在宅医療機器・酸素ステーション関連銘柄 大丸エナウィン(9818)

大丸エナウィン【9818】の企業情報

企業名 大丸エナウィン
証券コード 9818
市場 東証2部
業種 卸売業
事業内容 リビング事業、アクア事業、医療・産業ガス事業
関連テーマ

酸素ステーション関連報道で物色人気が強まり短期急騰!!

大丸エナウィン(9818)は環境に優しい家庭用太陽光発電システムの普及などに取り組んでいる「1.リビング事業」や、「2.アクア事業」「3.医療・産業ガス事業」を行っている会社です。

「医療・産業ガス事業」としては、医療用酸素等の医療ガスの販売や、酸素濃縮器等の在宅医療機器のレンタルなどを行っています。

関連テーマとしては「太陽光発電」「酸素ステーション・医療用酸素」「水ビジネス」などが挙げられる感じですかね。

チャートを見ると2021年8月23日から物色人気が強まり短期急騰となっていますが、刺激材料となったのは日本経済新聞で掲載された『都、酸素ステーション開設 24時間態勢で重症化阻止』という記事でしょうか。

東京都が『酸素ステーションの運用』を設置し24時間態勢での運用を始めたことが報じられていますが、記事中に掲載とされている写真の手前に写っている「酸素濃縮器」が大丸エナウィンの「サイトトップ>在宅医療>在宅酸素療法:HOT (Home Oxygen Therapy)」にて掲載されている写真にあるのと同じもののようですね。

大丸エナウィンのサイトで掲載されている酸素濃縮器の画像

同社は2021年7月29日に発表された「2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」にて、酸素濃縮器等の在宅医療機器のレンタルや医療用酸素等の医療ガスの販売が増加したこと等により、医療・産業ガス事業の売上高が増収したことを記載していますが、新型コロナウイルス感染者数の増加に伴う需要増が期待され、テーマ性を強め買い人気が先行してきている格好ですかね。

同じく医療用酸素を取り扱う「東邦アセチレン(4093)」も短期急騰となっていますが、短期急騰株は急騰後に大きく下げたりするので、トレードを考える際はくれぐれも飛びついて急落に巻き込まれないよう注意しましょう。

しかしながら、昨日、今日と2日連続ストップ高で取引を終えているのは凄いですね。

こうしたテーマ株は日本経済新聞などでの報道内容が刺激材料となったりしますが、報道前から医療用酸素関連株に注目し物色されていた方は、短期で結構なプラスとなっていたりするのではないでしょうか。