地銀株(地方銀行関連銘柄)から8銘柄をピックアップ!金融緩和の修正はどうなる?2023年に物色された銘柄の値動きを解説

2023年1月、日本銀行が金融政策決定会合で2022年12月に続く金融緩和策の追加修正に踏み切るかどうかを前に思惑買いが広がった地銀株(地方銀行関連銘柄)

今回は特に物色された地銀株(地方銀行関連銘柄)の値動きなどについてまとめ、それに伴う地銀株(地方銀行関連銘柄)の急騰例もご紹介していこうと思います。また記事の最後には「割安で高配当な地銀株(地方銀行関連銘柄)一覧」として2023年1月17日時点のPER、配当利回りをまとめていますのであわせてご覧ください。

2023年1月、地銀株(地方銀行関連銘柄)が物色

2023年1月13日の東京株式市場で、銀行株が軒並み上昇。しずおかフィナンシャルグループ(5831)、西日本フィナンシャルホールディングス(7189)、京都銀行(8369)、富山第一銀行(7184)、群馬銀行(8334)、千葉興業銀行(8337)、山形銀行(8344)、京都銀行(8369)等々多くの地銀株が買われました。

銀行株セクターが軒並み動意づいたのは、日本銀行が2022年12月20日に大規模金融緩和策を一部修正したことがきっかけ。日銀はイールドカーブ・コントロールの運用見直しを行い、長期金利の変動幅を従来の0±0.25%程度から0±0.5%程度に拡大に拡大することを決めました。

イールドカーブ・コントロールとは?

イールドカーブ・コントロール(長短金利操作)は、2016年9月の日銀金融政策決定会合で日銀が新たに導入した政策枠組み「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の柱のひとつ。
2016年1月から始めた短期金利のマイナス金利政策に加え、10年物国債の金利が概ねゼロ%程度で推移するように買入れを行うことで短期から長期までの金利全体の動きをコントロールすること。
日銀は指定する利回りで国債買入れを行う指値オペレーションを新たに導入するとともに、固定金利の資金供給オペレーションの期間を1年から10年に延長することによりイールドカーブ・コントロールを推進する。

イールドカーブ・コントロール|証券用語解説集

これが長期金利が変動する上限を引き上げたことが事実上の利上げと捉えられ、長期金利は上昇。貸出金利や債券利回りの上昇を通じ、銀行の資金利益が拡大するとの思惑から、銀行株の上昇が加速しました。

地銀株(地方銀行関連銘柄) しずおかフィナンシャルグループ(5831)

5831 しずおかフィナンシャルグループの株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 西日本フィナンシャルホールディングス(7189)

7189 西日本フィナンシャルホールディングスの株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 京都銀行(8369)

8369 京都銀行の株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 富山第一銀行(7184)

7184 富山第一銀行の株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 群馬銀行(8334)

8334 群馬銀行の株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 千葉興業銀行(8337)

8337 千葉興業銀行の株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 山形銀行(8344)

8344 山形銀行の株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄) 京都銀行(8369)

8369 京都銀行の株価チャート

地銀株(地方銀行関連銘柄)への物色は続く?

金融緩和策の追加修正に踏み切るかどうかはもちろん直近では物色のカギを大きく握っていますが、地方創生や脱デフレなどこれまで何度も物色されてきたことや、内需回復に向けて国内顧客の多い地銀株は長期的に見ても注目すべきテーマだと言えます。

また2023年春に日本銀行総裁が交代。新総裁が「異次元金融緩和」をそのまま引き継ぐのか、あるいは軌道修正を図るかによって、内外の金融市場は大きく左右されますが、実質公約が実現しなかったことを踏まえ、10年間続いた異次元の金融緩和の脱却への期待からも思惑が続く可能性がありますし、地銀再編の角度から見ても、特に2023年は物色されやすいテーマのひとつと言えるかもしれません。

今回のような中長期的なテーマは、話題性の高いテーマは物色されやすいものの、具体的な銘柄選定が難しい場合もあります。

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各種大手メディアに引っ張りだこの有名投資家で株式評論家でもある「Bコミ」こと坂本慎太郎氏が分析者・投資判断者および助言者を務めている『株エヴァンジェリスト』。

坂本慎太郎氏プロフィール

大学卒業後メーカー勤務を経て、日系の証券ディーラーを5年半経験。その後、かんぽ生命保険に転じ、債券や株式のファンドマネージャーを7年半歴任。所謂、機関投資家として10兆円以上の資金を動かすなどして活躍後に独立。現在までに年間200回を超えるメディア出演をこなす他、セミナーや投資本の執筆、SNSなどを通じ幅広く活動を続けています。

また、2017年3月から始めた「資金150万円チャレンジ」では、ファンダメンタルズ分析を中心として150万円の資金を僅か1年5ヵ月で約5,000万円まで増加させるなど個人投資家としてもその実力の一端を見せました。ディーラーとして短期、機関投資家として中長期とあらゆる取引スパンを経験し、売買の裏側まで網羅していることが彼の強みとなっています。

坂本慎太郎氏の主な経歴

  • 2002年 証券会社のディーラーとして株式と先物の売買を経験
  • 2008年 株式会社かんぽ生命保険に転じ、債券や株式のファンドマネージャーを歴任
  • 2015年 こころトレード研究所設立
  • 2015年~ メディア出演、セミナー、投資本執筆、SNSなどを通じ幅広く活動
  • 2016年 株式会社イタヨミ設立
  • 2022年 マーチャントブレインズ投資顧問株式会社のセールスプロデューサー就任
  • 2023年 マーチャントブレインズ投資顧問株式会社の分析者・投資判断者及び助言者就任

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配信銘柄配信日/始値高値日/高値騰落率
アースインフィニティ(7692)2023/2/9
1588円
2023/2/28
6800
328.21%
クリングルファーマ(4884)2023/1/17
640円
2023/2/22
1338
109.06%
pluszero(5132)2023/1/16
4480円
2023/2/21
7490
67.19%
TDSE(7046)2023/1/24
1635円
2023/2/9
2639
61.41%
イーディーピー(7794)2023/1/11
20280円
2023/2/8
30250
49.16%
マイクロ波化学(9227)2023/1/6
2026円
2023/1/12
2745
35.49%
ASIAN STAR(8946)2023/1/19
94円
2023/2/22
158
68.09%
セルシス(3663)2023/1/20
747円
2023/2/13
690
-8.26%
サンクゼール(2937)2023/2/14
3100円
2023/2/27
4180
34.84%
三光産業(7922)2023/2/15
362円
2023/2/27
602
66.30%

※上記は実績の一部を抜粋しています。同社提供銘柄の全てにおいて同様の結果が得られる訳ではなく、買い推奨後に下落した事例もございます。

もちろん全ての銘柄が上昇するわけではありませんが、例えば去年から何度も配信されていたアースインフィニティ(7692)は説明不要の上昇となっています。

アースインフィニティ(7692)

また比較的短期間で上昇している銘柄が多いのも特徴的。これだけの成果が出る銘柄を無料で見られるので、銘柄選びにお悩みの方は参考になるんじゃないかと思います。

上記の配信結果からも株エヴァンジェリストのすごさはお分かり頂けたかと思います。

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割安で高配当な地銀株(地方銀行関連銘柄)まとめ一覧

割安で高配当な銘柄選びをされる方も注目しやすいのが地銀株(地方銀行関連銘柄)。今回は配当利回りが4%以上の銘柄をピックアップしてみました。

証券コード 銘柄名 PER(倍) 利回り(%)
8713 フィデアホールディングス 8.73 5.17
8349 東北銀行 6.82 4.97
8542 トマト銀行 7.87 4.87
8345 岩手銀行 6.90 4.52
7380 十六フィナンシャルグループ 6.15 4.47
8381 山陰合同銀行 7.88 4.43
7322 三十三フィナンシャルグループ 9.48 4.4
7189 西日本フィナンシャルホールディングス 5.68 4.39
8367 南都銀行 6.94 4.38
8383 鳥取銀行 10.75 4.36
8393 宮崎銀行 5.85 4.33
8558 東和銀行 7.31 4.21
7327 第四北越フィナンシャルグループ 7.88 4.19
8336 武蔵野銀行 6.76 4.16
8563 大東銀行 7.62 4.15
7337 ひろぎんホールディングス 8.13 4.13
8537 大光銀行 8.13 4.04

PER・利回りは2023年1月17日時点