テンバガー候補株の条件】創業者が筆頭株主の銘柄

そもそも「創業者が筆頭株主」に当てはまる上場企業はどれぐらいあるのか調べてみましたが、日本経済大学大学院の「後藤俊夫」特任教授によると、同族経営が53%、単独経営が10%、一般企業が37%という割合のようです。(※参照:ファミリービジネス白書2018)

単独経営は創業社長だけが経営に関与している銘柄を指し、「孫正義」氏が社長のソフトバンクグループ(9984)などが該当するようですが、考えてみると任期が限られていたりする「雇われ社長」よりも、創業者が社長を務めていた方が権力基盤がしっかりしていそうですよね。

「総資産事業利益率」「自己資本利益率」「流動比率」「自己資本比率」などにおいて、一般企業を同族企業が上回るというデータがあるようですが、確かに雇われ社長だと任期を大きな問題なくこなせればいいかなとか思ってしまいそうですね。

社長が筆頭株主ということは、株価が上がれば個人資産の増加に繋がるわけなので、利害が一致すると考えると、創業者が社長の銘柄を選ぶのは理にかなっていると言えるかもしれません。

ソフトバンクグループの孫正義社長は462,409,000株保有(2020年9月時点)されてますが、第2四半期末配当22円実施で配当収入が年間約101億7300万円ほどとなる感じでしょうか。

その会社の成長性は、その会社の経営者が最も理解しているのではないかと考えると、株主構成や経営者の保有株数を見るのは、その会社の成長性を探るヒントになると言えそうですね。

大株主である経営陣が保有株を売っていたりしたら、成長性に不安がありそうと考えられそうな感じでしょうか。

あまり株主構成などを気にせず買う銘柄を選んでいるという方は、今保有している銘柄がどういう株主構成になっているのかを改めて確認してみるといいかもしれませんね。

日本株で言うソフトバンクや楽天、米国株で言うアマゾンやFacebookなど、巨大企業となった会社は創業者の顔がパッと浮かぶということを考えると、当然かもしれませんが社長の影響力は企業が成長していく上で欠かすことができないと言えそうですね。

【テンバガー候補株の条件】IPOから4年以内の銘柄

創業から何十年も経っている会社と、創業から数年の会社とを比べた場合、どちらの会社の方がより成長性を期待できそうかということでしょうか。

事業が成熟していたり、成長余地が少なそうな会社よりは、事業がこれから大きく拡大していきそうなベンチャー企業の方が、投資家から成長性への期待感を集めやすそうですよね。

創業から何十年も経ってから新規上場(IPO)するような銘柄もあるかとは思いますが、そういった意味で“IPOから4年以内の銘柄”というのはテンバガー候補株の条件として挙げられている感じでしょうか。

実際に「BASE(4477)」や「すららネット(3998)」もこの条件に当てはまっていましたが、2019年にテンバガーを達成し最も株価を上げた「ホープ(6195)」もこの条件に該当していましたね。

ホープ(6195)は2020年も株価を大きく上げましたが、テンバガー候補株を探るとしたら上場から数年の銘柄を優先してチェックした方がいいかもしれません。

その年ごとのIPO数は日本取引所グループ(JPX)のサイトで公開されている「新規上場基本情報」で見ることができますが、テンバガーを期待できるお宝銘柄は、新興市場へ上場となってから数年のIPO銘柄で、時価総額300億円以下のIT系の銘柄の中に眠っている可能性が高そうな感じでしょうか。

【テンバガー候補株の条件】マザーズ市場の銘柄など新興株

先ほどの条件と意味合いは似たような感じかと思いますが、東証一部市場や東証二部市場へ上場している銘柄は、時価総額の大きい銘柄であったり、事業が落ち着いた会社であったりするということを考えると、マザーズ市場やジャスダック市場の方が時価総額が小さめで成長性を期待されそうな銘柄が多そうという感じでしょうか。

世界には米国株の「Tesla(テスラ)」のように時価総額が5000億ドル(日本円で約52兆円)を超えるような銘柄もありますが、時価総額が1兆円から10兆円になるより、100億円から1000億円になる方が現実的に考えやすいということですかね。

しかしながら、「1年間で」となると新興株の方がテンバガーを達成しやすいかもしれませんが、「10年間で」となると東証一部銘柄や東証二部銘柄からでも株価10倍以上となっている銘柄はたくさんあります。

日本経済新聞で“東京証券取引所に上場している銘柄の5つに1つは、2008年のリーマン・ショック以降にテンバガーになったことがある”と書かれた記事がありましたが、市場別で見ると東証1部市場が最も多く「東証1部銘柄2172銘柄中461銘柄(21.2%)」がテンバガーになったことがあるようです。

続いてジャスダック市場が699銘柄中224銘柄(32.0%)、東証2部市場が479銘柄中100銘柄(20.8%)、マザーズ市場が325銘柄中54銘柄(16.6%)テンバガーになったことがあるようですが、割合で見るとジャスダック市場が最もテンバガーを見つけやすい市場だったようで、中長期でみるとマザーズ市場の割合は他と比べ低い結果となっているようですね。

日本経済新聞の記事で調査された期間・銘柄の中で、最も株価の上昇率が高かったのは東証一部市場に上場している「朝日インテック(7747)」だったようですが、同社株はリーマンショック後2008年10月28日株価10.88円(株式分割・併合等を反映)から2020年12月1日高値3,880円で株価356.61倍と物凄いですね。

株価が200倍以上に上昇した銘柄
銘柄名(コード) 追い風となったトレンド
朝日インテック(7747) 医療用器具を製造、バイオブーム
日創プロニティ(3440) 太陽光発電・メガソーラーの普及
UTグループ(2146) 製造派遣大手、アウトソーシングの拡大
そーせいグループ(4565) 創薬ベンチャー、バイオブーム
日本商業開発(3252) 商業施設開発、ショッピングモールの増加
北の達人コーポレーション(2930) 健康美容食品などを通販、健康ブーム
Jトラスト(8508) ノンバンク中堅、消費者金融の代替
ジーエヌアイグループ(2160) バイオ創薬ベンチャー、バイオブーム
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765) スマホアプリ関連、パズドラが大ヒット
エスプール(2471) 人材派遣関連、アウトソーシングの拡大
ジンズホールディングス(3046) 眼鏡の製造販売、デフレ下の価格破壊

新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり消費関連銘柄の「BASE(4477)」やeラーニング関連の「すららネット(3998)」が時流に乗り株価を上げたように、上記のような、これまでに株価を大きく上げた銘柄を見ると、株価を上げた背景として“追い風となったトレンド”がある印象ですね。

パズドラが急騰した際は「第二のガンホーを探せ」的な感じでスマホアプリ関連銘柄が色々と物色されましたが、「これから買いの銘柄」を見つける上で何より大切なのは、“しっかりトレンドを意識すること”かもしれませんね。

【2021年最新版】次のテンバガー候補銘柄をスクリーニング

特定の条件に該当する対象を選別する「スクリーニング」は、投資情報サイトの「株マップ.com」や「トレーダーズウェブ」などで行えますが、証券会社のツールだと検索条件が豊富で細かく絞れるかと思います。

リニューアルで機能が追加されたSBI証券のスクリーニングツールだと「市場」「規模」「採用指数」「業種」「企業スコア」「投資金額」などの基本条件に加え、詳細条件として「財務」「コンセンサス」「株価パフォーマンス」「テクニカル」など、およそ100超の項目から選択し該当する銘柄を抽出することができます。

SBI証券のスクリーニングツールの画像

SBI証券のツールを利用するには口座開設が必要ですが、試しに以下の条件に当てはまる銘柄を抽出してみました。

スクリーニングで設定した検索条件

  • 市場:東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダック
  • 業種:通信業
  • 時価総額:300億円以下
  • 投資金額:5万円以下
  • PER(株価収益率):20倍以下
  • ROE(自己資本利益率):10%以上
  • 自己資本比率:30%以上

「通信業」で「時価総額が300億円以下」という条件だけだと320件ほど該当銘柄が抽出されてきますが、上記のように「投資金額」「PER」「ROE」「自己資本比率」などを条件に加えスクリーニングしてみたとこと、下記5銘柄が抽出されました。

スクリーニングによる2021年テンバガー候補株(※2019年12月8日時点)
コード 銘柄名 市場 終値 時価総額
9466 アイドママーケティングコミュニケーション 東1 373 50.43億円
9709 NCS&A 東2 461 82.98億円
4640 アンドール JQ 450 23.33億円
6888 アクモス JQ 419 42.80億円
3758 アエリア JQ 473 111.86億円

テンバガー候補株の見つけ方としては、条件を決めスクリーニングをかけ、そこから抽出された銘柄の事業内容やテーマ性や成長性などを一つ一つ見ていく感じかと思いますが、この5銘柄だと上場してからの期間がまだ浅めなのは2016年3月に上場した「アイドママーケティングコミュニケーション(9466)」でしょうか。

【2021年】テンバガー候補株として注目?アイドママーケティングコミュニケーション(9466)

アイドママーケティングコミュニケーション(9466)のチャート

アイドママーケティングコミュニケーション(9466)は販売促進業務を中心としたリテール(小売)サポートサービスを行う会社ですが、「電子棚札ソリューション」が注目され株価を大きく上げた経緯がある銘柄ですね。

電子棚札(ESL)とは、店頭の棚にある価格表示を自動的に更新するソリューションで、ビックカメラやノジマなど家電量販店が導入してきていますが、同社は中国アリババグループのパートナー企業と業務提携し、日本の流通小売業へ適した電子棚札ソリューションを展開してきています。

販売員がわざわざ値引きシールを貼る必要がなくなるかと思うと、人手と手間を省けとても便利なITツールではないでしょうか。

2020年にJR線の高輪ゲートウェイ駅に無人コンビニがオープンし話題となりましたが、無人店舗には必要不可欠なツールとなりそうですし、人手不足対策として多くの小売店が導入を勧めたいソリューションではって気がしますね。

新型コロナウイルス感染症が拡大し、同社グループの主なクライアントである流通小売業界が販売促進活動を自粛したことにより、業績が大きく落ち込むこととなったようですが、同社の「電子棚札ソリューション」や「デジタルサイネージソリューション」はニーズがありそうなので、コロナウイルスの収束見通しが立ってくれば、業績面は回復に向かうのではないでしょうか。

チャートを見ると2020年は業績を落とし上値の重い展開となった印象ですが、「電子棚札関連」というテーマ性は面白そうですし、自己資本比率が65%と高めで、2022年3月期は経常利益が前年同期比60.6%増の4億円に回復する見通しのようなので、再び株価を上げてきそうな銘柄かもしれませんね。

電子棚ラベル市場は競争が非常に激しいようなので、しっかりと需要を取り込み収益率を上げてこれるかどうかというところはありそうですが、「電子棚札関連」はまた話題となってくるのではないかと思われるテーマ株なので、今後の株価推移にも注目しておきたい銘柄ではないでしょうか。

【2021年】テンバガー候補株として注目?NCS&A(9709)

NCS&A(9709)のチャート

NCS&A(9709)は独立系ソフトウェア開発の老舗で、2020年2月3日に決算発表と併せ上方修正が発表となり、29期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことで2020年2日6日高値820円までの上昇となりました。

新型コロナウイルス感染症拡大により株価を下げ、先行き不透明な状況とはなりましたが、NECと緊密なシステム開発会社であることから、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の有力株として投資家からの注目を集めてきている銘柄ですかね。

成長領域であるAI・IoT・RPA等の技術を利用した新しい製品・サービスやDX化は、ウィズコロナ・アフターコロナ環境下でその重要性が再認識されてくるのではないかと思われますが、同社株は好調だったホテルシステム事業や外食システム事業が新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまったようです。

2021年、新型コロナウイルスが収束に向かい、東京オリンピックが無事開催となれば、滞ったシステム更新の商談が戻ってくることを期待できそうな感じでしょうか。

AI(人工知能)関連銘柄でPER10倍台、PBR1倍以下で配当もそこそこあるのは良さそうですね。

国税連携システムなど、全国の自治体向けで実績が高く、電子カルテシステム「MegaOak-MI・RA・Is/AZ(メガオーク ミライズ エーズィー)」など、医療ICT分野においても導入実績をもつ会社で、関連テーマとして「マイナンバー」や「DX(デジタルトランスフォーメーション)」が挙げられる銘柄ですが、国策絡みのテーマ性が注目されてきたら再び株価を上げてきそうな銘柄かもしれませんね。

新型コロナウイルス感染症がいつ落ち着きをみせるのかという先行き不透明感はありますが、豊富なテーマ性をもち材料一つで大化けする可能性がありそうなので、こちらも今後の株価推移に注目しておきたい銘柄ではないでしょうか。

【2021年】テンバガー候補株として注目?アンドール(4640)

アンドールのチャート画像

アンドール(4640)は総合エンジニアリングサービスやパッケージソフトの開発・販売などを行っている会社ですが、2013年に3Dプリンター関連の本命株として注目され、2013年7月13日高値1,538円まで株価を上げた経緯がある銘柄ですね。

AIやIoTに関連した銘柄であると考えると今の時価総額23億ほどはだいぶ小さくあまり評価されていない印象ですが、しっかりと黒字決算を発表してきていて自己資本比率が72%と高い銘柄なので、AIやIoTなど人気テーマに関連したIRが発表となってくるかどうかというところでしょうか。

多くの企業がウィズコロナ時代に即した新たな事業展開を日々模索してきているかと思いますが、同社はAI・IoTなど成長分野へ開発リソースを集中させてきているようなので、テーマ性が注目され今後への期待感が強まる流れとなれば再び株価を上げてくるかもしれませんね。

※【追記】同社株は、2020年12月16日、親会社であるTCSホールディングスの完全子会社であるTCSカンパニーズ株式会社による株式公開買付け(TOB)実施が発表となりました。買付け期間:2020年12月17日から2021年2月8日(33営業日)。買付け価格:625円。TOBが成立した場合は上場廃止となる見通しです。

※【追記2】同社株は2021年2月18日に「TCSカンパニーズ株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ」を発表しました。上場廃止日:2021年3月22日(月)となっています。

※【追記3】同社株は2021年3月22日をもって上場廃止となりました。

【2021年】テンバガー候補株として注目?アクモス(6888)

アクモス(6888)のチャート

アクモス(6888)はITソリューション事業とITサービス事業を報告セグメントとしている会社ですが、同社は自社開発の標的型攻撃メール対応訓練ソリューション製品が注目されてきている感じでしょうか。

「情報セキュリティ」「DX」「マイナンバー」「eラーニング」「医療ICT」「ドローン」など、テーマ性が豊富な銘柄ですが、業績を落とし2020年6月高値あたりから株価を下げ上値の重い展開となってますね。

新型コロナウイルス感染症の拡大によりテレワークや遠隔操作などに関連した情報通信技術は需要増となっていそうですが、ネットワーク保守やデータ流通における安全性の確保をどれぐらいの企業が積極的に取り組んでくるかという感じでしょうか。

業績が回復傾向に向かえば見直し買いが入ってくるかとは思いますが、人気テーマに絡んだ新たな買い材料が欲しい銘柄かもしれませんね。

※【追記】2021年1月29日に決算発表と併せ「2021年6月期 第2四半期 決算ハイライト」が発表となっていますが、ITサービス事業が新型コロナウイルス感染症の影響が続いたものの、ITソリューション事業は、IT基盤・ネットワーク構築分野が堅調のようです。

業績を落としたと言っても赤字に転落したわけではなく、自己資本比率が67.4%と高く時価総額がまだ42.2億円ほどの銘柄なので、今後の成長性への期待感が物色人気へと繋がってくるかどうかでしょうか。

【2021年】テンバガー候補株として注目?アエリア(3758)

アエリア(3758)のチャート

アエリア(3758)はITサービス事業とコンテンツ事業に加え、アセットマネージメント事業として不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資等を行っている会社ですが、新型コロナウイルスの影響を受け2020年12月期(連結)の通期予想は親会社株主に帰属する当期純利益が42億円の赤字見通しとなりました。

業績を大きく落とし大幅な赤字となってしまいましたが、2021年12月(連結)の経常利益は前年同期比178.9%増の9億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は6億円の黒字となる見通しのようです。

同社株は角川ゲームスとの共同事業発表やスマホゲーム「A3!」のヒットなどを材料とし、11ヶ月で株価が10倍超えとなった経緯がある銘柄ですが、スマホアプリ関連銘柄はやはり新たに大ヒットを期待できそうな新作ゲームが発表となってくるかというところが大きそうな感じでしょうか。

スクリーニングは検索条件に当てはまる銘柄を簡単に抽出できるのがいいところではありますが、株価水準の低い低位株やボロ株は、業績が落ち込んでいたりテーマ性が弱かったり、何かしら不人気要素があったりするので注意が必要です。

また、今回はスクリーニングで抽出された上記5銘柄について調べてみましたが、検索条件を少し変えることでより面白そうな銘柄を見つけれたりするかと思います。

スクリーニングを行えば簡単に見つかるというわけではないので、テンバガー候補株を探る際は、検索条件を色々と変え調べてみることが大切です。

【追記】テンバガー候補株を改めてスクリーニング(2021年8月)

前回行ったスクリーニングからしばらく経ったので、改めて同条件でスクリーニングしてみたところ、下記7銘柄が抽出されました。

スクリーニングによる2021年テンバガー候補株(※2020年8月17日時点)
コード 銘柄名 市場 終値 時価総額
2345 クシム 東2 361 27.0億円
3793 ドリコム 東M 493 143億円
3910 エムケイシステム JQ 486 26.4億円
3911 Aiming 東M 324 129億円
6879 IMAGICA GROUP 東1 475 213億円
6888 アクモス JQ 374 38.2億円
9478 SE H&インキュベーションズ JQ 195 45.8億円

前回からアクモス(6888)は引き続き抽出されましたが、他の4銘柄はTOBで上場廃止となった銘柄もあったりで抽出されず、新たに6銘柄が条件に当てはまる銘柄として抽出されました。

アクモス(6888)は2021年7月14日に上方修正が発表となり、8月4日に増配が発表となりましたが、株価のほうは下降トレンドが続いてますね。

新たに抽出された銘柄の中で面白そうなのは「SE H&インキュベーションズ(9478)」あたりでしょうか。

SE H&インキュベーションズ(9478)は2021年7月28日に発表となった決算内容が買い材料視され、翌日7月29日ストップ高。

7月30日は売り優勢となり株価を下げ、そこから調整が続いてる印象ですが、75日移動平均線あたりで底堅さをみせてきたら面白そうですね。

信用買いが多いのが気になりますが、低位株で時価総額が軽く、2005年4月に1,400円台まで株価を上げた経緯がある銘柄なので、今後の株価推移に注目してみたい銘柄かもしれませんね。

【2021年】テンバガー銘柄・わらしべ株を狙う上で注目の株情報サイト

テンバガーの条件として挙げられる要項に該当する銘柄をスクリーニングを行い探ってみましたが、2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大し「巣ごもり消費関連」や「eラーニング関連」がテーマ性を強めたように、2021年も人気を集めるテーマ性がでてくるかと思います。

なので成長性・将来性を予想することも大切ですが、トレンドの見通しを立てる上で何より大切なのは“時事ネタにしっかりとアンテナを張ること”かと思います。

2021年はビットコインの価格上昇で暗号資産(仮想通貨)関連銘柄が盛り上がりをみせた印象ですが、時事ネタにしっかりとアンテナを張れていれば、需要増を見込めるテーマ性に気付き、関連性がある銘柄をいち早く探れるかと思います。

テンバガー株を掴めたとしても“下落リスクに耐え保有し続けれるかどうか”というメンタル面もあるかとは思いますが、経済ニュースなどを全く見なかったり最新の情報に疎い人はまずテンバガー株を掴むことなどできないでしょう。

ただ、常に経済ニュースをチェックし、スクリーニングを行ったり財務面やテーマ性などを見ていくのもなかなか大変で骨の折れる作業です。

新規上場(IPO)から4年以内で時価総額300億円以下のIT系新興株を探ってみたりするのが大切だと頭では分かっていても、なかなか最新の情報をチェックし銘柄分析を行う時間を取れないという方が殆どではないでしょうか。

しかしながら、最近は昔と違いネット上で情報を集めやすくなり、投資に役立つ情報を配信している株情報サイトもたくさんある時代です。

なので自分で情報に疎いと感じる人や、株式投資を行う上で頭に入れておきたい情報をチェックしている時間があまりないという方は、投資に役立つ情報を配信しているサイトにメルマガ登録するなどして、『毎日自分で色々と情報をチェックし関連銘柄を分析する』のではなく『株情報サイトが注目材料や注目銘柄をまとめてくれた情報を受け取ってチェックする』ようにすればいいかと思います。

注目銘柄などが書かれた投資関連雑誌などもあるかとは思いますが、雑誌や書籍などは執筆されてから書店にならぶまでにタイムラグがあるので、ネット上ですぐに最新の情報が公開される株情報サイトの方が、よりリアルタイムに旬なテーマ性に絡んだ銘柄をチェックできるかと思います。

テンバガー銘柄・わらしべ株を狙う上でチェックしておくことをおすすめする株情報サイトはいくつかありますが、財務局に金商登録があり、投資助言を行う認可を受けている『新生ジャパン投資』や『株エヴァンジェリスト』や『ファイネストアドバイザリー』は、試しにでも一度メルマガ登録し配信情報をチェックしてみた方がいい株情報サイトだと思います。

新生ジャパン投資』は相場界のレジェンドと呼ばれラジオNIKKEI第1で番組を持つ「前池英樹」氏が代表を務めている株情報サイトで、『株エヴァンジェリスト』は「夕刊フジ」と「月刊ネットマネー」の共同企画「株-グランプリ」で最多優勝ホルダーを誇り、投資の女神の異名を持つ「結城はるみ(旧:向後はるみ)」さんがストラテジー顧問を務めているサイトですが、『新生ジャパン投資』は「注目銘柄に関する情報」や「マーケット展望」などに関する情報を市場営業日に配信してくれて、『株エヴァンジェリスト』も「急騰候補株に関する情報」や「東京市場の展望に関する情報」などを配信してくれます。

また、『ファイネストアドバイザリー』では元証券ディラーの方が銘柄選定などを行っていて、市場最前線での業務に従事した経験・実績を持つ専任アナリストからのアドバイスや売買推奨を受けることができます。

知名度や実績ある人が顔を出しているサイトは既に多くの方が利用しているのではないかと思われるので、配信された個別銘柄には物色人気が向かいやすいのではないかと考えられます。

株取引を行っていると、何でこんなに株価を上げたのだろう?と思うような銘柄があったりするかと思いますが、株価を上げる背景として「利用者が多い株情報サイトが紹介したから」というのもあるかと思います。

最新の注目銘柄に関する情報などをリアルタイムにチェックでき、そうした株価の動きに上手く乗れたりするかと思うので、まだ株情報サイトを活用せずトレードされている方は、株情報を収集する用のメールアドレスを作り、そうしたサイトを上手く活用することで、より視野の広いトレードを行えるようになるのではないでしょうか。

「結城はるみ(旧:向後はるみ)」さんが2020年7月の株-1グランプリで入れ替え銘柄として出した「GMOフィナンシャルゲート(4051)」は2020年7月17日安値4,965円から2020年10月15日高値30,050円で+25,085円(+505.23%)もの上昇となりましが、株取引を行う上で有益性が高いと考えられる情報をチェックしていたかどうかで、株取引における年間収支も大きく違ってくるかと思います。

GMOフィナンシャルゲートのチャート画像

相場格言に「当たり屋につけ」という言葉がありますが、“株価2倍、3倍となるような上昇事例を数多く残してきている株情報サイトを上手く活用すること”は株式投資を行っていく上で大きなアドバンテージとなってくるかと思うので、まだ配信情報をチェックされていないという方は下記リンク先よりメルマガ登録し、是非ご自身の目で推奨銘柄のパフォーマンスなどを確認してみて下さい。

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