世界には様々な分野・業種があり、企業間で熾烈な競争が繰り広げられてきていますが、多くの人が知らないような規模の小さい(ニッチな)分野であっても、その中で強い優位性をもち、他社の追随を許さない「隠れたチャンピオン」企業があります。
そして、そうした企業は、世界情勢の変化にもビクともせず、他の企業が参入するのが極めて厳しいほどの絶対的なシェアや技術力を持っていたりします。
そんな世界で必要とされる技術・サビースを展開している企業を「グローバルニッチトップ」企業と言いますが、もしそんな企業を知ることが出来れば、就職したいとか、いち早く投資したいと思う方も多いのではないでしょうか。
本稿ではニッチな分野で圧倒的な地位を確立しているグローバルニッチ関連銘柄に注目し、成長性を期待できそうな銘柄をいくつか取り上げご紹介してみたいと思います。※初稿2021.02.22から随時更新中。
目次
グローバルニッチトップ(GNT)企業とは?
「グローバルニッチトップ(GNT)企業」とは、簡単に言うと、ニッチと呼ぶべき分野で世界的に高いシェア、地位を確立しているトップ企業を指す経済用語です。
特定のテーマ(分野・業種)に絞ったものではなく、自動車や航空機、産業機械、医療分野など多種に渡り、様々な分野でなくてはならないキーパーツや素材、製法を提供するなど、ニッチ産業で圧倒的に高い競争力を誇り、国際市場でトップの地位を確立しているのがグローバルニッチトップ(GNT)企業です。
「グローバルニッチトップ」は、ドイツの経営思想家かつ実業家である「ハーマン・サイモン」の著書「Hidden champions」で提唱された概念を原型とし、経済産業省により考案されました。
グローバルニッチトップという経済用語ができた背景としては、“比較的小さな国であるドイツが、なぜ強い輸出力を保っているのか?その答えは、世界市場で活躍中の「隠れたチャンピオン(無名の中小企業)」にある”という論考があります。
ドイツは世界に先駆けグローバルニッチトップ企業の成長を推進してきている国ですが、輸出額は中国、アメリカに続き世界3位を誇ります。
そして、全輸出の20%を占めているのが、ニッチな分野であるものの世界でも通用する製品を提供する1300社あまりの輸出のようです。
ドイツは大企業だけでなく中小企業の国際進出を進めており、輸出額の3割ほどが中小企業で占められ、この1300社は約10年間で100万人の雇用を創出し、年間8.8%で売上を伸ばしていると言われています。
一方、日本は中小企業の輸出量は増加傾向ではあるものの、輸出量の90%以上は大企業で占めており、まだまだ発展途上と言えます。
つまり、ドイツが進めてきた“小さな市場でも多様なニーズを幅広く受け入れる事ができる付加価値の高いモノづくり”を日本も見習って、新たな雇用を創出し、世界での競争力を伸ばしていこうということですかね。
グローバルニッチトップ企業は、グローバルなサプライチェーンを支えるなくてはならない存在です。
例えば、液晶テレビの液晶パネルを製造することがとても難しく、製造できるのが数社しかないとすれば、その企業の存在意義は世界的に高まるハズですよね。
なかなか難しいことですが、グローバルニッチトップ企業の成長を推進すべく、日本の経済産業省も、ニッチ分野で差別化を行い、高い実績を上げている企業群を一つの成功類型として着目し、2013年度(平成25年度)には、国際展開に取り組んでいる企業のうち、差別化要因を有しニッチ分野で高いシェアを確保している企業を「グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」として選定しました。
他の中小・中堅企業の経営指針とし、海外進出を推し進める為です。
その後、企業を取り巻く事業環境は変化してきており、改めて2020年6月に「2020年版グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」を選定しています。
選定された企業は規模は小さくとも世界レベルで高いシェアを占めており、各企業が提供する製品やサービスの市場規模は、5年から10年後には2倍以上に伸びると試算されており、さらなる潜在性を秘めた将来性が有望視されている企業と言えるでしょう。
要は国からお墨付きをもらっている企業だから投資対象として「グローバルニッチトップ(GNT)企業」に注目した方が良いのでは?という感じですかね。
2020年版グローバルニッチトップ(GNT)企業100選の概要
経済産業省は2013年に「グローバルニッチトップ企業100選」とし100社を選定しました。
大企業や主要業界団体だけでなく、ニッチ分野において高い世界シェアを有し、優れた経営を行っている企業が選ばれています。
審査基準は以下の通りでした。
収益性 | 従業員一人当たりの売上高 営業利益率 |
---|---|
戦略性 | GNT製品・サービスの数 納入先企業の数 |
競争優位性 | GNT製品・サービスの世界市場シェア GNT製品・サービスの世界市場シェアを維持している機関 GNT製品・サービスに係る競争者の数 |
国際性 | 海外売上高比率 販売国数 |
下図は国際競争ポジションバルーンマップと言われるもので、グローバルニッチトップは右下に配置されたグループを指します。
出典:新エネルギー・産業技術総合開発機構「平成30年度⽇系企業のモノ、サービス及びソフトウェアの国際競争ポジションに関する情報収集」調査結果
グローバルニッチトップ(GNT)企業は、市場規模(縦軸)は大きくなくとも圧倒的なシェア(横軸)で世界規模を誇り「なくてはならないモノ」として重要な存在と位置付けられています。
国内には高品質の製品やサービスを提供している企業が多数存在していますが、市場縮小、海外企業との競争により思うように成果を生み出すことが難しくなってきています。
優れた製品やサービスを提供していても、更なる国際的な市場展開やブランドの確立、提供する製品・サービスの価値に見合った高い収益率の確保など、より一層の発展を遂げていく為には様々な課題があります。
そんな中でニッチ市場であっても、シェアを拡大し高水準の利益を確保しているグローバルニッチトップ企業を明らかにすることで、多くの企業の様々な課題に対する取り組み方の重要な参考になり、それが結果として日本産業全体の発展に繋がっていく事となります。
そして2020年、取り巻く事業環境の変化に伴いこれまで以上に他社にはない強みを持つ事が重要視される流れの中で13年ぶりに「2020年度版グローバルニッチトップ企業100選(※連続受賞を13社を含めた113社)」が選定されました。
上記の審査基準の他に大企業であれば「世界市場の規模が100億円から1000億円で、概ね世界シェアの20%以上を保有」、中堅・中小企業の場合は、「概ね世界シェアの10%以上を保有」していることが選定要件となっています。
選ばれた113社の平均世界シェアは43%、営業利益率は12.7%、海外売上比率45%となっており、更に、これらグローバルニッチトップ企業が提供する製品、サービスの市場規模は5年~10年後には2倍以上に伸びると言われており、まさに将来有望企業と言えます。
グローバルニッチ関連銘柄(上場企業一覧)
「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」で選ばれた中で上場している企業はこちらになります。
コード | 企業名 | 市場 | GNT製品・サービスの名称 |
---|---|---|---|
3407 | 旭化成 | プライム | 再生セルロース繊維キュプラ(ベンベルグⓇ、ベンリーゼⓇ) |
3446 | ジェイテックコーポレーション | プライム | 大型放射光施設及びX線自由電子レーザー施設などで用いられる放射光用X線ミラー |
3891 | ニッポン高度紙工業 | スタンダード | アルミ電解コンデンサ用セパレータ |
4027 | テイカ | プライム | 医療用超音波画像診断機用セラミックス振動子 |
4062 | イビデン | プライム | 最先端ICパッケージ基板 |
4082 | 第一稀元素化学工業 | プライム | 自動車排ガス浄化触媒用材料 |
4186 | 東京応化工業 | プライム | 半導体製造用フォトレジスト、高純度化学薬品 |
4216 | 旭有機材 | プライム | アサヒAVバルブ(プラスチック製バルブ) |
4970 | 東洋合成工業 | プライム | 感光性材料(半導体回路形成に使用されるフォトレジストの主要原料) |
6363 | 酉島製作所 | プライム | 海水淡水化プラント向け大型ポンプ |
5185 | フコク | プライム | 新車装着用ワイパーブレードラバー(四輪車新車に取付けガラス面を拭くワイパーのゴム部分) |
5411 | JFEホールディングス(選出はJFEスチール) | プライム | 超大型コンテナ船用極厚高アレスト鋼板 |
5482 | 愛知製鋼 | プライム | Nd系異方性ボンド磁石 |
5695 | パウダーテック | スタンダード | 電子写真用キャリア |
5726 | 大阪チタニウムテクノロジーズ | プライム | スポンジチタン |
5984 | 兼房 | スタンダード | Ferro Maxコールドソー |
6136 | オーエスジー | プライム | ねじ切り工具(タップ、ダイス) |
6143 | ソディック | プライム | NC放電加工機 |
6145 | NITTOKU | スタンダード | 精密FAライン設備 |
6157 | 日進工具 | プライム | 工作機械に取り付けて金属等の加工等を行う刃先径の小さな小径エンドミル |
6159 | ミクロン精密 | スタンダード | 心なし研削盤(センタレスグラインダ) |
6268 | ナブテスコ | プライム | 産業用ロボットの関節などに使用される精密減速機 |
6272 | レオン自動機 | プライム | 包あん機(ある素材Aを異なる別な素材Bで包みこむ作業を自動でおこなう機械) |
6278 | ユニオンツール | プライム | プリント配線板用超硬ドリル(電気製品等の基板の穴あけに使用) |
6284 | 日精エー・エス・ビー機械 | プライム | プラスチックボトルの生産機「ストレッチブロー成形機」、金型、付属機器、部品等 |
6289 | 技研製作所 | プライム | サイレントパイラー |
6349 | 小森コーポレーション | プライム | 商業用オフセット印刷機(枚葉機・輪転機)、証券印刷機、B2デジタル印刷機 |
6363 | 酉島製作所 | プライム | 海水淡水化プラント向け大型ポンプ |
6373 | 大同工業 | スタンダード | 二輪車用ドライブチェーン |
6376 | 日機装 | プライム | 航空機逆噴射装置向けカスケード |
6384 | 昭和真空 | スタンダード | 水晶振動子製造工程用「周波数調整装置」 |
6481 | THK | プライム | 直線運動部の「転がり化」を実現した「LMガイド」 |
6594 | ニデック | プライム | 歯車工作機械(ホブ盤、ギヤシェーパ、シェービング盤、歯車研削盤) ※選出の三菱重工作機械株式会社は2021年にニデック(旧日本電産)子会社化。現社名は日本電産マシンツール |
6814 | 古野電気 | プライム | 商船向けレーダ |
6841 | 横河電機 | プライム | 安全計装システム ProSafe-RS |
6859 | エスペック | プライム | 温度や湿度、圧力などの環境因子を人工的に再現し、工業製品の信頼性を確保する環境試験器 |
6914 | オプテックスグループ | プライム | 自動ドアセンサー |
6920 | レーザーテック | プライム | 半導体マスク欠陥検査装置 |
7012 | 川崎重工業 | プライム | 航空用ギヤボックス製品 |
7250 | 太平洋工業 | プライム | 自動車用タイヤバルブ |
7408 | ジャムコ | プライム | 大型航空機・旅客機用ギャレー(厨房設備)、ラバトリー(化粧室)などの内装品 |
7730 | マニー | プライム | 眼科ナイフ |
7747 | 朝日インテック | プライム | PTCAガイドワイヤー |
7826 | フルヤ金属 | プライム | イリジウム化合物(有機EL燐光材向け一次材料) |
7856 | 萩原工業 | プライム | バルチップ(コンクリート・モルタル補強用オレフィン樹脂短繊維) |
7963 | 興研 | プライム | マイティミクロンフィルター |
2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」 選定企業⼀覧
※連続受賞となった銘柄:テイカ(4027)、東京応化工業(4186)、小森コーポレーション(6349)、エスペック(6859)、フルヤ金属(7826)
グローバルニッチトップ企業に選ばれた銘柄の中でも、急騰し知名度を大きく上げた代表的な銘柄と言えそうなのはレーザーテック(6920)でしょうか。
半導体関連はまさにテーマ株として大きな盛り上がりを見せてきていますが、その半導体を製造する時に必要な「マスクブランクス検査装置」というものがあり
、同社はその「マスクブランクス検査装置」で世界シェアをほぼ独占しています。
半導体自身が世界的に需要増となっていることに加え、半導体製造に必要なモノを独占している、という事で世界中の注目を浴び短期間で大きく急騰しました。
レーザーテックのような大化け銘柄にいち早く注目し投資資金を大きく増やされた方もおられるかと思いますが、第二のレーザーテックを見つける事ができれば大きな期待がもてそうですね。
また、「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」に選ばれなかった企業の中でも有望なグローバルニッチ銘柄があるのか考えていきたいところではないでしょうか。
グローバルニッチ関連銘柄 フルヤ金属(7826)
※時価総額:1098億円、PER(連)12.78倍、PBR(連)1.84倍(2024年6月27日時点)
フルヤ金属(7826)はスマートフォン用の電子部品製造に使用する「結晶製造用ルツボ」、「HD記憶増大薄膜ターゲット」などが世界シェア7割を占め、グローバルニッチトップ企業100選に選ばれている会社です。
HD用の材料「ルテニウム」がサーバー拡大や、HDD1台当たりのディスク枚数増加により需要増となっています。
また、近年ではテレビでお馴染みの有機ELの発光材料に用いられる「イリジウム化合物」が世界シェア9割を占めるなど、現状に甘んずる事なく進化し続けています。
「ルテニウム」や「イリジウム」は高い強度や耐熱性などに優れた特性をもつプラチナの副産物で、様々な産業分野で注目される一方、取り扱いの難しさで、なかなか参入する企業がありませんでした。
フルヤ金属はそんな将来性豊かな素材に1970年代から着目し、長年の研究開発の努力の結果、使用済み製品から再び高純度リサイクルできるようにまでなり、世界中でもオンリーワンな企業へと成長しました。
これまでの技術開発を受け経済産業省の「グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」では2013年、2020年と連続選定されています。
いずれにしても「グローバルニッチトップ」の代表格として覚えておきたい銘柄ではないでしょうか。
グローバルニッチ関連銘柄 テイカ(4027)
※時価総額:399億円、PER(連)16.38倍、PBR(連)0.66倍(2024年6月27日時点)
テイカ(4027)は日焼け止め化粧品用の微粒子酸化チタンが世界シェアの約6割を占めており、同社もグローバルニッチトップ企業100選に選ばれている会社です。
同社株は2018年1月高値3490円から株価を下げ、直近は減益が続き株価は1400円~1500円台あたりを推移してきていますね。
新型コロナウイルス拡大によりマスクを日常的につける事となったことで日焼け止め化粧品の売り上げ減が響きましたが、最近では洗剤に使用する「界面活性剤」で東南アジアに進出し市場開拓を行ってきているので今後の反発に注目したいですね。
グローバルニッチ関連銘柄 マニー(7730)
※時価総額:2106億円、PER(連)32.86倍、PBR(連)3.76倍(2024年6月27日時点)
マニー(7730)は手術用の縫合針、眼科ナイフ、歯科治療器で高いシェアを誇っており、同社もグローバルニッチトップ企業100選に選ばれている会社です。
特に白内障手術などに使われる眼科ナイフでは独自の研磨技術を駆使して世界トップに君臨しています。
病院はコロナ禍の「受診控え」による患者減少が深刻化しています。
特に小児科や耳鼻科など子供、高齢者の減少が目立っています。
ただ、医療機関受診と違い、手術分野は少し勝手が違うようです。
さすがに当初は新型コロナウイルスの影響に伴い病院の手術数が減少しましたが、それでも2020年10~12月では前年比1割減まで回復し、今後は更なる回復が期待されるところです。
また、マニーは眼科ナイフを新たにアジアや欧州向けに進出、需要開拓を進めてきています。
デンタル関連製品も中国向け中心に提供し、2021年8月期は営業利益段階で前期比3割ほど伸びる予想が出ています。
株価の方は2021年から2022年にかけて大きく下げてしまいましたが、この時期を底値として上昇傾向の高いチャート形成になっていると言えそうです。
グローバルニッチ関連銘柄 サカタのタネ(1377)
※時価総額:1638億円、PER(連)9.89倍、PBR(連)1.04倍(2024年6月27日時点)
サカタのタネ(1377)はグローバルニッチトップ企業100選に選ばれている会社ではないですが、野菜や花の種苗を世界中の農家に向け販売しており、中でもブロッコリーの世界シェアは6割に到達し、営業利益70億円、営業利益率2桁%を誇る企業です。
巣ごもり需要で野菜種子が好調と、新型コロナウィルスの影響も少なく景気に左右されないディフェンシブ力を発揮しています。
先進国の農家への高品質種苗供給も増え、参入障壁が高い品目も取り扱っており、高利益がとれているとの事です。
ここ10年間はブロッコリーに続く収益の柱を育成するため、研究開発費が増加していますが、将来の為の積極投資と受け取れると思います。
また、2027年には横浜で国際園芸博覧会(花博)が開催される見通しですが、地元横浜の有力企業として花博開催に尽力し、跡地での大規模農園構想プロジェクトにも参画しており好材料・注目点が豊富です。
グローバルニッチ関連銘柄 エヌ・ピー・シー(6255)
※時価総額:273億円、PER(連)18.18倍、PBR(連)3.16倍(2024年6月27日時点)
エヌ・ピー・シー(6255)もグローバルニッチトップ企業100選に選ばれている会社ではありませんが、同社は太陽電池製造の後工程装置メーカーで、世界の太陽電池製造装置市場(モジュール)におけるシェアは金額ベースで45%を占めています。
※「後工程」というのは太陽電池セルをつなぎ合わせてパネルにする作業のことを言います。
太陽光関連は脱炭素化社会の実現に積極的なバイデン氏のいわゆる「バイデン銘柄」としても注目されました。
アメリカはトランプ政権下の時も大規模な太陽光発電所の設置計画が進みました。
太陽光パネル大手のファーストソーラー社はエヌ・ピー・シーの主要顧客で、中長期的にはバイデン政権になっても進めていくであろうアメリカでの太陽電池新規設置の増加予測が追い風となってきています。
さらに近年では日本発となるペロブスカイト型太陽電池にも関連して、同社の薄膜系太陽電池製造装置の製造工程はペロブスカイト型太陽電池の製造工程と共通する部分があることからペロブスカイトの市場を狙う自動機メーカーの中でも優位性を持っていることから注目が集まっています。
値動きの荒さも目立つものの、これらは短期的なテーマ性のある材料などからきているため、長期的に見ても底値を上げている印象。もっと期待できそうな値動きとなっています。
グローバルニッチ関連銘柄の本命株・出遅れ株を上手く狙いたい人は
グローバルニッチ関連銘柄をご紹介しましたが、どれも将来性のありそうな魅力的な企業だと思います。
その中でさらに選別するとすれば以下の点に注目するとより良いかもしれません。
- 「既存の状態に満足することなく、独自の技術やビジネスモデルに磨きをかけている」
- 「市場寡占度が高い」(ニーズに応える)
- 「競争に強い」(他社にはできない)
- 「サプライチェーン」(それがないと作れない)
また、経済産業省がお墨付けを与える「グローバルニッチトップ企業」は今後も適時選定されると思いますので、その際はいち早く注目するようにしたいですね。
株式投資を成功させ利益を得ていく上で、問題は“どの銘柄に注目し、どのタイミングで売買を行うか”かと思いますが、“その時々でどの銘柄を買えばいいのか、銘柄選びや売買のタイミングが分からない”という方は、『新生ジャパン投資』などの“投資顧問と呼ばれる株情報サイトが日々配信している銘柄情報などをチェックしておく”という方法が要領良く旬なテーマ株などをチェックできたりでお勧めです。
テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】
「新生ジャパン投資」は、かつてラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信していた株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしていた株の大魔神『高山緑星』こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。
株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが『高山緑星』こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。
テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。
ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして2023年生成AIが人気化したことをきっかけとしたAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
今、新生ジャパン投資から"次なる大化け候補株1銘柄"を無料で配信してもらうことができますが、長きにわたり大化け銘柄を輩出し続けてきている相場界のレジェンドの銘柄発掘力を体感できるかと思いますので、利益に繋がる銘柄を知り、チャンスを逃さずしっかりと資産を形成していきたいと思われる方は、この無料で試せる機会をぜひ活用してみて下さい。↓↓