原油価格高騰で注目の石油・シェールオイル関連銘柄・日本企業について

石油・シェールオイル関連銘柄のヘッダー画像

ロシア軍によるウクライナ侵攻や原油高に関する報道が飛び交ってきていますが、米国のJoe Biden(ジョー・バイデン)大統領は2022年3月8日、経済制裁としてロシア産の原油と天然ガスを禁輸(輸入禁止)することを発表しました。

また、同日に英国も2022年末にかけ段階的にロシア産原油の輸入を停止すると発表。

英石油元売り大手Shell(シェル)は、ロシアでの石油・ガス事業を撤退し、ロシア産原油の購入を即時停止すると表明しています。

米国の著名な投資家として知られる「Warren Edward Buffett(ウォーレン・エドワード・バフェット)」氏が米石油開発会社大手である「オクシデンタル・ペトロリウム(NYSE:OXY)」を買い増したことが報じられてきていますが、原油高となり石油関連株を物色されている方も多いのではないでしょうか。

米国は「シェールオイル」の生産に再び力を入れるようですが、日本政府もガソリンの価格が更に値上がりすることとならないように、しっかりと対策を行って欲しいものですね。

原油価格はどこまで上昇するものなのか?という感じですが、今回はテーマ株「石油・シェールオイル関連銘柄」についてまとめご紹介してみたいと思います。

投資妙味のありそうな銘柄をお探しの方は是非、最後までご参照になってみて下さい。

シェールオイルとは?石油・原油・ガソリンとの違いなど分かりやすく解説

シェールオイルを表す画像

出典:Carbon Brief

そもそもシェールオイルって何?原油と何が違うの?という方もおられるかと思いますが、油田から採掘されるかシェール層から採掘されるかというだけで、「シェールオイル=原油」です。

Wikipedia(ウィキペディア)を見ると、石油は“炭化水素を主成分として、ほかに少量の硫黄・酸素・窒素などさまざまな物質を含む液状の油”“鉱物資源の一種”とあり、原油は“地下の油田から採掘後、ガス、水分、異物などを大まかに除去した精製前のもの”と記載されています。

関連ワードを分かりやすくまとめると、地中にあるのが「石油」で、採掘され地表に出てきたら「原油」と呼ばれ、原油を蒸留して一番はじめに得られる物質が「ガソリン」って感じですかね。

シェールオイルは頁岩(けつがん)などに含まれるオイルシェールから熱分解、水素化によって生産されるタイトオイル、非在来型原油の一つと言われています。

シェールオイルは“深いところから採掘されていて生産コストが高め”というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

従来型の原油生産と比べ掘るのが難しく生産コストが高かったシェールオイルですが、「水平坑井」や「水圧破砕」など新しい技術の蓄積が進み、新規開発では1バレル40ドル前後でも採算が合う油田がでてきており、既存油田では20ドル台でもなんとか利益が出るという油田もあるようです。

昔と比べると生産コストが下がったシェールオイルですが、それでもOPEC(石油輸出国機構)が生産する原油の価格などと比べると高めで、原油価格が上がった際に増産されやすく、原油価格が下がった際は減産されやすい傾向があります。

2020年4月にWTI原油先物価格がマイナスとなったのは何だったのかという感じですが、原油価格が採算に合う水準に高騰したことで、再び注目を集めてきているのが米国の「シェールオイル」です。

原油価格高騰で米国はシェールオイル増産へ?

これまで米バイデン大統領は温室効果ガス排出削減を目指す取り組みの一貫として政府保有地における新規のシェールオイル開発を規制するなどしてきていました。

しかし、原油価格が高騰しガソリン価格が値上がりすると、国民の不満が高まり支持率低下に繋がってしまいます。

米国は2022年11月8日に中間選挙が行われることとなっているので、米バイデン大統領はガソリン価格の値上がりに歯止めをかけ、国民からの支持を得れるようにしなければいけません。

OPEC(石油輸出国機構)の生産ではロシア産原油の禁輸分を相殺できないということもあり、シェールオイルを早急に増産しなければいけなくなってきている感じですかね。

なので、需要増・業績拡大が期待される「石油・シェールオイル関連銘柄」には注目しておきたいところではないでしょうか。

石油・シェールオイル関連銘柄(日本株)まとめ一覧

それでは関連テーマとして「石油」や「シェールオイル」が挙げられる銘柄(日本株)を簡単にまとめご紹介してみたいと思います。

石油・シェールオイル関連銘柄(日本株)一覧
銘柄名(コード) 概要(石油・シェールオイルとの関連性など)
INPEX(1605) 資源開発最大手。石油・天然ガスなど鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資を行う。海外に強み。
石油資源開発(1662) 資源開発大手。石油、天然ガスなどエネルギー資源の探鉱、開発、生産、販売や、それらに関連する掘削などの請負事業、電気の供給等を行う。
出光興産(5019) 石油精製元売り大手。北海や周辺の海域を含め11の石油・ガス田に出資している出光スレーレ石油開発(ISD)へ出資(49.5%)。INPEXの出資比率が50.5%。
コスモエネルギーホールディングス(5021) 石油精製元売り大手。石油精製・販売やアブダビでの石油開発、再生可能エネルギー事業等を手掛けている。
兼松(8020) エネルギー事業として石油製品(ガソリン、灯油、軽油など)を取り扱っている。
クレハ(4023) シェールオイル・ガスの掘削プロセスを効率化するフラックプラグの素材「ポリグリコール酸(PGA)」を興行的に量産している。北米が主要マーケット。
JFEホールディングス(5411) グループ会社の「JFEスチール」が兼松とシェールガス・オイルを採掘する際に使う油井管の加工工場を米テキサス州に新設した経緯がある。

上記銘柄の他に、伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、三菱商事(8058)なども石油・シェールオイル関連銘柄として挙げられますが、商社株はロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」や「サハリン2」に参画していたりするので注意が必要です。

サハリン1には伊藤忠商事や丸紅などが参画していて、サハリン2には三井物産や三菱商事が参画しています。

原油生産を手掛ける「サハリン1」には日本政府が50%出資し伊藤忠商事や丸紅などが参画する「サハリン石油ガス開発(SODECO)」が米石油大手エクソンモービルとともに30%を出資していますが、ロシアへの経済制裁の一貫として欧米の大手石油会社が相次いで撤退を表明しており、「サハリン2」からも英石油元売り大手シェルが撤退することを発表しています。

サハリン1はサハリン2と比べ日本政府の関与が大きく、同事業からの撤退はエネルギーの安定供給に関わってくる問題かと思うので、日本政府は関与のあり方を慎重に検討して欲しいところですね。

日本は原油輸入の大半を中東に依存している状況で、国内で利用している原油の99.7%を輸入に頼っています。

もっと日本でも原油を採れれば…という感じですが、日本は供給不安が強まる流れとなりそうな感じでしょうか。

ちなみに、サハリンに参画しているのは気になるところですが、米国の著名投資家「ウォーレン・バフェット」氏が率いるバークシャー・ハサウェイが投資する5大商社として知られるのは伊藤忠商事(8001)、三井物産(8031)、三菱商事(8058)、住友商事(8053)、丸紅(8002)の5銘柄です。

資源高の恩恵を受け過去最高益の更新が相次いでいる印象ですが、ウォーレン・バフェットを信じて5大商社株を買っておくのが正解だったという感じになってきてる気がしますね。

また、石油関連株としてはNYMEXのWTI原油先物価格に連動している「WTI原油価格連動型上場投信(1671)」や、日経・JPX原油指数の変動率の2倍に連動する「NEXT 原油ブル(2038)」にも注目でしょうか。

石油関連株・原油高メリット関連株としてWTI原油価格連動型上場投信(1671)に注目

WTI原油価格連動型上場投信(1671)のチャートを見るとWTI原油先物価格に連動しているので当たり前ですが大きく上昇してきていますね。

長期チャートで見ると2019年あたりの水準まで戻しているのが見てとれますが、原油価格が更に上昇すれば4,000円台もありそうな感じでしょうか。

石油・シェールオイル関連銘柄の保有を考える際は、「WTI原油先物」の値動きも併せてチェックしておくようにしましょう。

石油・シェールオイル関連銘柄の本命株・出遅れ株を上手く狙いたい人は?

今回は原油価格が高騰したことを受け、テーマ株「石油・シェールオイル関連銘柄」についてまとめご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

原油価格の推移に影響してくるテーマ株なのでロシアへの経済制裁の動きなどは注目しておきたいところです。

また、原油価格が大きく下がる流れとなれば、利益確定売りに押される展開も予想されそうです。

バフェットが米石油開発会社大手「オクシデンタル・ペトロリウム(OXY)」を買い増したのを知り、今は石油・シェールオイル関連銘柄を買うのが良さそうかな?と思われる方も多いかと思いますが、株式投資は次にくるテーマ株を日々しっかりと探ることが大切です。

石油関連株をいち早く買い、上手く値幅を取れたという方も多いかと思いますが、テーマ株の流れに上手く乗れないでいるという方は、最新のテーマ株情報などをリアルタイムに配信してくれる株情報サイトを上手くトレードに活用してみるといいかと思います。

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2022年以降の一部配信銘柄
証券コード配信銘柄安値高値推移
4393バンク・オブ・イノベーション3,16016,3004ヵ月で5.15倍
9227マイクロ波化学8723,1054ヵ月で3.56倍
9218メンタルヘルステクノロジーズ7201,9854ヵ月で2.75倍

その他、人工ダイヤ関連としても知られるイーディーピー(7994)が、配信後4カ月で株価2.6倍以上、次世代パワー半導体関連のタカトリ(6338)は株価2.19倍となっており、現在も継続的な値動きになっている点にも注目。これらはすべて無料で配信されています。

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