2015年から市場を席巻してきたテーマ株。
2017年の上半期を沸かせた株式テーマ・関連銘柄の好調を目の当たりにして、下半期の本命テーマや出遅れ株を探している方も多いのではないでしょうか?
新型iPhoneに搭載された「有機EL関連」の主力株として、2016年から2017年の現在まで値を上げ続ける【6258】平田機工や、「ビットコイン関連銘柄」として注目を集め、わずか一カ月で株価5倍!! テンバガーを達成させた【3825】リミックスポイント、筆頭株主(RIZAPグループ)の買い増し発表を材料に、連日のストップ高を演じた【3185】夢展望など、テーマ株の勢いはこのまま変わらず、2017年後半戦も話題の中心であることは間違いありません。
このページでは、2017年の上半期を沸かせた主要テーマの動向をおさらいしつつ、下半期の注目テーマ株をまとめてご紹介します。
各テーマごとの本命とされる個別銘柄から、テーマ株相場を勝ち抜く為の情報源など、テーマ株投資に役立つ情報を是非チェックしてください。
まだ上がるテーマ株2017年上半期総チェック!!
2015年から2016年、市場に大きな存在感を示したテーマ株は、2017年になっても多大な影響力を維持したまま推移しています。
そのテーマは多岐にわたりますが、これから投資を始める人はもちろん、すでに始めている個人投資家にとっても、決して無視できない銘柄と考えるべきでしょう。
まずは2017年前半のテーマ株の状況を把握した上で、今後注目すべきテーマをチェックしていきましょう。
人工知能(AI)を中心に幅広い分野で見られた技術革新
多くのテーマ株の中でも、2017年最強のテーマ株といわれる人工知能(AI)関連銘柄。
様々な技術分野と結びつくため、実に多くの関連産業に影響をもたらしてきました。
家電や自動車などの製造業、 農林水産、建設土木、通信・情報サービス、流通・販売、運輸、物流、教育・学習、広告・エンタテインメント、医療・介護・福祉などなど、ほとんどすべての業種にかかわるといっても過言ではありません。
そしてこれは一過性のものではなく、日々加速度的に進歩する人工知能(AI)により、市場規模は長きにわたって右肩上がりに拡大していくだろうと予測されています。
「最強のテーマ株」と呼ばれる所以ですね。
注目が集まった人工知能(AI)の派生テーマ株!!
人工知能関連銘柄から派生したテーマ株は、前述の通り多岐にわたります。
2017年前半に盛り上がりを見せた関連テーマ株は、AI用半導体チップ、自動運転車、ドローン、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、IoT、フィンテック、再生医療、ロボットなど、数え上げればキリがありません。
そして、これらの派生テーマ株は、2017年下半期はもちろん、2018年以降も引き続き上昇傾向となるでしょう。
しかし、すべての個別銘柄が均等に上昇していくことはありえませんから、各企業の情報に敏感に反応しなければならないことはいうまでもありません。
2017年上半期に盛り上がったその他のテーマ株は?
人工知能(AI)関連銘柄以外のテーマ株はどうだったでしょうか?
いまや株式市場の三大テーマ株にも数えられる「ソーシャルゲーム関連銘柄」、2020年に開催される「東京オリンピック関連銘柄」、カジノ法案に絡んだ「カジノ関連銘柄」、『結果にコミットする』で一世を風靡した「ライザップ関連銘柄」、スーパーやコンビニと熾烈な競争をおこなっている「ドラッグストア関連銘柄」、客が自身でバーコードを読み取って支払う「セルフレジ関連銘柄」など、身近なテーマ株に目立つ動きがありました。
また、アメリカ・トランプ政権の政策に絡むトランプフレーションと呼ばれる「インフラ関連銘柄」、北朝鮮のミサイル発射などとリンクする「防衛関連銘柄」、クリーンエネルギーとして注目される「メタンハイドレート関連銘柄」、IoTに必須の第5世代移動通信システム「5G」など、国策関連銘柄や比較的規模の大きな産業に絡んだテーマ株、そして「セルロースナノファイバー」や「炭素繊維」などの化学分野関連銘柄も好調に推移しました。
2017年下半期の注目テーマ株一覧
2017年後半には、ノーベル賞授賞式やモーターショー、新機能を備えたiPhone8の発表など、すでに予定されているトピックが目白押しです。
さらには、「 メルカリ」や「スパイバー」「ZMP」など、気になる銘柄の上場も確実視されており、そちらも見逃すことができません。
これらのビッグイベントを把握して、先を読んだアクションを取ることが望ましいでしょう。
例えば、すでに実用化されている技術でも、ノーベル賞を受賞することでさらに株価が上昇することが考えられます。
注目すべきイノベーションが絶え間なく起こりそうな下半期は、各メディアのチェックはもちろん、投資顧問会社などのプロの情報網も活用して見落としをなくしたいところです。
ここでは2017年下半期に上がりそうなテーマ株をご紹介します。
「人工知能(AI)」関連は変わらず最強銘柄
継続的に人気の高いテーマ株を見渡すと、「人工知能関連銘柄」とその「派生銘柄」が多数ランクされていることが分かります。
人工知能関連以外のテーマ株でも、その進歩には人工知能がかかわっていることが多く、なんらかの形でリンクしている可能性があります。
つまり、人工知能関連銘柄に動きがあった場合に、これらの銘柄にも影響することがあるということです。
上半期から人気の高かったテーマには、ゲーム市場以外での利用が進んでいる「VR/AR関連銘柄」や医療や介護、建設分野などでの活躍が見込まれる「ロボット関連銘柄」、財産である情報を盗難・改ざん・破壊から守る「サイバーセキュリティ関連銘柄」、電気自動車(EV)関連銘柄ともリンクする「自動運転車関連銘柄」など、これからも上昇するであろう人口知能関連テーマ株は多数存在します。
「リチウムイオン二次電池」関連銘柄はノーベル賞とも連動
欧州を中心に地球温暖化対策の一環として化石燃料による内燃機関を持つ自動車(ガソリン車・ディーゼル車)の撤廃を発表する国やメーカーが増えてきました。
これにより次世代自動車の方向性は、電気自動車(EV)へと大きくシフトします。
そこで問題となるのが、リチウムイオン二次電池です。
現在のところEVに使うにはまだ能力が足りていませんが、スマホなどのモバイル機器にも必須のパーツですので、2016年のテーマ化と一部銘柄の急騰以来、多くの投資家が注目しています。
また、開発者である旭化成の吉野彰氏らがノーベル賞を受賞する可能性もあり、そうなった場合は株価が大きく動くことが考えられます。
ちなみに、リチウムイオン電池の製造については、高度な技術をもつ日本のメーカーが世界を一歩リードしています。
「リチウムイオン電池部材・部品」「リチウムイオン電池製造装置」関連銘柄も同時にチェックをしておくべきでしょう。
「カーボンナノチューブ」関連銘柄もノーベル賞絡みで要注目
カーボンナノチューブとは、鋼鉄の20倍の強度としなやかさを併せ持ち、かつアルミニウムの半分の軽さを実現、おまけに、電気を通しやすいという夢の新素材です。
半導体や燃料、モーターの素材などに転用できるといわれており、これからのエネルギー問題を解決する可能性を秘めた、今後の需要がさらに見込まれる新技術です。
カーボンナノチューブは1991年に日本で発見されたのですが、量産化には時間がかかりました。
しかし、発見者の飯島澄男教授は2015年に欧州発明家賞を受賞しており、2017年のノーベル賞候補ともいわれています。
もし受賞となれば、カーボンナノチューブ関連銘柄は急騰も考えられます。
ノーベル賞候補の「ゲノム編集」は難病治療にも貢献!!
食料としての動植物を自在に品種改良が可能なゲノム編集。
ゲノムとは、遺伝子(gene:ジーン))と染色体(chromosome:クロモソーム)を合わせた造語で、DNAのすべての遺伝子情報のことです。
このDNAを自在に編集することで生命の設計図を書き換える技術をゲノム編集といいます。
ゲノム編集の効能として、遺伝子が関係する多くの病気から人類を解放する医療分野への応用が期待されますが、一方で望み通りの子どもを産むことも可能になるなど、「神の領域」に踏み込むこととなる倫理的な問題をも内包しています。
その良し悪しは別として、ノーベル賞の候補として有力視されているのは事実。
もし受賞となれば、関連銘柄は大化けする可能性が大です。
「ノーベル賞関連銘柄」は軒並み9月半ばから急騰し始める!
毎年10月に発表されるノーベル賞受賞者。その日が近づくにつれ、ノーベル賞関連銘柄へと物色が向かいやすくなります。
特に、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3分野が株式市場に大きな影響を及ぼします。
ノーベル賞関連銘柄は、9月中旬頃から株価が上がり始め、発表当日に高値を付けるのが例年のパターンです。
過去、テンバガー銘柄が飛び出したこともありますので魅力は十分ですが、受賞日まで持ち越さないことがポイントです。
3年連続で日本人受賞者が出ており、候補と目される方たちには日本人が多数含まれていますから、2017年も注目度は高いと思われます。
そこには作家の村上春樹氏も含まれますが、文学賞を受賞するか否かで大騒動となるのは3年連続の恒例行事。
書店関連銘柄の急騰と急落もありえます。
相次ぐ化石燃料車の廃止宣言で「電気自動車(EV)関連」に波がくる!!
2017年7月に発表された「2040年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止する」というフランスとイギリスの新しい方針は、自動車業界にとって衝撃は小さくなかったのではないでしょうか。
もちろん、昨年ドイツが欧州連合(EU)に対して「2030年までに内燃機関を搭載したクルマの販売禁止」を要求するなど、その流れはすでに織り込み済みではあったはずですが、期限を切られての政策となると、非化石燃料車を早急に開発するしかありません。
国内ではトヨタとマツダが電気自動車(EV)関連の業務資本提携を発表、海外でもボルボやダイムラー(メルセデスベンツ)、ポルシェなどがEVへのシフトをオフィシャルにコメントするなど、自動車業界のベクトルは一気にEVへと傾きました。
これまで国内メーカーが注力していたハイブリッド車や欧州メーカーが主力としていた クリーンディーゼルが否定されてしまったのですから、これはもうやむを得ません。
水素自動車という選択肢はあるものの、インフラを含めて実現可能性が低いこと、そしてEVと自動運転の親和性が高いことなどから、全世界的にEVが主力となることは確定的です。
ただし、問題は電池。現状のリチウムイオン電池では期待される500kmの航続距離は不可能なのです。
シティコミューター以外の車種が作れなければ、この方針は達成しようがありません。
全固体電池とアルカリポリマー電池の進化にも期待がかかりますが、EVの波が来たのは間違いない事実です。
中長期的な視点で電気自動車関連銘柄を購入するのは十分にアリだといえるでしょう。
出展:BMW JAPAN https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/bmw-i/i3/2016/images-videos.html
新型iPhoneも搭載予定。意外な人気銘柄「ワイヤレス充電関連」
スマホにおけるiPhoneのシェアは日本で7割近く、世界でも2割弱を占めています。
つまり、iPhoneの販売状況はそれだけ世界にインパクトを与えるということ。
また、アップル自体の収益の7割もiPhoneによるものですから、力の入れ方が半端ではありません。
2017年秋に発表がウワサされるiPhone8は、iPhone登場10周年の記念モデルとなりそうです。
従来以上の新機能搭載が期待されます。
そのひとつが充電コードを接続することなく充電ができるワイヤレス充電機能で、iPhoneユーザー待望の機能といっていいでしょう。
これを受けて「ワイヤレス充電(給電)関連銘柄」に注目が集まりつつあります。
同様に、iPhone8が搭載するであろう有機ELディスプレーも市場に影響を与えそうです。
「有機EL関連」のテーマ株についても監視する必要があります。
「フィンテック関連」では「ブロックチェーン関連銘柄」が鉄板!!
日本政府は「改正銀行法」などの法整備を進め、2030年を目標とするIoT社会の普及を成長戦略の骨格と位置づけています。
これに伴い、フィンテック育成に向けた規制緩和にも注力する姿勢を示しており、フィンテック関連銘柄はこれからも間違いなく成長するテーマだといえます。
中でもブロックチェーン関連は、非金融分野での利活用が進むことで市場拡大のペースがさらに加速しそうです。
仮想通貨関連についても2016年の「改正資金決済法」の成立によりビジネスが本格化。
仮想通貨の代表格であるビットコインが2017年8月に分裂したことに伴う混乱はありましたが、 現在は元にもどしています。
「ドローン関連銘柄」は今から押さえる必要あり!!
まだまだ発展途上ではありますが、ドローン関連株は要チェック銘柄でしょう。
ドローン自体の課題をクリアする必要があることと法整備が必要な部分がネックではありますが、アマゾンや米セブンイレブン、楽天などがドローンを使用したデリバリーサービスを続々とアナウンスしており、環境さえ整えば、活躍の場は一気に広がると思われます。
すでに撮影の現場ではドローンはなくてはならないツールになっていますし、機動性を活かして災害対策や救助・緊急支援に活用するアイデアを持つ自治体や法人も存在します。
また、レースが開催されるなど、ホビーやスポーツ界でも需要が見込めますし、宅配業界にとっても利用価値はあるはずですので、ドローンの市場拡大は約束されたようなものです。
2017年後半のテーマ株別本命銘柄はコレ!!
注目すべきテーマ株の中でも、特に期待が持てるおすすめ銘柄や化ける可能性のある出遅れ株など、チェックが必要な銘柄はいくつもあります。
関連分野全体を見ながら、ある程度銘柄を絞り込んでいってみましょう。
ここでは、注目度の高い人気銘柄、そして期待値の高い銘柄をご紹介します。
人工知能(AI)関連銘柄
【2488】日本サード・パーティ
日本サード・パーティ(2488)は、海外IT企業の保守点検受託からIT研修事業などに事業をシフト、ソフト開発もおこなう企業です。
あえて独自AI技術を持たずにIBMワトソンやグーグルといったAIエンジンに対する知見と評価を高めることで「顧客にとって最適なAI環境」を提供し、設計から開発、保守運用までトータルサポートを行うことを強みとしています。
2017年4月にはデル日本法人とマスターリレーションシップ契約を締結、6月にはAI用半導体チップで有名な米半導体メーカーNVIDIA社とのトレーニングパートナープログラムに参加するなど、市場で注目されています。
創業30周年にあたる今年は、 長年培ってきた専門技術を活用した人工知能(AI)サービス「Third AI(サードアイ)」を立ち上げました。
リチウムイオン二次電池関連銘柄
【4080】田中化学研究所
田中化学研究所(4080)は、リチウムイオン電池やニッケル水素電池の正極材を手掛ける企業で、二次電池に使われる正極材料が主要製品となる二次電池材の大手です。
2015年に上昇率502.6%の急騰を見せるなど、リチウムイオン関連のニュースが報道されると高い確率で株価が上昇します。
2016年には住友化学との資本業務提携契約に基づき、車載用途を中心とした次世代リチウムイオン二次電池の正極材の共同開発に着手。現時点で有望と思われるハイニッケル系材料を含めた幾つかの品目を見出しています。
また、増資分をリチウムイオン電池関連製品の設備投資に充てるとのことで、期待度はさらに高まります。
時価総額が大きすぎず、値動きが重くないのも魅力的ですし、間違いなくリチウムイオン電池関連銘柄の本命のひとつといえるでしょう。
カーボンナノチューブ関連銘柄
【4205】日本ゼオン
塩ビ素材からスタートするも、後に転換。
日本ゼオン(4205)は合成ゴム、耐油性特殊ゴム分野で世界的な企業となりました。
高機能材も扱っており、2015年11月には世界初となるスーパーグロース・カーボンナノチューブの量産工場を完成させ、株式市場へ絶大なインパクトを与えました。
2016年6月にはカーボンナノチューブ実用化連携研究ラボを設立し、高熱電動高分子複合素材の開発や高効率カーボンナノチューブ合成技術の開発など幅広く事業を展開するなど、世界をリードする技術を持つ企業です。
今後は、世界中からオーダーが殺到する可能性を秘めています。
医療・製薬・バイオ関連銘柄
【4974】タカラバイオ
タカラバイオ(4974)は、遺伝子研究用試薬や理化学機器販売が主力の企業です。
2013年7月に韓国のゲノム編集関連企業ToolGen社と業務提携し、ゲノム編集技術に関連する受託サービスを開始しました。
また、2014年10月には
同社の時価総額は約1,723億円(2017年8月18日現在)と関連銘柄の中でも特に規模が大きな企業になりますが、材料が出た際には大きく値動きを見せたり、真っ先に買いが向かうことから、同社がゲノム編集関連銘柄の中でも本命視されるのは当然かもしれません。
ノーベル賞関連銘柄(がん治療薬・ オプジーボ)
【4528】小野薬品工業
小野薬品工業(4528)は、ノーベル生理学・医学賞候補である本庶佑博士の研究チームが開発に携わったヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体医薬品「オプジーボ」の共同開発に成功。
2015年にはオプジーボの売上げが業績に反映されて株価が大きく動き始め、2013年の安値889円から、2016年4月に高値5,880円の年初来高値を更新する動きを見せました。
2017年の株価はほぼ横ばいで推移していますが、今年のノーベル生理学・医学賞の本命は、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も「PD-1」だと注目しているそうです。
よって、PD-1を発見した本庶佑博士とオプジーボを共同開発し販売する小野薬品工業は、関連銘柄の本命といって差し支えないでしょう。
電気自動車関連銘柄
【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーション
ジーエス・ユアサコーポレーション(6674)はこのテーマの本命として注目の銘柄です。
2017年8月に、「電気自動車(EV)の走行距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも開始する」と報じられました。
これはEVのネックである走行距離の問題をクリアする材料として、EV関連業界の大きなブレークスルーとなりえます。
このニュースにより、同社は株価を大幅に伸ばしました。時価総額の規模が大きい銘柄なので値動きはやや重めですが、これまであまり物色されていなかった分、いきなり存在感を高めた出遅れ株として考えることもできます。
ワイヤレス充電関連銘柄
【6981】村田製作所
現在主流のワイヤレス充電規格は「Qi(チー)」という電磁誘導方式ですが、この規格の推進団体にアップルが加盟したと報じられたことから、iPhone8にワイヤレス充電機能が搭載されるとウワサされています。
村田製作所(6981)は電子部品大手で、スマホ向けコンデンサーなどの電子部品を数多く手掛けています。
iPhoneの部品などを製造をしていることからもアップル関連銘柄の本命と目されています。
同社の株価は2012年11月の安値3,690円から右肩上がりで上昇、2015年7月には高値22,220円を付けました。
上昇率はナント602.1%です。現在は約17,000円と少し落としていますが、新作のiPhoneが発表される時には必ずといっていいほど注目される本命銘柄ですから、新型発表前の今がチャンスかもしれません。
フィンテック関連銘柄 ( ブロックチェーン関連銘柄)
【2315】 カイカ(旧SJI)
2017年2月にSJIから現在のカイカに商号変更した企業です。
2016年にテックビューロ株式会社とブロックチェーン技術の実証実験と販売に向けての協業を行うと発表。
さらにプライベート・ブロックチェーンプラットフォーム「mijin」の販売を含む、幅広い分野での業務提携をしました。
2017年8月7日には、リネットジャパングループと仮想通貨およびブロックチェーン技術を活用したネットリユース事業における実証実験を共同で開始するとも発表しています。
現在ネクスグループ傘下で経営再建中ながら、金融分野でのシステム開発においては確かな実績があるカイカ。
ブロックチェーンを応用することで、次世代の金融システム開発が可能となり、大幅に収益性を高めていくことも想定できます。
他の銘柄に比べまだまだ大穴株的な要素を秘めているブロックチェーン関連銘柄として注目しておきたいところです。
ドローン関連銘柄
【2667】イメージワン
ドローンとは遠隔操作もしくは自動制御(オート)で飛行・走行できる無人機の総称です。
元々は軍事利用されていたものですが、近年では災害救助や救援物資の配送だけでなく、空撮や商品の宅配などさまざまなことに利用され始めています。
イメージワン(2667)はマイクロドローンズ社製のUAV(小型無人飛行機)でドローンソリューションを展開していることから、ドローン関連で検索すると 必ず取り上げられる銘柄。
チャートも上昇トレンドを継続中で、今後の株価に大きな期待が持てます。
同社は衛星画像の販売から始まった企業で、自社で開発を手掛ける医療画像システムが現在の柱。
遠隔医療関連銘柄・電子カルテ関連銘柄としても注目されており、ドローンを含めてテーマ性は豊富です。
値動きの軽さも魅力で、2015年から2016年にかけて3倍強の株価急騰を見せたこともあり、注目の銘柄です。
まとめ:2017年下期はノーベル賞発表を筆頭にトピックが続々!!
2017年下半期は、上半期同様、テーマ株が中心となって動いていくことは間違いないでしょう。
特に、影響の大きなイベントがいくつも予定されているため、それらの関連銘柄や関連テーマが活発な動きを見せる可能性が高いと考えられます。
まず外してはいけないのが、秋に発表となるノーベル賞関連。
そしてほぼ確実なウワサとして世に知れ渡っているiPhone8の発表。
いずれも情報のスピードがキモとなりますから、プロの力を利用して、少しでも早くにアクションを起こしたいものです。
同時に、中長期的に見ていくテーマも少なからず存在します。
例えば、電気自動車(EV)とリチウムイオン電池といったテーマ。
現在、どの銘柄も必死に開発を続けていますが、すぐに実用化できるというものではありません。
それらの銘柄は、数年かけて芽を出すと認識しておくべきでしょう。
特に、リチウムイオン電池。
今のところは他に比べて開発が大きく先行しており、しばらくはリチウムイオン電池、そしてその関連銘柄が注目を集めることが続きそうです。
しかし、「全固体電池」はすでにテーマ化して上位にランクされるほどの人気です。
「アルカリポリマー電池」は先日発表されたばかりの新技術ですから今後の動きを見守る必要がありますが、量産化が可能となれば一気に上がる銘柄となることは間違いありません。
新しい技術と情報のスピード、それ次第で株価はいきなり大きく変動することが十分にありえます。
信頼できる投資顧問会社を選んでサポートを受けることをオススメします。
テーマ株投資に役立つ!オススメの株情報サイト【新生ジャパン投資】
「新生ジャパン投資」は、かつてラジオNIKKEI第1で毎週火曜に配信していた株式情報番組「株教室」(※現在は放送終了)でコメンテーターをしていた株の大魔神『高山緑星』こと「前池英樹」が代表を務めている株情報サイトです。
株初心者の方はご存じないかもしれませんが、20年以上にわたり数多くの大化け銘柄を輩出し続け、相場界のレジェンドとまで言われているのが『高山緑星』こと「前池英樹」です。
証券コード | 推奨銘柄 | 配信時株価 | 高値 | 推移 |
---|---|---|---|---|
5595 | QPS研究所 | 943 | 4,975 | 3ヵ月で5.27倍 |
3778 | さくらインターネット | 2,160 | 10,980 | 2ヵ月で5.08倍 |
5586 | Laboro.AI | 686 | 2,999 | 5ヵ月で4.37倍 |
7003 | 三井E&S | 691 | 2,898 | 3ヵ月で4.19倍 |
4011 | ヘッドウォータース | 6,320 | 20,490 | 5ヵ月で3.24倍 |
2970 | グッドライフカンパニー | 1,590 | 5,090 | 6ヵ月で3.20倍 |
3744 | サイオス | 412 | 1,285 | 1ヵ月で3.11倍 |
2160 | ジーエヌアイグループ | 1,390 | 3,865 | 7ヵ月で2.78倍 |
5285 | ヤマックス | 718 | 1,985 | 7ヵ月で2.76倍 |
4107 | 伊勢化学工業 | 8,080 | 20,750 | 7ヵ月で2.56倍 |
上記のような大化けを見せた銘柄はなんと無料で閲覧できる【朝刊】にて「本日の無料推奨銘柄」として紹介されていた銘柄です。
テーマ性を重視することで比較的短期間での上昇が狙える銘柄も多く、無料配信ながら上記のような大化けをするケースも。上記は極端かもしれませんが他にも比較的高いパフォーマンスとなっており、無料でチェックするには十分すぎる結果を残していると言えます。
ここまで相場の流れに上手く乗れていないと少しでも思われる方は、相場の流れに沿ったテーマ株を配信してきている「新生ジャパン投資」のような株情報サイトをチェックしておくことをオススメします。
株は“その時々の強いテーマ株を上手く狙えるかどうか”で日々の収支が大きく違ってくるかと思いますが、世の中が大きく変わった2020年、2021年にかけてだとコロナウイルス関連銘柄(ワクチン関連株・バイオ株)や、ウィズコロナ関連銘柄(テレワーク関連株や巣ごもり消費関連株など)、そして2023年生成AIが人気化したことをきっかけとしたAI関連株全般など、上手く狙えた人と狙えなかった人とで大きく収支の差があるのではないでしょうか。
テーマ性の流れに沿った銘柄を上手く狙えた方は結構な利益を得れているのではないかと思いますが、今後これからまた色々とテーマ性を強めてくる銘柄はあるかと思うので、効率良く期待値が高い情報を集め収益性が高いテーマ株投資をしていきたいと思われる方は、「新生ジャパン投資」のような業界で著名な方が顔を出していて、利益に繋がる銘柄情報を配信してきているサイトをチェックしておくのがベターかと思います。
今、新生ジャパン投資から"次なる大化け候補株1銘柄"を無料で配信してもらうことができますが、長きにわたり大化け銘柄を輩出し続けてきている相場界のレジェンドの銘柄発掘力を体感できるかと思いますので、利益に繋がる銘柄を知り、チャンスを逃さずしっかりと資産を形成していきたいと思われる方は、この無料で試せる機会をぜひ活用してみて下さい。↓↓