ZMP(自動運転)関連銘柄

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今、ZMP関連銘柄を諦めるのはもったいないのではないでしょうか?
上場延期でZMP関連銘柄が影響を受けている今、目先の上場に気を取られずに「再上場申請の後」に向けて準備すべき時だと思います。

未上場企業であるZMPに、大手企業がこぞって出資する理由や、上場延期後も出資の引き下げがないことを考えると、少なくとも企業側はZMPに成長性を感じているはずです。ZMPが上場し、企業側の感じているZMPの成長性が開花したときが「ZMP関連銘柄が本当に化けるとき」かもしれません。

ZMPについておさらいすると共に、再上場申請の可能性やZMPの注目のワケをご説明します。また、今回は「株主となっている銘柄」と「ZMPと提携している銘柄」に分けて14銘柄ご紹介したいと思います。

株式会社ZMPとは

ZMP(ゼットエムピー)は自動運転関連銘柄の中核的存在とされています。どんな業績を残し、なぜ注目されているのか?開発製品や注目のワケをご紹介します。

株式会社ZMP

自動運転技術で知られるZMPですが、「人型ロボット・ロボットカー技術を応用し、総合ロボット会社へ」というビジョンの元、ロボット事業全般を担う会社です。

会社概要

商号 株式会社ZMP(英文名:ZMP Inc.)
社名の由来 Zero Moment Point(ゼロモーメントポイント)の略。重心位置を意味する言葉で、二足歩行ロボットにおいて歩行を実現させるために最も重要とされるポイント。ロボット分野で最も重要な存在になることを目指して付けられた。
設立 2001年1月30日
資本金 1,295,795,000円
本社所在地 東京都文京区小石川
代表取締役社長 谷口 恒

物流支援ロボット「CarriRo」

この物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」は、1台につき100Kgまでの運搬が可能で、操作はジョイスティックで行うため、力を使うことなくカーブもバックも自由自在に行える画期的な台車です。

また、最大2台の台車が付いてくる「カルガモ機能」を使えば、作業効率は3倍。各台車にはビーコンが搭載されており、間違った台車へ追従することはありません。

現在、指定したエリア・ルートを自動で移動する「自律移動モード」や、在庫管理システムと連携し、業務効率化・見える化など、さらなるIoT化の開発を進めているそうです。

また、2017年7月13日の「ZMPフォーラム」では、歩道を走行する宅配ロボット「CarriRo Delivery」を発表しました。1社限定で提携を募集したところ、寿司デリバリーサービス「銀のさら」を展開する「ライドオン・エクスプレス」と提携することとなり、今後実証実験を行っていくそうです。

無人・自動運転タクシー「ロボットタクシー」

このコンセプトムービーを作った「株式会社ロボットタクシー」は、ZMPとDeNAが提携し、合併会社として設立されましたが、2017年1月に「業務方針の違いから提携を解消する」という発表がありました。そして、ZMPは新たなパートナー、タクシー会社「日の丸交通」と提携を結び、DeNAは日産と共同開発を行うこととなりました。

自動運転タクシーは、タクシードライバーから雇用を奪いかねない存在として、敵対関係のイメージが強いですよね?しかし、日の丸交通は『今人材不足に対応しなければ、海外で流行している「Uber(ウーバー)」などのライドシェアを受け入れざるを得なくなる』として、ある意味共存関係にあるようです。

このUberは、アプリで車を要請し、近くのUberユーザーと一般乗用車をシェアするサービスで、乗客者は比較的安く・速く送迎を利用でき、ドライバーは空き時間に副収入を得ることができます。

今のところ、日本では国の許可なくタクシー事業を行うことは許されておらず、Uberで呼び出せるのはタクシーだけですが、人材不足でこのライドシェア事業を受け入れてしまうと、タクシー業界は一気に衰退すると思われます。現に、サンフランシスコ最大のタクシー会社は、Uberの影響で倒産することとなりました。

電車・バス・タクシーの少ない地方や、運転のできない高齢者・障がい者などのいわゆる”交通弱者”を”交通楽者”にしたい、との思いから始めたという「ロボットタクシー」構想。利用者・タクシー会社どちらからしても、是非実現してほしいと思えるサービスです。

ZMPの目指す未来と注目されるワケ

2015年11月、ZMPの目指す未来のコンセプトムービー「未来のロボットコミュータ『ホタル』」が公開されました。

動画の題名にも使われている「コミュータ」とは、通勤者(commuter)と呼ばれる、いわゆるサラリーマンを指す言葉です。そこから発展し、現在では通勤バスや配送・輸送車も指す言葉になっています。

ZMPが目指す未来は、この無人の乗り物を電車・バス・タクシーの3つに分類し、私たちの生活に浸透させることです。これにより、人の配送だけでなく、交番や診療所などの施設も移動可能にし、スマホ1つで呼び出せる未来となっています。

このように、自動運転の開発だけでなく、それを活用した新たなサービスや物流支援・ヘルスケアなど、事業分野の広さが注目される理由の一つとなっています。投資家からの注目だけでなく、様々な分野の大手企業がZMPという非上場の会社に、出資・提携するのも納得の結果です。

といっても、ZMPの目指す未来はいつ実現されるのか?そもそも実現可能なのか?現在、自動運転技術がどれくらい進歩しているのかによって、大きく変わってくると思います。

自動運転システムとは

そもそも自動運転システムとは、どの程度の「自動」を意味するのでしょうか?未だに「SF映画に登場する車」というイメージが強いですが、実際どこまで技術は進んでいるのか見ていきましょう。

そもそも自動運転システムとは?

「自動運転システム」や「自動運転技術」と呼ばれるこれらの技術は、最終的に人間を必要とせず、車が自律的に走行することを目的としています。しかし、現段階での実用は難しく、今のところ「運転支援システム」として実装されています。

最近、CMでよく見かけるブレーキアシストも運転支援システムの一つです。普段の運転は人間が行いますが、万一衝突しそうな場合は自動でブレーキが作動します。このように、あくまで人間が主体で運転し、自動車が「補助」を行うものが運転支援システムとなります。

自動運転技術は5段階に分類することができ、レベル2までは人間が主体とされる「運転支援システム」に当てはまり、事故を起こした場合、レベル3まではドライバーの責任に問われるので注意が必要です。

5段階に分けられる自動運転システム

前述した通り、自動運転システムは5段階に分類することができます。レベル2までが人間が主体とされる「運転支援システム」に当てはまり、現在実用化されている技術もレベル2までとなっています。

レベル1 – 運転支援

ハンドル操作や加速・減速などの運転操作の内、どれか一つを支援するものがレベル1です。事故が起こるかもしれない状況を判断して自動でブレーキをかける機能(ブレーキアシスト)は、ここに分類されます。

レベル2 – 部分運転自動化

レベル1の機能を複合化したものが、レベル2です。レベル1では一つの支援でしたが、レベル2では複数の支援が可能になります。しかし、ここまではドライバーが運転し、周囲の確認もする必要があります。

レベル3 – 条件付運転自動化

レベル3からは、システムが主体で本格的な自動運転になります。周りの状況を確認して自動で運転してくれますが、緊急時にはドライバーが必要なので無人というわけにはいきません。この機能は交通量や天候などに左右され、特定の条件下でしか使ことはできず、事故を起こした場合もドライバーの責任に問われます。

2017年7月に開催された「アウディサミット」で、世界初の自動運転レベル3を搭載した車「アウディA8」が発表されました。2017年8月11日に公開された映画「スパイダーマン:ホームカミング」の劇中にも登場しているほか、YouTubeでは上記のプロモーションビデオが話題となりました。

本格的な自動運転が実感できるアウディA8ですが、日本ではまだ法律が整っておらず、レベル3の機能を使って走行することはできません。日本での発売は2018年夏ごろと予測されているので、それまでに法律が改訂されれば、日本でも本格的な自動運転を体験することが可能となります。

レベル4 – 高度運転自動化

レベル4は原則ドライバーを必要とせず、無人走行が可能となります。無人走行はできるものの、レベル3と同じく交通量や天候によっては使うことができません。ZMPの目指す未来には、このレベル4以上が必須となってきます。

レベル5 – 完全運転自動化

レベル5は「自動運転システム」と言われて誰もが想像する機能を備えています。どのような状況でも自動・無人運転が可能な完全なる自動運転車です。このレベルになると、運転席自体が無くなるのではないかともいわれています。

そして2016年11月、このレベル5に限りなく近い動画をテスラモーターズが公開しました。この動画を見れば、自動運転の時代がすぐそこまで来ていることを実感できると思います。

まだ試作車の段階ですが、360°・250m先まで捉える8台のサラウンドカメラや超音波センサーで、豪雨や霧、さらには前の車を見通すこともできるそうです。これにより、交通量や気候に左右されずに自動運転が可能な、レベル5に限りなく近い自動運転車の開発に成功しました。

実用化、普及までにはまだかかりそうですが、SF映画の中だと思っていたことが、着実に現実の物となっています。

完全な自動運転の実現はいつ?

現在、レベル1・2の「運転支援システム」がほとんどの車に実装されています。そして、世界初となるレベル3を搭載したアウディA8も今年発表されました。では、その後のレベル4・5は結局いつ実現するのでしょうか?

現在の目標では、2020年を目途に自動運転システムの開発が行われています。日産は高速道路と一般道路、ホンダとトヨタは高速道路のみで自動運転の実用化を計画しています。そして、経済産業省の計画では、2020年以降は限定地域での無人タクシーの実装、2025年に完全自動運転を目指しているそうです。

今からわずか8年で、完全自動運転を利用できる日が来るかもしれないということに驚きです。また、東京オリンピック開催の2020年に向けて、2017年9月頃から2019年3月にかけて、自動運転に関しての「大規模実証実験」が行われるそうです。

いよいよ本格的な段階に入ったとも言える自動運転システム。「大規模実証実験」に加え、無人タクシーや2025年が目標など、自動運転関連銘柄は今後間違いなく熱い銘柄と言えるでしょう。

各会社が総力を挙げて自動運転の開発を進めていますが、上場を取りやめることとなったZMPは、計画通りに開発を進めることができているのでしょうか?

ZMP上場延期までの経緯 -再上場申請・IPOはいつ?-

ZMPの上場直前での申請取り下げには、多くの投資家が落胆したはずです。上場取り下げまでの経緯、再度の上場申請の可能性をご紹介します。また、マイナス材料の多いイメージがあるZMPですが、実は意外とプラス材料が多く、今から再上場申請に備えておくべきかもしれません。

ZMP上場延期までの経緯

ZMPの上場申請が承認

2016年11月14日、ZMPの東証マザーズへの上場申請が承認されました。2016年12月期の決算では、自動運転関連の開発費により3億1300万円の最終赤字を見込んでいました。これにより、過去に同じく赤字上場となったサイバーダインの株価と類似するのではないかと予測されていました。

予想株価は760円(単元株価7.6万円)と予測され、比較的手頃な値段から個人投資家が殺到するであろう状況でした。また、それにより初値は2~2.3倍という見方が強く「中小型株の新たな中核銘柄となる」として、投資家たちの注目を集めました。

個人情報流出の報告

しかし、3日後の11月17日「顧客の氏名、勤務先、メールアドレスなどの個人情報が流出した」との発表がありました。また、14日の時点で発覚していたにも関わらず、対象者への連絡は15日に、発表は17日とそれぞれ遅らせていたことも判明しました。

しかし、東証マザーズ市場を管轄(かんかつ)する日本取引所グループは「これまで上場承認を取り消したことはない」とコメントし、他に動きは見られませんでした。また、市場関係者の間でも「マイナス材料にはなりにくい」との見方が強く、上場に関しては問題ないと考えられていました。

ZMP上場取り下げ

2016年12月8日、周囲の見解とは裏腹に、日本取引所グループは「新規上場の取り消し(マザーズ):(株)ZMP」にて、「ZMPから新規上場を取りやめる旨の申出がありましたので、該当承認を取り消すことといたしました」と発表しました。

ZMPは「今後需要の高い技術を開発している企業」として期待されていただけに、多くの投資家に失望を与えることとなりました。

再度の上場申請の可能性は?

ZMPの発表した「新株式発行および株式売出しの中止等に関する取締役会決議のお知らせ」によると、今回の上場取り下げは、セキュリティー強化のための「上場手続きの延期」であり、これによって上場を諦めるというわけではなさそうです。

上場取り消しに加え、DeNAとのロボットタクシーに関する提携解消など、マイナス材料が多いように思えるZMPですが、谷口社長の発言によるとそうでもないように思えます。

  1. セキュリティーは1年もかけるものではない。
    オリジナルのセキュリティが整い次第、今年中に再上場申請する意向
  2. DeNAと提携解消したことで多くの会社に売ることができるようになった。
    タクシー会社・旅客・物流サービスなど、多くの話が来ている
  3. 開発ペースに遅れはなく、毎日公道での試験を行っている。
    お台場では、一般道での車線変更・右左折も披露した。
    これからも今までと変わらず、2020年までにレベル4を実装した自動運転が目標。
  4. インテルの出資引き上げもなく、ソニーやJVCケンウッドとの合併も変わらない。

参照:ロイター | http://jp.reuters.com/article/zmp-taniguchi-interview-idJPKBN15H1YW?sp=true

このように実質プラス材料が多く、再上場申請も年内の予定とされているので、ZMPの再スタートはもう間近だと思われます。この機会にZMP関連銘柄に再度注目し、準備しておきたいですね。

ZMP関連銘柄【再上場申請に期待 株主銘柄9選】

ZMP関連銘柄の中でも多くの注目を集めた銘柄が株主です。時価総額が高く安定的な銘柄が多いですが、中には大きな動きが期待できる銘柄も含まれています。再上場申請も近いとされ、再度期待が高まっている今、おさらいも兼ねて保有株式数順にご紹介します。

[8595] ジャフコ

ジャフコ[8595]の株価チャート

保有株式数:434万株 保有割合10.01%

ジャフコは野村系のベンチャーキャピタル最大手の企業です。ベンチャーキャピタルとは、高い成長率が見込める未上場企業に対して投資を行うと共に、経営コンサルティングを提供する会社です。

投資先が上場したケースでは、AppBankやコロプラがあり、動画サイトYouTubeで活躍するクリエイター達が在籍する事務所で、8月30日上場を果たす「UUUM」、これから期待される有名どころでは、自分のスキルを売るサービスでTVCMも放映している「coconala」などがあります。

しかし、時価総額が2525億円と規模が大きく、安定的な運用にオススメですが、上場による恩恵はあまり期待できないかもしれません。

[8462] フューチャーベンチャーキャピタル(FVC)

フューチャーベンチャーキャピタル[8462]の株価チャート

保有株式数:240万株 保有割合:5.53%

FVCも社名の通り、ジャフコと同じくベンチャーキャピタルです。優れた技術を持ち、成長性が見込める未上場企業に投資する「ベンチャーファンド」の他に、必ずしもIPOやM&Aを目的とせず、域内経済の活性化の実現を図る「地域創生ファンド」を行っています。

時価総額は130億円と規模は大きくなく、ZMP関連銘柄として2016年10月から12月にかけて株価はおよそ2倍もの値上がりを見せたことで、フューチャーベンチャーキャピタルは多くの掲示板で話題になりました。

現在、ZMPの上場延期の影響を受け、元の1500円台を推移していますが、もしかすると再上場申請でおもしろい動きが期待できるのではないでしょうか。

[6632] JVCケンウッド

JVCケンウッド[6632]の株価チャート

保有株式:200万株 保有割合:4.61%

JVCケンウッドは、主にカーナビやドライブレコーダーを展開するオートモーティブ分野と呼ばれる事業を主軸としています。業務用・アマチュア無線を手掛けるパブリックサービス分野、ビデオカメラ・プロジェクターのソリューション事業を行うメディアサービス分野も行っていますが、現段階では売り上げの50%をオートモーティブ分野が占めています。

自動車関連の事業を行っていることもあり、単体で自動運転関連銘柄としても物色されています。また、ZMPとの合同会社「カートモ」を設立しており、自動車のデータをリアルタムに集約し、交通事故の低減・二酸化炭素の排出量削減に活用する事業も行っています。

ZMPの株主であることに加え、合同会社「カートモ」の設立、そして単体での自動運転関連銘柄と、多くの好材料を持ったZMP関連銘柄でしょう。

[3132] マクニカ・富士エレホールディングス(マク富士H)

マクニカ・富士エレホールディングス[3132]の株価チャート

保有株式数:160万株 保有割合:3.69%

マクニカ・富士エレホールディングスは、半導体商社のマクニカと富士エレクトロニクスが経営統合して作られた会社です。半導体商社としては国内トップを誇っています。

半導体は、私たちの扱う機器類のほとんどに使われており、自動運転・スマートフォン・電化製品のIoT化などが熱い今、確実に「旬」な銘柄です。ZMP上場延期の影響を受けたものの、需要が高いだけにその後も堅調に株価を伸ばし、現在1900円台を推移しています。

[6301] コマツ

コマツ[6301]の株価チャート

保有株式数:133.2万株 保有割合:3.07%

コマツは建設機械・鉱山機械のメーカーで、特に建設機械では日本でのシェア率1位を誇る大手企業です。また、海外輸出にも取り組んでおり、世界でのシェア率も現在2位に君臨しています。油圧式ショベルを「パワーショベル」として売り出したことで、現在では油圧式ショベルの一般的な呼び名となっているなど、日本の建設業界に大きな影響を与えた企業です。

コマツは自社の展開する建設・鉱山機械を自動運転化するべくZMPと協業している他、無人化・ロボット化のさらなる推進を図ってZMPとの資本提携も結びました。事業拡大を目指すZMPにとって強力なパートナーとして、ぜひ注目しておきたい銘柄です。

[6758] ソニー

ソニー[6758]の株価チャート

保有株式数:66.6万株 保有割合:1.54%

ソニーは皆さんご存知の通り、テレビ・オーディオ・ゲームを始めとする様々な事業を行っている大手企業です。「PlayStation VR」を発売したことで、最近ではVR関連銘柄としても注目されています。

ZMPとの合同会社「エアロセンス」を設立し、自動運転用の車両センサー・カメラやドローンによる測量・調査・点検などの共同開発を行っています。

時価総額は5.6兆円とかなり大きいですが、多くの関連銘柄として取り上げられる企業なので材料も多く、時価総額の割には比較的変動の多い銘柄となっています。長期保有の観点からみても、2013年から毎年約1000円の値上がりを見せています。

[3663] アートスパークホールディングス

アートスパークホールディングス[3663]の株価チャート

保有株式数:48万株 保有割合:11.1%

アートスパークホールディングスは、エイチアイとセルシスによる共同持ち株会社です。自動車のメーター部分をディスプレイにし、地図や方向指示を表示するグラフィックス描画、マンガやアニメを作る際の制作ソフトの提供など、主にグラフィックス関連の事業を行っています。

また、子会社であるエイチアイがロボット制御用インターフェイスの共同開発を行っており、後述する時価総額の小ささも含め、ZMP関連銘柄の中でも特に非常に注目されています。

時価総額が89億円と、他の株主銘柄と比べてとても小さく、アートスパークはZMPの株主の中で一番大きく動きやすいと思われます。再上場申請の噂や発表があった際、一体どのような動きをするのか楽しみな銘柄です。

[4310] ドリームインキュベータ

ドリームインキュベータ[4310]の株価チャート

保有株式数:28.4万株 保有割合:0.65%

ドリームインキュベータは、大企業に対して営業の根幹に関わる課題解決を支援する「戦略コンサルティング」と、ベンチャー企業に対して出資して成長を支援する「インキュベーション」が主体の会社です。

ドリームインキュべータの投資育成に携わったベンチャー企業は、これまでに25社が上場を果たしており、うち6社は東証一部に昇格という素晴らしい実績を持っています。今回のZMPへの出資が吉と出るか凶と出るか、今後の事業や株価への影響が気になるところです。

[8154] 加賀電子

加賀電子[8154]の株価チャート

保有株式数:12万株 保有割合:0.28%

加賀電子は主に電子部品・国内外半導体を提供している会社です。ZMPの株主状況公表まで、特にZMP関連銘柄として挙げられていませんでしたが、株主状況公表後から出遅れ銘柄として名前が挙げられています。

マクニカ・富士エレHD同様、半導体の需要が高まっている現在、好材料が期待できる銘柄となっています。また、8月9日に18年3月期第1四半期の決算で大幅増益の発表があり、前日比300円高の値上がりを見せました。

ZMP関連銘柄としてだけでなく、他分野において半導体関連の好材料にも大いに期待できる銘柄です。

ZMP関連銘柄【共同開発・提携企業銘柄5選】

自動運転に関してZMPと提携、または共同開発を行っている銘柄を5つご紹介します。ZMPの再上場申請だけでなく、今後のZMPの成長によって大きな恩恵を受ける銘柄です。特に関連テーマを複数持つ銘柄は確実に押さえておきたいところです。

[3666] テクノスジャパン

テクノスジャパン[3666]の株価チャート

テクノスジャパンの子会社であるテクノスデータサイエンスマーケティング(TDSM)とZMPが、
ビッグデータ解析サービスでの共同開発を発表したことで、ZMP関連銘柄の一つに含まれました。

TDSMはビッグデータ解析のノウハウを保有しており、ZMPの開発する物流支援ロボット「CarriRo」や、24時間心臓見守りサービス「heartomo(ハートモ)」の収集データをクラウドに集約することを可能にしました。

ZMPの開発するロボットから得られるビッグデータを解析するにあたって、テクノスジャパンはZMPと密接な関係にあり、AI関連銘柄でも本命視されている銘柄なので長期的な株価上昇が大いに期待できます。

[4667] アイサンテクノロジー

アイサンテクノロジー[4667]の株価チャート

アイサンテクノロジーは、土木・測量ソフトを手掛けており、自動運転には欠かせない3Dマップを開発している企業です。3Dマップの開発により、単体でも自動運転関連銘柄の本命株として注目されています。

また、ZMP・名古屋大学と連携して自動運転の公道実証実験を行っている他、2016年の「ZMPフォーラム」で講演を行うなどZMPと密接な関係にあるようです。前述した谷口社長の発言にあるように、公道実証実験や開発ペースに遅れがないことから、再上場申請の際はもちろんのこと、今後の成果による大きな材料が期待できる銘柄となっています。

自動運転関連銘柄・ZMP関連銘柄どちらにおいても間違いなく本命とされるアイサンテクノロジー。 見逃すわけにはいかない銘柄なのではないでしょうか?

[6634] ネクスグループ

ネクスグループ[6634]の株価チャート

ネクスグループは、無線通信機器の開発・販売、システムソリューションの提供を手掛ける企業です。ZMPと自動車テレマティクス分野での共同マーケティングを発表したことで、ZMP関連銘柄として一時ストップ高を記録しました。

ZMPの提携におけるテレマティクス分野とは、車などの移動体と通信することでサービスを提供することを指します。例えば、車両情報を収集・解析するZMPの技術と、ネクスグループの開発する通信モジュールを組み合わせることで、走行時のデータ送信や車の自動アップデートが可能になります。

レベル5の自動運転を目の前にしているテスラも、ソフトウェアのアップデートを積極的に行っており、新しい車を購入することなく新しい機能を追加できることが最大の魅力となっています。

また、親会社のフィスコ・子会社のカイカ(旧SJI)はフィンテック関連銘柄として注目されており、時価総額がカイカより小さいことからフィンテック関連の材料でも株価が動きやすい銘柄です。ネクスグループに注目するなら「フィスコ-ネクス-カイカ」と、まとめて注目しておきたいところです。

[9908] 日本電計

日本電計[9908]の株価チャート

日本電計は、電子計測機器において国内トップシェアを誇り、海外にも10か所の拠点を構える大手企業です。

ZMPの開発する自動運転システムや各種制御センサーを、日本電計が販売していくとして両社提携しています。具体的に自動車・建設機械・農業機械・物流搬送機器・移動ロボット業界などをターゲットとして販売するそうで、海外拠点を持つことからZMP製品のグローバル展開も期待されています。

また、自動運転車用衝突防止システムを展開するキーコムの製品も販売しており、自動運転・ZMP関連銘柄として大きな成長性が見込める銘柄です。トップシェアを誇る日本電計に販売してもらうことは、ZMPにとっても大きなメリットになるのではないでしょうか。

[3676] ハーツユナイテッドグループ

ハーツユナイテッドグループ[3676]の株価チャート

ハーツユナイテッドグループ(HUG)は、バグ(プログラムのミス)を修正するデバッグ事業、日本最大級のゲーム情報サイト「4Gamer.net」の運営を通してのメディア事業、ゲーム開発やCG映像などのコンテンツ制作を行うクリエイティブ事業の3つを主軸とする会社です。

上記の通り、ゲームに関する事業をメインとしていますが、ZMPとの関係は意外にも深く、「ZMPフォーラム」に協賛している他、ZMPのWebサイトにもパートナー紹介のページに名前を連ねています。

HUDの強みであるデバッグを活用し「自動車業界向けのデバッグ及びデータ収集等の実験代行に関する事業」の共同展開を行うとして、ZMPとの合弁会社「株式会社ZEG」を設立しました。各企業が自動運転システムの開発を行っている今、データ収集等の実験は非常に多く行われており、実験代行はとても需要の高いサービスだと思われます。

HUD単体ではVR関連銘柄として注目されていますが、自動車業界においては今後、ZMPと一緒に成長していくと言っても過言ではない銘柄です。

まとめ

ZMP関連銘柄は、業界ではなくZMPという会社に関連している銘柄であるだけに、自動運転関連銘柄やAI関連銘柄はもちろん、フィンテックやVRなど、高確率で複数のテーマが関連します。

複数のテーマが関連していることから、「これぞテーマ株」と思えるほど材料が豊富な一方、アンテナを張り巡らすのがとても大変になってきます。新聞・ニュースでの情報収集はもちろん、時間が無い方は安定的な銘柄の選定や、投資顧問の利用もアリだと思います。

ZMPの上場延期で株価が下落している銘柄が多いですが、あくまで「延期」です。「事故は買い 事件は売り」という相場格言がありますが、ZMPの再上場申請による名誉挽回を期待したいところです。

自動運転(ZMP)関連銘柄の”今後の見通し” “生きた情報収集”に役立つオススメ投資顧問

銘柄を取引するタイミングは、直近の発表・決算内容・テクニカルなど様々な要因が関係します。「一つの理由で飛びついて、別の原因で痛い目を見てしまう。」なんてことも・・・

しかし、サラリーマンや主婦の方がすべての要因・現状を把握するのは、非常に難しいことだと思います。ニュース・新聞ではリアルタイムな情報が手に入らない。かといって、ずっとインターネットを見続けるわけにもいきません。

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