【株式投資アノマリー】4月は外国人投資家が19年連続で買い越し

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新型コロナウイルスの感染拡大で景気減速懸念が強まり世界株安の流れとなりましたが、2020年3月16日にNYダウが過去最大の下げ幅「2997.10ドル安」を記録するも、3月17日の日経平均株価は9円49銭高と小幅ながら反発し取引終了となりましたね。

NYダウの暴落を見てまだ下げるのかと思われた方も多いのではないかと思いますが、今日の日本株は+9円ほどの反発ですが“強かった”と言えるのではないでしょうか。

NYダウは3月9日、3月12日、3月16日と、過去最大の下げ幅を更新してきていますが、日本はここしばらく欧州や欧米と比べそこまで感染が拡大していないことから買われてくるかもしれませんね。

中国株が売られ、日本株が売られ、米国株、欧州株が売られと、新型コロナウイルスの感染拡大で各国売られてきましたが、日本株は感染拡大がそこまで大きくないことや日銀が追加の金融緩和「ETF買い年12兆円」を発表したことを受け底打ち感が強まりリバ狙いの買いが強まってくることを期待したいですね。

NYダウの時系列データ
日付 始値 高値 安値 終値 前営業日比
2020年3月16日 20,917.53 21,768.28 20,116.46 20,188.52 -2997.10(-12.93%)
2020年3月13日 21,973.82 23,189.76 21,285.37 23,185.62 +1985.00(+9.36%)
2020年3月12日 22,184.71 22,837.95 21,154.46 21,200.62 -2352.60(-9.99%)
2020年3月11日 24,604.63 24,604.63 23,328.32 23,553.22 -1464.94(-5.86%)
2020年3月10日 24,453.00 25,020.99 23,690.34 25,018.16 +1167.14(+4.89%)
2020年3月09日 24,992.36 24,992.36 23,706.07 23,851.02 -2013.76(-7.79%)
日経平均株価の時系列データ
日付 始値 高値 安値 終値 前営業日比
2020年3月17日 16,726.95 17,557.04 16,378.94 17,011.53 +9.49(+0.06%)
2020年3月16日 17,586.08 17,785.76 16,914.45 17,002.04 -429.01(-2.46%)
2020年3月13日 18,183.47 18,184.46 16,690.60 17,431.05 -1128.58(-6.08%)
2020年3月12日 19,064.51 19,142.18 18,339.27 18,559.63 -856.43(-4.41%)
2020年3月11日 19,758.26 19,974.83 19,392.25 19,416.06 -451.06(-2.27%)
2020年3月10日 19,474.89 19,970.35 18,891.77 19,867.12 +168.36(+0.85%)

根本的な問題解決は感染拡大がピークアウトするか、新型コロナウイルスのワクチン開発に進展があるかなどによってくるかと思いますが、中国や日本における感染拡大が3ヵ月ほどで落ち着いてきていることを考えると、米国、欧州も同じようなペースで回復の兆しをみせてくることを期待したいですね。

中国の発表内容は本当なのだろうか?と少し疑問に思うことはありますが、武漢市における新型コロナウイルス患者の回復者数は3万6000人となったようです。

この数は全患者数の70%を超えているようですが、武漢市のある湖北省以外において、企業は正常な活動を徐々に再開しつつあるようです。

しかしながら、短期で大したリバもなく一気に下げたことで上手く売り逃げることが出来ずフルポジでつかまっている人も多そうなので、戻り売りも多そうな感じでしょうか。

早い段階でナンピンし含み損を拡大させてしまった人も多そうですし、相場がV字回復するのは現実的に難しいかもしれませんね。

日本株は東京オリンピックが開催されるのかどうかへの懸念もありそうですが、さすがに7月末まで4ヵ月以上もあればもう殆ど収束していないものですかね。

東京オリンピック開催で再び感染が拡大してしまう可能性を考えると延期が妥当とされてくるかもしれませんが、さすがに中止とまではいかないのではないでしょうか。

しかしながら東京オリンピック延期には課題が山積みなようなので、このあと余程のことがない限りは予定通り開催に向け進められるのではないでしょうか。

【株式投資アノマリー】外国人投資家による4月日本株買いに期待

外国人投資家による4月日本株買い

3月半ばを過ぎ早いもので10営業日後から4月相場となりますが、株式投資のアノマリーとして4月相場は外国人投資家が日本株を買うというのがあります。

アノマリー(Anomaly)とは

理論的根拠はないが経験的に観測することができるマーケットの規則性のこと。合理的な説明ができない現象のこと。

所得税が確定し、納税のために保有していたお金が株に再投資されることが外国人投資家による4月日本株買いの要因だと言われますが、19年も連続で日本株を買い越してきているとなると、今年2020年4月も外国人投資家による日本株買いが期待されるのではないでしょうか。

また、NYダウは4月、14年連続で上昇となっているようです。

新型コロナウイルスの感染拡大はこれまでにないケースなので、今年も外国人投資家による4月日本株買いというアノマリー通りとなるかは分かりませんが、1年を通し最も海外投資家が日本株を買い越す月とされているのが4月なので、外国人投資家による日本株買いが強まってくるのを期待した動きがもしかしたらこのあと出てくるかもしれませんね。

ここまで短期で一気に相場が崩れたのはAIによる売りの影響が大きかったりするのではないかと思ったりもしますが、悪材料はほぼ出尽くしとなってきているのではないかと思われるので、今後の見通しを立てこの後の相場にしっかりと冷静に対応していくようにしたいですね。

コロナショックの影響で多くの銘柄が大バーゲンセールの様相を強めていますが、これからまた物色されてくるテーマ株は色々あるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきている株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。

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リョウジ

運営チーム統括。株式投資歴15年以上の30代後半。日々のマーケットの動きを注意深く観察し、リスク管理と長期的な視点を重視した投資戦略で収益は比較的安定。愛犬と過ごす時間を大切にしており、散歩の時間は長め。投資家仲間や友人と情報交換を行いながら、常に最新の市場トレンド、株式テーマをキャッチアップし、短期トレードの儲けのコツ「テーマ株・材料銘柄投資」に関する役立つ情報をご紹介しています。