昨今急増している強盗事件などをきっかけに物騒な世の中でニーズが拡大している監視カメラ関連銘柄。
今回は個人の防犯対策としてのAIカメラの需要拡大への期待から物色された監視カメラ関連銘柄の値動きなどについてまとめ、それに伴う急騰例もご紹介していこうと思います。
防犯視点から監視カメラの需要が拡大
2023年頃より日本全国で強盗事件が相次ぎ、人々の防犯意識が急速に高まっており、そこで犯人逮捕の決め手となる「監視カメラ」の需要も拡大しています。
防犯カメラはかつては主にコンビニやスーパーなどで見かけるものでしたが、近年では一般家庭にも普及し始めています。
登場当初は大きなサイズで目立っていた防犯カメラも、技術の進化に伴ってコンパクトで控えめなデザインへと変わり、家庭向けにも使いやすいものになりました。これに加え、カメラや録画機器の価格が下がったことで、一般家庭での導入がしやすくなったことも普及の要因といえるでしょう。
現在では、部屋にさりげなく置ける小型の室内カメラも登場し、一般家庭での防犯カメラの設置場所としては、車庫周辺や玄関先が多い印象です。これは、治安に対する市民の不安が高まる中、自宅周辺の安全を守りたいという意識が反映されていると考えられます。
特に都市部では、面識のない人が住宅近くを行き来する機会も多く、高価な車やバイクなどの所有者は防犯意識が高まっており、自宅周辺にカメラを設置するケースが増えています。
車庫や玄関に設置する防犯カメラは、調整により1台で広範囲をカバーできるため、複数台を切り替える必要がなく、レコーダーもシンプルなものが十分に機能します。さらに、既存のインターネット環境が整っている家庭では、LANを利用してパソコンに映像を保存することもでき、コストのさらなる削減が可能です。
かつては防犯カメラの導入に10万円以上の費用がかかっていましたが、現在では高機能かつ低価格のモデルも増え、数万円から設置が可能です。
監視カメラ関連銘柄の本命株
監視カメラ関連銘柄としては既にセキュア(4264)が物色されく本命株筆頭と言えます。またダイワ通信(7116)やセーフィー(4375)も代表的な監視カメラ関連銘柄として認知されており、本命株と言えます。また同じ監視カメラ関連銘柄として池上通信機(6771)が東京消防庁から消防用高所監視施設「高所カメラシステム」を賃貸借契約により受注したり、JNN系列10社からSNG中継車12台を受注するなど上昇しています。
防犯・監視カメラ関連銘柄 本命株 セキュア(4264)
セキュア(4264)は監視カメラシステムや顔認証・入退室システム等のAIソリューションを提供する企業。回転寿司店での不衛生行為について、運営会社がAIカメラによる防止策を検討しているとブルームバーグが報じたことが材料視され株価は上昇。アダストリア(2685)が同社の監視カメラシステムを300以上の店舗に導入しており、特にAIカメラはディープラーニングベースのアナリティクスを使用することでより精度の高い人物の検出も可能なことから注目されています。
防犯・監視カメラ関連銘柄 本命株 ダイワ通信(7116)
ダイワ通信(7116)は昨年12月に新規上場したばかりの企業。防犯・監視カメラなどの企画・販売・施工・保守、顔認証技術などを利用したソリューションの提供を中心としたセキュリティ事業を行っています。同社はEagle Eye Networks, lnc.の正規代理店としてクラウド映像監視システム「イーグルアイ」の販売を行っており、こちらにも注目が集まっているようです。
防犯・監視カメラ関連銘柄 本命株 セーフィー(4375)
セーフィー(4375)は1月後半に同社とマクニカホールディングス(3132)傘下のマクニカが、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」と異常検知ソフトウェア「icetana(アイセタナ)」をシステム連携し、警備業務の最適化を進める異常検知ソリューションの提供を開始したと発表したことで株価が大きく動きました。この背景もあって更なる上昇というよりは利益確定売りが先行している様子。しかしながらまだまだ注目。
防犯・監視カメラ関連銘柄 本命株 池上通信機(6771)
池上通信機(6771)は日本の業務用放送機器・通信機器メーカー。東京消防庁から消防用高所監視施設「高所カメラシステム」を賃貸借契約により受注したり、JNN系列10社からSNG中継車12台を受注するなど上昇しています。
防犯・監視カメラ関連のその他注目株まとめ
他にも注目したい銘柄はいくつかありますが、防犯・監視カメラ関連銘柄に直接関連しているケースや、防犯・監視カメラ関連銘柄として物色される銘柄も多いため、一覧にしてピックアップしてみました。PER、配当利回りも記載していますので是非参考にしてみてください。
証券コード | 銘柄名 | 時価総額(百万円) |
---|---|---|
1992 | 神田通信機 | 3,898 |
2331 | 綜合警備保障(ALSOK) | 364,283 |
2676 | 高千穂交易 | 25,989 |
3076 | あい ホールディングス | 130,328 |
3079 | ディーブイエックス | 11,589 |
3694 | オプティム | 51,725 |
3698 | CRI・ミドルウェア | 5,221 |
3787 | テクノマセマティカル | 2,023 |
3834 | 朝日ネット | 19,008 |
3849 | 日本テクノ・ラボ | 1,684 |
3905 | データセクション | 3,699 |
3987 | エコモット | 2,990 |
4264 | セキュア | 5,806 |
4316 | ビーマップ | 1,508 |
4341 | 西菱電機 | 3,073 |
4375 | セーフィー | 46,189 |
4415 | ブロードエンタープライズ | 3,122 |
4754 | トスネット | 4,255 |
4770 | 図研エルミック | 2,432 |
4902 | コニカミノルタ | 298,583 |
5817 | JMACS | 2,491 |
6235 | オプトラン | 101,447 |
6573 | アジャイルメディア・ネットワーク | 1,292 |
6629 | テクノホライゾン | 8,952 |
6632 | JVCケンウッド | 66,256 |
6651 | 日東工業 | 112,797 |
6662 | ユビテック | 3,580 |
6675 | サクサホールディングス | 9,755 |
6676 | メルコホールディングス | 60,720 |
6706 | 電気興業 | 27,709 |
6734 | ニューテック | 2,876 |
6752 | パナソニックホールディングス | 2,977,998 |
6755 | 富士通ゼネラル | 420,957 |
6771 | 池上通信機 | 4,481 |
6809 | TOA | 28,163 |
6840 | AKIBAホールディングス | 5,249 |
6875 | メガチップス | 63,772 |
6914 | オプテックスグループ | 77,056 |
6965 | 浜松ホトニクス | 1,127,400 |
7116 | ダイワ通信 | 4,385 |
7128 | フルサト・マルカホールディングス | 76,385 |
7740 | タムロン | 81,250 |
7751 | キヤノン | 3,930,601 |
7961 | 兼松サステック | 9,315 |
8081 | カナデン | 35,493 |
9735 | セコム | 1,864,533 |
9880 | イノテック | 19,317 |
PER・利回りは2023年3月6日時点
監視カメラ関連銘柄の出遅れ株
上記一覧からピックアップしてみると、あい ホールディングス(3076)や映像ミドルウェアが医療クラウドや防災向けに加え、監視カメラ用にも活発な図研エルミック(4770)、カメラ用交換レンズを扱うタムロン(7740)あたりは出遅れ株として注目しておいてもよさそうです。
防犯・監視カメラ関連銘柄 出遅れ株 あい ホールディングス(3076)
防犯・監視カメラ関連銘柄 出遅れ株 図研エルミック(4770)
防犯・監視カメラ関連銘柄 出遅れ株 タムロン(7740)
監視カメラのような関連株を狙うには?
防犯については今後もっと考える時代が来るかもしれないご時世。さらにAIによってその対策も進化し続けているという意味では長期的なテーマとしても注目される分野だと言えます。
今回のようなテーマは、報道がきっかけとなっていることが大きいため、短期的な投資を目的としてリアルタイムに最新のニュースや話題性に絡んだ銘柄情報などを配信している株情報サイトで取り上げられる可能性も十分にありますので、メルマガ登録するなどして、『自分で時間をかけて色々と情報をチェックする』のではなく『アナリストなどが簡潔にまとめてくれた情報をリアルタイムに受け取る』ようにしておくといいかと思います。
特に話題性の高いテーマは物色されやすいものの、具体的な銘柄選定が難しい場合もありますので、テーマの中から個別銘柄を直接取り上げてくれる株情報サイトは非常に参考になります。
テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】
「新生ジャパン投資」は、かつてラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信していた株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしていた株の大魔神『高山緑星』こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。
株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが『高山緑星』こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。
テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。
ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして2023年生成AIが人気化したことをきっかけとしたAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
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