メドレー【4480】の企業情報
企業名 | メドレー |
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証券コード | 4480 |
市場 | 東証マザーズ |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 【1.人材プラットフォーム事業】医療ヘルスケア分野における日本最大級の人材採用システム「ジョブメドレー(JobMedley)」とその周辺事業を運営。 【2.医療プラットフォーム事業】日本最大級のオンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」を中核とし、患者と医療機関双方にとってテクノロジーの恩恵を受けることが出来るプラットフォームづくりに注力。 |
関連テーマ |
遠隔医療(オンライン診療)関連銘柄としてテーマ性を強める!!
厚生労働省は2020年3月23日、新型コロナウイルス感染症の患者数が爆発的に増加した場合、自宅療養する軽症者へのビデオ通話によるオンライン診療に対する保険適用を特例的に認めることを発表しました。
オンライン診療ならば経過観察などのために通院しないで済むようになることから、院内感染を防ぐ利点を期待することが出来ます。
これまで生活習慣病など、慢性疾患のみが対象だったオンライン診療による経過観察が、新型コロナウイルス感染症の患者にも特例的に認められる流れとなり、メドレー(4480)など関連テーマとして「遠隔医療(オンライン診療)」が挙げられる銘柄はテーマ性を強める流れとなりました。
メドレーは日本全国1,000以上の医療機関で導入されているオンライン診療アプリ「CLINICS(クリニクス)」をサービス提供している会社ですが、会社HPを見ると“最も多くの先生から支持されている導入実績No.1のオンライン診療システム”というのが良さそうですね。
2020年3月17日に発表となったIR「新型コロナウイルス感染拡大への対応と影響について」にて、CLINICSオンライン診療のマスメディアでの露出が増え、それに伴い各種問い合わせが計画以上の推移となっていることが発表されていますが、利用者増により業績を伸ばしてくることを期待した買いが向かった印象ですね。
また、2020年3月31日、加藤勝信厚生労働相が経済財政諮問会議にて、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンライン診療を初診から認める検討に入ると表明したことが報じられ、遠隔医療(オンライン診療)関連銘柄は軒並み高の展開となりました。
オンライン診療は原則として初診は対面と定められていたり、緊急時に概ね30分以内に対面診療が可能であることなどの基準が設けられており、法的規制の緩和が期待されてきていますが、院内感染を減らすには初診からオンライン診療を受けれるようにした方が明らかに良さそうですよね。
2020年4月6日、日本経済新聞にて“受診歴がない初診患者についてもスマートフォンなどのビデオ通話機能を使ったオンライン診療を認める方針を固めた”と報じられていましたが、4月中にも解禁となりそうな感じでしょうか。
更に、2020年4月10日付の日本経済新聞にて“オンラインや電話で初診患者を診療した医療機関への診療報酬について、厚生労働省が2100円程度とする方向で調整に入った”という報道がありましたが、一般的な対面診療の初診料(2880円)の4分の3程度で利用できるとなれば、オンライン診療を選択する人は今後より増えていきそうですね。
材料が続き遠隔医療(オンライン診療)関連銘柄はテーマ性を強め3月半ばあたりから大きく買われてきている印象ですが、メドレーは年初来高値を2020年4月20日高値3,645円まで更新してきてますね。
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