製造分野において人間より速く、正確に作業をこなす生産用ロボット。
そして、ペッパーやルンバのように、私たちの生活を便利にしてくれるサービスロボット。
今人気の人工知能(AI)やIoTと非常に深い関係性を持っているロボット関連銘柄は、投資家としては見逃せないテーマではないでしょうか?
ロボット市場の現状と今後の予想推移を見れば、ロボット関連銘柄が注目されている理由が一目瞭然。
そこで、今回は日本ロボット工業会と産業省のデータを元に”ロボット関連銘柄が見逃せないテーマであるワケ”をご説明しようと思います。
そして、ロボット関連銘柄を「産業用・サービス・部品」の3つに分類して、計17銘柄ご紹介。
その需要は世界中で拡大しており、ロボット大国である日本に大きなビジネスチャンスが舞い込もうとしています。
目次
ロボット関連銘柄が注目されるワケ
ロボットは「産業用ロボット」と「サービスロボット」に分類でき、それぞれ産業用ロボット市場の拡大、サービスロボットの成長が期待されています。また、世界で急速に開発が進められている人工知能(AI)やIoTとの相性がよく、豊富なテーマ性も魅力の一つです。
産業用ロボットの市場予測
製造分野において人間に代わって製造作業を行うロボットが、「産業用ロボット」です。
日本ロボット工業会によると、日本では約28万台以上で世界最多の生産用ロボットが稼働しています。
そして、中国では5年間で5倍増加し25万台、アメリカや韓国も2015年に20万台を超えました。
不況や工場の海外移転で国内の稼働数は減っているものの、今世界各国で産業用ロボットの市場が拡大していることが見て取れます。
– | 産業用ロボット稼働台数(台) | |||
---|---|---|---|---|
2000年 | 2005年 | 2010年 | 2015年 | |
日本 | 389,442 | 373,481 | 307,698 | 286,554 |
中国 | 930 | 11,557 | 52,290 | 256,463 |
アメリカ | 89,880 | 85,476 | 149,836 | 234,245 |
韓国 | 37,988 | 61,576 | 101,080 | 210,458 |
これらを踏まえて、稼働台数世界1位・世界最大のロボット生産数を誇る日本には
大きなビジネスチャンスが期待できるとのことから、ロボット関連銘柄が注目されています。
サービスロボットの市場予測
産業用ロボット以外は全て「サービスロボット」と呼ばれます。
例えば、ソフトバンクのペッパーを始めとするコミュニケーションロボット、ルンバを始めとする家事代行ロボット、他にも介護用・危険作業用ロボットなど、「サービスロボット」も注目の理由となっています。
経済産業省のロボット市場予測を見てみると、年々サービスロボットの割合が増加し、2025年には産業用ロボットを超えていることが分かります。
– | 将来市場予測(億円) | |||
---|---|---|---|---|
2015年 | 2020年 | 2025年 | 2035年 | |
産業用ロボット | 10,018 | 12,564 | 15,807 | 27,294 |
サービスロボット | 3,733 | 10,241 | 26,462 | 49,568 |
その他 | 2,238 | 5,728 | 10,312 | 20,218 |
合計(億円) | 15,989 | 28,533 | 52,581 | 97,080 |
サービスロボットは、決まった動きを行う産業用ロボットとは違い、人工知能(AI)を搭載したりIoT化によってインターネットを通じて操作したりなど、今人気のテーマと共に成長していく分野となります。
関連性の深いテーマ
先ほどお話ししたように、ロボット産業の中でも、特にサービスロボットは人工知能やIoTと深い関わりを持っています。
株価が連動して動く可能性もあるので、頭の隅に置いておきたいところです。
ロボット×人工知能(AI)
ロボットに人工知能(AI)を搭載し学習させることで、決まった動きを正確に行う産業用ロボットとは違い、様々な状況に対応できるロボットとなります。
例えば、自然対話や表情認識など、臨機応変な対応が必要な「コミュニケーションロボット」において、人工知能は必須です。
2018年1月9日~12日までラスベガスで開催された「CES2018」において、ホンダはコミュニケーションロボットのコンセプトモデル「3E-A18」を展示しました。
「3E-A18」には、ホンダが研究している協調や協力に重点を置いた人工知能「CI(Cooperative Intelligence)」が搭載されています。
また、自動運転においても、人工知能が周りの状況を把握・学習し、車というロボットが実行するという点で「ロボット×人工知能」となるので、近縁のテーマと考えてよいでしょう。
ロボット×IoT
現在、飛躍的に進化している分野にIoTがあります。
IoTとは「モノのインターネット」と呼ばれ、モノとインターネットが繋がることを指します。
例えば、冷蔵庫がIoT化されると、足りない物を知らせてくれる上に、そのまま冷蔵庫で注文できる。といった具合に、私たちが確認していた情報を”モノ”が確認し、知らせてくれるようになります。
しかし、多くの家電製品がIoT化した場合、それぞれの製品から個別に通知されるのでは非常に不便。
そこで登場するのが、全ての通知・操作を集約する「スマートロボット」。
IoTと私たちの間にスマートロボットを挟むことで、個別で通知を受け取ったり操作する必要がなくなり、家電製品自体のコストも削減することができます。
家電製品においては、スマートロボットが間に入って初めてIoTが完成すると言っても過言ではないでしょう。
ロボット関連銘柄 一覧表
需要拡大に期待がかかるロボット関連銘柄を、それぞれ「産業用ロボット」「サービスロボット」「ロボット用部品・ソフトウェア」に分類してご紹介します。
産業用ロボット銘柄 一覧表
証券コード | 企業名 | 概要 |
---|---|---|
6954 | ファナック | 多関節ロボットで国内首位、世界4大産業用ロボットメーカーのひとつ |
3443 | 川田テクノロジーズ | 人と一緒に作業できる世界初の産業用ロボット「ネクステージ(NEXTAGE)」 |
6506 | 安川電機 | 産業用ロボット世界シェア第4位、人協働ロボットタイプも販売開始 |
6474 | 不二越 | 自動車製造のロボットを手掛ける、中国で産業用ロボットの工場を開設 |
7012 | 川崎重工業 | 産業用ロボットで50年の実績、シスメックスと共同で手術用ロボットを開発中 |
6724 | セイコーエプソン | 水平方向にアームが動作する産業用ロボット「スカラロボット」が6年連続世界シェア1位 |
サービスロボット銘柄 一覧表
証券コード | 企業名 | 概要 |
---|---|---|
7779 | CYBERDYNE | 世界初のサイボーグ型ロボット「HAL」を開発 |
3444 | 菊池製作所 | 装着型の作業支援ロボット「マッスルスーツ」を開発 |
2158 | FRONTEO | 自社開発の人工知能「KIBIT」を搭載したロボット「Kibiro」を手掛ける |
6471 | 日本精工 | 「ガイダンスロボット LIGHBOT」を実用化、国際規格ISO 13482の認証を取得 |
7991 | マミヤ・オーピー | 芝刈り作業者やトラクターに搭載可能な自律走行システム「I-GINS」を手掛ける |
3914 | ジグソー | 宇宙空間での資源探査を目的とした「宇宙群ロボット」をispaceと共同研究開発 |
ロボット用部品・ソフトウェア銘柄 一覧表
証券コード | 企業名 | 概要 |
---|---|---|
6324 | ハーモニック・ドライブ・システムズ | 産業用ロボットに使用される精密減速機の「ハーモニックドライブ」を手掛ける |
6433 | ヒーハイスト精工 | 早稲田大学とテムザックが共同開発した「人間搭乗型2足歩行ロボット」に球面軸受とボールスプラインを提供 |
6268 | ナブテスコ | 産業用ロボットの関節として使われる精密減速機を手掛ける |
3741 | セック | 2003年からロボットソフトウェアの研究開発に取り組み、RT(ロボットテクノロジー)ミドルウェアの普及を進める |
7268 | タツミ | 自社部品の生産効率化へロボットを活用、新規事業としてロボット用部品の開発・販売を進める |
ロボット関連銘柄【産業用ロボット】
現代の製造業には必要不可欠。
安定して需要を伸ばしている「産業用ロボット」を手掛けるロボット関連銘柄です。
ファナック(6954)
ファナック(6954)は、工作機械用CNC装置で世界首位(国内シェア7割)、多関節ロボットで国内首位を誇る会社です。
安川電機、スイスのABBグループ、ドイツのクーカと並んで世界4大産業用ロボットメーカーのひとつです。
11月6日、ファナックの産業用ロボット生産台数が世界最多の累計50万台を超えました。
日本、アジア諸国で工場の省人化、自動化投資が伸びており、量産ペースは今後更に早まると思われます。
また、ゴールドマンサックスによる買い推奨のリスト「コンビクションリスト」に採用されており、このリストは「採用した時点から12ヵ月において約15~20%以上の絶対的なトータル・リターンが期待できる銘柄」とされていることから多くの買いが集まっています。
川田テクノロジーズ(3443)
川田テクノロジーズ(3443)は、建設業、システム建築、機械装置の設計製作、二足歩行ロボット開発などを手掛ける会社です。
人型工業用ロボット「NEXTAGE」を納入して世界で初めて人と複数のロボットによる組み立て作業の連携を実現しました。経済産業省のロボット大賞で次世代産業特別賞を受賞したことでも話題となりました。
安川電機(6506)
安川電機(6506)は、産業用ロボットを始めとするメカトロニクス製品の製造を手掛けるメーカーです。
ファナックと同じく、世界4大産業用ロボットメーカーのひとつです。
自社の産業用ロボットMOTOMAN(モートマン)の新たなラインアップとして、協働ロボットタイプを販売開始しました。
安全柵なしで人と協働して作業することができるため、ねじ締め作業や組み立て作業、小物部品の仕分けなど幅広い一般産業分野におけるロボット活用の拡大が期待できるとしています。
また、2018年後半に予定している江蘇省の工場増設に合わせて、月産台数を1200台から1500台に引き上げると報じられており、スマートフォンやコンピューター向けにロボット需要が高まっていることから、これに対応するのが狙いとされています。
不二越(6474)
不二越(6474)は、切削工具・ベアリング・自動車製造用ロボットの製造を中心に手掛ける会社です。
1月11日、2018年11月期通期の連結業績予想を発表しました。
売上高は2500億円(前期比5.3%増)、営業利益は180億円(同11.6%増)、最終利益は110億円(同12.8%増)を見込んでいるとのことから買いが集まり、昨年来高値を更新しました。
自動化投資が伸びている現在、自動車・建設機械分野からの需要は非常に高く、今後も期待したいところです。
川崎重工業(7012)
川崎重工業(7012)は、オートバイ・航空機・鉄道車両・船舶などの輸送機器を主軸とし、その他機械装置の製造も手掛ける会社です。
産業用ロボットの製造において50年の歴史を持っています。
血液検査機器などを手掛けるシスメックスと共同で、合同会社メディカロイドを作り、現在手術支援ロボットを開発しています。2019年に発売予定で、すでに試作機が完成に近い状況とのことなので、続報が期待されています。
2017年12月25日、ノルウェーのオフショア作業船に関する契約の解除を発表しました。オフショア作業船の契約は、当面の最大リスクであったために、三菱UFJモルガン・スタンレー証券はリスクの解消を評価し、目標株価を4,800円から5,000円に引き上げました。
セイコーエプソン(6724)
セイコーエプソン(6724)は、プリンターやプロジェクタなどの情報関連機器、半導体などの電子デバイス部品の製造、そして産業用ロボットの開発を手掛ける会社です。水平方向にアームが動作する産業用ロボット「スカラロボット」において6年連続世界シェア1位を誇っています。
2017年11月27日に開いた「ロボティクスソリューションズ事業戦略説明会」では、2016年度は169億円だったロボット事業の売上高を2020年度までに約400億円、さらに2025年度までに約1000億円に引き上げる方針を発表しました。
また、2018年度から協働ロボット市場に参入することも明らかにしており、今後のロボット市場は協働ロボットに注目が集まるのではないでしょうか。
ロボット関連銘柄【サービスロボット】
様々な用途に向けて開発が進むにつれ、今後特に注目されていくであろう「サービスロボット」を手掛けるロボット関連銘柄です。
CYBERDYNE(7779)
CYBERDYNE(7779)は、サイバニクス技術に関する研究開発、製造、販売を手掛ける会社です。
2014年3月にマザーズ市場に上場した会社で、上場前からロボット関連銘柄として期待され、当時の市場を賑わせました。
世界初のサイボーグ型ロボット「HAL」を手掛けています。
HALは、身体を動かそうとする際に脳から筋肉へ送られる微弱な信号を読み取り、その動作を支援してくれるロボットです。現在、医療用・介護支援・作業支援・自立支援用と様々な用途に合わせたモデルが提供されています。
また、2016年1月に「HAL」への保険適用が決まったことも後押しし、今後の期待も更に大きなものとなっています。
菊池製作所(3444)
菊池製作所(3444)は、精密機器や自動車部品メーカーを主顧客とする会社で、近年ではマッスルスーツやドローン、災害支援ロボなどの新分野も育成しています。
CYBERDYNEと同じく、装着型のロボット「マッスルスーツ」を手掛けています。工場・物流分野だけでなく、訪問入浴などの介護職向けに腰補助用マッスルスーツを実用化しました。
時価総額が111億円と小さく、軽い値動きが期待できる銘柄だと思われます。
FRONTEO(2158)(旧UBIC)
FRONTEO(2158)は、人工知能「KIBIT」を手掛けていることから、人工知能(AI)関連銘柄として注目を集めている会社です。
また、そのKIBITを搭載したロボット「Kibiro」の開発により、ロボット関連銘柄でも本命として見られています。
野村證券の一部店舗で、受付対応や待ち時間を活用したイベント情報の紹介を目的に「Kibiro」が採用されたことで注目が集まりました。
ペッパーを始めとするコミュニケーションロボットは競争率が高く、今後どのような展開を見せるのか気になるところです。
日本精工(6471)
日本精工(6471)は、ベアリングにおいて国内トップシェアを誇り、他にも電動パワーステアリング、ボールねじでも高シェアを有する会社です。
自動的にユーザーを目的地まで誘導案内してくれる障害物回避先導ロボット「LIGHBOT」を手掛けています。
盲導犬や介護犬の代用、高齢者の移動支援などを目指したもので、病院や商業施設などの迷いやすい場所でも、利用者が目的地を入力するだけで安全に目的地まで案内してくれるロボットです。
天井のマーカーを認識することで、現在位置を把握するので、エレベーターを使用して他の階での使用も可能となっており、非常に幅広い需要が期待できると思われます。
今後、病院や商業施設では当たり前の存在になるときが来るかもしれません。
マミヤ・オーピー(7991)
マミヤ・オーピー(7991)は、パチンコ玉貸機、小型券売機などの電子機器事業を行っていることから、カジノ関連銘柄としても注目を集めている銘柄です。
また、芝刈り作業者やトラクターに搭載可能な自律走行システム「I-GINS」を手掛けており、ロボット関連銘柄はもちろんのこと、スマート農業関連銘柄としても本命視されています。
豊富なテーマ性を持つマミヤ・オーピーは、それぞれのテーマにおける材料が期待でき、目が離せない銘柄ではないでしょうか。
ジグソー(3914)
ジグソー(3914)は、インターネットの自動運用サービスを提供するシステム運用会社です。ビッグデータの活用に強みを持っているため、IoT関連銘柄でも有名な銘柄です。
2016年3月2日、航空宇宙企業「ispace」と共に、月や小惑星などの資源調査のため、1000台規模の超小型ロボットで構成される「宇宙群ロボット」の研究開発を開始しました。
自律的に動く多数のロボットが、他のロボットとの距離や速度を判断しながら移動することで、より効率的に広範囲を調査できるとされています。
特に月面水資源調査での利用が最重視されており、ispaceが2018年~2023年にかけて実施予定の月面資源探査において実運用が予定されています。
ロボット関連銘柄【ロボット用部品・ソフトウェア】
ロボットの生産を下支えする「ロボット用部品・ソフトウェア」を手掛けるロボット関連銘柄です。
ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)
ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)は、産業用ロボットの関節部に使われる高精度減速装置「ハーモニックドライブ」等を手掛けている会社です。
技術力が高く、NASA火星探査車の駆動部に使用された実績も持っています。
世界中で産業用ロボット市場が拡大している影響で減速機が伸長している他、自動車の生産ラインや半導体製造装置向けの需要も高まっています。
産業用ロボットの需要が高まる一方の現在、大きなビジネスチャンスが期待できる銘柄ではないでしょうか。
ヒーハイスト精工(6433)
ヒーハイスト精工(6433)は、産業機械向けの直動ベアリングが主力の会社です。
小型製品に強みを持っている他、液晶製造装置用の位置決め部品などのユニット製品も手掛けています。
早稲田大学とテムザックが共同開発した「人間搭乗型2足歩行ロボット」に、球面軸受とボールスプラインを提供していることからロボット関連銘柄として注目されています。
時価総額は44.96億円と小さく、今後ロボット市場の波にどう乗るか期待の銘柄です。
ナブテスコ(6268)
ナブテスコ(6268)は、精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器等を手掛ける会社です。
モーションコントロール技術を主軸とし、鉄道車両用ドア開閉装置では国内トップシェアを誇っています。
2017年9月5日には、産業ロボット向け精密減速機や建機向け油圧機器を中心とした事業の業績が好調であるとして、野村証券が目標株価を3150円から3700円へ引き上げました。
工場の自動化に伴う恩恵が見受けられており、今後もロボット市場と共に需要が拡大していくのではないでしょうか。
セック(3741)
セック(3741)は、リアルタイム技術を専門的に取り扱うソフトウェア企業です。先端技術分野に強みを持っており、宇宙先端システム分野でも事業展開しています。
2017年10月6日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施している「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」に採択されたとの発表がありました。
このNEDOプロジェクトでは、ロボットの未活用領域であるレストランやコンビニで、人と共に軽作業が可能なロボットの開発を目的としています。
また、自動運転や産業用などのロボット事業の売り上げが業績を牽引し、2019年3月期の単独営業利益は今期推定比20%増の6億円前後と連続2ケタ増益が見込めるとされています。
タツミ(7268)
タツミ(7268)は、自動車の電装品用部品やブレーキ用部品を主軸としている会社です。
売上の半分が親会社のミツバ向けとなっています。
新事業としてロボット用部品の開発に乗り出すとの報道で、ロボット関連銘柄として注目されています。
ロボット関連銘柄の出遅れとして、今後の展開が楽しみな銘柄です。
ロボット関連銘柄まとめ
工場の自動化による生産ロボット市場の拡大、家庭・商業施設向けのコミュニティロボットや医療・介護向けの支援ロボットなど、市場を賑わす豊富な材料を持つロボット関連銘柄。
世界各国で急速に開発が進められている人工知能・IoTと共に成長し、私たちの生活に溶け込む日も近いかもしれません。