グロース株とは?バリュー株との見分け方・比較やおすすめ銘柄について解説【2022年版】

2020年コロナ禍以降、世界的にグロース株が大きく市場をけん引し注目を集めました。

5G向けの需要拡大や巣ごもりによる通信量の増加から「電気製品」や、「情報・通信業」などの業種が大きく上昇しました。

また、任天堂に代表されるゲームが含まれる「その他製品」の分野も値を上げました。

大胆な金融政策も伴って大きく上昇したグロース株ですが、2021年に入ってからは過熱感や金利上昇懸念などの強まりから調整局面にあります。

その間、コロナワクチン効果により長らく停滞していたバリュー株が上昇していますが、今後物色が一巡して再度グロース株が上昇する前に、グロース株の基本的な知識と関連銘柄の情報得ることは非常に有益ではないでしょうか?

グロース株は大きくキャピタルゲイン(売買差益)を増加させる可能性があり、投資家に人気となっています。

グロース株とは?バリュー株との違いは?メリット・デメリットを含め分かりやすくご説明していきます。

グロース株(成長株)とは?

グロース株とは成長株とも呼ばれ、売り上げや利益が今後成長すると高く期待されている銘柄の事です。

革新的な商品や最先端の技術を活用したサービスを提供し、新たな市場を開拓する新興企業がグロース株に該当します。

投資家の思惑として現時点での業績ではなく、今後の成長に対して期待される銘柄ですので株価が高めになる傾向があります。

グロース株(成長株)の特徴

グロース株(成長株)の特徴としては何といっても株価が大きく上昇する可能性が期待できることです。

短期的にも、今後さらに成長が予想されるサプライズニュースが発表されたり、思わぬ好決算の場合、短期間で大きく株価が上昇する事もよくあります。

株式市場全体が上昇する場面においても、市場全体以上に上がっていく事も珍しくありません。

グロース株を上手にトレードできれば大きな利益をあげる事ができそうですが、将来の成長性を期待されての株価形成となるため、一般的には割高と言え、株価指標であるPERやPBRは高くなりがちです。

また、上昇トレンドであっても調整で大きく値下がりする局面もあるので注意が必要です。

長期保有を目的としてエントリーした場合は、そうした下落局面も想定した上で保有する事が大切です。

このように株価が短期間で上下するメリット・デメリットがありますので、決算などの成績はもちろん、新商品開発や経営方針等、今後を左右するニュースなど日々の情報収集はしっかり行うべきでしょう。

他にも、グロース銘柄企業は成長途中であるため利益を更なる投資に使用する事が多く、配当は少ないまたは、ほとんどない事が一般的となっています。

なので、インカムゲイン(配当金収入)には不向きと言えそうですね。

指標で見るグロース株(成長株)

グロース株(成長株)を探すときには、「ROE(自己資本利益率)」や「売上高成長率」に注目すると良いでしょう。

ROE(自己資本利益率)とは?

ROEは自己資本利益率(株主資本利益率)と呼ばれ、英語表記「Return On Equity」の文字をとりROEと言われています。

ROEが高い銘柄は株価にも好影響を与えると言われていますので経営者・資本家両者にとって大切な指標となっています。

ROEは「その株に投資してどれだけ利益を効率良く得られるか」という事を表し、収益の指標になり、「投資に見合った利益を上げているか=投資に値する会社か」と判断されるので、重要な財務指標と言えます。

ROE(%)=当期純利益÷自己資本(株主資本)×100

自己資本は株主の持ち分という見方も出来るため、株主資本とも言われます。

その自己資本を効率的に利用して利益を上げたかどうかの数値がROEです。

ROEは%表記で数値化され、一般的には10%を超える企業が優良とされています。

日本の上場企業のROE平均値は上昇しているものの、世界的には低い数値となっています。

日本の上場企業のROE平均値の画像

※参考:2019年 経済産業省 事務局説明資料

売上高成長率とは?
売上高成長率は“売上高がどれだけ伸びているか”を示しています。

売上高成長率=(当期売上高ー前期売上高)÷前期売上高

売上高成長率は数年分を見て、順調に成長しているか判断すると良いでしょう。

また、同業他社と比較するのも有効だと思われます。

グロース株とバリュー株の見分け方

それでは、グロース株と並んで良く聞く「バリュー株」とはどんな銘柄でしょうか?

両者はどう違うのか皆さんは理解されていますでしょうか?

斯く言う私も言葉は知っているのに良く分かっていない時期がありました。

ニュースで「バリュー株が好調!」であったり「グロース株が反発している!」などと報じられていたりするかと思いますが、イマイチ意味合いを理解できていないというトレーダーの方も多かったりするのではないでしょうか。

なんとなく分かっている方も、そうでない方も、今一度きちんと理解しておきましょう。

グロース株(成長株)

前述通り売上高や利益率の成長が高く、将来も現在の株価より上昇が期待される銘柄です。

また、成長を見込んで株価が割高になっている場合もありますが、2倍、3倍に成長することも珍しくなく、10倍や100倍に成長する可能性もあるのがグロース株の魅力です。(キャピタルゲイン)

PERやPBRが高く、小型のグロース銘柄には100倍を超える事も珍しくありません。

ITなどのハイテク関連企業、バイオ関連企業はグロース株である事が多いです。

バリュー株(割安株)

企業価値と比較して株価が割安である銘柄の事を指します。

株価指標であるPER、PBRが低く、すなわち割安であると判断されるのがバリュー株です。

これらの銘柄は知名度の違いはあれすでに成熟している企業でこれからの売り上げや利益の大きな成長が期待される事はないため、株価の変動が大きくなることはあまりありませんが、リスクが低く安心感はあります。

また、多くのバリュー株では配当金(インカムゲイン)や株主優待が充実しており、長期保有に向いているのも特徴です。

グロース株とバリュー株を比較

バリュー株 グロース株
特徴 企業価値に対して割安 将来性・成長性が期待されている
株価指標(PER/PBR) 低い 高い
配当金 ある事が多い 無配が多い
株価ボラティリティ 低い 高い
業種 小売、製造業、銀行業 新興、ハイテク関連
注意点 割安であってもさらに下がり塩漬けに 急落の可能性がある

グロース株とバリュー株の違いを理解し、目的に合わせて投資することは非常に大切なことだと思われます。

また、アメリカは特に顕著ですが、日本もグロース株→バリュー株、バリュー株→グロース株のサイクルが見受けられますのでトレンドに注目する事も良いでしょう。

金利と比較するグロース株、バリュー株

アメリカのバリュー指数、グロース指数の差を見ると、コロナ禍以降グロース株の優勢が見られました。

アメリカのバリュー指数とグロース指数の画像

出典:QUICKデータよりコモンズ投信作成

金融緩和政策を追い風に新しい生活様式を提案するグロース株、オンライン会議銘柄や巣ごもり関連、5G企業などが上昇しました。

日本でも値がさ株でグロース色の強い「ファーストリテイリング(9983)」や「ソフトバンクグループ(9984)」が大幅に上昇しています。

ところが2021年になって、ワクチンの接種が始まりだしたタイミングでグロース株とバリュー株の差が小さくなっています。

更に、米長期金利(米10年国債利回り)が上昇したことでバリュー株が買われグロース株が売られていく図式となっているとニュースで度々報道されるようになりました。

金利が上昇すると、借金をして設備投資などを行い事業拡大を行う新興企業、グロース株はバリュー株に比べ不利であるとの見方をされているようです。

米長期金利の上昇局面における米国株の動きの画像

しかしながら、過去5回の長期金利上昇局面でグロース指数、バリュー指数を比較すると、バリュー株がグロース株の上昇を上回ったのは2回と、必ずしもバリュー株>グロース株とは言えない結果となっています。

グロース株 銘柄一覧

日本国内の代表的なグロース株や、気になるグロース株をピックアップしてみました。

グロース株(日本国内)銘柄一覧
コード 銘柄名 市場 概要
3922 PR TIMES 東1 プレスリリース・ニュースリリース配信サービス「PR TIMES」の運営。
動画配信サービスは個人事業主による配信も拡大し純利益は連続最高益を更新。
4480 メドレー マザ オンライン診療システム、電子カルテ。
4477 BASE マザ 個人や、小規模事業者向けのECサイト「BASE」の運営。
コロナ禍において大きく売り上げを伸ばす。
9519 レノバ 東1 再生可能エネルギー関連。太陽光、バイオマス、風力などの発電事業を手掛ける。
「脱炭素」銘柄として注目を集める。
3994 マネーフォワード 東1 個人向け家計簿アプリ「マネーフォワードME」や会計・人事クラウドサービス。売上高は順調に伸び赤字脱却近づく。
4478 フリー マザ 個人事業主や中小企業向けにクラウド型の会計・人事ソフト「free」の開発、運営。
赤字脱却に向け売上高は順調に増加。
3923 ラクス 東1 クラウド事業である経費精算システム「楽楽精算」やメール管理「メールディーラー」のサービスを展開。
2015年マザーズ上場→2021年東1に格上げ。売上高は5年間で50億から4倍増の200億へ。
6920 レーザーテック 東1 半導体製造に不可欠なマスクブランクス検査装置の世界シェア100%。
2017年1月の株価は500円台。
9843 ニトリHD 東1 34期連続で増収増益を続け、17年間で株価は20倍とグロース株の代名詞。
7974 任天堂 東1 スイッチは海外でも売り切れるほど人気、2021年10月8日に有機ELモデルを発売。2021年10月1日に日経平均株価を構成する225銘柄に採用。
9983 ファーストリテイリング 東1 2002年に2000円台だった株価は10万円を突破。圧倒的な成長力。
6861 キーエンス 東1 FAセンサー(生産自動化の主役となるセンサー)、FAシステムの研究、製造。
世界中の自動車向けFAにセンサーを提供。

日本のグロース株では、大企業では「キーエンス」や「ファーストリテイリング(ユニクロ)」、最近の企業では「PR TIMES」や「マネーフォワード」などが該当します。

アメリカのグロース株

米国ではコロナ禍以降、グロース株が買われてきました。

世界的なグロース株と言えるGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)から、
コロナ禍以降の新しい生活様式に合わせて急成長したオンライン会議の「Zoom」、電気自動車の「テスラ」、画像処理半導体の「エヌビディア」など、米国株には数え切れないほどのグロース株が存在します。

GAFAM(ガーファム)について

ご存じの方も多いかと思いますが「GAFAM(ガーファム)」は米国の巨大IT企業、Google、Apple、Facebook、Amazon.com、Microsoftの5社の事を指します。

これらの企業は世界中のインフラとしてなくてはならない存在となっています。

GAFAMは企業の成長に伴い株価を大きく上げてきていますが、例えばアップル(AAPL)の2021年の始値は133.52ドルですが、2000年の始値は0.94ドルでした。

約20年間で140倍高と成長し、100万円分を購入していれば1億4000万円になっていたという、とんでもない利益となっています。(為替レート無視)

アップル(AAPL) グーグル(GOOG) フェイスブック(FB) アマゾン・ドット・コム(AMZN) マイクロソフト(MSFT)
世界時価総額順位 1位 4位 6位 5位 2位
2021年始値($) 133.52 2758.00 274.78 3270.00 222.53
2015年始値($)/比率 27.85
(4.8倍)
527.56
(5.2倍)
78.58
(3.5倍)
312.58
(10.5倍)
46.66
(4.8倍)
2000年始値($)/比率 0.94
(142.0倍)
81.5
(40.1倍)
58.69
(3.8倍)

最近では日本の独占禁止法に近い反トラスト法違反の疑いというニュースが話題になりましたが、そのくらい世界的に影響のある企業に成長しています。

GAFAM5社の時価総額は代表的な指数であるS&P500(日本のTOPIXにあたる)の20%を占め、
東証1部全銘柄の合計よりも大きくなっています。

このように、あまりにも国家間を超えた影響力をわずか5社で持っているという事は、これからの国際社会の問題とも言えるかもしれません。

人々の日々の生活において当たり前の存在として使用されているサービスを提供するこれら巨大企業に続く存在が日本から登場して欲しいものですね。

因みに、世界時価総額順位の3位には「サウジアラムコ(サウジアラビア王国の国有石油会社)」が入り、7位にはテスラ社(米大手EVメーカー)が入ります。

ETFで比較するアメリカのバリュー株とグロース株

米国ETFでグロース株を確認してみましょう。

米国のグロース株に投資する「バンガード・グロースETF」(VUG)は、バリュー株ETF(VTV)や、S&P500指数連動型ETF(VOO)に比べ過去10年で最も上昇率が高くなっています。

米国ETF(ティッカー) VUG VTV VOO
ファンド名 バンガード・グロースETF バンガード・バリューETF バンガードS&P500ETF
運用資産(100万ドル) 73,873 82,282 226,028
直近価格($) 270.24 140.44 386.48
年初来騰落率 6.7% 18.1% 12.5%
10年 16.7% 12.3% 14.4%
経費率(年率) 0.04% 0.04% 0.03%
運用会社 バンガード

※bloomberg 2021年6月

2021年後半、世界市場は米国の「テーパリング(量的緩和の縮小)」や「長期金利上昇」に注目が集まっており、グロース株よりバリュー株が優勢となっていますが、テーパリングを織り込み、長期金利も和らぐ局面が訪れると、高収益成長が見込まれるグロース株が見直される可能性もあると考えられます。

業績予想はグロース株>バリュー株、S&P500とされ、相対的に成長期待は高くなっています。

直近ではグロース株を売り、バリュー株を買うリバランスが行われているようですが、これからの市場環境の変化を見極め賢い投資戦略を行いたいところです。

ハイパーグロース株

ハイパーグロース株とは、“前年比で成長率が40%以上の企業”と定義されています。

あくまで成長率が基準でハイテク銘柄など業種は問いません。

だた、実情は成長率40%もあいまいで満たない企業もハイパーグロース株と言われたりします。

ハイパーグロース株に投資するメリットデメリットは、グロース株と呼ばれる銘柄よりも更に株価が大きく値動きする可能性があることでしょう。

米国上場のハイパーグロース株

銘柄名
(ティッカー)
概要
ズーム
(ZM)
ビデオ会議の代表的銘柄。
オクタ
(OKTA)
パスワード権限をクラウド上で管理するサービスを提供。
ヴィーヴァシステムズ
(VEEV)
医療向けの研究開発や臨床試験、新薬承認、マーケティングなどの重要な活動を効率化するソフトウェアを、クラウドを通じて提供。
ピンタレスト
(PINS)
画像を軸に情報を探せるSNS。
Webサイト、あるいはPinterest上にある画像を自分のボードに集めることができる画像収集サービス。
ファイバー
(FVRR)
イスラエルの企業。フリーランサーとビジネスを結び付け、グラフィックデザイン、デジタルマーケティング、プログラミング、ビデオ、およびアニメーションを含む7つ以上の分野で、200を超えるカテゴリのデジタルサービスを提供。
テスラ
(TSLA)
電気自動車や太陽光発電、総合的な再生可能エネルギーソリューションを提供。
ニオ
(NIO)
中国のEV(電気自動車)メーカー。
プラグパワー
(PLUG)
燃料(水素)電池メーカー。燃料電池関連の技術・原料を内製できるビジネスモデルを確立。
エッツィー
(ETSY)
世界中で3000万人が利用する世界最大のハンドメイドマーケットプレイス「ETSY」を運営。
グリーンサムインダストリーズ
(GTBIF)
2020年に11カ所で医療用大麻薬局を開設。合計97カ所で大麻小売認可を取得しており、2021年通期売上高を8億4,000万ドルに増やす。
テラドックヘルス
(TDOC)
遠隔医療のプラットフォーム。リモートで医療サービスを受けることができる遠隔医療のパイオニア的存在。

日本のハイパーグロース株としては「エムスリー(2413)」や、「弁護士ドットコム(6027)」などが挙げられていたりしますが、米国株と比べるとこれといった銘柄も少なくてニッチなサービスが多く、世界的なサービスまでは成長出来ていません。

今後、日本を代表するハイパーグロース株と呼べる銘柄が出てくるのを期待したいですね。

グロース株(成長株)のおすすめ銘柄は?【2022年】

それでは来るべき2022年に注目しておきたいグロース株(成長株)をいくつかピックアップしご紹介してみたいと思います。

注目のグロース株【2022年】マネーフォワード(3994)

3994 マネーフォワードのチャート

※時価総額:4,058億円、PER-倍、PBR9.86倍(2021年10月26日時点)

マネーフォワード(4776)は2017年に東証マザーズ市場へ上場した新興企業のグロース株です。

お馴染みの個人向け家計簿アプリ「マネーフォワードME」や会計・人事クラウドサービスを行っています。

売上高は2015年には4億円だったのが2020年に約28倍の114憶円を突破、会員数も1,100万を超え急成長を見せています。

今後もテレワークが定着する事で法人向けクラウドサービスの需要増が期待されそうですね。

成長を優先させるため広告費や人件費に資金を投入しているので、営業利益はまだ赤字で配当もなく無配ですが、大きく成長する同社に期待が集まり株価は上昇しています。

赤字脱却に向け事業に取り組み、いよいよこれが脱却となってくると更なる株価上昇が期待できるのではないでしょうか。

注目のグロース株【2022年】メルカリ(4385)

4385 メルカリのチャート

※時価総額:10,377億円、PER-倍、PBR26.57倍(2021年10月26日時点)

メルカリ(4385)はフリーマーケット事業で国内をけん引している銘柄です。

スマホ決済サービス「メルペイ」も利用者が増加し2021年6月期の業績を上方修正しています。

日本でメルカリは社会インフラとなりつつあり、今後の長期的な業績拡大が期待できるグロース株と言えます。

また、2022年の東証再編によるプライム昇格に期待が集まっている銘柄でもあります。

注目のグロース株【2022年】ブロードバンドセキュリティ(4398)

4398 ブロードバンドセキュリティのチャート

※時価総額:62.4億円、PER22.7倍、PBR6.11倍(2021年10月26日時点)

ブロードバンドセキュリティ(4398)はWEB上のセキュリティ対策を中心にセキュリティ診断やコンサルティングサービスを行う総合セキュリティ会社です。

コロナ禍において、リモートワークが浸透したことにより業績が拡大しました。

今後リモートワークは定着するでしょうし、そこで生じる様々なネットワーク上のリスクに対応する「クラウドセキュリティ診断サービス」は多くの企業からのニーズに応える事が期待されます。

情報セキュリティ関連はやはり強く、将来性・成長性が期待される銘柄だと思われます。

注目のグロース株【2022年】ニトリホールディングス(9843)

9843 ニトリホールディングスのチャート

※時価総額:23,736億円、PER23.8倍、PBR3.37倍(2021年10月26日時点)

ニトリホールディングス(9843)は長期に渡り業績成長を続けるグロース株の代表格です。

1967年創業後、右肩上がりの34期連続の増収・増益を続けています。

今期も島忠買収を行ったり、PB(プライベートブランド)家電の販売拡大で最高純益予定となっています。

また配当金も長期で増配を続けており、2021年で17期連続となるグロース+バリュー株と言える存在であります。

株主優待も10%割引券を受け取れるなど、投資家にとって圧倒的な魅力をもつ銘柄と言えるでしょう。

直近株価は値を下げて75日移動平均線を割り込んでいます。

次の上昇トレンドを上手く掴み取れるチャンスかもしれません。

グロース株(成長株)を上手く狙いたい人は?

グロース株は銘柄選定に加えてエントリータイミングがとても重要です。

なぜならその企業の業績が良く、将来にわたり成長が期待できる銘柄であっても株価の上下が大きいためです。

しかし、グロース株(成長株)を早い段階で発掘できれば、大きな利益へと繋がってくることでしょう。

ただ、数ある銘柄の中から、多くの投資家に先駆けグロース株(成長株)を発掘するのはそう簡単なことではありません。

サラリーマン投資家の方や主婦業をしながら株式投資をされている方など、なかなか銘柄選定を行う時間を取れないという方が殆どではないでしょうか。

しかしながら、最近は昔と違いネット上で情報を集めやすくなり、投資先選びに役立つ情報を配信している株情報サイトもたくさんある時代です。

なのでグロース株(成長株)への投資を成功させたいと思われる方は、投資に役立つ情報を配信しているサイトにメルマガ登録するなどして、『自分で銘柄選定を行う』のではなく『株情報サイトが分析した注目銘柄情報などを受け取ってチェックする』ようにすればいいかと思います。

投資関連雑誌などでグロース株(成長株)に関する特集が組まれたりすることもあるかと思いますが、雑誌や書籍などは執筆されてから書店にならぶまでにタイムラグがあるので、ネット上ですぐに最新の情報が公開される株情報サイトの方が、よりリアルタイムに旬な注目銘柄をチェックできるかと思います。

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新生ジャパン投資」は、ラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信している株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしている「高山緑星」こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。

株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが「高山緑星」こと「前池英樹」です。

2023年以降の一部配信銘柄
証券コード推奨銘柄配信時株価高値推移
7578ニチリョク1146657ヵ月で約5.83倍
7214GMB8873,3502ヵ月で3.77倍
5132pluszero4,30010,302ヵ月で2.39倍
7047ポート1,2802,9307ヵ月で2.28倍
4570免疫生物研究所4329614ヵ月で2.22倍
3992ニーズウェル4239244ヵ月で2.18倍
6430ダイコク電機2,7105,8507ヵ月で2.15倍
5253カバー1,4703,1703ヵ月で2.15倍
3984ユーザーローカル1,6033,3754ヵ月で2.1倍
7047ポート1,4212,9306ヵ月で2.06倍
4415ブロードエンタープライズ1,1062,2404ヵ月で2.02倍
3992ニーズウェル4589243ヵ月で2.01倍
4270BeeX2,0954,2206ヵ月で2.01倍

上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。

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ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして生成AIが人気化した2023年のAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。

テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。

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